JPH0633340Y2 - 含湿粉粒体の流動層乾燥機 - Google Patents
含湿粉粒体の流動層乾燥機Info
- Publication number
- JPH0633340Y2 JPH0633340Y2 JP1986186881U JP18688186U JPH0633340Y2 JP H0633340 Y2 JPH0633340 Y2 JP H0633340Y2 JP 1986186881 U JP1986186881 U JP 1986186881U JP 18688186 U JP18688186 U JP 18688186U JP H0633340 Y2 JPH0633340 Y2 JP H0633340Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- ring
- bed dryer
- shaped partition
- granular material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は溶接用フラックス等の粉粒体の流動層乾燥機
に関するものである。
に関するものである。
(従来の技術と問題点) 一般に流動層乾燥機は第2図に示す如く、底面が多孔板
5で作られた容器内4に粉粒体6を入れ、多孔板5の下
より熱風(矢印A)を吹き上げることにより、粉粒体6
を浮遊させながら粉粒体と熱風の間で熱交換を行なわ
せ、粉粒体6から水分を除去させるもので、 (1)粉粒体の個々に熱風が接触するため均一な乾燥が
できる。
5で作られた容器内4に粉粒体6を入れ、多孔板5の下
より熱風(矢印A)を吹き上げることにより、粉粒体6
を浮遊させながら粉粒体と熱風の間で熱交換を行なわ
せ、粉粒体6から水分を除去させるもので、 (1)粉粒体の個々に熱風が接触するため均一な乾燥が
できる。
(2)熱風を媒介として流動するため形状が崩れにく
い。
い。
(3)装置の構造が簡単である。
ことから6粉粒体6の乾燥として広く使用されていて、
特にリング状隔壁3を設けたオーバーフロー式タイプは
小型で場所を取らないことから多用されている。
特にリング状隔壁3を設けたオーバーフロー式タイプは
小型で場所を取らないことから多用されている。
なお第2図で7はかく拌機で定速回転(矢印B)し粉粒
体の流動を促進して均一に乾燥するようにする。10は熱
風導入筒で、多孔板5は該熱風導入筒10に固定具11で固
定され、そしてリング状隔壁3は多孔板5上に載置され
る。これらは外壁12で囲まれ、外壁12の上部に熱風排出
口13が、又下部には乾燥後の粉粒体の排出口が設けられ
ている。1は含湿粉粒体ホッパー、2,14はそれぞれ投入
ベルトコンベア、排出ベルトコンベアを示す。
体の流動を促進して均一に乾燥するようにする。10は熱
風導入筒で、多孔板5は該熱風導入筒10に固定具11で固
定され、そしてリング状隔壁3は多孔板5上に載置され
る。これらは外壁12で囲まれ、外壁12の上部に熱風排出
口13が、又下部には乾燥後の粉粒体の排出口が設けられ
ている。1は含湿粉粒体ホッパー、2,14はそれぞれ投入
ベルトコンベア、排出ベルトコンベアを示す。
このような従来装置の問題点として、リング状隔壁3が
全周にわたって均一高さであることから、粉粒体6の流
動層(リング状隔壁3内の粉粒体層)の厚さがほぼリン
グ状隔壁3高さとなり、粉粒体6の排出部分が特定せ
ず、投入されて即排出されることもあった。つまり乾燥
時間が不特定で未乾燥のまま排出される場合もあり、製
品の品質にバラツキを生じ管理が困難であった。
全周にわたって均一高さであることから、粉粒体6の流
動層(リング状隔壁3内の粉粒体層)の厚さがほぼリン
グ状隔壁3高さとなり、粉粒体6の排出部分が特定せ
ず、投入されて即排出されることもあった。つまり乾燥
時間が不特定で未乾燥のまま排出される場合もあり、製
品の品質にバラツキを生じ管理が困難であった。
本考案はこれらの欠点を解決すべくなされたもので、含
湿粉粒体の乾燥が良好な状態で実施できる乾燥機を提供
することを目的とする。
湿粉粒体の乾燥が良好な状態で実施できる乾燥機を提供
することを目的とする。
(問題点を解決するための手段・作用) 即ち本考案は、熱風導入筒に固定した多孔板上にリング
状隔壁を設けた粉粒体のオーバーフロー式流動層乾燥機
において、リング状隔壁の容器内に粉粒体のかく拌機を
設け、粉粒体投入口のリング状隔壁より低く切り欠かれ
た粉粒体排出用の切欠部を粉粒体投入口の反対側に設け
たことを特徴とする含湿粉粒体の流動層乾燥機である。
状隔壁を設けた粉粒体のオーバーフロー式流動層乾燥機
において、リング状隔壁の容器内に粉粒体のかく拌機を
設け、粉粒体投入口のリング状隔壁より低く切り欠かれ
た粉粒体排出用の切欠部を粉粒体投入口の反対側に設け
たことを特徴とする含湿粉粒体の流動層乾燥機である。
以下に本考案の流動層乾燥機の具体例を第1図により詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図において第2図と同一部分には同一番号を付す。
第1図で30はリング状隔壁で、該隔壁には粉粒体排出用
の切欠部18が設けられ、粉粒体の排出部分を特定してい
る。本例では該切欠部18を投入ベルトコンベアと反対側
に設けている。
第1図で30はリング状隔壁で、該隔壁には粉粒体排出用
の切欠部18が設けられ、粉粒体の排出部分を特定してい
る。本例では該切欠部18を投入ベルトコンベアと反対側
に設けている。
又リング状隔壁30に2本の昇降バー16が接続されてお
り、容器4の掃除や多孔板交換の際にこの昇降バー16は
図示しないシリンダーにより上方に引上げられる。な
お、流動乾燥時には多孔板5は隔壁30によって熱風導入
筒10に押し当てられ固定される。
り、容器4の掃除や多孔板交換の際にこの昇降バー16は
図示しないシリンダーにより上方に引上げられる。な
お、流動乾燥時には多孔板5は隔壁30によって熱風導入
筒10に押し当てられ固定される。
投入ベルト2より落下してきた粉粒体6は、容器4内で
かく拌機7によりかく拌方向(矢印B)に移動しながら
流動乾燥状態となる。十分に乾燥された粉粒体は、軽く
なって流動層上部に移動し、粉粒体排出用の切欠部18か
ら排出される。
かく拌機7によりかく拌方向(矢印B)に移動しながら
流動乾燥状態となる。十分に乾燥された粉粒体は、軽く
なって流動層上部に移動し、粉粒体排出用の切欠部18か
ら排出される。
本考案によればリング状隔壁は投入ベルトコンベア側が
高くなっており、未乾燥の粉粒体が直接外へでたりする
ことがなく十分乾燥ができる。また容器内の粉粒体が増
加して来ると切欠部から乾燥品が排出されるため、常に
一定量の粉粒体が容器内に維持できるため十分な流動層
が形成される。
高くなっており、未乾燥の粉粒体が直接外へでたりする
ことがなく十分乾燥ができる。また容器内の粉粒体が増
加して来ると切欠部から乾燥品が排出されるため、常に
一定量の粉粒体が容器内に維持できるため十分な流動層
が形成される。
なお、かく拌機7を上下可動に構成し、流動乾燥初期に
は多孔板に近接させその後若干上昇させて通常の流動乾
燥に移行させるようにすれば、含湿粉粒体が多孔板5に
付着、成長して粉粒体の流動をさまたげる事態を回避で
きるので都合が良い。
は多孔板に近接させその後若干上昇させて通常の流動乾
燥に移行させるようにすれば、含湿粉粒体が多孔板5に
付着、成長して粉粒体の流動をさまたげる事態を回避で
きるので都合が良い。
(考案の効果) 本考案の含湿粉粒体の流動層乾燥機によれば、未乾燥の
粉粒体が直接外へ出たりすることがなく、また容器内の
粉粒体が増加してくると切欠部から乾燥品が排出され常
に一定量の粉粒体が容器内に維持できるため、簡単な構
成にもかかわらず常に十分乾燥され品質の安定した粉粒
体が得られるので、そのメリットは大きい。
粉粒体が直接外へ出たりすることがなく、また容器内の
粉粒体が増加してくると切欠部から乾燥品が排出され常
に一定量の粉粒体が容器内に維持できるため、簡単な構
成にもかかわらず常に十分乾燥され品質の安定した粉粒
体が得られるので、そのメリットは大きい。
第1図は本考案の具体例を示す斜視図、第2図は従来例
を示す断面側面図である。 3,30……リング状隔壁、5……多孔板、6……粉粒体、
7……かく拌機、10……熱風導入筒、18……切欠部。
を示す断面側面図である。 3,30……リング状隔壁、5……多孔板、6……粉粒体、
7……かく拌機、10……熱風導入筒、18……切欠部。
Claims (1)
- 【請求項1】熱風導入筒に固定した多孔板上にリング状
隔壁を設けた粉粒体のオーバーフロー式流動層乾燥機に
おいて、リング状隔壁の容器内に粉粒体のかく拌機を設
け、粉粒体投入口のリング状隔壁より低く切り欠かれた
粉粒体排出用の切欠部を粉粒体投入口の反対側に設けた
ことを特徴とする含湿粉粒体の流動層乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986186881U JPH0633340Y2 (ja) | 1986-12-05 | 1986-12-05 | 含湿粉粒体の流動層乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986186881U JPH0633340Y2 (ja) | 1986-12-05 | 1986-12-05 | 含湿粉粒体の流動層乾燥機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6392192U JPS6392192U (ja) | 1988-06-15 |
JPH0633340Y2 true JPH0633340Y2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=31136845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986186881U Expired - Lifetime JPH0633340Y2 (ja) | 1986-12-05 | 1986-12-05 | 含湿粉粒体の流動層乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0633340Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111023703A (zh) * | 2019-11-26 | 2020-04-17 | 河北海创建材有限公司 | 一种高效节能流化煅烧机 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4928254U (ja) * | 1972-06-10 | 1974-03-11 | ||
JPS60196588A (ja) * | 1984-03-19 | 1985-10-05 | 株式会社環境総研コンサルタント | 粉粒体の乾燥・冷却装置 |
-
1986
- 1986-12-05 JP JP1986186881U patent/JPH0633340Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6392192U (ja) | 1988-06-15 |
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