JPS6135835Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6135835Y2 JPS6135835Y2 JP7910082U JP7910082U JPS6135835Y2 JP S6135835 Y2 JPS6135835 Y2 JP S6135835Y2 JP 7910082 U JP7910082 U JP 7910082U JP 7910082 U JP7910082 U JP 7910082U JP S6135835 Y2 JPS6135835 Y2 JP S6135835Y2
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- Japan
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- pipe
- mounting plate
- spool
- mounting
- hole
- Prior art date
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- Expired
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 9
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Landscapes
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えばカークーラー用配管等のパイ
プ接続装置に係り、特にパイプの廻り止め手段の
改良に関する。
プ接続装置に係り、特にパイプの廻り止め手段の
改良に関する。
従来、カークーラー用配管をコンプレツサ容器
等の取付壁に接続する手段としては、第1図に示
すように取付壁1に添接される取付板4のパイプ
挿通用孔4aを貫通するパイプ2の端末近くに径
の大きくなつたスプール3を形成し、このスプー
ル3をパイプ挿通用孔4aの拡大孔部4bに嵌入
し、スプール3と取付壁1との間にOリング5を
介装するとともに、取付板4をねじ6で締付ける
方法を採つている。そして、パイプ2の廻り止め
としては、第2図に示すように取付板4の拡大孔
部4bおよびスプール3を非円形とする方法が採
られている。
等の取付壁に接続する手段としては、第1図に示
すように取付壁1に添接される取付板4のパイプ
挿通用孔4aを貫通するパイプ2の端末近くに径
の大きくなつたスプール3を形成し、このスプー
ル3をパイプ挿通用孔4aの拡大孔部4bに嵌入
し、スプール3と取付壁1との間にOリング5を
介装するとともに、取付板4をねじ6で締付ける
方法を採つている。そして、パイプ2の廻り止め
としては、第2図に示すように取付板4の拡大孔
部4bおよびスプール3を非円形とする方法が採
られている。
しかしながら、この種の廻り止め方法では、ス
プールおよび取付板の孔部の加工が容易でないた
めコスト高となる欠点があり、またパイプおよび
取付板がAl,Cuあるいはその合金等の軟質材料
で形成されている場合には、比較的小さな外力で
もパイプおよび取付板の孔部の形状がくずれ、廻
り止めとして充分に機能しないという欠点もあ
る。
プールおよび取付板の孔部の加工が容易でないた
めコスト高となる欠点があり、またパイプおよび
取付板がAl,Cuあるいはその合金等の軟質材料
で形成されている場合には、比較的小さな外力で
もパイプおよび取付板の孔部の形状がくずれ、廻
り止めとして充分に機能しないという欠点もあ
る。
本考案はかかる従来の問題点を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、加工
が容易でしかもパイプの軸廻りの回動を有効に防
止することができるパイプ接続装置を提供するに
ある。
なされたもので、その目的とするところは、加工
が容易でしかもパイプの軸廻りの回動を有効に防
止することができるパイプ接続装置を提供するに
ある。
本考案は、取付板の拡大孔部およびスプール相
互に軸方向に対向する面のうちの一方の高硬度の
面に凹凸を設け、取付板とスプールとを軸方向に
圧接して前記凹凸を他方の面に食い込ませ、かつ
取付板の反取付壁側の面にパイプ周りのかしめ加
工を施したことを特徴とする。
互に軸方向に対向する面のうちの一方の高硬度の
面に凹凸を設け、取付板とスプールとを軸方向に
圧接して前記凹凸を他方の面に食い込ませ、かつ
取付板の反取付壁側の面にパイプ周りのかしめ加
工を施したことを特徴とする。
以下、本考案を第3図および第4図に示す一実
施例に基づいて説明する。
施例に基づいて説明する。
第3図において11は例えばコンプレツサ容器
等の取付壁であり、この取付壁11にはパイプ1
2の先端部が挿入されるパイプ挿通用孔11aが
穿設されている。このパイプ12は、例えばAl
等の軟質材料で丸筒状に形成され、その先端から
やや内側寄りの部位には、径の拡大されたスプー
ル13が一体に成形されている。そして、このス
プール13は、成形後の熱処理により例えば硬度
70HV程度に設定されている。前記パイプ12に
はまた、中心のパイプ挿通用孔14aを介してパ
イプ12と同材質のドーナツ円板状その他任意形
状の取付板14が嵌め込まれ、前記孔14aのス
プール13に対向する部位には、スプール13の
軸方向長さ、すなわちスプールの厚さよりもやや
短寸法の深さを有する拡大孔部14bが形成され
ている。そして取付板14は、第3図に示すよう
に拡大孔部14b内にスプール13を嵌入した状
態でねじ16を介して取付壁11に締付け固定さ
れ、またスプール13と取付壁11との間には、
漏れ止め用のOリング15が介装されている。
等の取付壁であり、この取付壁11にはパイプ1
2の先端部が挿入されるパイプ挿通用孔11aが
穿設されている。このパイプ12は、例えばAl
等の軟質材料で丸筒状に形成され、その先端から
やや内側寄りの部位には、径の拡大されたスプー
ル13が一体に成形されている。そして、このス
プール13は、成形後の熱処理により例えば硬度
70HV程度に設定されている。前記パイプ12に
はまた、中心のパイプ挿通用孔14aを介してパ
イプ12と同材質のドーナツ円板状その他任意形
状の取付板14が嵌め込まれ、前記孔14aのス
プール13に対向する部位には、スプール13の
軸方向長さ、すなわちスプールの厚さよりもやや
短寸法の深さを有する拡大孔部14bが形成され
ている。そして取付板14は、第3図に示すよう
に拡大孔部14b内にスプール13を嵌入した状
態でねじ16を介して取付壁11に締付け固定さ
れ、またスプール13と取付壁11との間には、
漏れ止め用のOリング15が介装されている。
前記拡大孔部14bの軸方向底部には、第4図
に示すようにダイヤカツト状の凹凸17が形成さ
れており、この凹凸17は熱処理により前記スプ
ール13よりも高硬度の例えば120HV程度に設定
されている。そして、この凹凸17は、スプール
13と取付板14とを軸方向に押圧することによ
りスプール13に食い込んで両者を一体化するよ
うになつている。また、前記取付板14の取付壁
11と反対面には、第3図および第4図に示すよ
うにパイプ挿通用孔14a周りにリング溝18状
にかしめによる凹入部が形成され、スプール13
と取付板14とを一体に連結した後に前記リング
溝18が凹入形成されるように軸方向押圧による
かしめ加工を施すことにより、溝18から半径方
向内方へ材料が塑性変形してパイプ12の外壁に
接し、パイプ12の廻りに押圧される。なお、か
しめは他の方法で行なつてもよい。
に示すようにダイヤカツト状の凹凸17が形成さ
れており、この凹凸17は熱処理により前記スプ
ール13よりも高硬度の例えば120HV程度に設定
されている。そして、この凹凸17は、スプール
13と取付板14とを軸方向に押圧することによ
りスプール13に食い込んで両者を一体化するよ
うになつている。また、前記取付板14の取付壁
11と反対面には、第3図および第4図に示すよ
うにパイプ挿通用孔14a周りにリング溝18状
にかしめによる凹入部が形成され、スプール13
と取付板14とを一体に連結した後に前記リング
溝18が凹入形成されるように軸方向押圧による
かしめ加工を施すことにより、溝18から半径方
向内方へ材料が塑性変形してパイプ12の外壁に
接し、パイプ12の廻りに押圧される。なお、か
しめは他の方法で行なつてもよい。
次に接続方法について説明する。
接続に際しては、まず、取付板14に設けた拡
大孔部14bの軸方向底面を鍛圧加工して凹凸1
7を形成し、その後の熱処理により凹凸17を例
えば120HV程度の硬度とする。なお、鍛圧加工に
伴なう加工硬化により充分な硬度が得られる場合
には熱処理は省略してもよい。
大孔部14bの軸方向底面を鍛圧加工して凹凸1
7を形成し、その後の熱処理により凹凸17を例
えば120HV程度の硬度とする。なお、鍛圧加工に
伴なう加工硬化により充分な硬度が得られる場合
には熱処理は省略してもよい。
次いで、この取付板14をそのパイプ挿通用孔
14aを介して、予めスプール13を形成したパ
イプ12に嵌め込む。なお、熱処理によりスプー
ル13の硬度は例えば70HV程度としておく。
14aを介して、予めスプール13を形成したパ
イプ12に嵌め込む。なお、熱処理によりスプー
ル13の硬度は例えば70HV程度としておく。
次いで、スプール13を取付板14の拡大孔部
14bに嵌入してプレス等で軸方向に押圧する。
すると、相対的に高硬度の凹凸17がスプール1
3の対向面に食い込み両者が一体化される。
14bに嵌入してプレス等で軸方向に押圧する。
すると、相対的に高硬度の凹凸17がスプール1
3の対向面に食い込み両者が一体化される。
次いで、取付板14のリング溝18の位置にパ
イプ12周りのかしめ加工を施し、パイプ12と
取付板14を一体にする。
イプ12周りのかしめ加工を施し、パイプ12と
取付板14を一体にする。
次いで、パイプ12と取付板14との組立体の
パイプ先端を取付壁11の孔11aに挿入し、取
付板14をOリング15を介してねじ16で取付
壁11に締付固定する。すると、スプール13と
取付板14とは相互に軸方向に押圧された状態で
位置固定され、凹凸17はスプール13に食い込
んだ状態で保持される。これにより、取付板14
に対するパイプ12の回動が完全に不能となる。
パイプ先端を取付壁11の孔11aに挿入し、取
付板14をOリング15を介してねじ16で取付
壁11に締付固定する。すると、スプール13と
取付板14とは相互に軸方向に押圧された状態で
位置固定され、凹凸17はスプール13に食い込
んだ状態で保持される。これにより、取付板14
に対するパイプ12の回動が完全に不能となる。
なお、前記実施例においては取付板14の拡大
孔部14bに凹凸17を設けてあるが、逆にスプ
ール13を相対的に高硬度としこのスプール13
の取付板との対向面に凹凸17を設けるようにし
てもよい。
孔部14bに凹凸17を設けてあるが、逆にスプ
ール13を相対的に高硬度としこのスプール13
の取付板との対向面に凹凸17を設けるようにし
てもよい。
以上説明したように、本考案は、スプールある
いは取付板の拡大孔部のうちの相対的に高硬度の
一方の対向面に凹凸を設け、この凹凸を対向する
他の面に食い込ませるとともに、取付板の反取付
壁側の面にパイプ周りのかしめ加工を施すように
しているので、パイプの軸周りの回動を有効に防
止することができる。また、従来のように取付板
の孔部およびパイプを非円形状に加工することを
要せず、しかも凹凸は鍛圧加工等により極めて容
易に加工することができるので、各部品の各部品
の製作が容易で量産が可能である。本考案では、
取付板とパイプを同じ材料で作り、熱処理条件の
差で両者に硬度差をつけることができる。
いは取付板の拡大孔部のうちの相対的に高硬度の
一方の対向面に凹凸を設け、この凹凸を対向する
他の面に食い込ませるとともに、取付板の反取付
壁側の面にパイプ周りのかしめ加工を施すように
しているので、パイプの軸周りの回動を有効に防
止することができる。また、従来のように取付板
の孔部およびパイプを非円形状に加工することを
要せず、しかも凹凸は鍛圧加工等により極めて容
易に加工することができるので、各部品の各部品
の製作が容易で量産が可能である。本考案では、
取付板とパイプを同じ材料で作り、熱処理条件の
差で両者に硬度差をつけることができる。
第1図は従来例を示す断面図、第2図は第1図
の右側面図、第3図は本考案の一実施例を示す断
面図、第4図はスプールと取付板との連結方法を
示す上半断面図である。 11……取付壁、11a,14a……パイプ挿
通用孔、12……パイプ、13……スプール、1
4……取付板、14b……拡大孔部、16……ね
じ、17……凹凸、18……かしめによるリング
溝。
の右側面図、第3図は本考案の一実施例を示す断
面図、第4図はスプールと取付板との連結方法を
示す上半断面図である。 11……取付壁、11a,14a……パイプ挿
通用孔、12……パイプ、13……スプール、1
4……取付板、14b……拡大孔部、16……ね
じ、17……凹凸、18……かしめによるリング
溝。
Claims (1)
- 取付壁に添接すべき取付板にパイプ挿通用孔を
貫設し、この孔の取付壁側を拡大孔部とし、取付
壁には、取付板のパイプ挿通用孔と同軸的にパイ
プ挿通用孔を形成し、一方、パイプには径の増大
したスプールを設け、スプールが取付板の前記拡
大孔部に嵌合した状態で取付壁および取付板のパ
イプ挿通用孔にパイプを挿通し、取付板を取付壁
に固定してなるパイプ接続装置において、前記取
付板の拡大孔部およびスプールの相互に軸方向に
対向する面のうちのいずれか一方を高硬度の面と
し、それに凹凸を設け、取付板とスプールとを軸
方向に圧接して前記凹凸を他方の面に食い込ま
せ、かつ取付板の反取付壁側の面にパイプ周りの
かしめ加工を施したことを特徴とするパイプ接続
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7910082U JPS58182090U (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | パイプ接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7910082U JPS58182090U (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | パイプ接続装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58182090U JPS58182090U (ja) | 1983-12-05 |
JPS6135835Y2 true JPS6135835Y2 (ja) | 1986-10-17 |
Family
ID=30088296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7910082U Granted JPS58182090U (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | パイプ接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58182090U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4527895B2 (ja) * | 2001-03-22 | 2010-08-18 | 積水化学工業株式会社 | 樹脂サドル付き分水栓 |
JP6353266B2 (ja) * | 2014-04-17 | 2018-07-04 | 株式会社荏原製作所 | 冷却装置、及び、基板処理装置 |
-
1982
- 1982-05-31 JP JP7910082U patent/JPS58182090U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58182090U (ja) | 1983-12-05 |
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