JPH0538247Y2 - - Google Patents

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JPH0538247Y2
JPH0538247Y2 JP11958587U JP11958587U JPH0538247Y2 JP H0538247 Y2 JPH0538247 Y2 JP H0538247Y2 JP 11958587 U JP11958587 U JP 11958587U JP 11958587 U JP11958587 U JP 11958587U JP H0538247 Y2 JPH0538247 Y2 JP H0538247Y2
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JP
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annular groove
hub
tapered annular
tapered
shaft
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  • Clamps And Clips (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はハブと軸体とを固定する固定装置にお
ける固定解除装置に関する。
〔従来の技術〕
第5,6図に示す如く、一対の互いに対向する
フランジハブ2,4のフランジ2a,4aの一方
2aをボルト3によつて板ばね6に連結し、他方
4aをボルト5によつて板ばね6に連結し、前記
フランジハブ2,4を軸8,10に固定する装置
において、前記フランジハブ2,4に、軸方向に
向けて徐々に幅が増大するようにテーパー環状溝
12,14を形成し、該テーパー環状溝12,1
4に、一側から他側へと徐々に厚さが薄く形成さ
れた雄テーパーリング16,18を嵌入配置し、
雄テーパーリング16,18に設けたボルト挿入
孔20にボルト22をスライド自在に挿入し、こ
のボルト22をフランジハブ2,4に形成したね
じ穴24,26にねじ込んで、前記雄テーパーリ
ング16,18の内径面を前記テーパー環状溝1
2,14の内側のテーパー面12a,14aに圧
接し、これによつて前記フランジハブ2,4の内
径部を縮径し、該内径部とこれに嵌挿する軸8,
10とを固定するようにしたハブ・軸固定装置が
本件出願人によつて開発されている。前記フラン
ジハブ2,4と軸8,10との固定を解除するに
は、まず、ボルト22をねじ穴24,26から外
し、この外したボルト22を雄テーパーリング1
6,18に軸方向に当接した抜きタツプ28にフ
ランジハブ2,4の端面方向からねじ込み、該ボ
ルト22の先端でテーパー環状溝12,14の垂
直面12b,14bを押圧して、軸8,10とフ
ランジハブ2,4との固定を解除している。
〔考案が解決しようとする問題点〕 上記固定解除方式を採用した場合、ボルト22
をねじ穴24,26から外すため、フランジハブ
2,4の軸方向に、ボルト22長さ分のスペース
が必要となる欠陥が存した。
本考案は上記欠陥を除去することを目的とする
ものである。
〔問題点を解決する手段〕
上記目的を達成するため、本考案はハブ4に該
ハブ4の一側面に開口するようにテーパー環状溝
14を設け、該テーパー環状溝14の内側壁面に
テーパー面14aを形成し、前記テーパー環状溝
14に雄テーパーリング18を嵌挿配置し、該雄
テーパーリング18をボルトの締付力によつて前
記テーパー環状溝14のテーパー面に圧接するこ
とによつて前記ハブ4の内径部4bを縮径し、こ
れによつて該内径部4bとこれに嵌挿する軸10
とを固定するようにした装置において、前記ハブ
4にラジアル方向に前記テーパー環状溝14に連
通する孔30を設け、該孔30に挿入した軸杆3
2,36,38を前記テーパー環状溝14内に突
出し、該突出部によつて前記テーパー環状溝14
内の前記雄テーパーリング18の先端を前記テー
パー環状溝14の開口部方向に加圧し得るように
したものである。
〔作用〕
上記した構成において、該テーパーリング18
を締めつけているボルトの螺合状態をゆるめ、し
かる後に、孔30から軸杆32,36,38をテ
ーパー環状溝14内に突出させ、雄テーパーリン
グ18の先端を軸杆32,36,38の下端によ
つて押圧する。これにより雄テーパーリング18
のテーパー環状溝14内における圧入状態が解除
され、軸10とハブ4との固定結合状態が解除さ
れる。
〔実施例〕
以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例を
参照して詳細に説明する。
第1図において、10は軸、4はフランジハブ
であり、これにラジアル方向に孔30が透設さ
れ、該孔30の上端はフランジハブ4の外周面に
開口し、該孔30の下端は、テーパー環状溝14
の奥端部分に連通している。前記孔30の周面に
はねじ溝が形成され、該ねじ溝に短いおねじから
成る軸杆32が螺合している。前記軸杆32の上
端面にはねじドライバー用の溝が形成されてい
る。18は雄テーパーリングであり、これの先端
に傾斜面18aが形成されている。尚、本実施例
の雄テーパーリング18には、第5図に示す抜き
タツプ28は形成されていない。雄テーパーリン
グ18及びフランジハブ4の他の構造は、第5図
に示す対応するものと構造と同一である。
上記した構成において、ボルト(図示省略)の
締付力によつて、フランジハブ4の内径部4bの
テーパー面に圧接している雄テーパーリング18
の該テーパー面に対する圧着状態を解除するに
は、ボルトを回転して、該ボルトの、フランジハ
ブ4のねじ穴(図示省略)に対するねじ込み状態
を若干ゆるめ、しかる後に、ドライバーで軸杆3
2を回転し、軸杆32を孔30に沿つて螺進さ
せ、軸杆32の先端で雄テーパーリング18の先
端傾斜面18aを押圧して、雄テーパーリング1
8のテーパー環状溝14のテーパー面14aに対
する圧接状態を解除する。これにより、フランジ
ハブ4と軸10との固定結合状態が解除される。
尚、第2図、第3図に示すように孔30にねじ
溝を設けず、孔30から、軸杆36を挿入して、
該軸杆36の先端で雄テーパーリング18の先端
傾斜面18aを押圧して、フランジハブ4と軸1
0との固定を解除するようにしても良い。また、
第4図に示すように、軸杆38側に傾斜面38a
を設けることによつて、雄テーパーリング18の
先端に傾斜面を設けないようにすることもでき
る。
〔効果〕
本考案は上述の如く、ハブのラジアル方向から
ハブ・軸間の固定解除作業を行うことができるの
で、ハブの軸方向に固定解除のためのスペースが
不要になり、軸とハブとの固定解除作業をきわめ
て容易に行うことができる効果が存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は断面図、第2図は他の実施例を示す断
面図、第3図は同断面図、第4図は他の実施例を
示す断面図、第5図は従来技術の一部断面図、第
6図は第5図の右側面図である。 2,4……フランジハブ、2a,4a……フラ
ンジ、6……板ばね、8,10……軸、12,1
4……テーパー環状溝、16,18……雄テーパ
ーリング、20……ボルト挿入孔、22……ボル
ト、24,26……ねじ穴、28……板タツプ、
30……孔、32,36,38……軸杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハブ4に該ハブ4の一側面に開口するようにテ
    ーパー環状溝14を設け、該テーパー環状溝4の
    内側壁面にテーパー面14aを形成し、前記テー
    パー環状溝14に雄テーパーリング18を嵌挿配
    置し、該雄テーパーリング18をボルトの締付力
    によつて前記テーパー環状溝14のテーパー面に
    圧接することによつて前記ハブ4の内径部4bを
    縮径し、これによつて該内径部4bとこれに嵌挿
    する軸10とを固定するようにした装置におい
    て、前記ハブ4にラジアル方向に前記テーパー環
    状溝14に連通する孔30を設け、該孔30に挿
    入した軸杆32,36,38を前記テーパー環状
    溝14内に突出し、該突出部によつて前記テーパ
    ー環状溝14内の前記雄テーパーリング18の先
    端を前記テーパー環状溝14の開口部方向に加圧
    し得るようにしたことを特徴とするハブ・軸固定
    装置の固定解除装置。
JP11958587U 1987-08-04 1987-08-04 Expired - Lifetime JPH0538247Y2 (ja)

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JPS6424729U JPS6424729U (ja) 1989-02-10
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JP5483611B2 (ja) * 2011-03-29 2014-05-07 株式会社ツバキE&M 軸継手の締結解除構造

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JPS6424729U (ja) 1989-02-10

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