JPH0315070B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0315070B2 JPH0315070B2 JP1273381A JP27338189A JPH0315070B2 JP H0315070 B2 JPH0315070 B2 JP H0315070B2 JP 1273381 A JP1273381 A JP 1273381A JP 27338189 A JP27338189 A JP 27338189A JP H0315070 B2 JPH0315070 B2 JP H0315070B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- nipple
- hole
- diameter
- outer periphery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 210000002445 nipple Anatomy 0.000 claims description 26
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 2
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000007586 pull-out test Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ニツプルとスリーブとからなるホー
ス接続継ぎ手の製造方法に関する。
ス接続継ぎ手の製造方法に関する。
ホースの一端の外周に嵌合するニツプルと、ホ
ース外周からホースをニツプルとの間に締め付け
るスリーブとからなるホース接続継ぎ手としては
種々の構造のものが提案されてきた。
ース外周からホースをニツプルとの間に締め付け
るスリーブとからなるホース接続継ぎ手としては
種々の構造のものが提案されてきた。
近年内径10mm前後の小径のホースに用いる接続
継ぎ手では、なるべく少ない材料でスリーブを形
成するために、材料を削り出し加工するものに代
え、厚さ0.7〜1.2mmの薄い鋼板を絞り加工して円
筒状に形成したものが用いられるようになつてき
た。
継ぎ手では、なるべく少ない材料でスリーブを形
成するために、材料を削り出し加工するものに代
え、厚さ0.7〜1.2mmの薄い鋼板を絞り加工して円
筒状に形成したものが用いられるようになつてき
た。
このスリーブは一端に形成した孔を有する底部
でニツプルに固定されるが、外周から大きな絞り
代でかしめて固定すると、薄いために亀裂を生じ
強く固定出来ない問題があつた。
でニツプルに固定されるが、外周から大きな絞り
代でかしめて固定すると、薄いために亀裂を生じ
強く固定出来ない問題があつた。
このようなスリーブをニツプルにかしめ加工す
る方法の一つが米国特許第2570421号明細書に記
載されている。この方法は、第4図に示すように
円筒状のスリーブ1の一端に、中央に孔3を有し
内側に傾斜した底部2を形成し、第5図に示すよ
うに、スリーブ1の孔3の内面がニツプル5のス
リーブ固定部6の外周に位置するように、ニツプ
ル5に対してスリーブ1を配置し、スリーブ1と
ニツプル5との間にダイス8を挿入し、ダイス8
で底部2の中心線に対する傾斜角αが大きくなる
ように、底部2を加圧し孔3の内径を縮小するこ
とにより、孔3の内面をニツプル5のスリーブ固
定部6にかしめ付けるものである。
る方法の一つが米国特許第2570421号明細書に記
載されている。この方法は、第4図に示すように
円筒状のスリーブ1の一端に、中央に孔3を有し
内側に傾斜した底部2を形成し、第5図に示すよ
うに、スリーブ1の孔3の内面がニツプル5のス
リーブ固定部6の外周に位置するように、ニツプ
ル5に対してスリーブ1を配置し、スリーブ1と
ニツプル5との間にダイス8を挿入し、ダイス8
で底部2の中心線に対する傾斜角αが大きくなる
ように、底部2を加圧し孔3の内径を縮小するこ
とにより、孔3の内面をニツプル5のスリーブ固
定部6にかしめ付けるものである。
この方法では、底部2がダイス8で起こされる
ことにより、底部2の周方向に圧縮力が働き、こ
の圧縮力により孔3の内径が縮小され、孔3の内
面をスリーブ固定部6に圧着させようとするもの
である。しかしダイス8をスリーブ1に挿入する
と、ダイス8の加圧部はまずスリーブ1の底部2
の孔3側と接触して、底部2の外周側よりも孔3
側を先に押すことになるので、底部2に周方向に
生じた圧縮力は外方に逃げ外周が拡径し、スリー
ブ1をニツプル5に強く固定できない問題があ
る。
ことにより、底部2の周方向に圧縮力が働き、こ
の圧縮力により孔3の内径が縮小され、孔3の内
面をスリーブ固定部6に圧着させようとするもの
である。しかしダイス8をスリーブ1に挿入する
と、ダイス8の加圧部はまずスリーブ1の底部2
の孔3側と接触して、底部2の外周側よりも孔3
側を先に押すことになるので、底部2に周方向に
生じた圧縮力は外方に逃げ外周が拡径し、スリー
ブ1をニツプル5に強く固定できない問題があ
る。
本発明は、上記のように薄い鋼板をプレス加工
により形成したスリーブをニツプルに強く固定で
きる固定方法を提供することを課題とするもので
ある。
により形成したスリーブをニツプルに強く固定で
きる固定方法を提供することを課題とするもので
ある。
本発明は、内側に傾斜した円錐状の底部とその
中心に形成した孔とを有するスリーブを、ニツプ
ルの外周に前記の孔の内面が該ニツプルのスリー
ブ固定部と相対するように位置せしめ、スリーブ
の底部外周の径を縮小して前記の孔の内面をスリ
ーブ固定部にかしめつけることを特徴とするもの
である。
中心に形成した孔とを有するスリーブを、ニツプ
ルの外周に前記の孔の内面が該ニツプルのスリー
ブ固定部と相対するように位置せしめ、スリーブ
の底部外周の径を縮小して前記の孔の内面をスリ
ーブ固定部にかしめつけることを特徴とするもの
である。
スリーブの底部を中心線に直角に形成した場
合、外周をダイスで絞り外径を縮めると底部に周
方向に向かう内部応力を生ずる。この応力を逃が
すには底部がスリーブの外側に突出するようにな
り、底部に形成した孔は殆ど縮小せず孔の内面が
ニツプルの外周に強く圧接せず、スリーブをニツ
プルに強く固着できない。
合、外周をダイスで絞り外径を縮めると底部に周
方向に向かう内部応力を生ずる。この応力を逃が
すには底部がスリーブの外側に突出するようにな
り、底部に形成した孔は殆ど縮小せず孔の内面が
ニツプルの外周に強く圧接せず、スリーブをニツ
プルに強く固着できない。
本発明はこの点に鑑み、スリーブの底部をスリ
ーブの内面に傾斜させ円錐状に形成することによ
り、スリーブの底部外周の径を縮小して底部の中
心側がスリーブの内部から外部に向かつて移動さ
せることにより、孔の径を縮小させることが出来
るようにして、スリーブをニツプルに強く固定で
きるようにしたものである。スリーブの円錐状の
底部の傾斜角度は、スリーブの中心線に直角な面
に対して、スリーブの厚さ外径、孔の内径、スリ
ーブ固定部の外径等により適した2〜10゜の角度
を選べば良い。
ーブの内面に傾斜させ円錐状に形成することによ
り、スリーブの底部外周の径を縮小して底部の中
心側がスリーブの内部から外部に向かつて移動さ
せることにより、孔の径を縮小させることが出来
るようにして、スリーブをニツプルに強く固定で
きるようにしたものである。スリーブの円錐状の
底部の傾斜角度は、スリーブの中心線に直角な面
に対して、スリーブの厚さ外径、孔の内径、スリ
ーブ固定部の外径等により適した2〜10゜の角度
を選べば良い。
〔実施例〕
実施例
円筒状部分の外径が17.7mm、厚さ1mm、孔3の
内径9.5mm、長さ23mmで、内側に円錐状に傾斜し
た底部2を、円筒状部分の中心線に直角な面に対
する傾斜角度を2゜に形成した第1図に示す鋼板製
のスリーブ1を用い、第2図に示すように孔3の
内面4を、ニツプル5の外径9.3mmのスリーブ固
定部6の外周に位置せしめ、第3図に示すように
底部外周7を絞つて17mmに縮小せしめて、スリー
ブ固定部6に孔3の内面4を圧着せしめた。この
絞り加工により、加工前には内部に傾斜した円錐
状の底部2は、第3図に示すように僅かに外側に
膨んでいた。このスリーブ1をニツプル5から引
き抜く引き抜き試験を行なつた。
内径9.5mm、長さ23mmで、内側に円錐状に傾斜し
た底部2を、円筒状部分の中心線に直角な面に対
する傾斜角度を2゜に形成した第1図に示す鋼板製
のスリーブ1を用い、第2図に示すように孔3の
内面4を、ニツプル5の外径9.3mmのスリーブ固
定部6の外周に位置せしめ、第3図に示すように
底部外周7を絞つて17mmに縮小せしめて、スリー
ブ固定部6に孔3の内面4を圧着せしめた。この
絞り加工により、加工前には内部に傾斜した円錐
状の底部2は、第3図に示すように僅かに外側に
膨んでいた。このスリーブ1をニツプル5から引
き抜く引き抜き試験を行なつた。
引き抜きに要した力は89Kgであつた。
対比例
底部2をスリーブの中心線に直角に形成した以
外は、上記の実施例と同一寸法のニツプル及びス
リーブを作成し、同条件で絞り加工した。このニ
ツプルの引き抜きに要した力は47Kgであつた。
外は、上記の実施例と同一寸法のニツプル及びス
リーブを作成し、同条件で絞り加工した。このニ
ツプルの引き抜きに要した力は47Kgであつた。
本発明方法によれば、薄い鋼板からなるスリー
ブを強固にニツプルに固定出来る。
ブを強固にニツプルに固定出来る。
第1図は本発明方法に用いるスリーブの断面
図、第2図は絞り加工前のニツプルの外周にスリ
ーブを配置した状態の断面図、第3図は本発明方
法によりニツプルをスリーブに固定した状態の断
面図、第4図は従来の加工法におけるスリーブの
形状を示した断面図、第5図は従来の加工法の説
明用断面図である。 1……スリーブ、2……底部、3……孔、4…
…内面、5……ニツプル、6……スリーブ固定
部、7……底部外周。
図、第2図は絞り加工前のニツプルの外周にスリ
ーブを配置した状態の断面図、第3図は本発明方
法によりニツプルをスリーブに固定した状態の断
面図、第4図は従来の加工法におけるスリーブの
形状を示した断面図、第5図は従来の加工法の説
明用断面図である。 1……スリーブ、2……底部、3……孔、4…
…内面、5……ニツプル、6……スリーブ固定
部、7……底部外周。
Claims (1)
- 1 内側に傾斜した円錐状の底部とその中心に形
成した孔とを有するスリーブを、ニツプルの外周
に前記の孔の内面が該ニツプルのスリーブ固定部
と相対するように位置せしめ、スリーブの底部外
周の径を縮小して前記の孔の内面をスリーブ固定
部にかしめることを特徴とするホース接続継ぎ手
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1273381A JPH02168094A (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | ホース接続継ぎ手の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1273381A JPH02168094A (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | ホース接続継ぎ手の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02168094A JPH02168094A (ja) | 1990-06-28 |
JPH0315070B2 true JPH0315070B2 (ja) | 1991-02-28 |
Family
ID=17527106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1273381A Granted JPH02168094A (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | ホース接続継ぎ手の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02168094A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6186559B1 (en) * | 1999-12-22 | 2001-02-13 | Visteon Global Technologies, Inc. | Tube coupling assembly |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2570477A (en) * | 1948-03-31 | 1951-10-09 | Weatherhead Co | Hose coupling |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57144687U (ja) * | 1981-03-06 | 1982-09-10 |
-
1989
- 1989-10-20 JP JP1273381A patent/JPH02168094A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2570477A (en) * | 1948-03-31 | 1951-10-09 | Weatherhead Co | Hose coupling |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02168094A (ja) | 1990-06-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |