JPH0244152Y2 - - Google Patents

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JPH0244152Y2
JPH0244152Y2 JP1985070578U JP7057885U JPH0244152Y2 JP H0244152 Y2 JPH0244152 Y2 JP H0244152Y2 JP 1985070578 U JP1985070578 U JP 1985070578U JP 7057885 U JP7057885 U JP 7057885U JP H0244152 Y2 JPH0244152 Y2 JP H0244152Y2
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JP
Japan
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joint sleeve
joint
metal
deformed
metal tubes
Prior art date
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JP1985070578U
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JPS61584U (ja
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Publication of JPS61584U publication Critical patent/JPS61584U/ja
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Publication of JPH0244152Y2 publication Critical patent/JPH0244152Y2/ja
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば1800℃に近い高温にさらされる
ため消耗し易く、かつ酸素洩れを防ぐために気密
を必要とするランスパイプの継手構造に係るもの
である。
ランスパイプの継手構造の先行例として、例え
ば実公昭53−52085号公報がある。先行例の継手
構造では、接続されるべき金属管を継手の中央部
にて合致させることがむづかしく、接続するため
にカシメ作用を行なうとき、左右不均一なカシメ
状態になり易く、そのために酸素洩れを生じ易い
などの欠点があり、かつ接続部の強度が不足する
などの問題があつた。また、カシメ作業時には、
継手の全面を押圧するものであるから大きな力を
要し、一方の管で行つて後、他方の管のカシメに
移るという2工程の作業によるのが普通のため、
多大の時間を要する欠点があつた。
本考案は上記のごとき従来の問題に鑑みて創作
したもので、以下、図面を用いて、その実施例に
ついて詳細に説明する。
第3図に示すように、ランスパイプの継手構造
は、接続されるべき各金属管5,7の端部を、円
筒形状の継手スリーブ1でもつて接続してなるも
のである。
上記継手スリーブ1は、各金属管5,7の外径
に略等しい内径を有し、内面の長手方向のほぼ中
央部には突起部3が形成してある。この突起部3
の両側には、継手スリーブ1内へ挿入した各金属
管5,7の端部が当接してある。そして、継手ス
リーブ1の中央部内周面を各金属管5,7の端部
に密着せしめるために、上記継手スリーブ1の中
央部を小径となるように圧縮変形せしめてあると
共に、各金属管5,7の端部をも圧縮変形せしめ
てある。
さらに前記継手スリーブ1の両端部側には周溝
9が形成してあり、この周溝9より外側の端部を
小径となるように圧縮変形せしめて、第3図に示
されるように、継手スリーブ1の両端部内周縁を
各金属管5,7へ直接喰込み圧着してある。
すなわち継手スリーブ1は、中央部と両端部を
小径となるように圧縮変形せしめて各金属管5,
7に直接密着してあり、中央部と両端部の2箇所
において密着接続してある。
第3図に示すごとき継手構造を構成するには、
先ず、第1図に示すように、継手スリーブ1内へ
両端側からそれぞれ金属管5,7の端部を挿入
し、各金属管5,7の端部を突起部3に当接せし
めて位置決めを行なう。この場合、各金属管5,
7は、端部が突起部3に当接するまで単に挿入す
れば良いので、継手スリーブ1に対する各金属管
5,7の端部の位置決めが容易である。
継手スリーブ1内へ各金属管5,7の端部を挿
入位置決めした後、第2図に示すごときカシメ治
具11を用いて継手スリーブ1の中央部及び両端
部を小径になるように圧縮変形せしめて、第3図
に示す構造にするものである。
第2図に示すように、継手スリーブ1の両端部
付近の外周面には、カシメ作業を容易にするため
に、周溝9が設けられている。継手スリーブ1を
かしめるためのカシメ治具11は、継手スリーブ
1の略中央部と両端部とに対応する突起部13
を、中央部および両端部の内面に備えている。こ
のカシメ治具11は、継手スリーブ1の中央部及
び両端部の径を小さくすべく外周面を押圧してカ
シメを行なうものである。
継手スリーブ1の中央部の突起部13は、図面
より明らかなように、断面形状が台形状となるよ
うに形成されており、両端部の突起部13におけ
る内面は内側が大径のテーパ面に形成されてい
る。
したがつて、両端部の突起部13が継手スリー
ブ1の両端部を縮小すべく押圧するとき、継手ス
リーブ1の両端部は、テーパ面の作用によつて、
軸心に対し傾斜した方向へ指向され、金属管5,
7に直接強力に喰込まされることとなる。
この際、継手スリーブ1の両端部付近の外周面
に周溝9が形成されていることにより、変形に要
する力が小さくてすみ、かつ変形後におけるスプ
リングバツクが極めて小さなものとなる。また金
属管5,7の先端は継手スリーブ1の中央部をカ
シメ治具11によつて押圧変形すると同時に圧縮
変形されているので、金属管5,7の先端と継手
スリーブ1とが気密に圧着され、金属管5,7と
継手スリーブ1の継目からの酸素洩れを防ぐこと
ができる。
すなわち、継手スリーブ1の中央と両端部を、
カシメ治具11を用いて外周から押圧することに
よつて、カシメ治具11の中央部と両端部の突起
部13に対応する部分が、第3図に示すような状
態に塑性変形を行い、金属管5,7に直接強力に
喰込んだ構成であるので、気密性の向上を図るこ
とができる。
以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するにに本考案は、接続されるべき各金属
管5,7の外径に略等しい内径を有する継手スリ
ーブ1の内面の長手方向の略中央部に形成した突
起部3の両側に、前記接続されるべき各金属管
5,7の端部を当接して設け、前記継手スリーブ
1の中央部内周面を前記各金属管5,7の端部に
密着すべく継手スリーブ1の中央部および各金属
管5,7の端部を小径になるように圧縮変形して
設け、前記継手スリーブ1の両端部側に形成した
周溝9より外側端部を小径になるように圧縮変形
して継手スリーブ1の両端部内周縁を各金属管
5,7に直接喰込み圧着して、前記継手スリーブ
1の中央部と両端部において各金属管5,7と継
手スリーブ1とを密着接続してなるものである。
上記構成より理解されるように、本考案によれ
ば、継手スリーブ1の両端側に周溝9が形成して
あることにより、継手スリーブ1の両端部を圧縮
変形しめて金属管5,7へ直接喰込み圧着せしめ
るとき、比較的小さな力で良いものである。また
溝9が形成してあることにより継手スリーブ1の
両端部が容易に変形してスプリングバツクが小さ
なものであり、かつ直接喰込み圧着した構成であ
るから、圧着部の気密性が確実なものである。す
なわち継手スリーブ1の両端部と金属管5,7の
接続部の気密性が向上するものである。
さらに継手スリーブ1の中央部を圧縮変形せし
めると共に金属管5,7の端部を圧縮変形せしめ
た構成であるから、継手スリーブ1の中央部と金
属管5,7の端部との接続部の気密性が確実なも
のである。
すなわち継手スリーブ1の両端部と中央部にお
いて継手スリーブ1を各金属管5,7へ直接圧着
し、かつ継手スリーブ1の両端側に周溝9を形成
して両端部を各金属管5,7へ直接喰込ませて接
続した構成であるから、気密性が確実であると共
に、強固な接続構造となるものである。
なお、本考案は前述の実施例のみに限定される
ものではなく、適宜の変更を行なうことによつて
は、前述の実施例以外の態様でも実施しうるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示す断面説明図、
第2図は加工前の状態を示し、第3図はカシメ直
後の状態を示す断面説明図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、1……
継手スリーブ、3……突起、5,7……金属管、
9……切欠部、11……カシメ治具、13……突
起部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 接続されるべき各金属管5,7の外径に略等し
    い内径を有する継手スリーブ1の内面の長手方向
    の略中央部に形成した突起部3の両側に、前記接
    続されるべき各金属管5,7の端部を当接して設
    け、前記継手スリーブ1の中央部内周面を前記各
    金属管5,7の端部に密着すべく継手スリーブ1
    の中央部および各金属管5,7の端部を小径にな
    るように圧縮変形して設け、前記継手スリーブ1
    の両端部側に形成した周溝9より外側端部を小径
    になるように圧縮変形して継手スリーブ1の両端
    部内周縁を各金属管5,7に直接喰込み圧着し
    て、前記継手スリーブ1の中央部と両端部におい
    て各金属管5,7と継手スリーブ1とを密着接続
    してなることを特徴とするランスパイプの継手構
    造。
JP7057885U 1985-05-15 1985-05-15 管継手 Granted JPS61584U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7057885U JPS61584U (ja) 1985-05-15 1985-05-15 管継手

Applications Claiming Priority (1)

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JP7057885U JPS61584U (ja) 1985-05-15 1985-05-15 管継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61584U JPS61584U (ja) 1986-01-06
JPH0244152Y2 true JPH0244152Y2 (ja) 1990-11-22

Family

ID=30607283

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JP7057885U Granted JPS61584U (ja) 1985-05-15 1985-05-15 管継手

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6000768B2 (ja) * 2012-09-05 2016-10-05 株式会社トヨックス 管接続構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5010008A (ja) * 1973-05-23 1975-02-01

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JPS5010008A (ja) * 1973-05-23 1975-02-01

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JPS61584U (ja) 1986-01-06

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