JPH0776599B2 - フランジ付きチューブ継手の製造法 - Google Patents

フランジ付きチューブ継手の製造法

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JPH0776599B2
JPH0776599B2 JP62273107A JP27310787A JPH0776599B2 JP H0776599 B2 JPH0776599 B2 JP H0776599B2 JP 62273107 A JP62273107 A JP 62273107A JP 27310787 A JP27310787 A JP 27310787A JP H0776599 B2 JPH0776599 B2 JP H0776599B2
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tube
flange
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翼 岡本
勇二 石井
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横浜エイロクイツプ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は車両用の空調装置またはその他の圧力流体利
用機器の配管に用いられるフランジ付チューブ継手の製
造法に関する。
(従来の技術) 車両用の空調装置や各種の油圧機器では、圧力流体給送
のために、ゴムホースの端部にアルミニウル等の金属チ
ューブ継手の一端を結合し、そのチューブ継手の他端を
相手方部材に装着して配管するのが一般であるが、その
チューブ継手としては、これまでに、第4図イのように
前面に金属チューブ1′より小径のパイロット部2a′と
大径の突条部2b′を切削、鋳造等により形成したフラン
ジ2′を金属チューブ1′の先端にろう付け固定し、そ
のフランジ2′のパイロット部2a′および突条部2b′を
相手方部材3′に形成した段付き孔3a′に嵌め込み、パ
イロット部2a′の外周と段付き孔3a′との間Oリング
5′を圧着して流路のシールを図ると共にフランジ2′
を相手方部材3′にねじ6′で止着するようにしたも
の、ならびに同図ロのように、前面に円形凹所2c′を形
成したフランジ2′に金属チューブ1′の先端部を貫通
状態に挿通し、突出した部分をプレス機で掴持しつつ加
圧してパイプ1′の先端部にパイロット部1a′およびバ
ルジ部1b′を形成し、その加工時にバルジ部1b′の一半
部をフランジの円形凹所2c′に嵌め込むと共に、バルジ
部1b′の後側基部がバルジ部1b′の加工時にふくらむこ
とによりフランジ2′の挿通孔に圧着固定させ、その後
においてチューブ1′の突出端およびバルジ部1b′の他
半部を相手方部材3′の段付き孔4′に嵌合し、その段
付き孔4′とチューブ先端外周との間にOリング5′を
挾圧して流路をシールすると共にフランジ2′をねじ
6′により相手方部材3′に取付けるようにしたものな
どが知られている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上記公知のパイプ継手の前者では、その製作
に当たり、固定用のフランジの前面にパイロット部や突
条部を切削加工などで形成する必要があると共にフラン
ジをチューブにろう付けしなければならず、コスト高に
なり、そして、ろう付け時の熱により強度低下や気密性
の低下を招く欠点があり、一方、後者ではフランジにパ
イロット部や突条部を設けるための加工は必要とせず、
かつチューブに対し、ろう付けしないので、コスト高や
強度低下などの問題は生じないが、プレス加工の際、パ
イロット部の外面を掴持して押圧するため、チューブと
フランジ間の圧入代を大きくとれば、両者の固着は良好
になるが、その一面では、パイロット部の表面が強圧作
用で肌荒れし、Oリングを損傷する恐れがあり、逆に上
記圧入代を小さくすれば、パイロット部の肌荒れは避け
られるが、チューブとフランジとの定着力が低下する難
点がある。
これらの事情に鑑み、この発明はチューブ先端のパイロ
ット部の表面を損傷することなく、フランジとの強固な
接合が得られ、しかも、強度低下やコスト高を招かない
チューブ継手を製造方法を提供することを目的とするも
のである。
(問題点を解決するための手段) この発明は上記目的のもとに、フランジ付チューブ継手
の製造法として、ホース部材の端部に固着される金属チ
ューブの先端部を本体部より小径に形成し、該先端部に
機器固定用のフランジを内径が上記先端部と本体部の外
径の中間の大きさの結合孔を介して嵌挿し、次いでチュ
ーブ先端部を本体部との境界部が先すぼまりのほぼ円錐
状をなすように、絞り加工すると同時に上記フランジを
チューブ本体部上に圧入し、その後においてチューブ先
端部の外面を掴持することなく先端部端面を軸方向に押
圧し、該先端部に放射方向に膨出するバルジ部と相手方
部材に挿入すべきパイロツト部を形成することを特徴と
している。
(実施例) 以下、第1図ないし第3図を参照してこの発明に係るチ
ューブ継手の製法につき説明する。
第1図イの1は後端部が配管用ゴムホースhの端部にソ
ケット金具sによってかしめ付けるようになされたアル
ミニウム等の金属からなるチューブで、先端部1aは切
削、絞り加工により取付け用フランジ2の幅より長い範
囲にわたって外径d1が本体部の外径d0より小さく形成さ
れており、同図ロの2は機器固定用のフランジで、チュ
ーブ1の結合孔2aと、その前端部の円形凹所2bおよび上
方のねじ挿通孔2cを備えていて、結合孔2aの内径dはチ
ューブ先端部1aの外径d1と本体部の外径d0との中間の大
きさに形成されている。
しかして、第2図イのようにチューブ1の先端部1aにフ
ランジ2の結合孔2aを嵌挿した状態で、チューブ1の中
央部をプレス機の二つ割りクランプ治具cで掴持し、そ
の側方から、チューブ先端部1aの外径d1より若干小径で
相手部材の通体通孔にほぼ等しい絞り孔11と端末フレア
部12を備えた第1の成形治具D1によりチューブ先端部1a
およびフランジ2をクランプ金具cに向つて押圧し、第
2図ロのように治具D1のフレア部12と絞り孔11とで、チ
ューブ先端部1aの本体部との境界部が先すぼまりの円錐
状をなすように絞り加工し、次のバルジ加工をやり易く
すると同時にフランジ2の結合孔2aをこれより大径のチ
ューブ本体部上に圧入する。
次いで、チューブ1の上記のように絞り加工された先端
部1aを、第2図ロに示すような先端部1aより僅かに大径
で短かなほぞ孔13と、その端末にフランジ2の円形凹所
2bと同径の円形凹所14を備えた第2の成形治具D2により
先端部外面を掴持することなく、その端面を軸方向に強
圧し、本体部との境界部に第2図ハのように放射方向に
膨出するバルジ部1bとパイロット部1a′を形成する。そ
の際、バルジ部1bの外径はフランジの円形凹所2bで規制
されると共にパイロット部1a′の長さはほぞ孔13の深さ
で規制される。
その使用に当たっては、通常のようにチューブ1のパイ
ロット部1a′にOリング5を嵌挿した上で、パイロット
部1a′を相手方部材3の流体通孔3aに嵌合する一方、フ
ランジ2をねじ6により相手方部材3に止着し、第3図
のようにOリング5をパイロット部1a′の外周と相手方
部材3の段付き孔4とに圧着して、チューブ継手を相手
方部材3に結合する。
(発明の効果) 以上のようにこの発明では、フランジに余分な加工を施
さず、チューブ本体にろう付けしないので、コスト高や
強度低下を招くことがなく、そして、フランジの結合孔
をチューブ先端部の外径よりは大きく、本体部の外径よ
りは小さくして、チューブ本体部上に圧入するようにし
たので、フランジの結合に当たってチューブ先端部の表
面を傷めることなく、チューブ本体部に対し強固に結合
することができ、更にバルジ部とパイロット部の成形に
当たり、パイロット部を掴持することなくバルジ部を成
形するので、パイロット部の表面には傷がつかず滑らか
に保たれ、Oリングの破損を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図イは金属チューブの断面図。 同 図ロはフランジの断面図。 第2図イはフランジをチューブに圧入する前の工程図。 同 図ロはチューブ先端部にバルジ部を成形する前の工
程図。 同 図ハは成形されたチューブ継手の断面図。 第3図は相手方部材に結合した状態の断面図。 第4図イは従来のチューブ継手の一例を相手方部材に結
合する前の断面図。 同 図ロは他の従来品を相手方部材に結合した状態の断
面図。 図中、 1……チューブ、1a……先端部 1a′……パイロット部、1b……バルジ部 2……フランジ、2a……結合孔 c……クランプ治具 D1,D2……第1、第2の成形治具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホース部材の端部に固着される金属チュー
    ブの先端部を本体部より小径に形成し、該先端部に機器
    固定用のフランジを内径が上記先端部と本体部の外径の
    中間の大きさの結合孔を介して嵌挿し、次いでチューブ
    先端部を本体部との境界部が先すぼまりのほぼ円錐状を
    なすように、絞り加工すると同時に上記フランジをチュ
    ーブの本体部上に圧入し、その後においてチューブ先端
    部の外面を掴持することなく先端部端面を軸方向に押圧
    し、該先端部に放射方向に膨出するバルジ部と相手方部
    材に挿入すべきパイロツト部を形成することを特徴とす
    るフランジ付チューブ継手の製造法。
JP62273107A 1987-10-30 1987-10-30 フランジ付きチューブ継手の製造法 Expired - Lifetime JPH0776599B2 (ja)

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JPH01116396A JPH01116396A (ja) 1989-05-09
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JP5212097B2 (ja) * 2008-12-26 2013-06-19 横浜ゴム株式会社 フランジ継手
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