JP2640360B2 - フランジ付チューブ継手の製造法 - Google Patents

フランジ付チューブ継手の製造法

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JP2640360B2 JP63145897A JP14589788A JP2640360B2 JP 2640360 B2 JP2640360 B2 JP 2640360B2 JP 63145897 A JP63145897 A JP 63145897A JP 14589788 A JP14589788 A JP 14589788A JP 2640360 B2 JP2640360 B2 JP 2640360B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は車両用の空調装置またはその他の圧力流体
利用機器の配管に用いられるフランジ付チユーブ継手の
製造法に関する。
(従来の技術) 車両用の空調装置または各種の油圧機器では、圧力流
体給送のために、第5図イのように先端部に適宜形状の
フランジ2を装着したアルミニウムなどの金属製チユー
ブ継手1の後端部にゴムホースhをソケツト金具sを介
して連結し、機器側相手部材mに継手先端のパイロツト
部1aを気密に挿入すると共にフランジ2をねじ止めして
配管するようにしている。
そして、チユーブ継手1にフランジ2を装着するに当
たつては、同図ロのように、フランジ2にチユーブより
若干大き目のチユーブ挿通孔2aとねじ挿通孔2bを設ける
と共にチユーブ挿通孔2aの前端に大径の円形凹所2cを形
成し、フランジ2のチユーブ挿通孔2aにゴムホース結合
前のチユーブ継手1を前方に一定の長さ突出させて挿通
し、そのチユーブ継手1をプレス機のクランプ治具Cで
支持し、フランジ2から突出している先端部分を、フラ
ンジ2の円形凹所2cと同じ大きさの円形凹所D1とチユー
ブとほぼ同径のほぞ孔D2を備えた成形金型Dにより押圧
し、イ図のようにチユーブ継手1の先端部にパイロツト
部1aと、二つ折りになつて凹所内に広がるバルジ部1bを
形成し、それと同時にチユーブ自体のふくらみにより挿
通孔2aの内面に圧接させてフランジ2を装着している。
(発明が解決しようとする問題点) 上記の従来技術では、継手1にフランジ2を装着する
に当たり、チユーブ先端部の加圧成形に基づくふくらみ
によりフランジ2の挿通孔2aの内面に圧接させてフラン
ジ2を装着させているが、チユーブ挿通孔2aの内面は平
滑であるために、固着力が充分でなく、運搬などの取扱
い中に小さな衝撃を受けただけで回転してしまい、不良
品となり、また、継手先端のパイロツト部1aとバルジ部
1bの成形に当たり、チユーブ先端部を成形金型Dのほぞ
孔D2で掴持する状態で押圧加工するので、パイロツト部
1aの表面に傷がつき易く、ここに嵌め込むOリングを損
傷する恐れがある。
そこで、この発明はフランジ2を回転しないように強
固に装着すると共にパイロツト部表面を傷付けないよう
にすることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的のもとにこの発明は、フランジ付チユーブ継
手の製造法として、ホース部材の端部に固着されるチユ
ーブ本体の先端部を本体より小径に形成し、上記先端部
に、固定用のフランジを内径が先端部と本体の外径の中
間の大きさでその内面に多数の細みぞを形成したチユー
ブ挿通孔を介して嵌挿し、次いでチユーブ先端部を本体
との境界部が先細りの円錐状をなすように絞り加工する
と同時に上記フランジを本体上に圧入し、その後、チユ
ーブ先端部をその表面を掴持することなく軸方向に加圧
して放射状に膨出するバルジ部とパイロツト部を形成
し、更にフランジの後方から上記細みぞの周辺部をチユ
ーブ本体に向けてかしめ付けることを特徴としている。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明
する。
第1図の11は後端部が配管用ゴムホースhの端部にソ
ケツト金具sを介して結合するようになされたアルミニ
ウムなどの金具製のチユーブ本体で、先端部11aは切
削、絞り加工などにより取付け用フランジ12の幅より長
い範囲にわたつて外径d1が本体部の外径d0より小さく形
成されており、また、第2図イ、ロにおける12はほぼひ
ようたん形をした取付け用のフランジで、前端部が大径
の円形凹所12cをなすチユーブ挿通孔12aと上方のねじ挿
通孔12bを備えていて、チユーブ挿通孔12aの内径dはチ
ユーブ先端部11aの外径d1と本体部の外径d0との中間の
大きさに形成されると共に挿通孔12aの内面にはスプラ
イン加工による軸線に沿つた細みぞ12dが多数設けられ
ている。
しかして、第3図イのようにチユーブ本体11の先端部
11aにフランジ12、チユーブ挿通孔12aを嵌挿した状態
で、チユーブ本体11の中央部をプレス機のクランプ治具
Cで掴持し、その側方からチユーブ先端部11aの外径d1
より若干小径で機器側相手部材の嵌挿孔の内径にほぼ等
しい絞り孔13bと端末フレア部13aを備えた第1成形金型
D1によりチユーブ先端部11aおよびフランジ12をクラン
プ治具Cに向つて押圧し、成形金型D1の絞り孔13bと端
末フレア部13aとで、第3図ロの右側に示すようにチユ
ーブ先端部11aと本体との境界部が先細りの円錐状を呈
するように絞り込むと同時にフランジ12の挿通孔12aを
これより大径のチユーブ本体上に圧入する。
その際には、チユーブ本体前端の一部がフランジ12の
チユーブ挿通孔12aに形成されている多数の細みぞ12d中
にくい込むことになる。
次いで、上記のように絞り加工された先端部11aを第
3図ロの左側に示すような先端部11aより大径で短かな
ほぞ孔14bとフランジ12の円形凹所12cと同径の円形凹所
14aを備えた第2成形金型D2により、軸線方向に強圧し
て本体との境界部を第3図ハのように二つ重ねに折り曲
げ、放射方向に膨出するバルジ部11bとパイロツト部11
a′を形成する。
その際、パイロツト部11a′の長さは金型のほぞ孔14b
の深さで規制されるが、ほぞ孔14bに掴持されず、平滑
に保たれる。
その後に、第3図ハで鎖線で示すようにパイロツト部
11a′を受け治具Eで受け止める一方、チユーブ継手11
上にかしめダイスD3を嵌挿し、その前面に設けられてい
る複数の突条15(正面弧状をなしている)によつてフラ
ンジ12の後方から細みぞ周辺部を加圧して細みぞ12dと
チユーブ本体11との間に残つている隙間を埋めるように
かしめ付ける。
かくて、フランジ12が第4図イ、ロのようにチユーブ
本体11上に装着される。15′は突条15によるかしめ跡で
ある。
その使用に当たつては、第5図イにみられるようにパ
イロツト部上にOリングを嵌挿した上で、これを相手部
材の嵌挿孔に嵌め込む一方、フランジを相手部材にねじ
止めする。
(発明の効果) 以上のようにこの発明では、機器固定用のフランジの
チユーブ挿通孔を、チユーブ先端部の外径より大きく、
チユーブ本体の外径より小さくすると共にその内面に多
数の細みぞを形成して、チユーブ本体上に圧入する一
方、フランジの後方から細みぞの周辺部をチユーブ本体
に向けてかしめ付けるようにしたので、チユーブ本体の
前端部の一部がフランジの細みぞにくい込んで締結さ
れ、衝撃を受けたにしてもフランジが回転する恐れは全
くない。
また、バルジ部とパイロツト部の成形に当たり、チユ
ーブ先端部を先ず所定の外径をなすように絞り加工し、
その後においてパイロツト部を掴持することなく成形す
るようにしたので、パイロツト部の表面には傷がつかず
平滑に保たれ、Oリングの破損を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はチユーブ本体の断面図。 第2図イはフランジの断面図。 同 図ロはその正面図。 第3図イ、ロ、ハはそれぞれチユーブ本体にフランジを
装着するための工程図。 第4図イは成形されたチユーブ継手の断面図。 同 図ロは右方からみた一部切断背面図。 第5図イは従来のチユーブ継手の断面図。 同 図ロは従来のフランジの装着手順を示す説明図。 図中、 11a′……パイロツト部、11……チユーブ本体 11a……先端部、11b……バルジ部 12……フランジ、12a……チユーブ挿通孔 12b……ねじ挿通孔、12c……円形凹所 12d……細みぞ、C……クランプ治具 D1,D2……第1、第2の成形金型 D3……かしめダイス

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホース部材の端部に固着されるチユーブ本
    体の先端部を本体より小径に形成し、上記先端部に固定
    用のフランジを内径が先端部と本体の外径の中間の大き
    さでその内面に多数の細みぞを形成したチユーブ挿通孔
    を介して嵌挿し、次いでチユーブ先端部を本体との境界
    部が先細りの円錐状をなすように絞り加工すると同時に
    上記フランジを本体上に圧入し、その後、チユーブ先端
    部をその表面を掴持することなく軸方向に加圧して放射
    状に膨出するバルジ部とパイロツト部を形成し、更にフ
    ランジの後方から上記細みぞの周辺部をチユーブ本体に
    向けてかしめ付けることを特徴とするフランジ付チユー
    ブ継手の製造法。
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