JPS6134814B2 - - Google Patents

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JPS6134814B2
JPS6134814B2 JP58047303A JP4730383A JPS6134814B2 JP S6134814 B2 JPS6134814 B2 JP S6134814B2 JP 58047303 A JP58047303 A JP 58047303A JP 4730383 A JP4730383 A JP 4730383A JP S6134814 B2 JPS6134814 B2 JP S6134814B2
Authority
JP
Japan
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handle
anvil
staple
legs
blade
Prior art date
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Expired
Application number
JP58047303A
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English (en)
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JPS58183155A (ja
Inventor
Shii Rosufuasu Robaato
Kei Kaaru Deibitsudo
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Senco Products Inc
Original Assignee
Senco Products Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Senco Products Inc filed Critical Senco Products Inc
Publication of JPS58183155A publication Critical patent/JPS58183155A/ja
Publication of JPS6134814B2 publication Critical patent/JPS6134814B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/076Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for removing surgical staples or wound clamps

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は外科用ステープルの引抜具、より詳細
には、患者に傷をつけずかつ容易に外科用ステー
プルを抜去し得る、手で操作する引抜具に関す
る。
近年、患者の筋膜或は皮膚の切開部を閉じるた
めのものとして、従来の縫合糸に代えて外科用ス
テープルを外科医が用いる傾向が顕著である。多
くの事例において、ステーブル施術が簡単な処理
となつていることは部分的に事実である。より重
要なことは、ステープル施術が縫合糸施術よりも
はるかに迅いことである。特に多くの箇所の縫合
を必要とする場合には、外科用ステープルを用い
ることにより、縫合時間、及び、患者を麻酔状態
に維持しておかなければならない時間は大巾に短
縮される。
米国特許第3643851号、第3717294号、第
3837555号には典型的な外科用ステープルが図示
されている。これらの特許に示されている形状の
ステプルは下方へ折り曲げられた脚部をもつ頂部
を有している。下方へ折り曲げられた脚部の自由
端には、尖頭部を形成する、下方から外方に傾斜
する切断部が設けられている。外科用ステープル
器具によつて、患者の筋膜又は皮膚へステープル
を変形させかつ埋め込む過程で、頂部の端部は下
方へ折り曲げられる。これにより、ステープル
は、その頂部が狭くなり、脚部がL字形となり、
尖頭部が対向し、かつ、L字形脚部が患者の筋膜
又は皮膚へ埋め込まれる。
米国特許第4014492号には他の形状の外科用ス
テープルが開示されている。このステープルは上
方かつ外方へ傾斜している両端部をもつ中央頂部
を含み、これらの上方かつ外方へ傾斜している両
端部は次いで下方かつ外方への傾斜部を形成して
いる。最後に述べた部分は尖頭部を形成する切断
面を構成している。切断面は最初はステープルの
頂部及び結合されるべき患者の筋膜或は皮膚に対
し垂直をなしている。この形状のステープルを埋
め込む過程において、上方かつ外方への傾斜部
は、頂部との結合部分で、尖頭部が対向するよう
にL字形をなす脚部と頂部とをもつステープルを
形成すべく、下方へ折り曲げられる。
上述したステープルのどちらの形状のもので
も、ステープル頂部をU字形に曲げることによ
り、患者の筋膜又は皮膚から抜去ることができ
る。これにより、埋め込まれたステープルのL字
形脚部は、患者の包帯又は皮膚から持ち上げるこ
とのできるように、上方かつ外方へ移動する。
当該分野において、外科用ステープルを曲げ
て、患者の皮膚から持ち上げるための手動引抜具
が開発されつつある。典型的なものとしては、互
いに枢着され、金属シートで形成された第1、第
2ハンドルをもつプライヤ状の器具を含む引抜具
がある。第1ハンドル部は互いに平行な離間した
一対のアンビル(anvil)で終つている。アンビ
ルは、アンビルを外科用ステープルの頂部へ滑り
込ませたとき、頂部がノツチへ収容されるよう
に、その後端にノツチを有してている。
引抜具の第2ハンドルは、実質上アンビルと等
しいかもしくは長い、比較的厚い、2重の、ブレ
ード状先端を有している。引抜具のハンドル部が
開位置にあるとき、ブレードはアンビル及びその
ノツチの上方に位置している。ハンドル部材が閉
位置へ動かされると、ブレードがノツチ内にある
ステーブル頂部を上述したようにU字形に曲げる
べく、アンビル及びノツチ間を通過する。
この型式の引抜具を使用すると、アンビル(ス
テープル頂部の下方へ滑り込ませたとき)が外傷
部を擦り、患者に苦痛を与える。引抜具のブレー
ド部の長さはアンビルと等しいか又は長いので、
アンビルのステープル頂部の下方への正しい挿入
の障害となり、或は、アンビルのノツチへのステ
ープル頂部の位置決めが極めて困難である。更に
引抜具のアンビルがそれらの長さ全般に渉つて平
行であるときは、施術者は抜去れるべきステープ
ルの頂部の下へ不注意に一方のアンビルのみを挿
入しがちである。このような状況下では、ステー
プルは正しく拡開されず、もし施術者が引抜具を
上方へ引つ張ると、患者は激しい苦痛を味わうこ
とになる。
上述のような従来の引抜具が、外科用ステープ
ルの頂部を曲げるべく操作されたときの、ブレー
ドとアンプルの間の余裕は、頂部がアンビルを押
し拡げ、傷を受けている皮膚を更に刺激するよう
なものとなつている。更に、ステープル頂部にお
ける。U字形に曲げられた脚部が通常平行となら
ず、ステープルの脚部自体も充分に拡開されな
い。更に、かかる引抜具は第1ハンドル部が不注
意により第2ハンドル部に対し“ひつくり返つた
状態”(即ち、180度以上回転した状態)となつて
ハンドル部を正しい位置へ戻す迄使用不能となつ
てしまう。従来の引抜具にはハンドル部を偏倚さ
せるための手段が設けられていることが多い。こ
の偏倚手段は位置が狂いやすく、引抜具を動かな
くしてしまう。
米国特許第4026520号には、プライヤ状のかつ
前端部で互いに枢着された第1、第2ハンドル部
をもつ外科用ステープルの引抜具が開示されてい
る。これらのハンドル部は開、閉位置間を可動で
あり、かつ開位置へ偏倚せしめられている。偏倚
手段は位置が狂わず引抜具を不作動としない構造
を有している。更に一方のハンドルが他方のハン
ドルに対し“引つくり返つた状態”となることを
防止する手段が設けられている。
米国特許第4026520号の引抜具の第1ハンドル
部は先端がふた又状となつており、このふた又部
は、最先端のチツプが接近するようにアンビルに
対して角度をつけた先端部を有する、互いに平行
かつ離間した一対のアンビルで終つている。アン
ビルの後端にはステープルの頂部を収容するため
の直列ノツチが設けられている。第1ハンドル部
のふた又部には、ノツチ内のステープル頂部の位
置決めを助けかつ保証するための、アンビルノツ
チの各々に隣接する、急激に上方かつ後方へ傾斜
している平面が設けられている。
薄いブレード手段が、第1ハンドル部のふた又
部の間に位置し、かつ、第2ハンドルの先端部へ
作動可能に結合されている。ブレード手段は、ア
ンビルよりも短い鼻部と、アンビルノツチ内に位
置しているステープルの頂部にU字形の曲げを造
り出すための下縁部とを有している。ブレード鼻
部は、鼻部の下縁部がアンビル及びノツチの上に
位置している第1位置(ハンドル部が開位置にあ
るとき)と、鼻部の下縁部をアンビルの下方に位
置させて、鼻部がアンビル内に存在している第2
位置(ハンドル部が閉位置にあるとき)との間で
第2ハンドル部により可動となされている。鼻部
と各アンビルとの間に実質上引き抜かれるべきス
テープルの頂部の直径に等しい余裕が与えられる
ように、アンビルは互いに離間しかつブレードの
鼻部は充分薄くなつている。その結果アンビルは
引抜過程で拡開せず、外科用ステープルの脚部は
充分に拡げられる。
米国特許第4026520号には引抜具の2つの実施
態様が開示されている。一方の実施態様において
は、ブレードが第2ハンドル部の一体的部分を含
んでいる。他方の実施態様においては、ブレード
は第1ハンドル部のふた又間に回転自在に取り付
けられかつ第2ハンドル部の先端に作動的に結合
された単独の部材である。
米国特許第4026520号の引抜具は当該分野にお
いて顕著な進歩を示すものではあるが、尚幾つか
の欠点を有している。最初に、特にステープルが
完全に埋め込まれているときには、外傷を生じさ
せるほどアンビル部が厚いことである。更に他の
従来の引抜具にも共通することであるが、米国特
許第4026520号の引抜具は引抜過程において二以
上の平面における曲げを生じ、患者が被つている
外傷を拡大する傾向のあることである。
本発明に係る引抜具は従来の引抜具のもつてい
る諸問題を解決し、かつ、改良を加えたものであ
る。その構造は簡単で安価であるため、再使用可
能なかつ再消毒の可能なものとしても製造可能で
あるが、単一使用の、使い捨ての器具として役立
つものである。本発明に係る引抜具は一体的な、
わずかに先端の尖がつている、ステープル頂部の
下へアンビルを位置させる際の傷を大巾に減少さ
せる最小の薄さのアンビルによつて特徴づけられ
る。アンビルにはステープルが変形され引き抜か
れている間滑りを防止するべくステープルの頂部
を確実かつ正確に位置決めするための手段が設け
られている。外科用ステープルの変形は実質上単
一平面内で行なわれ、アンビルの構造及び薄いブ
レードにより変形と引抜過程においてステープル
脚部を平行とすることができる。これによりステ
ープルを最少の不快感で患者の皮膚又は筋膜から
持ち上げることができる。ハンドル部には引抜過
程の間引抜具を安定に維持するための、はさみ状
の、指を掛けるためのループが設けられている。
ハンドルにはステープルが正しく変形されたとき
の感触を外科医に与えるためのストツプが設けら
れており、全てのステープルが同一に変形される
ことを保証する。ループをもつハンドルを器具へ
取り付けるための新しい方法が開示されている。
望ましくは、ハンドルを開位置へ偏倚させるため
のスプリング手段が設けらる。スプリング手段は
位置が狂つて引抜具を不作動としないように取り
付けられている。下部ハンドルのブレードと上部
ハンドルのスロツトの組み合せにより、ハンドル
の一方が他方に対し“引つくり返つた状態”とな
ることを阻止されている。ハンドルの枢着部にお
けるハンドル間のゆるみを取り、確実なはさみ状
動作を器具に与えるためのプラスチツクのインサ
ートが用いられている。最後に、器具は再使用及
び再消毒可能な材料で形成することができるが、
一回使用の使い捨ての器具として役立てるべく、
極めて安価なものとして製造可能である。
本発明は手で操作する外科用ステープルの引抜
具を提供する。引抜具は開、閉位置間を移動可能
な、回転自在に結合された上下部ハンドルを含ん
でいる。ハンドルは夫々ハンドルの閉位置を規定
するべく協働するストツプを備えたループを有す
る。上部ハンドルはブレード収容スロツトで隔て
られた、薄い、平坦な、側方(横断方向)へ突出
したストツプを先端部に有する。ストツプの最先
端はハンドルに対し鈍角をなし、埋め込まれた外
科用ステープルの頂部の下方への挿入を容易とす
るわずかに尖つたU字形アンビルの基部に、一体
的な、薄い、同一平面上の前方へ突出したアンビ
ルにより結合されている。側方突出ストツプは、
埋め込まれている外科用ステープルの頂部の下へ
アンビルが過度に挿入されることを阻止し、か
つ、外科用ステープルが同一平面内で変形される
ことを保証する。アンビルの脚部と側方ストツプ
の結合部において、脚部にアンビルに対し正しい
位置を保証するべく埋め込まれているステープル
の頂部を収容するための直列ノツチが設けられて
いる。
下部ハンドルは薄いブレードで終つている。ブ
レードの上縁はハンドルの最大開位置を規定する
べく上方ハンドルの先端のブレード収容スロツト
と協働する。ハンドルが開位置にあるとき、ブレ
ードはアンビルの上方に完全に位置している。ハ
ンドルが閉位置へ移動すると、ブレードはU字形
のアンビルの脚部を通過して下方へ回転する。ブ
レードとアンビルは、ブレードがアンビルを通過
する際、少くともステープルの頂部の直径に等し
い余裕がブレードの両側に生じるように構成され
ている。ブレードの移動に関連して(上述のスト
ツプにより規定される)、変形されたステープル
の脚部は最小の不快感で患者の皮膚又は筋膜から
持ち上げることのできるように実質上平行となつ
ている。引抜具は上述の通り単一使用の使い捨て
可能な器具として製造可能である。
以下本発明を図面に示した一実施例に基づいて
より詳細に説明することにする。
本発明に係る引抜具は符号1として、第1図及
び第2図に最も明瞭に示されている。引抜具は符
号2で示される上部ハンドルと、符号3で示され
る下部ハンドルとを有する。ハンドル2,3はピ
ボツトピン4により先端部近くで枢着されてい
る。上部ハンドル2は第1金属部5と第2プラス
チツク部6とを有する。金属部5の主要部は、基
部7と下方へ折り曲げた脚部8,9(第3図及び
第7図を参照)とから成る逆U字構造をもつ。上
部ハンドル2の金属部5の先端近くにおいて、脚
部8,9に、同軸上に位置する一対の孔が設けら
れている。脚部9の孔10が第7図に示されてい
る。これらの孔はピボツトピン4を収容すべく構
成されている。金属部5の脚部8の後端には、後
方突片11が形成されている。第3図に最も明瞭
に示されている通り、脚部8,9間においてかつ
これらと平行な平面内に位置するように脚部8
の、符号12で示す点から突片11は突出してい
る。突片11の目的は後に明らかとする。
上部ハンドル2のプラスチツク部6は実質的に
金属部5の延長部を構成する幹部(シヤンク)1
3を含んでいる。幹部13は施術者の親指を掛け
るためのはさみのようなループ14で終つてい
る。幹部13とループ14の接合部において、プ
ラスチツク部6は、当接面15aを備えた、下方
へ吊設したストツプ15を一体的に有している。
ストツプ15及び当接面15aの目的は後述す
る。
上部ハンドルのプラスチツク部6の幹部13は
長手方向へ延びた中空部16(第3図参照)を有
している。中空部16及び上部ハンドルの金属部
突片11は、突片11が望ましくは摩擦係合によ
り中空部16にぴつたりの収容されるように、大
きさ及び構造が定められている。第3図に明らか
なように、突片11と中空部16は共に長手方向
にテーパをつけられている。突片11が中空部1
6内に確実に維持されるように、突片11には該
突片11からわずかに突出させた小さい舌片17
が形成されている。舌片17は中空部16の内側
面へ食い込み、上部ハンドルのプラスチツク部6
が上部ハンドルの金属部5から分離することを防
止する。
再度第1図及び第7図を特に参照する。これら
の図から、上部ハンドル2の金属部5の最先端は
スロツト20により互いに離間している一対の側
方へ突出しているストツプ18,19で終つてい
ることが明らかである。側方へ突出しているスト
ツプ18,19は、基部7から突出している、上
部ハンドル2の金属部5の一体的部分を構成して
いる。
側方へ突出しているストツプ18,19は夫々
最先端部分18a,19aを有し、これらは同一
平面上にり、側方ストツプ18,19の主要部に
対し一定の角度を形成している。側方ストツプ1
8,19の主要部は互いに、かつ金属部5の基部
7に対し、同一平面上にある。ストツプ18,1
9の主要部と、最先端部分18a,19aとの間
の角度は鈍角である。この角度は変えることが可
能であるが、約120度位が施術者にとつて使用し
やすいことが分つている。側方ストツプ先端部1
8a,19aから前方へ突出しているU字状のア
ンビル21が一体的に設けられている。U字状ア
ンビル21は幾らか尖つた基部21a及び脚部2
2,23を有する。
下部ハンドル3は金属部24及びプラスチツク
部25を有する。金属部24の主要部は基部26
及び側方へ突出している脚部27,28(第4図
参照)をもつU字状構造をもつている。下部ハン
ドルの金属部24の先端は、上部ハンドルの脚部
8,9間に、下部ハンドルの金属部24の基部2
6が金属部5の脚部8に平行に隣接するように収
容されるべく構成されている。下部ハンドルの金
属部24の基部26の先端はブレード29で終つ
ている。ブレード29は基部26に一体的に設け
られている。第1図及び第4図に最も明らかなよ
うに、ブレード29は点30でわずかに段部をな
し、下部ハンドルの金属部24の基部26と平行
な平面で、かつ、基部26から始まつている平面
内に位置している。これにより、ブレード29
は、側方へ突出しているストツプ18,19(第
7図参照)を分離している。スロツト20に対し
て中央に位置する。ブレード29は上縁部29a
と下縁部29bを有する。下部ハンドルの金属部
24の基部26との接合部近くで、ブレード29
はピボツトピン4を収容する孔(図示せず)を有
する。このようにして、上部ハンドル2と下部ハ
ンドル3とは回転自在に結合される。下部ハンド
ルの金属部24の基部26の後端は、上部ハンド
ル2の突片11と同様の突片31で終つている。
突片31は基部26の一体的部分をなしておりか
つ点32で基部26の平面と平行で基部26から
始まつている平面内に位置するように段部を設け
られている。突片31に尖つた小さい舌片33を
設けることができる。
下部ハンドル3のプラスチツク部25は上部ハ
ンドルのブラスチツク部6と同様で、下部ハンド
ルの金属部24の連続部を実質的に形成する幹部
34を含んでいる。幹部34はその後部にループ
14と同様のかつ施術者の指を掛けるためのはさ
み状のループ35を有する。幹部34とループ3
5の接合部には、上部ハンドルのプラスチツク部
6の当接面15aと協働する当接面36aをも
つ、プラスチツク部25上の上向きかつ一体的な
ストツプ36が設けられている。後に明らかとな
るように、当接面15a,36aが接合したと
き、上部ハンドル2と下部ハンドル3とは閉位置
を構成する。第1図乃至第4図の全てにおいて、
上部ハンドル2と下部ハンドル3は開位置で示さ
れている。第4図において最も明確に識別し得る
通り、ハンドルの開位置は、ブレード29の上縁
部29aがスロツト20の終端20aへ当接して
いることにより定まる。
下部ハンドル3のプラスチツク部25を下部ハ
ンドルの金属部24へ取に付けるためには、突片
31を長手方向へ伸びている。幹部34内に形成
した中空部37へ挿入するのみでよい。中空部3
7は、望ましくは摩擦係合するように、ぴつたり
と突片31を収容するような大きさと形状を有し
ている。突片31からのプラスチツク部25の分
離は舌片33により防止される。プラスチツク部
6,25の、各々の突片11,31への取り付け
は他の適切な方法、例えばインサートモールデイ
ング法により行うことが可能である。
上部ハンドル2と下部ハンドル3の間の接合部
で生じる遊びをなくすためインサート38が使用
されている。インサート38は第3図及び第4図
に最もよく示されている。インサート38は、下
部ハンドルの金属部24の脚部27,28間にぴ
つたり収まる伸長部材を含んでいる。その後端に
は短い、下部ハンドルのブラスチツク部25の中
空部37内へ突出しているタブ39を備えてい
る。インサート38は先端部に孔41を有する丸
い鼻部40を有する。孔41はピボツトピン4を
収容し、丸い鼻部40はピボツトピン4に対する
ワツシヤとして機能する。望ましくはインサート
38はプラスチツク部6,25と同一のプラスチ
ツク材料で形成するのがよい。第1図から明らか
なようにピボットピン4はリベツトの形状をなし
ている。要求はされないが、上部ハンドル2と下
部ハンドル3とを開位置へ押圧するための手段を
設けてもよい。第3図において最もよく示される
ように符号42で示す板バネがかかる手段として
用いられる。板バネ42は実質的にV字形をな
し、上部ハンドルの金属部5の脚部8,9間に位
置しかつ基部7の内側へもたれかかつている第1
脚部42aを有している。板バネ42は、下部ハ
ンドルの金属部の脚部27の外側に沿つて伸びて
いる第2脚部42bを有している。脚部42bの
自由端は点42で下方へ折り曲げられ、下部ハン
ドルの金属部24とプラスチツク部25との間に
突出している。
要求はされないが、アンビル21に一対の直列
のノツチを設けてもよい。かかるノツチ43,4
4が、第7図において最もよく示されているよう
に、アンビルの脚部22,23の、側方へ突出し
ているストツプ18a,19aに隣接する部分に
設けられている。直列なノツチ43,44は埋め
込まれたステープルの頂部を収容するように構成
されている。望ましくは、ノツチ43,44の上
縁は符号45,46(第5図参照)で示すよう
に、後述する理由により、丸められる。
第6図は第5図と実質的には同一であるが、基
部21c及び脚部22a,23aをもつアンビル
21bを図示している。アンビル21bは第5図
のアンビル21とは、脚部22a,23aが直列
ノツチを有しない点で異つている。この場合、脚
部22a,23aの上縁部には、後述する理由に
より、夫々適切な丸み45a,46aがつけられ
ている。
引抜具1の金属部分は、耐腐食性の、かつ、一
つ又は二つ以上の標準的方法による消毒が可能で
ある適宜の金属(例えばステンレス鋼)で形成さ
れる。同様にプラスチツク部分は、一つ又は二つ
以上の標準的方法による消毒が可能である、毒性
を有さないプラスチツクにより成型される。
以上詳述した引抜具1についてその操作を次に
説明する。先ず最初に第8図が参照される。第8
図において、切口48をもつて患者の皮膚が符号
47で示されている。切口は完全な形状のかつ埋
め込まれているステープル49により閉状態に保
たれている。かかるステープルは、ステープルを
埋め込むための器具や方法と共に当該分野におい
て周知されている。埋め込まれたステープル49
は、自由端が尖がつている、L字状の対向する脚
部51,52で終つている水平な頂部50を含ん
でいる。当業者にとつて周知の通り、第8図に示
されているような、脚部51,52の垂直部は
元々は頂部50の同一的な構成部分を成していた
ものである。
患者の皮膚47から外科用ステープル49を除
去するには、第9図の符号50aで示すように、
頂部50をU字形に曲げ或は変形させるだけでよ
い。これによりL字形脚部51,52の垂直部
(第8図に示されている)は、水平(第9図に示
すように)となる。次いで脚部51,52の水平
部(第8図に示されている)は、垂直(第9図に
示すように)となる。外科用ステープル49が引
き抜き過程で正しく変形されたときには、脚部5
1,52の垂直部が、患者へ最少の不快感を与え
るだけで皮膚から持ち上げることのできるよう
に、実質的に平行となつていなければならない。
引抜具1の使用に際し、引抜具は第1図乃至第
4図に示すように、上部ハンドル2と下部ハンド
ル3とが開位置にある状態で埋め込まれている外
科用ステープル49へ近づけられる。施術者は親
指を上部ハンドル2のループ14へ掛け、指(手
中指等の)を下部ハンドル3のループ35へ掛け
て、単に上下部ハンドル2,3を開位置状態に保
持していればよい。一方板バネ42等の押圧手段
が用いられているときはバネ42がハンドル2,
3を開位置状態に維持するべく作用する。
開位置状態におけるハンドル2,3により、ブ
レード29の下縁部29bが、アンビル21及び
側方へ突出しているストツプ18a,19aの上
方に位置していることを各図面から理解できる。
これにより埋め込まれたステープル49(第8図
参照)の頂部50の下方へ、脚部51,52の垂
直部と側方突出ストツプ18a,19aとが接触
する迄、アンビル21を挿し込むことが可能とな
る。この段階において、もしノツチが設けられて
いるならば、外科用ステープル49の頂部50は
アンビルの直列ノツチ43,44内に位置してい
る。
アンビル21の基部21aが幾らか尖がつてい
ること及びアンビルが薄い(上部ハンドルの金属
部5を形成している金属のゲージと等しい厚さを
もつ)という事実が、特に頂部50が皮膚47に
接して埋め込まれているときに、患者に対し最小
の不快感を与えるのみで、頂部50の下へアンビ
ル21を滑り込ませることを、極めて容易とす
る。側方突出ストツプ18,19の前方部18
a,19aにより、アンビル21がステープルの
頂部50の下へ深くもぐり過ぎることを防止され
る。ノツチ43,44がアンビルの脚部22,2
3に設けられているときは、それらは極めて浅
く、ステープルの頂部を正確な位置に保持し、ス
テープルの変形を行つている間の、ステープル頂
部50に対するアンビル21の滑りを阻止する。
この状態で上下部ハンドル2,3を、下部ハン
ドル3が上部ハンドル2へ接近して、ストツプ3
6の当接面36aと上部ハンドル2のストツプ1
5の当接面15aとが接触する迄、絞り込む。上
下部ハンドル2,3が閉位置状態となると、ブレ
ード29が第3図に符号29cとして破線で示す
位置へ、スロツト20及びアンビル21を越えて
移動する。これにより、埋め込まれている外科用
ステープル49の頂部50が第9図に符号50a
として示すようにU字形に曲げられる。アンビル
脚部22,23は第5図において符号45,46
として示すようにノツチ43,44部で丸められ
ている(又は第6図に示すようにノツチ43,4
4をもたないときは、符号45a,46aとして
示すように丸められている)ので、頂部の嘖げ工
程の始動が容易に行われることを助ける。ブレー
ド29が金属シート1枚分のみの厚さであること
が、頂部のサイズが最大のものであつたとして
も、第9図に示すように、脚部51,52の端部
間における平行度を達成させることを可能とさせ
る、ステープル頂部50の厳格な把持を許容す
る。第1図に最も明らかなように、ブレード29
の両側と、隣接するアンビル脚部22,23の間
には余裕が存在する。この余裕は少くとも外科用
ステープル49の頂部50の直径に等しいか、或
はわずかに大きいことが望ましい。これにより外
科用ステープルは精密に同じ形へ常に変形され
る。
上部ハンドル2及び下部ハンドル3が閉ざされ
ると、外科用ステープル49は第9図に示す形状
となる。外科用ステープルの変形を行つている間
に、L字形脚部51,52は皮膚から抜け始め
る。脚部51,52の自由端は実質上平行であ
り、脚部は患者に対し最小の不快感を与えるのみ
で皮膚47から完全に抜き取ることができる。
第9図の外科用ステープルは第10図及び第1
1図に同一部には同一の符号を付けた斜視図とし
て示されている。第10図は第11図とは、変形
過程において第10図の外科用ステープルが、脚
部51,52の水平部分(第10図に示されてい
る)が実質上同軸上に位置しないように、一平面
よりも多い平面内で曲げられている点で異つてい
る。第11図においては、脚部51,52の水平
部(第11図に示されている)が実質上同軸上に
位置するように、変形されたステープルは唯一の
平面内でのみ曲げられている。外科用ステープル
は、第11図に示すように一つの平面内で変形さ
れているとき、引い抜き過程で患者に略んで不快
感を与えない。側方突出ストツプ18,19の先
端部48a,19aがステープルの同一平面内の
みにおける変形を助けている。
外科用ステープル49が皮膚47から引き抜か
れた後は、単に上部ハンドル2と下部ハンドル3
を開位置へ復帰させるのみで、ステープルはアン
ビル21とブレード29から取り除かれる。この
よううにして変形され、引き抜かれた外科用ステ
ープルは解放される。
上部ハンドル2及び下部ハンドル3のループ1
4,15の存在により、引抜具に安定性が与えら
れ、かつ、操作が容易となる。ストツプ15,3
6により、外科医にステープルが正しく変形され
たときの手応えが与えられる。これらのストツプ
は又夫々のステープルが同一の形状に変形される
ことを保証する。
最後に、本発明に係る引抜具は、安価に、か
つ、使い捨ての可能なものとしても、製造可能で
あることは明らかである。
当業者にとつて、以上の記載及び特許請求の範
囲における用語、“上部”、“下部”、“垂直”及び
“水平”等は、単に図面との関連で説明を容易と
することのみを目的とするものであることは容易
に理解できることである。勿論、施術者が引き抜
き過程において任意の方向に引抜具を維持するこ
とは自由である。
本発明の精神から逸脱することなく多くの変形
が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る引抜具の底面図、第2図
は第1図の引抜具の正面図、第3図は引抜具の一
部切欠正面図、第4図は第3図の引抜具の先端部
の部分拡大図(部分的に断面で示した)、第5図
は第4図の5―5線断面図、第6図は第5図と同
様であるが、直列ノツチをもたないアンビルを示
す断面図、第7図は引抜具の先端の部分斜視図、
第8図は患者の皮膚へ埋め込まれ、傷を閉じてい
る外科用ステープルの部分図、第9図は既に引き
抜かれている外科用ステープルを示す第8図と同
様の部分図、第10図は二以上の平面で変形され
た外科用ステープルを示す斜視図、第11図は単
一平面で変形された外科ステープルを示す、第1
0図と同様の斜視図である。 上部ハンドル……2、下部ハンドル……3、金
属部……5,24、プラスチツク部……6,2
5、ストツプ……18,19、ブレード……2
9、アンビル……21、スロツト……20、ルー
プ……14,15、ノツチ……43,44。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 それぞれ先端部と把持用後端部とも有する上
    部ハンドルと下部ハンドルからなり、これらハン
    ドルは互いにその先端部近傍で回動自在に接続さ
    れ、手動によりその開位置と閉位置との間で移動
    可能に構成された、患者の皮膚に埋め込まれたと
    きに露出した頂部と対向するL字形の皮膚係合脚
    部とを有するタイプの外科用ステープルの手動引
    抜具において上記上部ハンドルは、その先端部
    に、側方に突出する一対の薄いストツプが形成さ
    れていると共に各ストツプ間にはスロツトが形成
    されており、側方に突出する各ストツプは、上部
    ハンドルに対して鈍角をなすように設けられた、
    同一平面上のステープル脚部と接触する前方部
    と、各々が側方突出ストツプの各々の前方部に伸
    びこれと接合されている実質的に平行な2つの脚
    部と基部とからなる薄いU字形のアンビルとを有
    し、上記アンビルの脚部はスロツトの両側に位置
    し、アンビルが側方突出ストツプの上記前方部と
    実質的に同一平面にあり、一方、下部ハンドルは
    その先端部に薄いブレードが形成され、該ブレー
    ドは、上記ハンドルが開位置から閉位置に動かさ
    れるときに、上記スロツトを通して延びて上記ア
    ンビルの上部にある正規の位置から上記U字形ア
    ンビルの脚部間を通つてその下のステープルを変
    形させる位置まで下方に動かされるように上記下
    部ハンドルにより移動可能であり、また、上記ブ
    レードと各アンビル脚部との間には少なくともス
    テープル頂部の最大断面径に等しいすき間が設け
    られ、これにより、アンビルを患者の皮膚に埋め
    込まれたステープルの頂部の下へ滑り込ませたと
    き、ステープルの脚部と側方突出ストツプの前方
    部とが接触し、ステープルに対する引抜具の適正
    は整合がなされ、ブレードをステープル変形位置
    へ移動させるべくハンドルを閉位置へ動かすと、
    ステープルの頂部が、ステープルの脚部を患者の
    皮膚から引抜具によつて持ち上げることのできる
    ように、L字形脚部を上方かつ外方へ移動させる
    べく、U字形へ変形されるように構成されている
    ことを特徴とする外科用ステープルの引抜具。 2 各ハンドルの後端がはさみ状のループで終つ
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の引抜具。 3 上部ハンドルが当接面で終つている下方へ向
    う上部ストツプを有し、下部ハンドルが当接面で
    終つている上方へ向う下部ストツプを有し、上下
    部ハンドルが閉位置及びステープル変形位置を定
    める閉位置にあるときに、上記上部および下部ス
    トツプがそれらの当接面が互いに接触するように
    各上下部ハンドルに設けられていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の引抜具。 4 上部ハンドルが前方金属部と後方プラスチツ
    ク部とを含み、上部ハンドルの金属部が先端部の
    ストツプ及びアンビルで終つており、上部ハンド
    ルのプラスチツク部が、金属部の後端へ取り付け
    られて一体的構造を形成している長い幹部を含
    み、上部ハンドルのプラスチツク部の後部に、引
    抜具の使用者の親指を掛けるためのプープが設け
    られており、下部ハンドルが前記方金属部と後方
    プラスチツク部とを含み、下部ハンドルの金属部
    の先端にはブレードが設けられ、下部ハンドルの
    プラスチツク部が、金属部の後端へ取り付けられ
    て一体的構造を形成している長い幹部を含み、下
    部ハンドルのプラスチツク部の後端に、引抜具の
    使用者の指を掛けるためのループが設けられてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の引抜具。 5 上部ハンドルの金属部が、基部と下方へ折り
    曲げた一対の脚部とを含む、断面が逆U字形構造
    を有し、側方突出ストツプとアンビルとが、上部
    ハンドルの金属部の先端から一体的に突出してお
    り、上部ハンドルの金属部の脚部の一方が、上部
    ハンドルの金属部の後端から突出する突片を有
    し、上部ハンドルのプラスチツク部の幹部が突片
    及び突片を維持するための手段とを収容するため
    の長手方向の中空部を有し、下部ハンドルの金属
    部が、基部と一対の側方へ突出している脚部とを
    含む断面がU字形構造を有し、ブレードが下部ハ
    ンドルの金属部の前方へ一体的な部分として突出
    しており、基部の後端には突片が設けられてい
    て、下部ハンドルのプラスチツク部の幹部が突片
    及び突片を維持するための手段を収容するための
    長手方向の中空部を有し、下部ハンドルの金属部
    の先端が、上部ハンドルの金属部の脚部間に先端
    部において位置しており、ブレード及び上部ハン
    ドルの金属部に同心的な孔が設けてあり、リベツ
    トがこの同心的な孔へ、上下部ハンドルを回転自
    在に結合させるべく挿通され、プラスチツクのイ
    ンサートが、下部ハンドルの金属部の脚部間にか
    つリベツトを囲んで配されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第4項に記載の引抜具。 6 上部ハンドルのプラスチツク部が、幹部とル
    ープの接合部に位置する下方へ向う上部ストツプ
    を有し、上部ストツプは当接面で終つており、下
    部ハンドルのプラスチツク部が、幹部とループの
    接合部に位置する上方へ向う下部ストツプを有
    し、下部ストツプは当接面で終つており、これら
    ストツプが、上下部ハンドル閉位置及びブレード
    のステープル変形位置を定める閉位置にあるとき
    に、当接面が互いに接触するように構成されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載
    の引抜具。 7 スロツトが、ハンドの開位置及びブレードの
    正規位置を定めるための、ブレードによつて接触
    可能は上方端部を有していることを特徴とする許
    請求の範囲第1項又は第6項に記載の引抜具。 8 アンビルの基部がV字形であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項又は第7項に記載の引
    抜具。 9 ハンドルを開位置へかつブレードを正規位置
    へ偏倚させるための手段を設けたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項又は第7項に記載の引抜
    具。 10 アンビル脚部の一方と、側方突出ストツプ
    の一方の前方部との接合部に夫々位置する一対の
    浅い直列ノツチを含み、これらの直列ノツチが、
    埋め込まれている外科用ステープルの頂部を、ア
    ンビルをその下へもぐり込ませたとき、収容すべ
    く構成されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項又は第9項に記載の引抜具。 11 側方突出ストツプの先端と隣接する、アン
    ビル脚部の上縁に丸みが設けられていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項又は第9項に記載
    の引抜具。
JP58047303A 1982-04-14 1983-03-23 外科用ステ−プルの引抜具 Granted JPS58183155A (ja)

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US368100 1982-04-14

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JP58047303A Granted JPS58183155A (ja) 1982-04-14 1983-03-23 外科用ステ−プルの引抜具

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CH (1) CH660297A5 (ja)
CS (1) CS218683A2 (ja)
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