JPS6133254B2 - - Google Patents

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JPS6133254B2
JPS6133254B2 JP52135725A JP13572577A JPS6133254B2 JP S6133254 B2 JPS6133254 B2 JP S6133254B2 JP 52135725 A JP52135725 A JP 52135725A JP 13572577 A JP13572577 A JP 13572577A JP S6133254 B2 JPS6133254 B2 JP S6133254B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aperture
electron beam
electron
image
apertures
Prior art date
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Expired
Application number
JP52135725A
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English (en)
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JPS5469075A (en
Inventor
Katsuhiro Kuroda
Tadasuke Munakata
Akira Yanagisawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP13572577A priority Critical patent/JPS5469075A/ja
Publication of JPS5469075A publication Critical patent/JPS5469075A/ja
Publication of JPS6133254B2 publication Critical patent/JPS6133254B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (1) 発明の利用分野 本発明は、電子線描画装置において、アパーチ
ヤ像の結像による整形ビームの形成に関して、こ
の像の大きさを変化させる場合に用いる電子光学
系に関するものである。
(2) 従来技術 アパーチヤ像の結像を用いた描画装置におい
て、この像の大きさを変化させるには、大きく分
けて以下の三つに分けられる。第1には、一つの
みのアパーチヤを用い、倍率を変化させる方法、
第2には、二つ以上のアパーチヤを重ね、実質上
のアパーチヤ自体の大きさを変化させる方法(例
えば、特開昭52−51871号参照。)、第3には、複
数個の大きさの異なるアパーチヤを一つづつ選択
して行なう方法である。第1の場合には、磁界型
レンズで行なうと像の回転を消去させる光学系に
する必要があり、大変難しい。静電レンズで行な
えば簡単であるが、静電レンズはよごれによる非
点が生じやすく収差が大であるという欠点があ
る。第2と第3の方法には、機械的に行なう方法
と電気的に行なう方法がある。
機械的に行なう場合には、第2の方法では、焦
点深度の問題があるが、第2、第3の方法とも、
非常な高精度が要求され、かつ描画時間の点で高
速度が要求される。この点では、電気的に電子線
を偏向させる方法の方が利用価値は高い。従来第
2の方法、第3の方法とも偏向系は一つでなく複
数個の偏向系を要している。
第3の従来方法を第1図を用いて説明する。
なお、この第3の方法は本発明者等によつて、
特願昭52−57719号として出願済である。その原
理を簡単に述べるなら、描画装置の高速化をはか
るため、実際の描画パタンを複数の基本パタンに
分割し、その基本パタンに対応した大きさ、ある
いは形状の異なるアパーチヤを有するマスクを用
意し、順次そのアパーチヤを選択して描画してい
く方法である。
さて、第1図は、電子銃と照射面(試料面)の
間に置かれた複数個の大きさの異なるアパーチヤ
を有するマスク7内の電子光学軸上からばずれた
位置に配置された14のアパーチヤを結像させる光
学系を示している。1は電子銃のクロスオーバ点
を示し、6は照射面を示している。このクロスオ
ーバ点1と照射面6の間に2,3,4の三つの電
子レンズが配置されているが、これに限るもので
はない。また、6の照射面上に電子線を走査させ
る偏向系は、ここでは、5で示す後段偏向系とし
ているが、レンズ4の前に配置した前段偏向系で
あつてもよい事は言うまでもない。クロスオーバ
点1から出た電子線は、アパーチヤ14を照射
し、このアパーチヤ14を通過した電子線を、レ
ンズ3,4でアパーチヤ14が、照射面6上に結
像するように焦点合わせればよい。ただし、この
時、電子線を大きく偏向させた時や、クロスオー
バの大きさがアパーチヤ14の大きさより小さい
時は、アパーチヤの結像16において、電子線の
密着分布が大きく生じるため、マスク7をレンズ
2内に配置し、クロスオーバ像をレンズ3の中心
に結像させている。
なおアパーチヤ14の選択において、該アパー
チヤ14は電子光学的軸上にないため、アパーチ
ヤ14を選択する偏向系11と12が必要、この
後、電子光学軸上に電子線をもどす偏向系13と
が必要となる。そのため偏向系11,12,13
を同期させて用いる必要がある。
すなわち、異なる複数個のアパーチヤの切り換
え時に、アパーチヤへの照射ビームを偏向させる
必要があり、このため1つ以上の偏向系を要す
る。
このように第3の方法は高速化が可能であるが
調整が容易でなく、描画パタンの位置ずれの原因
を生じさせやすい。また、鏡体の高さも、一般に
高くなる欠点を有している。
(3) 発明の目的 本発明は、上述した大きさ、又は形状の異なる
複数のアパーチヤを順次選択してその結像を用い
て描画する電子線描画装置において、高速でかつ
高精度で、調整の容易な電子光学系の提供を目的
とする。
(4) 発明の総括説明 上記目的を達成するため、本発明においては、
大きさ、又は形状の異なる複数個のアパーチヤを
有するマスク全面に電子線を照射し、これらの複
数個のアパーチヤから出た電子ビームを一つだけ
選択して、この電子ビームに対応するアパーチヤ
を照射面上に結像する。この具体例として、電子
銃と照射面との間に複数個のアパーチヤを有する
マスク板を有し、このマスク板をレンズ中心に配
置し、このレンズにより、電子銃のクロスオーバ
像を結像させ、この位置にアパーチヤの選択用偏
向系を配置させ、該選択用偏向系とその下段に配
置された選択用アパーチヤとを用いて、上記マス
ク板から出た複数個の電子ビームを一つだけ選択
して、それを照射面上に結像させる構成をとる。
(5) 実施例 以下、本発明を実施例を用いて詳述する。
第2図は、本発明の実施例を示したものであ
る。
図において、第1図と同一符号は相当物を示
す。本実施例においてはレンズ3の中心と選択用
偏向系22(静電型、電磁型のいずれでもよ
い。)の偏向中心を一致させて配置し、レンズ3
によるマスク7のアパーチヤの像の結像面に選択
用アパーチヤ15を有するアパーチヤ板17を配
置して構成している。このように構成されたもの
においては、電子銃を出た電子線は、複数個のア
パーチヤ14を有するマスク板7に一度に照射さ
れる。この結果、複数個のアパーチヤ14からそ
れぞれのアパーチヤ形状に応じた電子線が通過し
てくる。アパーチヤ14を通過後、一度レンズ3
で選択用アパーチヤ15が配置された結像面上に
結像させる。更に、レンズ2により、クロスオー
バ1の像は、レンズ3の中心を通り選択用偏向系
22の動作によりマスク板7上のアパーチヤ14
のいずれかが選択され試料面6上に結像される。
このようにする事により、偏向系22が動作し、
マスク板7上のアパーチヤ14のいずれを選択し
た場合であつても、電子線は常に電子光学軸をは
ずれる事はない。たとえば、軸上のアパーチヤに
関しては説明するまでもないが、軸外のアパーチ
ヤ14を選択する場合を考えてみる。クロスオー
バ1から出た電子線は、アパーチヤ14を照射
し、レンズ3中心で結像される。この点では、複
数個のアパーチヤのいずれを通過した電子線も同
様にクロスオーバ1の像として結像する。このレ
ンズ3を通過後は、アパーチヤの位置に応じて電
子線は発散し、アパーチヤ板17上でマスク板7
上のアパーチヤの像を結ぶ。アパーチヤ14は軸
外であるため、この位置でも軸外で点線20で示
すように結像する。
選択用アパーチヤ15内にこの像を選択用偏向
系22で移動させれば、このアパーチヤ14を選
択した事になるが、その時の電子線の軌道21
は、あたかもアパーチヤ14が軸上にあつたかの
ような軌道となる。すなわち、選択用偏向系22
は、マスク板7上のアパーチヤの選択のみなら
ず、同時に軸ズレも補正されるものとなつてい
る。この選択用偏向系22と選択用アパーチヤ1
5は、同時に電子線の照射オン、オフにも利用さ
れてもよい。これらの事は実用上、調整が非常に
楽となるばかりではなく、電子光学系の簡素化、
小型化、等の点で利用価値は高い。
第3図は、本発明の実施例を説明するための図
面である。基本的な電子光学系は、第2図を用い
て説明した。マスク7の個々のアパーチヤは軸対
称でないものも含まれているため、アパーチヤの
形状を回転させないように、すなわち回転レスに
各レンズを構成するのが望ましい。そのため、本
実施例ではレンズ2,3によりその励磁方向を互
いに反対することにより回転レスとなるように構
成されており、レンズ4は、ここでは28と29
のレンズで構成されており回転レスになつてい
る。焦点合わせはこのレンズで行なう。また、ア
パーチヤ選択用偏向系22は、X,Yの2対あ
り、ブランキング系26は1対のみである。25
はアライナーで、電子銃から出た電子線の軸合わ
せに用いられ、27はブランキングアパーチヤで
ある。
まず、マスク7のあるアパーチヤに選択用偏向
系22によりセツトされたとする。これは、計算
機40より、インタフエース39を通して、アン
プ32よりなされる。この状態で必要な描画を偏
向系5とブランキング系26を同期して行なわれ
る。偏向系5への信号は、計算機40より、イン
タフエース39を通して、パターン発生器37を
通して、D/A変換器38でデイジタルアナログ
変換され、偏向アンプ34を通して行なわれる。
この描画が終ると次にマスク7上の別のアパーチ
ヤに選択偏向系22により切り換えられる。そし
て同様に描画を行なう。このようにして、マスク
7上のアパーチヤを順次切り換え、描画するので
ある。この後、試料台31は移動され、別の描画
フイールドにセツトされる。このときの制御は、
レーザ側長器36によりなされる。このフイール
ドも同様に順次マスク7上のアパーチヤを順次切
り換える事により描画が行なわれる。かくして、
試料6の描画をすべて行なう事ができる。なお、
23は電子銃、24はアノード、18は電子銃か
ら出た電子線の拡がり、19はアパーチヤ14を
通過する軌道、30は反射電子検出器、33,3
4,35はアンプ、38はA/D変換器と説明し
たが直線発生器を含んでも良い。
以上、本発明を実施例に基づき詳述してきた
が、なんら上述した実施例に限定されるものでは
ない。
例えば、以上の実施例においては複数個のアパ
ーチヤを有するマスク板と、選択用アパーチヤと
を有する構成であるから、選択用アパーチヤを矩
形とし従来例の第2の方法を併用して、さらに高
速化をはかつても良い。
又、第2、第3図において選択用偏向系22の
中心にレンズ2によりクロスオーバ1像をもつて
きたが、選択用偏向系22は必ずしもその位置に
なくとも良い。ただし、この場合、選択用偏向系
を2段にすることが必要である。この場合であつ
ても第1図と比較すると偏向系は1個省略でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の理解を助けるために用いた
図、第2図、第3図は、本発明の実施例を示した
図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電子銃と照射面との間に設置した異なる複数
    個のアパーチヤを有するマスク板に電子線を一度
    に照射し結像せしめる手段と、前記アパーチヤか
    ら出た複数個の電子ビームを一つだけ選択し、こ
    の電子ビームに対応するアパーチヤ像を照射面に
    結像せしめる手段を備することを特徴とする電子
    線描画装置。
JP13572577A 1977-11-14 1977-11-14 Electron beam drawing device Granted JPS5469075A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13572577A JPS5469075A (en) 1977-11-14 1977-11-14 Electron beam drawing device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13572577A JPS5469075A (en) 1977-11-14 1977-11-14 Electron beam drawing device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5469075A JPS5469075A (en) 1979-06-02
JPS6133254B2 true JPS6133254B2 (ja) 1986-08-01

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ID=15158413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13572577A Granted JPS5469075A (en) 1977-11-14 1977-11-14 Electron beam drawing device

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Families Citing this family (8)

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JPS5469075A (en) 1979-06-02

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