JPS6131900Y2 - - Google Patents

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JPS6131900Y2
JPS6131900Y2 JP6047282U JP6047282U JPS6131900Y2 JP S6131900 Y2 JPS6131900 Y2 JP S6131900Y2 JP 6047282 U JP6047282 U JP 6047282U JP 6047282 U JP6047282 U JP 6047282U JP S6131900 Y2 JPS6131900 Y2 JP S6131900Y2
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JP
Japan
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switching valve
cab
lever
electric pump
valve lever
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JP6047282U
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JPS58163365U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はキヤブが前倒するキヤブオーバー形自
動車において、キヤブを傾動あるいは復帰させる
ための圧油を供給するパワーテイルド用電動ポン
プに関し、その操作性を改善したものである。
エンジンが運転台の下方に位置するトラツク等
の自動車は、エンジンの点検や修理のために、運
転室(キヤブ)を前倒しにする機構を備えた、い
わゆるキヤブオーバー型のものが多い。この運転
室を車体フレームに対して前倒しにするために、
通常油圧シリンダ等が備えられており、この油圧
シリンダには圧油を送給する電動ポンプが接続さ
れている。この電動ポンプと油圧シリンダとの間
には該油圧シリンダを伸長させ運転室を前倒させ
る油圧回路と該油圧シリンダを縮少し前倒した運
転室を元の状態に戻す油圧回路の2系統の油圧回
路が介設されており、電動ポンプにはこの2系統
の油圧回路を切換える油圧回路切換弁が備えられ
ている。このような従来のパワーテイルト用電動
ポンプを第1図に示す。同図に示されるように電
動ポンプ1には油圧回路切換弁2が備えられてお
り、図示省略の油圧回路が接続するようになつて
いる。該切換弁2には切換弁レバー3が設けられ
ている。切換弁レバー3は約90゜に回動されるよ
うになつており、該切換弁レバー3を図中左方に
回動すると運転室を前傾させる油圧回路(以下
up回路と略す)に油圧回路が切換わり、反対に
図中右方に回動すると運転室を元の位置に復帰さ
せる油圧回路(以下、down回路と略す)に油圧
回路が切換るようになつている。一方、電動ポン
プ1を始動ないし停止するテイルトスイツチ4が
切換レバー3に対し側方位置に取り付けられてお
り、該テイルトスイツチ4を押込めた状態で電動
ポンプ1が始動されるようになつている。
このような従来のパワーテイルト用電動ポンプ
は予め切換弁レバー3を回動させて、電動ポンプ
1に接続する回路をup回路又はdown回路に切換
えた後に、テイルトスイツチ4を押し続けること
により、電動ポンプ1から油圧シリンダ等(図示
省略)に圧油を送排して運転室が前方に傾動し又
は元の位置に戻るようになつている。そのためキ
ヤブを前又は後に傾動させる作業として切換弁レ
バー3の回動とテイルトスイツチ4の押し込みと
いう二つの操作が必要であり、操作作業が煩雑と
なつていた。
本考案は切換弁レバーとテイルトスイツチの操
作を連動させ、更にキヤブと車体フレームの間に
介設されるメカニカルストツパと該切換弁レバー
と連動させて、キヤブの傾動、復帰を単純確実な
操作で行なえるパワーテイルト用電動ポンプを提
供することを目的とするものであつてその構成は
キヤブを傾動させる圧油を供給する電動ポンプ
に、該キヤブの傾動と復帰とを切換る油圧回路切
換弁が設けられ、該切換弁に回動可能に取り付け
られた切換レバーの回動位置に該電動ポンプを始
動・停止するテイルトスイツチが配置され、該テ
イルトスイツチの操作片が該レバーに固定される
と共に該レバーにアームが固定され、該レバーを
キヤブの復帰位置に回動するとき、キヤブ係止用
のメカニカルストツパの係合を外すように該メカ
ニカルストツパと前記アームとが連結されたこと
を特徴とする。
以下、本考案のパワーテイルト用電動ポンプを
実施例に基づいて詳細に説明する。第2図に本考
案のパワーテイルト用電動ポンプの一実施例を示
す。同図に示されるように、電動ポンプ1には油
圧回路切換弁2が備えられており、該油圧回路切
換弁2には球面軸受を介して切換弁レバー(操作
レバー)3が回動可能に取り付けられている。該
切換弁レバー3は約90゜回動可能になつており図
中最右方から順に0゜〜30゜,30゜〜60゜,60゜
〜90゜の範囲内に切換レバー3を回動させると、
それぞれdown回路、ニユートラル、up回路に油
圧回路が切換るようになつている。ここでニユー
トラルの位置に切換弁レバー3を回動させると電
動ポンプ1の圧油は循環し、何処にも圧油は供給
されないようになつている。該切換弁レバー3の
回動する位置には電動ポンプ1をON−CFFする
テイルトスイツチ4が配置されている。該テイル
トスイツチ4は押し込められた状態で電動ポンプ
1の電気回路を閉じるようになつている。該切換
弁レバー3の外側には該レバー3の回動方向に湾
曲したガイドプレート5が該切換弁レバー3の回
動位置に沿つて取り付けられている。該ガイドプ
レート5の両端には切換弁レバー3が僅かに立上
つて、嵌り込む凹部が形成され更に切換弁レバー
3にはテイルトスイツチ4を常時内側に押し込め
る操作片6が突設されており、該切換弁レバー3
がガイドプレート5の上記凹部に嵌まり込む際、
操作片6が切換弁レバー3と一体に浮き上がつて
テイルトスイツチ4から離れるようになつてい
る。
一方、切換弁レバー3にアーム7が同軸に固定
されており、該切換弁レバー3を回動させdown
回路に切り換る際、メカニカルストツパを解除す
るようになつている。すなわちキヤブが前傾した
状態において、このキヤブは油圧シリンダに支持
されると共にメカニカルストツパ8に係合されて
おり、該油圧シリンダを縮小させてキヤブを元の
位置に収納する場合には、予めこのメカニカルス
トツパ8の係合を解除しなければならない。従前
このメカニカルストツパ8の解除は手動の操作に
より行なわれており、煩雑であつたが、本考案に
おいてはこのメカニカルストツパ8の解除機構を
上記油圧回路機構と一体に形成した。即ち、上記
切換弁レバー3に固定されたアーム7とメカニカ
ルストツパ8の上端とをコントロールワイヤで連
結し、メカニカルストツパ8の傾動操作と切換弁
レバー3の回動操作に連動させる。その結果、図
中2点鎖線で示されるup回路の位置から実線で
示されるdown回路の位置まで回動させると、そ
の回動と同時にアーム7も回動し、コントロール
ワイヤ9を介してメカニカルストツパ8も傾動
し、その係合が解除されるようになつている。
更に電気回路切換スイツチ10が図中ガイドフ
レーム5の左端に設けられている。この電気回路
切換スイツチ10はテイルトスイツチ4と電動ポ
ンプ1との間に介装される二系統の電気回路を選
択するスイツチであり、キヤブを前方に傾動させ
る動作と後方傾動する動作に対応した条件がそれ
ぞれ設定されたこれら二系統の電気回路を切換弁
レバー3の操作に連動させて切換ようとするもの
である。すなわち、該スイツチ10には油圧回路
をdown回路に切換えた切換弁レバー3を検出す
る接触子が設けられており、該接触子に切換弁レ
バー3が接続すると電気回路が上記二系統のうち
の一つの電気回路に切換わり、又切換弁レバー3
が接触子から離れると、電気回路は上記二系統の
うちの他方の電気回路に切換るようになつてい
る。
上記構成を有する本考案のパワーテイルト用電
動ポンプは切換弁レバー3を押し回すと同時にテ
イルトスイツチ4の押込みを行えるので操作が極
めて単純である。そのため従前は切換弁レバー3
の操作とテイルトスイツチ4の操作を個別に行う
必要があつたが、本考案ではこれらの操作を切換
弁レバー3の操作だけで行うことができる。更に
切換弁レバー3にメカニカルストツパ8を連動さ
せたので、メカニカルストツパ8の係合が未解除
のままキヤブを後方に降すという誤動作が防げ
る。
以上、実施例に基づいて具体的に説明したよう
に本考案のパワーテイルト用電動ポンプはキヤブ
を前後に傾動させる操作が1回の操作で済むので
操作性に優れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のパワーテイルト用電動ポンプの
斜視図、第2図は本考案のパワーテイルト用電動
ポンプの斜視図である。 図面中、1は電動ポンプ、2は油圧回路切換
弁、3は切換弁レバー(操作レバー)、4はテイ
ルトスイツチ、5はガイドプレート、6は操作
片、7はアーム、8はメカニカルストツパ、9は
コントロールワイヤ、10は電気回路切換スイツ
チである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤブを傾動させる圧油を供給する電動ポンプ
    に、該キヤブの傾動と復帰とを切換る油圧回路切
    換弁が設けられ、該切換弁に回動自在に取り付け
    られた操作レバーの回動位置に該電動ポンプを始
    動・停止するテイルトスイツチが配置され、該テ
    イルトスイツチの操作片が該レバーに固定される
    と共に該レバーにアームが固定され、該レバーを
    キヤブの復帰位置に回動するときキヤブ係止用の
    メカニカルストツパの係合を外すように該メカニ
    カルストツパと前記アームとが連結されたことを
    特徴とするパワーテイルト用電動ポンプ。
JP6047282U 1982-04-27 1982-04-27 パワ−テイルト用電動ポンプ Granted JPS58163365U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6047282U JPS58163365U (ja) 1982-04-27 1982-04-27 パワ−テイルト用電動ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6047282U JPS58163365U (ja) 1982-04-27 1982-04-27 パワ−テイルト用電動ポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58163365U JPS58163365U (ja) 1983-10-31
JPS6131900Y2 true JPS6131900Y2 (ja) 1986-09-17

Family

ID=30070720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6047282U Granted JPS58163365U (ja) 1982-04-27 1982-04-27 パワ−テイルト用電動ポンプ

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JP (1) JPS58163365U (ja)

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JPS58163365U (ja) 1983-10-31

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