JPS6131447Y2 - - Google Patents

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JPS6131447Y2
JPS6131447Y2 JP16435580U JP16435580U JPS6131447Y2 JP S6131447 Y2 JPS6131447 Y2 JP S6131447Y2 JP 16435580 U JP16435580 U JP 16435580U JP 16435580 U JP16435580 U JP 16435580U JP S6131447 Y2 JPS6131447 Y2 JP S6131447Y2
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JP
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cable
tension member
layer
sheath
cable core
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JP16435580U
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JPS5786211U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテンシヨンメンバー付電力ケーブルに
関するものである。
架橋ポリエチレン絶縁ビニルシース電力ケーブ
ルを垂直部あるいは傾斜部に布設する場合、ケー
ブル滑落を防止する為、添付図面に示す如き、ビ
ニルシース7上に多数の金属テープあるいは金属
線よりなるテンシヨンメンバー8を縦沿えするか
巻回し、更に押えテープ巻層9を施し、プラスチ
ツク防食層10を被覆してなるテンシヨンメンバ
ー付電力ケーブルが使われていた。
しかし、本構造のものでは、ケーブル通電時等
の熱による架橋ポリエチレン絶縁層3の熱膨張あ
るいは通電電流が減少した場合の架橋ポリエチレ
ン絶縁層3の熱収縮に対して、ビニルシース7が
追随できず、このためケーブルコア(導体1,内
部半導電層2、絶縁層3、外部半導電層4までを
総称してケーブルコアと称する。)とビニルシー
ス7間にギヤツプが生じ、テンシヨンメンバーを
施していてもケーブルコアのみの滑落が生じる恐
れがあつた。
そして、このケーブルコアの滑落により接続部
に異常張力あるいは異常圧力が加わり、電気性能
を著しく低下させる懸念があり、またケーブルも
ケーブルコアの滑落により極部的な異常曲げ応力
等が加わり、電気性能を大幅に低下させる等問題
があつた。
なお、図中5は遮蔽層、6は押えテープ巻層で
ある。
本考案の目的は、前記した従来技術の欠点を解
消し、ケーブル把持を確実ならしめる新規なテン
シヨンメンバー付電力ケーブルを提供することに
ある。
すなわち、本考案の要旨はケーブルのシースと
絶縁層を熱膨張係数が同じ材料によつて構成した
ことにある。
次に、本考案の1実施例を添付図面により説明
すると、シース7を従来のビニルから絶縁層3と
熱膨張係数が同じ材料、即ち架橋ポリエチレンに
よつて構成したことにある。
本構造によれば、架橋ポリエチレン絶縁層3の
熱膨張収縮に対して、シース7もまた同様の熱膨
張収縮特性を示すことから、ケーブルコアとシー
ス間に常に初期と同等の摩擦係数が保たれ、従つ
て本テンシヨンメンバー付ケーブルによれば常に
一体の熱拳動を示し、従来のケーブルコアの滑落
という欠点を解消でき、機械的、電気的にも理想
的な優れたケーブルを提供できる。
なお、本実施例においては、押えテープ巻層6
は普通一般の布テープあるいはプラスチツクテー
プを用いて構成したが、押えテープ巻層6を粘着
性テープによつて構成する時には、ケーブルコア
の滑落を防止する上で一層良くなるであろう。
以上のようにして構成される本考案テンシヨン
メンバー付ケーブルによれば、常にケーブルコア
とシースの熱膨張収縮を同一の拳動にすることが
でき、従つてケーブルコアの滑落防止をはかれ、
安定した把持力を有するテンシヨンメンバー付電
力ケーブルを提供できる。
そして本考案ケーブルは、シースの材質を変え
ることのみで提供可能な為、従来の製造技術で充
分対応可能であり、新規な製造設備等を必要とし
ないと云う便利さもある。
【図面の簡単な説明】
図はテンシヨンメンバー付電力ケーブルの代表
例を示す断面図である。 1……導体、2……内部半導電層、3……絶縁
層、4……外部半導電層、5……遮蔽層、6……
押えテープ巻層、7……シース、8……テンシヨ
ンメンバー、9……押えテープ巻層、10……プ
ラスチツク防食層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラスチツク絶縁電力ケーブル上にテンシヨン
    メンバーとして金属テープあるいは金属線を施し
    てなるものにおいて、テンシヨンメンバーの下の
    シースと絶縁層とを熱膨張係数が同じ材料によつ
    て構成したことを特徴とするテンシヨンメンバー
    付電力ケーブル。
JP16435580U 1980-11-17 1980-11-17 Expired JPS6131447Y2 (ja)

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JPS5786211U JPS5786211U (ja) 1982-05-27
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