JPS6114103Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6114103Y2 JPS6114103Y2 JP613384U JP613384U JPS6114103Y2 JP S6114103 Y2 JPS6114103 Y2 JP S6114103Y2 JP 613384 U JP613384 U JP 613384U JP 613384 U JP613384 U JP 613384U JP S6114103 Y2 JPS6114103 Y2 JP S6114103Y2
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- Japan
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- layer
- conductive metal
- wire
- cushion layer
- insulator
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- Expired
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 22
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、遮蔽層を改良した電力ケーブルに関
するものである。
するものである。
従来の、電力ケーブルの遮蔽構造は、銅テープ
巻あるいは銅線巻で形成しているが、銅テープ巻
は大サイズ、厚肉ケーブルの場合、ケーブルの屈
曲によりテープにしわが発生し、ヒートサイクル
によつてこれが進展し、テープの切断を生ずる可
能性がある。銅線巻きについても撚ピツチが小さ
い場合は銅テープと同様な現象が発生する。この
対策として、撚ピツチを長くする方法(縦ぞえに
近い配置)があるが、ヒートサイクルで銅線が片
寄り、地絡時、短絡時に極めて大きな損傷を発生
する可能性が考えられる。
巻あるいは銅線巻で形成しているが、銅テープ巻
は大サイズ、厚肉ケーブルの場合、ケーブルの屈
曲によりテープにしわが発生し、ヒートサイクル
によつてこれが進展し、テープの切断を生ずる可
能性がある。銅線巻きについても撚ピツチが小さ
い場合は銅テープと同様な現象が発生する。この
対策として、撚ピツチを長くする方法(縦ぞえに
近い配置)があるが、ヒートサイクルで銅線が片
寄り、地絡時、短絡時に極めて大きな損傷を発生
する可能性が考えられる。
本考案は、上記欠点を解消し、線条材のしわの
発生やヒートサイクルによる線条材の弛みや良導
電性金属線の片寄りを防止するようにした電力ケ
ーブルを提供することを目的としたものであり、
押え層に表面に導電性クツシヨン層を形成した線
条材を用い、更にこれを良導電性金属線の少なく
とも一部が上記導電性クツシヨン層中に埋設する
ほどの押え力をもつて形成したものである。
発生やヒートサイクルによる線条材の弛みや良導
電性金属線の片寄りを防止するようにした電力ケ
ーブルを提供することを目的としたものであり、
押え層に表面に導電性クツシヨン層を形成した線
条材を用い、更にこれを良導電性金属線の少なく
とも一部が上記導電性クツシヨン層中に埋設する
ほどの押え力をもつて形成したものである。
以下本考案の電力ケーブルの実施例を第1図な
いし第3図により説明する。導体1の外周に内部
半導電層8を介在させて絶縁体2を被覆し、絶縁
体2外周に外部半導電層9を介在させて複数本の
良導電性金属線3を縦添えし、それぞれ間隔を設
けて配置し、この良導電性金属線3の外周に押え
層を形成する金属テープの線条材4を巻回してい
る。
いし第3図により説明する。導体1の外周に内部
半導電層8を介在させて絶縁体2を被覆し、絶縁
体2外周に外部半導電層9を介在させて複数本の
良導電性金属線3を縦添えし、それぞれ間隔を設
けて配置し、この良導電性金属線3の外周に押え
層を形成する金属テープの線条材4を巻回してい
る。
線条材4は非磁性金属の銅、アルミニウム、真
ちゆうなどの材料によるテープまたは針金を使用
するが、本実施例では第3図に示す如く銅テープ
の線条材4を使用し、線条材4の締付面には導電
性クツシヨン層6、導電性クツシヨン層6の表面
に粘着層7を設けている。導電性クツシヨン層6
は導電性を持つゴム・プラスチツクまたはこれら
の発泡体により形成している。
ちゆうなどの材料によるテープまたは針金を使用
するが、本実施例では第3図に示す如く銅テープ
の線条材4を使用し、線条材4の締付面には導電
性クツシヨン層6、導電性クツシヨン層6の表面
に粘着層7を設けている。導電性クツシヨン層6
は導電性を持つゴム・プラスチツクまたはこれら
の発泡体により形成している。
上記の構造において、ケーブルに曲げやヒート
サイクルが加わつた場合、良導電性金属線3はク
ツシヨン層6に埋設しているため位置のずれを発
生することがない。また、ヒートサイクルによる
絶縁体2の膨張によつて良導電性金属線3がごく
僅か外に拡げられるが、クツシヨン層6によつて
吸収され、良導電性金属線3の永久伸びや絶縁体
2に欠陥を生ずることがない。また、線条材4は
クツシヨン層6が導電性を持つているため、電気
的には何等問題がない。
サイクルが加わつた場合、良導電性金属線3はク
ツシヨン層6に埋設しているため位置のずれを発
生することがない。また、ヒートサイクルによる
絶縁体2の膨張によつて良導電性金属線3がごく
僅か外に拡げられるが、クツシヨン層6によつて
吸収され、良導電性金属線3の永久伸びや絶縁体
2に欠陥を生ずることがない。また、線条材4は
クツシヨン層6が導電性を持つているため、電気
的には何等問題がない。
尚、良導電性金属線3の断面形状は、丸、楕
円、四角何れでもよいが、ケーブル絶縁体に欠陥
を与えない形状としては楕円が好ましい。線条材
4はスパイラル状に巻回して押え層を形成し、ま
たは不連続状にばね性を有するCリングを配置し
て形成してもよい。そして、線条材4には少なく
とも一面以上(第3図は一面の場合)にクツシヨ
ン材6を設ける。
円、四角何れでもよいが、ケーブル絶縁体に欠陥
を与えない形状としては楕円が好ましい。線条材
4はスパイラル状に巻回して押え層を形成し、ま
たは不連続状にばね性を有するCリングを配置し
て形成してもよい。そして、線条材4には少なく
とも一面以上(第3図は一面の場合)にクツシヨ
ン材6を設ける。
第4図、第5図はクツシヨン層6を取付けた線
条材4のそれぞれ別の実施例を示し、第4図は1
面を除き3面にクツシヨン層6を設けた場合、第
5図は4面にクツシヨン層6を設けた場合であ
る。また、粘着層7を設けることにより良導電性
金属線3のずれを効率よく防止出来る。
条材4のそれぞれ別の実施例を示し、第4図は1
面を除き3面にクツシヨン層6を設けた場合、第
5図は4面にクツシヨン層6を設けた場合であ
る。また、粘着層7を設けることにより良導電性
金属線3のずれを効率よく防止出来る。
上記の如くこの電力ケーブルは良導電性金属線
のずれが防止できるため、間隔を拡げて最適本数
施すことが出来、経済的である。また、導電性を
持つクツシヨン層により、ケーブルの膨張収縮に
良導電性金属線が追随するため良導電性金属線の
弛みを防止でき、かつケーブル絶縁体に無理な応
力が作用しないため欠陥を生ぜしめることがな
い。そして、良導電性金属線に弛みがないため、
屈曲等によるしわ、キンクの発生が防止出来、長
期に安定して使用できる。
のずれが防止できるため、間隔を拡げて最適本数
施すことが出来、経済的である。また、導電性を
持つクツシヨン層により、ケーブルの膨張収縮に
良導電性金属線が追随するため良導電性金属線の
弛みを防止でき、かつケーブル絶縁体に無理な応
力が作用しないため欠陥を生ぜしめることがな
い。そして、良導電性金属線に弛みがないため、
屈曲等によるしわ、キンクの発生が防止出来、長
期に安定して使用できる。
以上記述した如く本考案の電力ケーブルは、押
え層の線条材に発生するしわや、ヒートサイクル
による線条材の弛みや良導電性金属線の片寄りを
防止することができる効果を有するものである。
え層の線条材に発生するしわや、ヒートサイクル
による線条材の弛みや良導電性金属線の片寄りを
防止することができる効果を有するものである。
第1図は本考案の電力ケーブルの一実施例を示
す断面図、第2図は第1図のシースを除去した一
部の側面図、第3図は第1図の線条材の断面図、
第4図、第5図はそれぞれ本考案の電力ケーブル
の線条材の別の実施例の断面図である。 1:導体、2:絶縁体、3:良導電性金属線、
4:線条材、5:シース、6:クツシヨン層、
7:粘着層。
す断面図、第2図は第1図のシースを除去した一
部の側面図、第3図は第1図の線条材の断面図、
第4図、第5図はそれぞれ本考案の電力ケーブル
の線条材の別の実施例の断面図である。 1:導体、2:絶縁体、3:良導電性金属線、
4:線条材、5:シース、6:クツシヨン層、
7:粘着層。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 導体外周に絶縁体を被覆し、上記絶縁体外側
に複数本の良導電性金属線を配設し、上記良導
電性金属線外周へ金属テープまたは金属条材等
の線条材を巻回した押え層を設けて遮蔽層を形
成し、遮蔽層外周にシースを被覆したものにお
いて、上記層条材は少なくとも良導電性金属線
表面に導電性クツシヨン層を設けて成り、且つ
上記良導電性金属線の少なくとも一部が該導電
性クツシヨン層中に埋設するほどの押え力をも
つて設けられたことを特徴とする電力ケーブ
ル。 (2) 上記クツシヨン層の表面に粘着層を形成した
実用新案登録請求の範囲第1項記載の電力ケー
ブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP613384U JPS6064521U (ja) | 1984-01-19 | 1984-01-19 | 電力ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP613384U JPS6064521U (ja) | 1984-01-19 | 1984-01-19 | 電力ケーブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6064521U JPS6064521U (ja) | 1985-05-08 |
JPS6114103Y2 true JPS6114103Y2 (ja) | 1986-05-01 |
Family
ID=30137698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP613384U Granted JPS6064521U (ja) | 1984-01-19 | 1984-01-19 | 電力ケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6064521U (ja) |
-
1984
- 1984-01-19 JP JP613384U patent/JPS6064521U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6064521U (ja) | 1985-05-08 |
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