JPS6029163B2 - プラスチツク電力ケ−ブル - Google Patents
プラスチツク電力ケ−ブルInfo
- Publication number
- JPS6029163B2 JPS6029163B2 JP9173478A JP9173478A JPS6029163B2 JP S6029163 B2 JPS6029163 B2 JP S6029163B2 JP 9173478 A JP9173478 A JP 9173478A JP 9173478 A JP9173478 A JP 9173478A JP S6029163 B2 JPS6029163 B2 JP S6029163B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power cable
- layer
- plastic power
- outer periphery
- copper tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、遮蔽層を改良した電力ケーブルに関するもの
である。
である。
従来の、この種電力ケーブルの遮蔽層構造は、銅テープ
あるいは鋼線横巻で形成しているが、銅テープは大サイ
ズ、厚肉ケーブルの場合屈曲によりテープにしわが発生
し、また、ヒートサイクルによってこれが進展し、テー
プが切断する可能性がある。
あるいは鋼線横巻で形成しているが、銅テープは大サイ
ズ、厚肉ケーブルの場合屈曲によりテープにしわが発生
し、また、ヒートサイクルによってこれが進展し、テー
プが切断する可能性がある。
また、後者についても撚ピッチが小さい場合は、鋼テー
プの場合と同機な現象を発生することが考えられる。本
発明の目的は、銅テープのしわの発生を防止でき、大サ
イズ、厚肉ケーブル等においても長期使用に対し遮蔽層
に欠陥が発生しないプラスチック電力ケーブルを提供す
ることにある。
プの場合と同機な現象を発生することが考えられる。本
発明の目的は、銅テープのしわの発生を防止でき、大サ
イズ、厚肉ケーブル等においても長期使用に対し遮蔽層
に欠陥が発生しないプラスチック電力ケーブルを提供す
ることにある。
本発明は、導体外周を被覆する絶縁体の外周に形成した
外部半導電層外周面に、長手方向に一定の間隔毎に凹凸
部を形成し、上記凸部に接し複数本のクッション用非磁
性線を円周に縦沿いに配置し、この外周に銅テープを巻
装し遮蔽層を形成したものである。
外部半導電層外周面に、長手方向に一定の間隔毎に凹凸
部を形成し、上記凸部に接し複数本のクッション用非磁
性線を円周に縦沿いに配置し、この外周に銅テープを巻
装し遮蔽層を形成したものである。
以下本発明のプラスチック電力ケーブルの一実施例を第
1図、第2図により説明する。
1図、第2図により説明する。
導体1の外周には絶縁体2を被覆し、絶縁体2の外周に
は外部半導電層3を被覆形成している。外部半導電層3
の被覆形状は、山都の凸部3bと空隙部の凹部3aのス
パイラル状とし、その断面は必ず凸部3bと凹部3aと
が相対位置する構造となっている。この外部半導電層3
の凸部3bに接してクッション用非磁性の線4を複数本
円周に縦沿いに配置し、この線4の外周に銅テープ5を
巻き付け、遮蔽層を構成し、更にシース6を施している
。上記の構造において、ケーブルが熱膨張を受けた場合
、外部半導電層3の外形はスパイラル状のため、1個の
断面では第1図の如く、クッション用の線4は−本のみ
が、外部半導電層3の凸部3bと接し、他の線4は、接
触していない。このため、凸部3bの点に膨張は相対す
る凹部3aの空隙部で吸収し、線4の外周へ巻回した銅
テープ5は相対的に凸部3b側へ移動し、膨張による応
力が作用しない。上記の作用はケーブルの屈曲において
も同様であり、かつ銅テープ5が直接外部半導亀層3と
接しないため、屈曲時銅テープ5のエッジが外部半導電
層に食い込まないで、無理な応力が絶縁体2に作用する
ことがない。
は外部半導電層3を被覆形成している。外部半導電層3
の被覆形状は、山都の凸部3bと空隙部の凹部3aのス
パイラル状とし、その断面は必ず凸部3bと凹部3aと
が相対位置する構造となっている。この外部半導電層3
の凸部3bに接してクッション用非磁性の線4を複数本
円周に縦沿いに配置し、この線4の外周に銅テープ5を
巻き付け、遮蔽層を構成し、更にシース6を施している
。上記の構造において、ケーブルが熱膨張を受けた場合
、外部半導電層3の外形はスパイラル状のため、1個の
断面では第1図の如く、クッション用の線4は−本のみ
が、外部半導電層3の凸部3bと接し、他の線4は、接
触していない。このため、凸部3bの点に膨張は相対す
る凹部3aの空隙部で吸収し、線4の外周へ巻回した銅
テープ5は相対的に凸部3b側へ移動し、膨張による応
力が作用しない。上記の作用はケーブルの屈曲において
も同様であり、かつ銅テープ5が直接外部半導亀層3と
接しないため、屈曲時銅テープ5のエッジが外部半導電
層に食い込まないで、無理な応力が絶縁体2に作用する
ことがない。
尚、クッション用線4は、非磁性金属線または、ばね特
性を有する非磁性金属線を使用し断面形状は自由である
。また、銅テープ5は内面に導電性クッション層付、導
電性粘着層付のもので、クッションや粘着性を与えるよ
うにしてもよい。
性を有する非磁性金属線を使用し断面形状は自由である
。また、銅テープ5は内面に導電性クッション層付、導
電性粘着層付のもので、クッションや粘着性を与えるよ
うにしてもよい。
第3図は、外部半導電層3の他の実施例を示し、イは外
部半導電層3の外周長手方向にリング状の突起7を一定
のピッチを設けて配設したものであり、口は一定のピッ
チを設けて交互に半円周突起7を設けたものであり、上
記実施例と同様の作用効果を有するものである。
部半導電層3の外周長手方向にリング状の突起7を一定
のピッチを設けて配設したものであり、口は一定のピッ
チを設けて交互に半円周突起7を設けたものであり、上
記実施例と同様の作用効果を有するものである。
上記のようにこのプラスチック電力ケ−フルは、ケーブ
ルの膨張収縮に対して、銅テープがクッション用線と空
隙とによって追従し、銅テープのしわの発生が防止でき
、かつ無理な応力が絶縁体に作用しないため、長期に安
定した性能を有するケーブルを提供出来る。
ルの膨張収縮に対して、銅テープがクッション用線と空
隙とによって追従し、銅テープのしわの発生が防止でき
、かつ無理な応力が絶縁体に作用しないため、長期に安
定した性能を有するケーブルを提供出来る。
また、大サイズ、厚肉ケーブルに対して膨張収縮も大き
いため効果的な遮蔽構造となる。以上記述したように本
発明のプラスチック電力ケーブルは、銅テープのしわの
発生を防止出釆、大サイズ、厚肉ケーブル等においても
長期使用の場合に、遮蔽層に欠陥の発生を防止すること
が出釆る効果を有するものである。
いため効果的な遮蔽構造となる。以上記述したように本
発明のプラスチック電力ケーブルは、銅テープのしわの
発生を防止出釆、大サイズ、厚肉ケーブル等においても
長期使用の場合に、遮蔽層に欠陥の発生を防止すること
が出釆る効果を有するものである。
第1図は本発明のプラスチック電力ケーブルの一実施例
を示す横断面図、第2図は第1図のケーブルの断面側面
図、第3図は本発明のプラスチック電力ケーブルの外部
半導電層の他の実施例を示し、イ,口はそれぞれ一部の
正面図である。 図において、1は導体、2は絶縁体、3は外部半導電層
、3aは凹部、3bは凸部、4は線、5は銅テープ、6
はシース、7は突起である。才’図才2図 才3図
を示す横断面図、第2図は第1図のケーブルの断面側面
図、第3図は本発明のプラスチック電力ケーブルの外部
半導電層の他の実施例を示し、イ,口はそれぞれ一部の
正面図である。 図において、1は導体、2は絶縁体、3は外部半導電層
、3aは凹部、3bは凸部、4は線、5は銅テープ、6
はシース、7は突起である。才’図才2図 才3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 導体外周を被覆する絶縁体外周に外部半導電層を形
成し、該外部半導電層外周に金属遮蔽層を構成し更にシ
ースを施したプラスチツク電力ケーブルにおいて、上記
外部半導電層の外周面に長手方向に一定の間隔を置いて
連続または断続的の凹凸部を形成し、上記凸部に接し複
数本のクツシヨン用非磁性線を円周に縦沿いに配置し、
この外周に銅テープを巻装し遮蔽層を形成して構成した
ことを特徴とするプラスチツク電力ケーブル。 2 上記外部半導電層の外周表面に一定のピツチで凹凸
部をらせん状に形成した特許請求の範囲第1項記載のプ
ラスチツク電力ケーブル。 3 上記外部半導電層の表面に一定のピツチで少なくと
も半円状の突起を形成した特許請求の範囲第1項のプラ
スチツク電力ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9173478A JPS6029163B2 (ja) | 1978-07-27 | 1978-07-27 | プラスチツク電力ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9173478A JPS6029163B2 (ja) | 1978-07-27 | 1978-07-27 | プラスチツク電力ケ−ブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5519716A JPS5519716A (en) | 1980-02-12 |
JPS6029163B2 true JPS6029163B2 (ja) | 1985-07-09 |
Family
ID=14034738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9173478A Expired JPS6029163B2 (ja) | 1978-07-27 | 1978-07-27 | プラスチツク電力ケ−ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6029163B2 (ja) |
-
1978
- 1978-07-27 JP JP9173478A patent/JPS6029163B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5519716A (en) | 1980-02-12 |
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