JPS6142250Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6142250Y2 JPS6142250Y2 JP1980165646U JP16564680U JPS6142250Y2 JP S6142250 Y2 JPS6142250 Y2 JP S6142250Y2 JP 1980165646 U JP1980165646 U JP 1980165646U JP 16564680 U JP16564680 U JP 16564680U JP S6142250 Y2 JPS6142250 Y2 JP S6142250Y2
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- JP
- Japan
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- insulated wire
- nonwoven fabric
- heat
- wire core
- tape
- Prior art date
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- Expired
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ケーブル、特に金属被覆を有するケ
ーブルに関するものである。
ーブルに関するものである。
絶縁線心単体、或いは複数本の絶縁線心を集合
乃至撚り合てせて成る絶縁線心複合体の周上に鉛
被、アルミ被、波付鋼管がい装等の金属被覆層を
施してなるケーブルにおいては、上記金属被覆層
を施す時に高熱が加わる。従来、かかる高熱から
絶縁線心を保護する(高熱を遮断して絶縁線心の
表面溶融を防止する)目的で、上記絶縁線心単体
あるいは複合体の周上に織布テープ纏巻層が設け
ることが行われてきた。
乃至撚り合てせて成る絶縁線心複合体の周上に鉛
被、アルミ被、波付鋼管がい装等の金属被覆層を
施してなるケーブルにおいては、上記金属被覆層
を施す時に高熱が加わる。従来、かかる高熱から
絶縁線心を保護する(高熱を遮断して絶縁線心の
表面溶融を防止する)目的で、上記絶縁線心単体
あるいは複合体の周上に織布テープ纏巻層が設け
ることが行われてきた。
然るに、上記織布テープ纏巻層の場合には、織
布テープにおいてほつれを生じ易く(特に端縁部
において著しい。)、そのためその纏巻には細心の
注意が必要であると云つた難点があつた。又、織
布テープは、一般に高価であるため、金属遮蔽層
を設けるための熱遮蔽用として使用するには経済
性の点において難点があつた。
布テープにおいてほつれを生じ易く(特に端縁部
において著しい。)、そのためその纏巻には細心の
注意が必要であると云つた難点があつた。又、織
布テープは、一般に高価であるため、金属遮蔽層
を設けるための熱遮蔽用として使用するには経済
性の点において難点があつた。
本考案は、上述の点に鑑みて為されたものであ
つて、その目的は、これらの難点を解決し得る金
属被覆付ケーブルの提供にあり、しかして、その
要旨は、絶縁線心導体或は複合体の周上の熱的保
護層を、耐熱性ビニロン不織布とプラスチツクフ
イルムの複合テープを当該ビニロン不織布を外側
にして纏巻せしめたもので構成した点にある。
つて、その目的は、これらの難点を解決し得る金
属被覆付ケーブルの提供にあり、しかして、その
要旨は、絶縁線心導体或は複合体の周上の熱的保
護層を、耐熱性ビニロン不織布とプラスチツクフ
イルムの複合テープを当該ビニロン不織布を外側
にして纏巻せしめたもので構成した点にある。
次に、添付図面により本考案の三つの態様の実
施例を説明する。
施例を説明する。
第1図は、絶縁線心単体より成るものの場合で
あつて、1は導体2の周上に架橋化ポリエチレン
絶縁層3を形成せしめて成る絶縁線心、4は該絶
縁線心1上に施された熱的保護層にして、これは
第4図に示すようなビニロン不織布41とポリエ
チレンフイルム42の複合テープ40を当該耐熱
性ビニロン不織布41を外側にして纏巻すること
で構成されている。
あつて、1は導体2の周上に架橋化ポリエチレン
絶縁層3を形成せしめて成る絶縁線心、4は該絶
縁線心1上に施された熱的保護層にして、これは
第4図に示すようなビニロン不織布41とポリエ
チレンフイルム42の複合テープ40を当該耐熱
性ビニロン不織布41を外側にして纏巻すること
で構成されている。
5は上記熱的保護層4上に押出形成された鉛
被、6は該鉛被5上に押出形成されたプラスチツ
ク防食層である。
被、6は該鉛被5上に押出形成されたプラスチツ
ク防食層である。
第2図及び第3図は、複数本の絶縁線心1を集
合乃至撚り合わせて成る絶縁線心複合体より成る
ものの場合であつて、第2図は、熱的保護層4上
にほぼ接触させてアルミ被7を押出形成せしめた
もの、又、第3図は、熱的保護層4上に間隙を置
いて波付鋼管がい装8を形成せしめたものであ
る。(因に、上記波付鋼管がい装は、テープ状鋼
材を長手方向に丸め、更にその突き合わせ目を溶
接し、次いで所定のダイスで波付されることで作
られる。)9は介在物である。
合乃至撚り合わせて成る絶縁線心複合体より成る
ものの場合であつて、第2図は、熱的保護層4上
にほぼ接触させてアルミ被7を押出形成せしめた
もの、又、第3図は、熱的保護層4上に間隙を置
いて波付鋼管がい装8を形成せしめたものであ
る。(因に、上記波付鋼管がい装は、テープ状鋼
材を長手方向に丸め、更にその突き合わせ目を溶
接し、次いで所定のダイスで波付されることで作
られる。)9は介在物である。
なお、第2図及び第3図中の番号において、第
1図中のと同じ番号は、それぞれ実質的に同一も
しくは類似のものを指す。
1図中のと同じ番号は、それぞれ実質的に同一も
しくは類似のものを指す。
以上のようにして構成されて成る本実施例金属
被覆付ケーブルにおいては、熱的保護層として従
来の織布テープ纏巻層に代えてビニロン不織布と
ポリエチレンフイルムの複合テープの纏巻層をも
つて構成されて成ることから次の利点を奏し得
る。
被覆付ケーブルにおいては、熱的保護層として従
来の織布テープ纏巻層に代えてビニロン不織布と
ポリエチレンフイルムの複合テープの纏巻層をも
つて構成されて成ることから次の利点を奏し得
る。
(1) ビニロン不織布とポリエチレンフイルムの複
合テープを使つているためテープ端縁でのほつ
れの問題が解消される。因に、ビニロン不織布
は、基材であるポリエチレンフイルムに結着一
体化されているためほつれを生じることはな
い。
合テープを使つているためテープ端縁でのほつ
れの問題が解消される。因に、ビニロン不織布
は、基材であるポリエチレンフイルムに結着一
体化されているためほつれを生じることはな
い。
(2) ビニロン不織布とポリエチレンフイルムの複
合テープは、織布テープに比べて生産性におい
て優れており、従つて織布テープよりも安価と
なり、結局、このものより成る熱的保護層を用
いて成るケーブルにおいては、織布テープより
成る熱的保護層を用いて成る従来技術一般のケ
ーブルに比べてそれだけ経済的に有利となる。
合テープは、織布テープに比べて生産性におい
て優れており、従つて織布テープよりも安価と
なり、結局、このものより成る熱的保護層を用
いて成るケーブルにおいては、織布テープより
成る熱的保護層を用いて成る従来技術一般のケ
ーブルに比べてそれだけ経済的に有利となる。
(3) ビニロン不織布とポリエチレンフイルムの複
合テープは、織布テープに比べて吸湿性及び透
湿性が格別少なく、従つて、ケーブル製造時に
熱的保護層中或いはその内側に湿気を含んでし
まうような事を解消できる。従つて、性能的に
より優れたケーブルを製造できる。
合テープは、織布テープに比べて吸湿性及び透
湿性が格別少なく、従つて、ケーブル製造時に
熱的保護層中或いはその内側に湿気を含んでし
まうような事を解消できる。従つて、性能的に
より優れたケーブルを製造できる。
(4) ビニロン不織布とポリエチレンフイルムの複
合テープは、織布テープに比べてその厚さを格
別薄く出来、従つて、従来のケーブルに比べて
それだけケーブルに外径を小さくすることがで
きる。
合テープは、織布テープに比べてその厚さを格
別薄く出来、従つて、従来のケーブルに比べて
それだけケーブルに外径を小さくすることがで
きる。
(5) 絶縁線心に対する熱的保護性能については、
ビニロン製耐熱不織布の存在により、従来のケ
ーブルと殆ど変らない性能を確保できる。
ビニロン製耐熱不織布の存在により、従来のケ
ーブルと殆ど変らない性能を確保できる。
このように、本考案金属被覆付ケーブルは、従
来のこの種ケーブルにおける難点を一掃できるば
かりか、ケーブル構成上一層有利な幾つかの利点
を奏し得るものであつて、その実用的価値はきわ
めて大きい。
来のこの種ケーブルにおける難点を一掃できるば
かりか、ケーブル構成上一層有利な幾つかの利点
を奏し得るものであつて、その実用的価値はきわ
めて大きい。
第1〜3図は、本考案金属被覆付ケーブルの三
つの態様の実施例説明図、第4図は、これらの実
施例において用いられた耐熱性ビニロン不織布と
プラスチツクフイルムの複合テープの詳細図であ
る。 1……絶縁線心、4……熱的保護層、40……
複合テープ、41……ビニロン不織布(耐熱不織
布)、42……ポリエチレンフイルム、5……鉛
被、6……プラスチツク防食層、7……アルミ
被、8……波付鋼管がい装。
つの態様の実施例説明図、第4図は、これらの実
施例において用いられた耐熱性ビニロン不織布と
プラスチツクフイルムの複合テープの詳細図であ
る。 1……絶縁線心、4……熱的保護層、40……
複合テープ、41……ビニロン不織布(耐熱不織
布)、42……ポリエチレンフイルム、5……鉛
被、6……プラスチツク防食層、7……アルミ
被、8……波付鋼管がい装。
Claims (1)
- 絶縁線心導体、或いは複数本の絶縁線心を集合
乃至撚り合わせて成る絶縁線心複合体の周上に熱
的保護層を介して金属被覆層を設けて成り、上記
熱的保護層は耐熱性ビニロン不織布とプラスチツ
クフイルムの複合テープを当該耐熱性ビニロン不
織布を外側にして纏巻せしめたもので構成されて
成ることを特徴とする金属被覆付ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980165646U JPS6142250Y2 (ja) | 1980-11-19 | 1980-11-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980165646U JPS6142250Y2 (ja) | 1980-11-19 | 1980-11-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5787413U JPS5787413U (ja) | 1982-05-29 |
JPS6142250Y2 true JPS6142250Y2 (ja) | 1986-12-01 |
Family
ID=29524327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980165646U Expired JPS6142250Y2 (ja) | 1980-11-19 | 1980-11-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6142250Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3501607B2 (ja) * | 1997-01-21 | 2004-03-02 | コアックス株式会社 | 遮蔽型多心ケーブル及びその製法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5937938Y2 (ja) * | 1976-05-11 | 1984-10-22 | 昭和電線電纜株式会社 | 耐熱同軸ケ−ブル |
-
1980
- 1980-11-19 JP JP1980165646U patent/JPS6142250Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5787413U (ja) | 1982-05-29 |
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