JPS6131417A - アミノシラン含有イソシアネ−ト末端ポリウレタンの製造法 - Google Patents

アミノシラン含有イソシアネ−ト末端ポリウレタンの製造法

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JPS6131417A
JPS6131417A JP6107185A JP6107185A JPS6131417A JP S6131417 A JPS6131417 A JP S6131417A JP 6107185 A JP6107185 A JP 6107185A JP 6107185 A JP6107185 A JP 6107185A JP S6131417 A JPS6131417 A JP S6131417A
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アーウイン エス.ポクラツキ
フレツド デイー.ホーカー
ジヤニス エム.シツク
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アミノシラン含有イソシアネート末端ポリウレタンの製
造 記述 技術分野 本発明はアミノシラン接着促進剤を含むイソシアネート
末端ポリウレタン類の製造に関する。
背景技術 イソシアネート末端ポリウレタンはよく知られており、
有機溶媒溶液接着剤および被覆物に通常使われている。
これらには、イソシアネート官能基と反応する硬化剤が
第二成分である2成分被覆物および接着剤が包含される
。これらはまた単一成分の水分硬化系を包含する。これ
ら組成物は通常接着剤として使用するときは顔料未添加
であり、被覆物として使用するときは顔料を添加する。
通常の基材はアルミニウムまたは鋼のような金属基材で
あるが、この基材への接着を最大にすることが望まれる
ポリアルコキシアミノシランは公知の接着促進剤であり
、これらをイソシアネート官能性ポリウレタン樹脂溶液
中に添加することが望まれる。化学量論的過剰の有機ポ
リイソシアネートとヒドロキシ官能性樹脂または樹脂混
合物との反応により樹脂が形成される。しかし、イソシ
アネート末端ポリウレタンの製造中に、あるいはその形
成後にアミノシランを添加すると、望ましくない混濁し
た、そして(または)不安定な樹脂溶液を生ずる傾向が
ある。除加されるアミノシランの割合と共にこの難点が
増大する。良好な性能を得るには、ポリウレタンの重量
に基づき0.3%より多くのアミノシランを使用するの
がよく、そしてアミノシランのこれら量は、従来技術の
手順によりつくられた樹脂に許容できない。
興味ある問題として、アミノシランは二つの型の反応性
基、即ちイソシアネート官能基との反応性に富み尿素基
を生ずるアミノ水素原子およびイソシアネート官能基と
反応しないアルコキシ基を含んでいる。尿素形成は不溶
性に通じ、これが混濁と不安定な組成物をつくり出すよ
うである。しかし、アミノ水素原子は、考慮中の組み合
わせにおいてイソシアネート基とのみ反応性があり、そ
してこの反応は室温で起きる。結果として尿素基の形成
は、過剰のインクアネートが必然的に存在する場合には
防止できず、尿素基形成により起こる混濁と不安定性の
問題は明白な解答がない。
発明の記述 本発明によれば、本発明者等は、前に注目された混濁と
不安定性の問題を、ヒドロキシ官能性樹脂C後でもつと
詳しく記述)をポリアルコキシアミノシランとそのアル
コキシ官能性を経由して予備反応させる(この公知の反
応でアルコールが遊離する)ことにより克服する。これ
はアミノシラン分子なヒドロキシ官能性樹脂に固定し、
従ってアミノシラン分子ケ互に物理的に引き離す。ここ
で有機ポリイソシアネートが化学量論的過剰量で添加さ
れると、イソシアネート基はヒドロキシ基およびアミノ
水素原子の両方と反応するであろう(後者の反応が優先
する)。しかし、アミノシラン分子は今はヒドロキシ官
能性樹脂に結び付けられていて、これらは自由に動きま
われず、可溶性に乏しい尿素基のクラスターを形成する
。これが、かねて有効量のアミノシラン接着促進剤の使
用を妨げていた面倒な混濁と不安定性とを回避するよう
である。
このようにして、本発明は、化学量論的過剰の有機ポリ
イソシアネートとヒドロキシ官能性樹脂との反応により
生成したイソシアネート官能性ポリウレタン樹脂中に、
混濁しそして(または)不安定な樹脂溶液を生ずること
なく、ポリアルコキシアミノシラン接着促進剤を添加す
る方法を提供するものである。この方法は、ヒドロキシ
官能性樹脂を、アルコールを遊離する反応でアミノシラ
ンのアルコキシ官能性と予備反応させ、次に化学量論的
過剰の有機ポリイソシアネートを加えてポリイソシアネ
ートのイソシアネート基を、存在するヒドロキシ基およ
びアミノ水素原子の両方と反応させることにより、かね
て有効量のアミノシラン接着促進剤の使用を妨げていた
面倒な混濁と不安定性を回避することからなる。
本発明の詳細な説明するために、先行技術によるエリウ
レタン被覆物で被覆し硬化した金属基材が、標準の水浸
漬試験に、硬化した被覆基材の130”F’水中僅か4
日間の浸漬後で不合格となったことから、U前にはごく
ささいな関心しかもたれなかったイソシアネート官能性
ポリウレタン被覆組成物を、約0.8%のアミノシラン
の添加により同じ試験において4週間より長く耐える程
に修飾した。添加シランを含む生成物は混濁し不安定テ
、lTh ツタ17’)で、約0.2%より多くのアミ
ノシランは以前には添加できなかった。試験においては
、被覆物を基材の卑金属まで斜交平行線模様に切り熱水
に浸す。熱水から取出した後、被覆基材を空気中で乾か
す。乾燥し切断した被覆物上に接着テープを押付け、次
にテープをはぎ取る。もし被覆物が基材上に留まるなら
ばそれはこの試験に合格し、またもし被覆物がテープと
共に除かれるならばそれは試吟に不合格である。
本発明に使用できるヒドロキシ官能性樹脂には、イソシ
アネート官能基と反応するヒドロキシ基をもった溶媒可
溶性重合体のいずれも含まれる。これから述べるように
、二、王、または四官能性のヒドロキシ官能性樹脂が好
ましいが、本発明はそのような制限は受けず、分子量約
1000を有するビスフェノールAのジグリシジルニー
テルト亜111H仁l11肪酸とのジエステルのような
エポキシエステルを用いることができる。有用な他のヒ
ドロキシ官能性樹脂はポリエステル樹脂、例えば無水フ
タル酸とグリセリンとのポリエステル化生成物である。
ヒドロキシ官能性ポリエーテル樹脂は、1分子当り2個
、6個または4個のヒドロキシ基な利用できるので特に
適当である。2価アルコール性ポリエーテルが特に望ま
しく、そしてこれらには前リオキシエチレングリコール
が含マれる。ポリオキシプロピレングリコールおよびポ
リテトラメチレングリコールは水に余り敏感でなく、こ
の理由のため特に好ましい。前述した特に適当なヒドロ
キシ官能性樹脂を得るのに、なるべくは2価、3価およ
び4価アルコールとのC2〜C,アルキレンオキシド付
加体を使用するのがよい。これらアルキレンオキシPは
エチレンオキシv1プロピレンオキシPおよびブチレン
オキシPが例として挙げられ、そしてアルコールはエチ
レングリコール、1.4−ブチレングリコール、トリメ
チロールプロパン、およびペンタエリトリトールが例と
して挙げられる。分子量約4sov有するトリメチロー
ルプロパンのゾロピレンオキシP付加体は、特に他のポ
リオールと組入合わせて実例となる。
本発明に使用されるポリアルコキシアミノシランは公知
の接着促進剤であり、そしてこれらには1分子当り1個
より多いアルコキシ基を含みそしてイソシアネート官能
基と反応する少なくとも1個のアミノ水素原子を含むい
ずれのシランも含まれる。企図されたアルコキシ基は1
から4炭素原子を含み、メトキシ、エトキシ、プロポキ
ンおよびブトキシ基を包含する。メトキシ基はヒドロキ
シ官能性樹脂のヒぜロキシ基と最も容易に反応するので
これが特に好ましい。
本発明に有用なアミノシランは種々な給源から商業上入
手でき、2−アミノエチル 3−アミノプロぎル トリ
メトキシシランが例として挙げられる。使用できる他の
アミノシランの例として、がンマーアミノプロぎルトリ
エトキシシランおよびN−ベーター(N−ビニルベンジ
ルアミノ−エチル)−ガンマ−アミノゾロピルトリメト
キシシラン、およびメチル−〔2−Cガンマ−トリメト
キシシリルプロピルアミノ)−エチルアミ/ ’] −
3−ブローオネートが挙げられる。
特に適当なシランは次の構造式: %式%) 〔式中、RはC1〜C4アルキル、なるべくはメチルま
たはエチルであり B/は1から10炭素原子を含む脂
肪族基、なるべくはアルキレン基、例えばエチレンまた
はプロピレンであり、Xは−NH2または−NFl″H
(ただし、B“は00〜C6アルキルアミン、例えばエ
チル、プロピル、またはプチルアミンである)であり、
yおよびnは合計4であるが、ただしyは少な(とも1
、nは1より大、なるべくは6である〕を有する。Xが
−NRIH(式中 R1はアルキルアミンである)であ
る生成物はジアミンであり、このものは本発明に使用す
るのに特に好ましい。
アルコキシ基を含む反応が起こるとアルコールが遊離す
る。この反応は通常熱を用いて行なわれるので、生じた
アルコールは気化し、典型的コンデンサーを用いて凝縮
できる。アルコキシ反応体との反応が多い程一層多くの
アミノシランをFl[でき、そして全樹脂固体に基づき
最終生成物中に少な(とも0.5%のアミノシランが存
在することが特に好ましい。アミノシラン分子の少なく
とも約30%をヒドロキシ官能性樹脂に結合させるのに
十分なアルコールを生成せしめるのがよい。明らかにな
るように、アミノシランがより多(固定される程混濁お
よび分離の危険は小さくなり、そしてこれは用いたアミ
ノシランの量および選ばれたヒドロキシ官能性樹脂によ
り変化するであろう。
有機ポリイソシアネートには少なくとも2個のイソシア
ネート基を含む有機化合物のいずれも包含される。トリ
イソシアネートもヘキナメチレンジイソシアネートのビ
ウレットと同様有用であるが、ジイソシアネートの方が
好ましい。ジイソシアネートの例としてジフェニルメタ
ンジイソシアネート、トルエンジイソシアネートおよび
イソホロンジイソシアネートが挙げられる。ポリイソシ
アネートをヒ「ロキシ官n目性樹脂と加熱する場合、ジ
ブチルスズジラウレートのようなウレタン反応を促進す
る触媒が存在でき、すべてのヒドロキシ基が消費される
までイソシアネートは容易にかつ迅速に反応する。存在
するアミノ水素原子はヒドロキシ基よりも更に一層反応
性に富み、そしてこれらが優先的に消費される。
本明細書全体を通じて、すべての部数および割合は特に
断らない限り重量で表わしである。
本発明を下記の例で説明する。
例1 ディーン・スタークトラップおよび窒素掃気な含むコン
デンサーを取付けた2000mA’フラスコに、分子量
約650を有するポリオキシブチレングリコール(シュ
都ン(DuPont )製品テトラコール(Terac
ol ) 650を使用可) 95.85部、ペンタエ
リトリトールのプロピレンオキシP付加体(BASF 
@’4品プルラコール(Pluracol ) PEP
450を使用可33.45部および2−アミノエチル 
3−アミノゾロビル トリメトキシシラン(ユニオ”7
mmカーバイ (Union Ca、rbide )の
製品へ−1120を使用可) 0.72部を仕込んだ。
フラスコを15分間加熱して湛度を約100°Cに上げ
、この温度に60分保ち、その後冷却を開始した。フラ
スコを約60分で40℃に冷却した。トラップ中の物質
を分析したところ、半分が水、半分がメタノールである
ことが示され、従ってヒドロキシ官能性樹脂のヒドロキ
シ基とシラン中のメトキシ基との間の反応が確定した。
例2 窒素掃気な有する3 000 mlフラスコにジフェニ
ルメタンジイソシアネート(モペイ(Mobay )製
品モンジュ−ル(Mondur ) Mを使用可)30
0部を仕込み、60℃に加熱した。次に1例1の予備反
応させたヒドロキシ樹脂359.36部’f、発熱反応
が周囲への熱損失に対して釣り合うような速度で加え、
このようにしてフラスコ内の温度を60°Cと65℃と
の間に保った。ヒドロキシ樹脂の添加中はずつと窒素ブ
ランケットを用いた。例1のすべてのヒドロキシ樹脂を
添加し終ったならば、フラスコを加熱して65°Cに1
時間、あるいは試料の分析がイソシアネート含量が約7
.7%まで減少したことを示すまで保った。次に、生成
物を658.05部のメチルエチルケトンで希釈し、フ
ラスコを冷却した。生じた溶液生成物は無色透明な樹脂
溶液で、固形分51.03%、イソシアネート含量3.
85%を有し、貯蔵時に安定であった。
この溶液は、アルミニウム基材に対する水分硬化性被覆
組成物を与え、アミノシランの存在は前記水浸漬接着試
験により示されるように接着を向上させる。
例3(比較) N2人口、温度計、かきまぜ機およびコンデンサーを取
り付けた乾いた5000m/フラスコに、ジフェニルメ
タンジイソシアネート750部を仕込んだ。フラスコを
55℃に加熱してジイソシアネートを融解し、その後、
ポリオキシブチレングリコール847部、ペンタエリト
リトールのプロfレンオキシド付加体(分子量450)
30.25部、および2−アミノエチル−6−アミノゾ
ロビルトリメトキシシラン6.5部からなる均一混合物
を、発熱を抑制するために冷却しつつ70分間にわたり
ゆっくり加え、60℃と65℃との間の温度を保った。
次に、反応器生成物を更に1時間65℃で加熱し、この
時間で試料は7.7%のNCO含量を示した。[111
1は混濁していて、100倍顕微鏡下の検査は樹脂中に
隈なく分散した小さい無定形不透明粒子を示した。時間
と共に混濁が増した。それU上更に加熱することも長く
煮ることも樹脂を清澄させることはできなかった。従っ
て、ポリオールとアミノシランとの予備反応なしでは、
混濁した不安定な樹脂が生ずる。
ここで明白となったに違いないが、本発明方法により牛
する生成物は異なった生成物である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)化学量論的過剰の有機ポリイソシアネートとヒド
    ロキシ官能性樹脂との反応により形成されたイソシアネ
    ート官能性ポリウレタン樹脂中に、混濁および(または
    )不安定樹脂溶液を生ずることなくポリアルコキシアミ
    ノシラン接着促進剤を添加する方法において、前記ヒド
    ロキシ官能性樹脂を前記アミノシランのアルコキシ官能
    基とアルコールを遊離する反応で予備反応させ、次に化
    学量論的過剰の前記有機ポリイソシアネートを添加して
    前記ポリイソシアネートのイソシアネート基を、存在す
    る水酸基およびアミノ水素原子の両者と反応させ、それ
    によつて以前に有効量のアミノシラン接着促進剤の使用
    の妨げとなつた面倒な混濁および不安定を回避すること
    を特徴とする上記方法。
  2. (2)有機ポリイソシアネートがジイソシアネートであ
    り、ヒドロキシ官能性樹脂がポリオキシエチレングリコ
    ール、ポリオキシプロピレングリコールおよびポリテト
    ラメチレングリコールから選ばれる2価アルコール性樹
    脂である特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)ヒドロキシ官能性樹脂がトリメチロールプロパン
    のプロピレンオキシド付加体を包含する特許請求の範囲
    第2項記載の方法。
  4. (4)アミノシランが構造式: (X−R′−)_1−Si−(OR)_3 〔式中、RはC_1〜C_4アルキルであり、R′は1
    から10炭素原子を含むアルキレン基であり、Xは−N
    R″H(式中、R″はC_1〜C_6アルキルアミンで
    ある)である〕を有する特許請求の範囲第1項記載の方
    法。
  5. (5)アミノシランが、存在する樹脂固形分の全重量に
    基づき少なくとも約0.3%の量で存在し、Rがメチル
    である特許請求の範囲第4項記載の方法。
  6. (6)アミノシラン中のメトキシ基の少なくとも約30
    %をヒドロキシ官能性樹脂と反応させ、そして前記アミ
    ノシランが存在する樹脂固形分の全重量に基づき少なく
    とも約0.5%の量で存在する特許請求の範囲第5項記
    載の方法。
JP6107185A 1984-07-19 1985-03-27 アミノシラン含有イソシアネ−ト末端ポリウレタンの製造法 Pending JPS6131417A (ja)

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