JPH07250616A - 浅漬の製造方法 - Google Patents
浅漬の製造方法Info
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- JPH07250616A JPH07250616A JP4119694A JP4119694A JPH07250616A JP H07250616 A JPH07250616 A JP H07250616A JP 4119694 A JP4119694 A JP 4119694A JP 4119694 A JP4119694 A JP 4119694A JP H07250616 A JPH07250616 A JP H07250616A
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Abstract
塩7を長手方向に延びる複数の掻き上げ具13を備えた
撹拌容器12内に入れ、該撹拌容器12を1秒間に約1
回転で約5分間回転させることにより野菜4と塩7を撹
拌して下漬けし、下漬けした野菜4を水洗いした後、前
記容器12内に水洗い後の野菜4と調味液5を入れ、該
容器12を1秒間に約1回転で約5分間回転させること
により下漬けした野菜4と調味液5を撹拌して前記野菜
4に味付けする。
Description
るものである。
いては、白菜、胡瓜、キャベツ、かぶ及び大根等の野菜
を食べやすい大きさに切った後、容器内に収容した塩分
約6重量%[塩の重量/(水の重量+塩の重量)×10
0≒6となる割合]の塩水に漬けた状態で温度が0℃〜
3℃の冷蔵庫等に約24時間置いて下漬けを行ない、下
漬け終了後、野菜を容器より取り出して水洗いし、水切
り後、調味液に漬けて温度が0℃〜3℃の冷蔵庫等に約
24時間置いて味付けし製造していた。
に容器1内に入れた塩分約6重量%の塩水2を熱交換媒
体3を利用して約20℃に保持するようにし、適正な大
きさに切込んだ野菜4を前記塩水に約3時間下漬けした
後、容器1より取り出して野菜4を水洗いし、水切り
後、図4に示すごとく容器1’に入れられ且つ熱交換媒
体3’により温度を約20℃に保持されている調味液5
に約3時間漬け込んで味付けし製造していた。
うに真空装置6内に切込んだ野菜4を入れて、該野菜4
に約6重量%[塩の重量/(野菜の重量+塩の重量)×
100≒6となる割合]の塩7をまぶした後、前記真空
装置6内を真空引きして約3分間野菜4を真空状態にさ
らし、前記野菜4に塩7を浸透させて下漬けした後、野
菜4を水洗いし、水切り後、前記野菜4を調味液5に漬
けた状態で約3℃の冷蔵庫等に約24時間置いて味付け
し製造していた。
約3cm四方の大きさに、胡瓜の場合は約0.5cmの
厚さの輪切りに、キャベツの場合は幅約1cmの短冊状
に、かぶ及び大根の場合は約0.5cmの厚さに切るよ
うにする(かぶや大根が大きい場合には、予め2分の1
や4分の1に切って食べやすい大きさにしてもよい)。
けを行なった後、水洗いを行なう前の野菜4は塩分を約
2.5%含んだものになり、水洗いは、例えば下漬け用
の容器から取り出した野菜4を水の入っている別の容器
へ入れ、水を通すことにより行なう。
の塩、グルタミン酸ソーダ、食酢、有機酸、調味・香辛
料等を含んだ塩分約3.4%の調味液である。
方法のうち第1の方法では、浅漬が出来上がるまでに約
48時間かかるため、製造時間が長くなり、又第2の方
法では、6時間程で浅漬を製造することができるが、野
菜4は常に約20℃の状態で漬け込まれているため、製
造過程において乳酸菌や大腸菌が大量に発生し、味が落
ちたり、野菜4の鮮度を長く保つことができず、更に第
3の方法においては、野菜4を真空状態にさらして下漬
けを行なうので野菜4の繊維が破壊されてしまい、歯ご
たえのある美味しい浅漬を製造できないという問題があ
った。
新鮮な浅漬を短時間で製造することを目的として成した
ものである。
は、適正な大きさに切った野菜と適正量の塩を、長手方
向に延びる掻き上げ具を備えた撹拌容器内に入れ、該撹
拌容器を適正回転数で適正時間回転させることにより野
菜と塩を撹拌して下漬けし、下漬け後、水洗いした野菜
と調味液を長手方向に延びる掻き上げ具を備えた撹拌容
器内に入れ、該撹拌容器を適正回転数で適正時間回転さ
せることにより下漬けした野菜と調味液を撹拌して野菜
に味付けするものである。
%とし、更に撹拌容器の回転数を1秒間に約1回転と
し、回転時間を約5分間とすると良い。
には、撹拌容器の回転により、前記撹拌容器の底部にあ
る野菜及び塩は掻き上げ具により掻き上げられ、上方ま
で掻き上げられた後、撹拌容器底部へ落下しタンブリン
グされるため、野菜は短時間で下漬けされる。又味付け
時には、撹拌容器の回転により、撹拌容器の底部にある
野菜は掻き上げ棒により掻き上げられ、上方まで掻き上
げられた後、撹拌容器底部の調味液内に落下しタンブリ
ングされるため、野菜は短時間で味付けされる。
明する。
実施例に用いる撹拌装置の一例であり、図中、8は上面
が傾斜した架台、9は架台8上面に設置した複数の軸
受、10は軸受9に回転自在に支持された傾斜軸、11
は傾斜軸の先端に取り付けられた円筒形状で且つ内周面
に凹部11aを形成したサポート部材、12は先端が開
口し、後端側を前記サポート部材11に嵌入し得るよう
にした撹拌容器であり、該撹拌容器12の後端側外周に
は、前記撹拌容器12をサポート部材11に嵌入して回
転させる際に前記撹拌容器12がサポート部材11に対
して滑らないよう、前記凹部11aに嵌合する凸部12
aが形成されている。又13は撹拌容器12の軸線方向
へ延びるよう前記撹拌容器12の内周に円周方向へ所要
の間隔で取り付けられた掻き上げ具、14は傾斜軸10
の後端に接続されたモータである。
合には、撹拌容器12をサポート部材11に嵌入し、凹
部11aに凸部12aを嵌合させた後、従来と同様の大
きさに切込んだ野菜4と該野菜4の約6重量%の塩7を
撹拌容器12内に入れ、モータ14を駆動させて前記撹
拌容器12を1秒間に約1回転の割合で約5分間回転さ
せ下漬けを行なう。この際、前記撹拌容器12内に設け
られた掻き上げ具13により野菜4と塩7は撹拌容器1
2内の上方まで掻き上げられて落下するため、前記野菜
4は撹拌容器12の底部に落下しタンブリングされ、短
時間で下漬けされる。
ト部材11から取り外し、前記撹拌容器12内の野菜4
を、従来の場合と同様、水の入っている別の容器に移し
て水中を通し水洗いし、内部を洗浄してサポート部材1
1に取り付けた撹拌容器12内に、水洗い後、水切りし
た野菜4と従来使用している調味液と同様の調味液5を
入れ、モータ14を駆動させて前記撹拌容器12を1秒
間に約1回転の割合で約5分間回転させ味付けを行な
う。この際、前記撹拌容器12内に設けられた掻き上げ
具13により野菜4と調味液5は撹拌容器12内の上方
まで掻き上げられて落下するため、前記野菜4は撹拌容
器12の底部に落下しタンブリングされ、短時間で下漬
けされる。
は、乳酸菌や大腸菌の発生を防止するため室温を20℃
以下(好ましくは10℃程度)に設定すると良い。又撹
拌容器12を傾斜させて設置してあるので、前記撹拌容
器12を回転させても野菜4及び調味液5は容器12内
から飛び出さず、下漬け及び味付け作業が行なわれる。
は、タンブリングにより下漬け及び味付けを短時間に行
なうことができるので、菌の発生を押えながら(略0に
近い状態)新鮮で美味しい浅漬を短時間で製造すること
ができる。
器12の回転数を1秒間に約1回転としたが、回転数及
び回転時間を変化させて野菜4のタンブリングの度合い
を変えることもできること、撹拌容器12には下漬け時
と味付け時に同じ撹拌容器12を用いても良いし、或い
は下漬け専用の撹拌容器12と味付け専用の撹拌容器1
2を夫々設けておいても良いこと、又撹拌容器12は傾
斜させる場合について説明したが、開口部に蓋を取り付
けるようにして水平配置しても良いこと、その他、本発
明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ること
等は勿論である。
ブリングにより下漬け及び味付けを短時間に行なうこと
ができるので、新鮮で美味しい浅漬を製造することがで
きるという優れた効果を奏し得る。
容器の一例を示す側断面図である。
けの方法の一例を示す側面図である。
けの方法の一例を示す側面図である。
側面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 適正な大きさに切った野菜と適正量の塩
を、長手方向に延びる掻き上げ具を備えた撹拌容器内に
入れ、該撹拌容器を適正回転数で適正時間回転させるこ
とにより野菜と塩を撹拌して下漬けし、下漬け後、水洗
いした野菜と調味液を長手方向に延びる掻き上げ具を備
えた撹拌容器内に入れ、該撹拌容器を適正回転数で適正
時間回転させることにより下漬けした野菜と調味液を撹
拌して野菜に味付けすることを特徴とする浅漬の製造方
法。 - 【請求項2】 適正な大きさに切った野菜と共に撹拌容
器内に入れる塩の割合を約6重量%とする請求項1に記
載の浅漬の製造方法。 - 【請求項3】 撹拌容器の回転数を1秒間に約1回転と
し、回転時間を約5分間とする請求項1又は2に記載の
浅漬の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4119694A JP2634559B2 (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 浅漬の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4119694A JP2634559B2 (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 浅漬の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07250616A true JPH07250616A (ja) | 1995-10-03 |
JP2634559B2 JP2634559B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=12601675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4119694A Expired - Fee Related JP2634559B2 (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 浅漬の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2634559B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6131417A (ja) * | 1984-07-19 | 1986-02-13 | デソト エアロスペース コーティングス インコーポレイテッド | アミノシラン含有イソシアネ−ト末端ポリウレタンの製造法 |
JPS6147139A (ja) * | 1984-08-13 | 1986-03-07 | Hiroko Takashima | 野菜のからし漬け製造法 |
-
1994
- 1994-03-11 JP JP4119694A patent/JP2634559B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6131417A (ja) * | 1984-07-19 | 1986-02-13 | デソト エアロスペース コーティングス インコーポレイテッド | アミノシラン含有イソシアネ−ト末端ポリウレタンの製造法 |
JPS6147139A (ja) * | 1984-08-13 | 1986-03-07 | Hiroko Takashima | 野菜のからし漬け製造法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2634559B2 (ja) | 1997-07-30 |
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