JPS6131198A

JPS6131198A - 肩袖プレス機における袖押え送り機構

Info

Publication number: JPS6131198A
Application number: JP15248784A
Authority: JP
Inventors: 増男藤本
Original assignee: Tokyo Juki Industrial Co Ltd
Current assignee: Juki Corp
Priority date: 1984-07-23
Filing date: 1984-07-23
Publication date: 1986-02-13
Also published as: JPS6358598B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】筑権分互本発明は、肩袖プレス機における袖押え送り機構に関す
るもので、特に袖押え鏝を２つの揺動リンクで平行に送
ることができる肩袖ブレス機における袖押え送り機構に
関するものである。

支束１区従来の袖押え送り、加圧機構は第５図、第６図に示した
ように構成されている。第５図及び第６図において、ダ
ミー１に間隔をあけて逆し字状のフレーム２が設けられ
、この逆り字状のフレーム２の上部に間隔をあけて２つ
の回動支点３．４が設けられ、この回動支点３．４に一
端がそれぞれ回動自在に支持された揺動リンク５．６が
互いに平行に設けられ、それらの他端は内袖パネル支持
部９の回動支点７．８に回動自在に支持され、また内袖
パネル支持部９は内袖パネル１０を支持している。揺動
リンク５の中央にスイング用シリンダ１１のピストン軸
の端部が回動自在に支持され、シリンダ１１の端部はフ
レーム２に回動自在に支持されている。外軸パネル１２
を一端に支持した外軸パネル支持部１３は内袖パネル支
持部９側に突出した連結部１４で内袖パネル支持部９か
ら突出した連結部１５に回動自在に支持され、この連結
部１４．１５の支持部を支点にして外軸パネル１２と内
袖パネル１０との間隔を調整するように構成する。また
内袖パネル支持部９に一端が回動自在に支持されたリン
ク１６は中央にコロ１７が設けられ、更にリンク１６の
他端は加圧シリンダ１８の一端に連結され、また加圧シ
リンダ１Ｂの他端は外軸パネル支持部１３に討丘られた
軸１９に連結され、外軸パネル支持部１３の外軸パネル
１１と反対側の端部はコロ１７によって支えられ、この
コロ１７の近傍に内袖パネル支持部９と外軸パネル支持
部１３を互いに引き合うバネ２０が設けられている。

この従来の袖押え送り加圧機構は、エアーシリンダ１１
にエアーを送ると、ピストンが伸びて揺動リンク５を押
すので、内袖パネル１０がダミー１に着せた洋服の袖１
ａとボディ１ｂの間に入り、外軸パネル１２が袖１ａを
覆う位置に移動する。そして、エアーシリンダ１８にエ
アーを送ると、ピストンが伸びることによりリンク１６
が垂直方向に動き、それによってコロ１７が外軸パネル
支持部１３を押すので、外軸パネル１１を袖１ａに接触
させる。ここでダミーｌの腕の内部を通して温風、蒸気
等を送ることにより袖をプレスすることができる。

このように構成した従来の袖押え送り、加圧機構では、
内袖パネル支持部９を２つのリンク５．６だけで吊り下
げているため、移動の前後方向にガタが生じ易く、また
エアーシリンダ１１．１８及び内袖パネル支持部９及び
外軸パネル１３が横に並んで設けられているため、横幅
が大きくなり、従って外形が大きくなるという欠点があ
った。

目的本発明は、上記の検点を解消するためになされたもので
、その目的は縦に揺動リンクを配置しているため、揺動
リンクの移動方向にガタがなく。

スムースな送りをすることができ、また縦に配置したシ
リンダの作動方向も上下方向で使用するため揺動リンク
の移動方向の据付は面積を大幅に縮少することができる
周軸プレス機における袖押え送り機構を提供するもので
ある。

構成本発明は、上記目的を達成するために、フレームに間隔
をあけて設けられた回動支点にそれぞれ一端が回動自在
に支持されるとともに、他端に所定の間隔をあけてそれ
ぞれ設けられた２つの回動支持部を有する２つの揺動リ
ンクと、該２つの揺動リンクのそれぞれ２つの回動支持
部の一方に両端がそれぞれ回動自在に支持された追加リ
ンクと、前記２つの揺動リンクのそれぞれ２つの回動支
持部の他方にそれぞれ回動自在に支持された支持部材と
、該支持部材に対向して設けられた内袖パネル鏝及び外
軸パネル鏝と、前記支持部材の一方の回動支持部にピス
トンの端部が回動自在に支持されるとともに、シリンダ
側の端部が前記フレームの前記揺動リンクの回動支点の
延長上の支点に回動自在に支持されたエアーシリンダと
を有することを特徴とするものである。以下１本発明の
実施例に基づいて説明する。

第１図及び第２図は、本発明の実施例の周軸プレス機に
おける袖押え送り、加圧機構の正面図を、第３図は上面
図を示したもので、２１．２２は上下に所定の間隔をあ
けて設けられた揺動リンクであり、回動支点２３．２４
によりフレーム２５に支持されている。また、揺動リン
ク２１．２２は他端に所定の間隔を、あけてそれぞれ回
動支持部２６．２７．２８．２９が設けられ、回動支持
部２７．２９に追加リンク３ｏの両端がそれぞれ回動自
在に支持されている。また第３図に示したように、回動
支持部２Ｇ、２Ｂに上軸パネル鏝３】及び加圧シリンダ
３７を支持する支持部材３３が回動自在に支持されてい
る。この加圧シリンダ３７の駆動軸は一端が回動支Ａ４
０に回動自在に支持された加圧アーム４１のほぼ中央部
に支持され、ま、たシリンダ３７と加圧アーム４１の間
に戻しコイルバネ４２が接続されている。加圧アーム４
１の他端に。

一端が上軸パネル鏝３１に固定された案内軸４３．４４
が軸方向に摺動するように設けられ、この案内軸４３．
４４の他端と加圧アーム４１の間にそれぞれ上軸パネル
鏝３１を下軸パネル鏝３２から引き離す方向に作用する
コイルバネ４５．４６が設けられている。また、案内軸
４３．４４の間に上軸パネル！Ｉ３１の突出量を調節可
能に支持したねじ軸４７が設けられている。

この加圧シリンダ３７にエアーを供給・することによて
て加圧アーム４１は回動支点４０を軸に回動される加圧
アーム３７を駆動し、上軸パネル鏝３１を下動パネル鏝
３２側へ移動させる。

本実施例の袖押え送り、加圧機構は、まず第２図の位置
に置かれ、ここでダミーに上衣が着せられるまで待機し
た径、エアーシリンダ３４からエアーを抜くと、揺動リ
ンク２１．２２の回動支持部２６〜２９は下方に下がり
、回動支持部２８が延長線３５を越えると、第１図に示
したようにエアーシリンダ３４にエアーが送られ、それ
によって揺動リンク２１．２２の回動支持部２６．２７
が上方に上がりながら右方に突き出され、第６図に示さ
れたようなダミーｌに着せられた袖１ａを挟む。そして
、加圧シリンダ３７にエアーを供給すると上軸パネル鏝
３１は下動パネル鏝３２側に移動し、袖と接触される。

本実施例は、このように構成したので、揺動リンク２１
．２２及びエアーシリンダ３４が上下に設けられている
ため、全体の幅が狭くなって形状がコンパクトになり、
また揺動リンク２１．２２の回動支点２７、２９の間を
追加リンク３０で連結しているため。

揺動リンク２１．２２の回動支持部２６．２７が延長線
に並んだ時に、揺動リンク２１．２２がそれぞれ相反す
る方向に回動力を受けても、それによる揺動リンク２１
．２２の回動が阻止されるから、上軸、下軸パネル鏝３
１．３２を所定の姿勢を保ちながらダミー１との対向位
置に確実に位置決めできる利点がある。

更にエアーシリンダ３４のピストンの伸縮により揺動リ
ンク２１．２２及び支持部材３３を動かすので、動作が
スムーズになるという利点がある。

第４図は、本発明の他の実施例の袖押え送り、加圧機構
の正面図を示したもので、２１．２２は揺動リンク、２
３．２４は回動支点、２５はフレーム、２６〜２９は回
動支持部、３０は追加リンク、３１は上軸パネル鏝、３
２は下軸パネル鏝、３３は支持部材５３４はエアーシリ
ンダ、３５は延長線、３Ｇは支点、３７は加圧シリンダ
であり、これらの構成は前述の実施例と同しであるので
説明は省略するが、本実施例では、エアーシリンダ３４
の支点３６を延長線３５より図の右側にずらし、またエ
アーシリンダ３４と手数されるようにエアーシリンダ３
８の一端を支点３９で回動自在に支持し、更にエアーシ
リンダ３８のピストンの端部は揺動リンク２２の回動支
持部２９で支持する。

まず、上記第１図〜第３図の実施例においては、揺動リ
ンク２２の回動支持部２８が丁度延長線３５上に位置し
たときに停止すると、エアーシリンダ３４にエアーを供
給しても、エアー抜いても、全く作動しないデッドポイ
ントが生じるが、本実施例では、エアーシリンダ３４に
平行にエアーシリンダ３８を設けて揺動リンク２２を駆
動することにより、このデッドポイントをなくすことが
できる。

効果以上の説明から明らかなように０本発明は、２つの揺動
リンクを１つまたは２つのエアーシリンダで駆動するこ
とにより上軸パネル鏝及び下軸パネル鏝をスムーズに移
動することができ、また揺動リンク、エアーシリンダを
上下に並設したので、据付面積が従来例に比べて大幅に
縮少され、更にこれらリンクを追加リンクで連結したの
で、単一のシリンダで作動する型式の場合にデッドポイ
ントにおいて揺動リンクが逆方向に回動するのを部止し
得るから、ダミーに対して上軸、下袖パネル鏝の関係位
置を正確に規制することができると共に、揺動リンクの
移動の前後方向でガタが生じないという利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の実施例の袖押え送り、加圧
機構の正面図、第３図は第１図の上面図、第４図は本発
明の他の実施例の袖押え送り、加圧機構の正面図、第５
図は従来の袖押え送り、加圧機構の上面図、第６図は第
５図の正面図である。２１、２２・・・揺動リンク、２３．２４・・・回動支
点、２５・・・フレーム、２６〜２９・・・回動支持部
、３０・・・追加リンク、３１・・・上軸パネル鏝、３
２・・・下軸パネル鏝、３３・・・支持部材、３４・・
・エアーシリンダ、３５・・・延長線、３Ｇ・・・支点
、３７・・・加圧シリンダ、３８・・・エアーシリンダ
、３９・・・支点。特許出願人　　東京重機工業株式会社ジューキプレス工業株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

（１）フレームに上下に間隔をあけて設けられた回動支
点にそれぞれ一端が回動自在に支持されるとともに、他
端に所定の間隔をあけてそれぞれ設けられた２つの回動
支持部を有する２つの揺動リンクと、該２つの揺動リン
クのそれぞれ２つの回動支持部の一方に両端がそれぞれ
回動自在に支持された追加リンクと、前記２つの揺動リ
ンクのそれぞれ２つの回動支持部の他方にそれぞれ回動
自在に支持された支持部材と、該支持部材に対向して設
けられた内袖パネル鏝及び外袖パネル鏝と、前記支持部
材の一方の回動支持部にピストンの端部が回動自在に支
持されるとともに、シリンダ側の端部が前記フレームの
前記揺動リンクの回動支点の延長上の支点に回動自在に
支持されたエアーシリンダとを有する肩袖プレス機にお
ける袖押え送り機構。
（２）前記エアーシリンダの支点を前記フレームの前記
揺動リンクの回動支点の延長上より揺動リンクの移動方
向側にずらすとともに、前記エアーシリンダと平行に、
揺動リンクの追加リンクを支持した回動支持部に一端が
回動自在に支持され、他端が前記エアーシリンダの支点
から離れた位置の支点で前記フレームに回動自在に支持
される第２のエアーシリンダを設けることを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載の肩袖プレス機における袖押
え送り機構。
（３）前記支持部材に前記下袖パネル鏝の方向に上袖パ
ネル鏝を移動するエアーシリンダを設けることを特徴と
する特許請求の範囲１項記載の肩袖プレス機における袖
押え送り機構。