JPH0634480Y2 - セグメント供給装置 - Google Patents

セグメント供給装置

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JPH0634480Y2
JPH0634480Y2 JP1989017819U JP1781989U JPH0634480Y2 JP H0634480 Y2 JPH0634480 Y2 JP H0634480Y2 JP 1989017819 U JP1989017819 U JP 1989017819U JP 1781989 U JP1781989 U JP 1781989U JP H0634480 Y2 JPH0634480 Y2 JP H0634480Y2
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JP
Japan
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segment
mounting table
mounting
assembly device
retracted
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JP1989017819U
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Inventor
紘一郎 桑原
進 勝田
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石川島播磨重工業株式会社
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、シールドのセグメント組立装置にセグメント
を供給する構造を改良したセグメント供給装置に関す
る。
[従来の技術] 第5図に示すように、シールドは掘進方向前端部に切羽
を掘削する回転式カッタ30等を備えた円筒状シールドフ
レーム1を有し、このシールドフレーム1内には旋回輪
2と吊りビーム8を介してセグメント組立装置9が旋回
及び径方向に移動自在に設けられ、掘削されたトンネル
の内壁を覆工すべく既設セグメントPSにセグメントSを
組付けつつシールドジャッキ23で推進するようになって
いる。セグメント組立装置9としては自動化したものが
種々提案されている(特開昭60−261897号等)。
そして、このセグメント組立装置9にセグメントSを供
給するために、シールドフレーム1から掘進方向後方に
延出された支持ビーム31に吊りビーム32を介してセグメ
ント供給装置33を吊設している。このセグメント供給装
置33は、セグメント組立装置9との干渉を避けるため第
5図に実線で示すように後方に引込退避しており、セグ
メントSを仮想線で示すようにセグメント組立装置9の
下方まで押出して供給するようになっている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このようなセグメント供給装置において
は、支持ビーム31等を必要とし、装置全体が大形化し
てコストアップとなり、支持ビーム31が撓んで位置合
せが困難になり、曲線施工の場合、セグメント供給装
置33が既設セグメントPSと干渉する問題がある。
そこで、本考案の目的は、上記課題を解決し、コンパク
トでコストダウンが図れると共に、位置合せが容易にで
き、曲線施工時に既設セグメントとの干渉を生じないセ
グメント供給装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本考案は、筒状シールドフレ
ーム内に旋回輪と吊りビームを介して旋回及び径方向に
移動自在に設けられたセグメント組立装置にセグメント
を供給する装置において、上記セグメント組立装置の下
方に位置してセグメントを載置するセグメント載置台
と、上記シールドフレームに固定され、上記セグメント
載置台を載置位置からセグメント組立装置との干渉を避
ける掘進方向前方の引込み位置に移動自在に支持して移
動操作する載置台操作機構と、上記セグメント載置台の
後端に設けられ、載置台の引込み移動時に載置台上のセ
グメントの後部端面を押圧する押圧部材と、上記載置台
操作機構に設けられ、引込み移動された載置台上のセグ
メントの前部端面の左右に当接してセグメントの位置合
わせを行うストッパとを備えたものである。
[作用] セグメントを供給する場合には、セグメント載置台を引
込み位置から載置位置に延出させ、この載置台上にホイ
スト等を用いてセグメントを載置する。セグメント組立
装置が載置台上からセグメントを受取ったなら、載置台
を引込み位置に退避させる。これによりセグメント組立
装置は載置台と干渉することなくセグメントの組立を行
うことができる。
特に、上記載置台をシールドフレームに設けられた載置
台操作機構により載置位置から掘進方向前方の引込み位
置に移動自在に支持して操作する構成としたので、掘進
方向後方に延出された支持ビームを必要とする従来のセ
グメント供給装置と異なり、コンパクトとなり、コスト
ダウンが図れる。また、セグメント載置台がシールドフ
レーム側に載置台操作機構を介して直接取付けられてい
るので、剛性が高く、支持ビームのような撓みを生じる
ことがなく、セグメント組立装置に対するセグメントの
位置合せが容易になる。更に、掘進方向後方への張り出
しがなくなるため、曲線施工時の既設セグメントとの干
渉を生じない。
また、セグメント載置台に載置台の引込み移動時に載置
台上のセグメントの後部端面を押圧する押圧部材を設け
ると共に、載置台操作機構に引込み移動された載置台上
のセグメントの前部端面の左右に当接してセグメントの
位置合わせを行うストッパを設けたので、セグメント載
置台を引込ませる際、載置台上のセグメントが押圧部材
とストッパとの間に挟まれ、セグメント組立装置に対し
て自動的に位置合わせされる。よって、セグメントを組
立装置によって自動把持することができ、自動化が推進
される。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述す
る。
第1図,第2図において、1はシールドの円筒状シール
ドフレームで、このシールドフレーム1内にはその軸回
りに旋回輪2が支持ローラ3を介して旋回自在に取付け
られている。なお、上記支持ローラ3はシールドフレー
ム1の内周に固定された補強リング4に適宜配設されて
いる。
そして、上記旋回輪2の後面に突設された一対のアーム
5にはガイドロッド6及びシリンダ7を介してアーチ状
の吊りビーム8が径方向に移動自在に取付けられ、この
吊りビーム8の中央部には自動化された公知のセグメン
ト組立装置9が取付けられている。このセグメント組立
装置9にセグメントSを供給するために、シールドフレ
ーム1にはセグメント供給装置10が取付けられている。
このセグメント供給装置10は上記セグメント組立装置9
の下方に位置してセグメントSを載置するセグメント載
置台11と、上記シールドフレーム1に固定され、上記セ
グメント載置台11を載置位置からセグメント組立装置9
との干渉を避ける掘進方向前方の引込み位置に移動自在
に支持して移動操作する載置台操作機構12とから主に構
成されている。具体的には第1図〜第3図に示すよう
に、セグメント載置台11は一対の平行なスライドロッド
13の自由端側を連結ピース14で連結して構成され、載置
台操作機構12はスライドロッド13をシールドフレーム1
の軸方向にスライド自在に支持した一対の溝形ガイドフ
レーム15と、上記連結ピース14に連結されたシリンダ16
とから主に構成されている。両ガイドフレーム15は上面
の両端部に配置された連結ピース17,18で互いに連結さ
れ、ガイドフレームは上記補強リング4に旋回輪2と干
渉しない状態で固定されている。一方の連結ピース17は
セグメント載置台11上に内面が上向きとなるように載置
されたセグメントSの前端を位置決めするストッパ部材
を構成する。両スライドロッド13の先端部には上記セグ
メントSの後端を押圧する押圧ピース19が掛け渡されて
いる。
この押圧ピース19の中央には、載置台11の引込み移動時
に載置台11上のセグメントSの後部端面の中央を押圧す
るパッド20a(特許請求の範囲の押圧部材に相当する)
が設けられている。他方、上記連結ピース17の左右に
は、引込み移動された載置台11上のセグメントSの前部
端面の左右に当接してセグメントSの位置合わせを行う
パッド20b(特許請求の範囲のストッパに相当する)が
設けられている。
上記シリンダ16の基端部はシールドフレーム1の補強リ
ング21等にブラケット22を介して取付けられ、このシリ
ンダ16によりセグメント載置台11がガイドフレーム15内
に位置する引込み位置からセグメント組立装置9の下方
に位置する載置位置に出没移動操作されるようになって
いる。この場合、載置位置のセグメント載置台11上の載
置幅WはセグメントSの幅Bよりも大きく設定されてい
る。なお、第1図において、PSは既設セグメント、23は
シールドジャッキである。
次に上記実施例の作用を述べる。
セグメント組立装置9にセグメントSを供給する場合に
は、セグメント組立装置9を上方に旋回移動させた状態
とした後、シリンダ16によりセグメント載置台11を引込
み位置から載置位置に延出させ、第4図の(a)に示す
ようにホイスト24によりセグメントSを吊下搬送してセ
グメント載置台11上に載置する。なお、ホイスト24はト
ンネル内に架設されたI形ビーム25に移動自在に取付け
られている。
セグメントSをセグメント載置台11上に載置したら、シ
リンダ16によりセグメント載置台11を引込んで、同図の
(b)に示すように押圧ピース19によりセグメントSを
ストッパである連結ピース17に押し当てることによりセ
グメントSの位置決めを行う。
すなわち、セグメント載置台11を引込ませる際、載置台
11上のセグメントSがパッド20aとパッド20bとの間に挟
まれ、セグメント組立装置9に対して自動的に位置合わ
せされる。これにより、載置台11上のセグメントSの捩
じれが補正される。よって、載置台11上のセグメントS
を組立装置9によって自動把持することができ、自動化
を推進できる。
次いで、セグメント組立装置9をセグメント載置台11上
に旋回移動させ、セグメント組立装置9がセグメント載
置台11上のセグメントSを受取ったなら、シリンダ16に
よりセグメント載置台11を引込み位置に退避させ、同図
の(c)に示すようにセグメント組立装置9によりセグ
メントSを既設セグメントPSの所定位置に搬送して組付
ける。この場合、セグメント載置台11を引込み位置に退
避させた状態としてから、セグメント組立装置9により
セグメントを組立てるので、セグメント組立装置9がセ
グメント載置台11と干渉することなくセグメントの組立
を容易に行うことができる。
特に、セグメント載置台11をシールドフレーム1に設け
られた載置台操作機構12により載置位置から掘進方向前
方の引込み位置に移動自在に支持して操作する構成とし
たので、掘進方向後方に延出された支持ビームを必要と
する従来のセグメント供給装置と異なり、コンパクトと
なり、軽量化及びコストダウンが図れる。また、セグメ
ント載置台11がシールドフレーム1側に載置台操作機構
12を介して直接取付けられているので、剛性が高く、支
持ビームのような撓みを生じることがなく、セグメント
組立装置9に対するセグメントSの位置決め乃至位置合
せが容易になる。更に、従来のセグメント供給装置と異
なり、掘進方向後方への張り出しがなくなるため、曲線
施工時の既設セグメントとの干渉を生じない。
[考案の効果] 以上要するに本考案によれば、セグメント載置台をシー
ルドフレームに取付けられた載置台操作機構を介して載
置位置から掘進方向前方の引込み位置に移動自在に支持
した構成としたので、掘進方向後方に延出された支持ビ
ームを必要とする従来のセグメント供給装置と異なり、
コンパクトでコストダウンが図れると共に、位置合せが
容易にでき、曲線施工時に既設セグメントとの干渉を生
じない。
また、セグメント載置台を引込ませる際、載置台上のセ
グメントが押圧部材とストッパとの間に挟まれ、セグメ
ント組立装置に対して自動的に位置合わせされるので、
載置台上のセグメントを組立装置によって自動把持する
ことができ、自動化を推進できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したセグメント供給装置の側面
図、第2図は第1図のII−II線矢示図、第3図は第1図
のIII−III線矢示図、第4図はセグメントの供給工程を
説明するための図、第5図は従来のセグメント供給装置
を示す側面図である。 図中、1はシールドフレーム、2は旋回輪、8は吊りビ
ーム、9はセグメント組立装置、11はセグメント載置
台、12は載置台操作機構、20aは押圧部材としてのパッ
ド、20bはストッパとしてのパッド、Sはセグメントで
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状シールドフレーム内に旋回輪と吊りビ
    ームを介して旋回及び径方向に移動自在に設けられたセ
    グメント組立装置にセグメントを供給する装置におい
    て、上記セグメント組立装置の下方に位置してセグメン
    トを載置するセグメント載置台と、上記シールドフレー
    ムに固定され、上記セグメント載置台を載置位置からセ
    グメント組立装置との干渉を避ける掘進方向前方の引込
    み位置に移動自在に支持して移動操作する載置台操作機
    構と、上記セグメント載置台の後端に設けられ、載置台
    の引込み移動時に載置台上のセグメントの後部端面を押
    圧する押圧部材と、上記載置台操作機構に設けられ、引
    込み移動された載置台上のセグメントの前部端面の左右
    に当接してセグメントの位置合わせを行うストッパとを
    備えたことを特徴とするセグメント供給装置。
JP1989017819U 1989-02-20 1989-02-20 セグメント供給装置 Expired - Lifetime JPH0634480Y2 (ja)

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JPH02109900U JPH02109900U (ja) 1990-09-03
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JPH02109900U (ja) 1990-09-03

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