JPH0543759Y2 - - Google Patents

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JPH0543759Y2
JPH0543759Y2 JP1442788U JP1442788U JPH0543759Y2 JP H0543759 Y2 JPH0543759 Y2 JP H0543759Y2 JP 1442788 U JP1442788 U JP 1442788U JP 1442788 U JP1442788 U JP 1442788U JP H0543759 Y2 JPH0543759 Y2 JP H0543759Y2
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shirt
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holder
stand
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、胴立にシヤツを被せ、その前後面
を一対の熱板により圧着してシヤツの胴部をプレ
スするシヤツプレス機に関するものである。
〔従来の技術〕
上記のようなシヤツプレス機として、胴立に被
せたシヤツを正しいプレス姿勢に保持するため
に、シヤツの衿部を胴立に固定する衿押え機構
と、その衿押え機構に連動してシヤツの両袖部を
拡張する袖拡げ機構とを備えたものがある。
このような衿押えと袖拡げを連動して行なわせ
るシヤツプレス機の従来技術としては、第7図に
示すような構造のものが知られている。このシヤ
ツプレス機は、胴立1の前面上部に、シヤツAの
衿aを巻き付ける衿受け台3を設け、この衿受け
台3の前側に衿押え部材7′を取付けている。こ
の衿押え部材7′は、衿受け台3に設けたブラケ
ツト16に一端が上下方向に回転可能に連結した
回動アーム17と、この回動アーム17の他端に
取付けられ、アームの回動により衿受け台3の前
面に接近離反してシヤツの衿を固定する衿押え板
14とから成り、回動アーム17と上記ブラケツ
ト16との連結部に、上側面18aと下側面18
bが山形をなすカム18を一体に設けている。
一方、衿受け台3の内側に設けたブラケツト1
9には、駆動レバー6′を、その中央部のピン2
9を介して上下方向に回動可能に取付け、その駆
動レバー6′の一端に設けたハンドル21付きの
ローラ22を、上記カム18の上下の両側面18
a,18bに摺接可能に係合させている。また、
上記駆動レバー6′の他端には、ピン8が上下方
向に係合するピン係合部9を設けてあり、このピ
ン8は、胴立1の内側の支持板23に上下移動可
能に設けたスライド板10の上端に連結してい
る。
このスライド板10は、第5図に示すように、
逆T字形をなし、ガイドローラ24の案内により
上下方向に移動可能に取付けられており、その下
部両端に、をれぞれ袖拡げ機構Bが連結されてい
る。この袖拡げ機構Bは、スライド板10の下端
両側の長孔10aにそれぞれ一端が回動可能に連
結するL字状の傾動板25と、この傾動板25の
他端に回動具26を介して連結する袖拡張アーム
11とから成つており、スライド板10が第5図
破線で示すように上方に移動すると、傾動板25
がピン27を支点に回動し、袖拡張アーム11
を、胴立1の両袖部に設けた開口28から外側に
出入させる。
上記の構造において、胴立1にシヤツを被せる
前は、ハンドル21は第7図破線で示す位置にあ
り、衿押え板14は衿受け台3の前面から離れた
状態にある。この状態から、ハンドル21を同図
実線で示すように、手で下方に押下げて回動させ
ると、駆動レバー6′のローラ21がカム18の
上側面18aから下側面18bに摺接して、回動
アーム17をピン29を支点に下向きに回動さ
せ、衿押え板14を、衿受け台3の前面に押付け
てシヤツの衿aを固定する。また、上記の動きと
同時に、駆動レバー6′のピン係合部9とピン8
との係合により、スライド板10が上方に移動
し、袖拡張アーム11,11を胴立1の両側に突
出させて、第5図に示すごとくシヤツの両袖を拡
張する。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記のごとき構造のシヤツプレス機
においては、シヤツの衿部を衿受け台3に固定す
る場合、一方の手で、衿受け台3にセツトした衿
部を固定時ずれないように持ち直した後、他方の
手でハンドル21を操作する必要があり、このた
め作業の工数が増えて作業に手間がかかるという
問題がある。
また、ハンドル21の操作により衿押え機構と
袖拡げ機構Bを連動させるので、ハンドル21の
操作力が重くなつてオペレータの疲れが大きく、
さらに、シヤツを取外すごとに、ハンドル21を
手動操作する必要があるので、作業が面倒になる
不具合がある。
また、シヤツの衿部の固定と両袖を拡張支持す
るハンドル21の固定が、カム18とローラ22
との係合により行なわれるため、例えばロータリ
式シヤツプレス機において胴立1を回動してプレ
ス位置に移動させる時に、胴立1等に衝撃等が加
わると、カム18とローラ22との係合が簡単に
外れて、シヤツの固定が外れるという不具合があ
る。
このため、上記のような問題により、従来か
ら、衿押えと袖拡げの両作業を連動した自動化
と、衿の固定力が安定して得られるシヤツプレス
機が要望されており、この考案は、このような要
望にこたえることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するため、この考案は、衿受
け台の内部に、その衿受け台の前後方向に伸縮方
向を沿わせてエアシリンダを設け、このエアシリ
ンダのピストン杆の先端に、駆動レバーと衿押え
部材を直列にして連結したものである。
上記構造で成るシヤツプレス機においては、エ
アシリンダが伸縮することにより、衿押え部材を
衿受け台の前面に接近離反させて衿の固定解除を
行なう。また、駆動レバーの動きと共に、スライ
ド板が上下動して袖拡げ機構の袖拡張アームを胴
立から突出させ、シヤツの両袖を拡張する。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付第1図乃至第6
図に基づいて説明する。
第1図及び第2図に示すように、胴立1は人体
の形状に模して立体的に形成され、その前後に任
意の駆動機構により胴立1の前後面に圧着する一
対の熱板2,2が配置されている。
胴立1の前面上部には、胴立1に被せたシヤツ
Aの衿aを巻き付ける衿受け台3が設けられてお
り、この衿受け台3の内部に、エアシリンダ4
が、そのピストン杆5の伸縮方向を衿受け台3の
前後方向に合わせて取付けられている。
上記エアシリンダ4のピストン杆5の先端に
は、駆動レバー6と衿押え部材7が順に直列して
連結されている。
上記駆動レバー6は、第1図及び第4図に示す
ように、一端にピン8が上下方向に係合するピン
係合部9を備えており、このピン8は、胴立1内
部のスライド板10の上端に連結されている。こ
の場合、駆動レバー6が上下動するとスライド板
10が上下動して、袖拡げ機構Bの袖拡張アーム
11が、胴立1の両袖部から出入する。なお、図
中15は、駆動レバー6を案内するガイド棒であ
る。
上記衿押え部材7は、駆動レバー6に連絡する
ステー12と、そのステー12の先端に取付けら
れて衿受け台3前面の固定板13に圧着する衿押
え板14とから成つている。
この実施例は、上記のような構造で成つてお
り、次にその作用を説明する。
シヤツを胴立1に被せる前は、第1図に示すよ
うに、衿押え板14が衿受け台3の固定板13か
ら離れて、エアシリンダ4は伸長した状態にあ
り、この状態でシヤツの衿aを衿受け台3にセツ
トした後、足踏みスイツチの信号等によりエアシ
リンダ4のピストン杆5を収縮させると、衿押え
板14が固定板13に圧着して衿aを固定する。
また、駆動レバー6の移動と共に、スライド板
10が上方に移動して、第5図に示すように袖拡
張アーム11,11が胴立1の両側から突出して
シヤツAの両袖を拡張する。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案は、エアシリン
ダの駆動により衿押えと袖拡げを連動させるもの
であるから、作業の自動化が可能となり、作業の
工程が省略できてプレス作業の効率化がはかれる
と共に、ハンドルの操作がないので、オペレータ
の疲労を減少させることができる。
また、エアシリンダの作動により衿を固定する
ので、胴立等に不用意に衝撃が加わつても固定状
態が解除される恐れがなく、それに加えて、エア
シリンダの有する緩衝効果により、衿の固定力が
常に一定に保持されるので、安定した衿固定が行
なえる。
さらに、エアシリンダが衿受け台の内側に収納
されるので、ハンドルを備える従来構造に比べて
胴立前側への突出部分が少なくでき、胴立をコン
パクトな形状に形成できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るシヤツプレス機の要部
を示す一部縦断側面図、第2図は第1図の作用状
態を示す側断面図、第3図は同上の要部を上方か
らみた斜視図、第4図は衿受け台を下側から一部
を切欠いて示す図、第5図は袖拡げ機構の構造を
示す図、第6図は袖拡げ機構の作用を示す図、第
7図は従来構造を示す側断面図である。 1……胴立、2……熱板、3……衿受け台、4
……エアシリンダ、5……ピストン杆、6……駆
動レバー、7……衿押え部材、8……ピン、9…
…ピン係合部、10……スライド板、11……袖
拡張アーム、B……袖拡げ機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シヤツを被せる胴立と、その胴立の前後面を圧
    着する一対の熱板とを備え、上記胴立の前面上部
    に設けた衿受け台に、この衿受け台の前面に対し
    接近離反して、衿受け台に被せたシヤツの衿を固
    定する衿押え部材を設け、上記衿受け台の内部に
    は、上記衿押え部材の一端に係合してそれを駆動
    させる駆動レバーを設け、この駆動レバーに、胴
    立内部に上下動可能に設けたスライド板の上端に
    係合する係合部を設け、そのスライド板の下端
    に、スライド板の上下動に連動して、上記胴立の
    両側から一対の袖拡張アームを出入させる袖拡げ
    機構を連結したシヤツプレス機において、上記衿
    受け台の内部に、その前後方向に伸縮するエアシ
    リンダを設け、このエアシリンダのピストン杆の
    先端に、上記駆動レバーと衿押え部材を直列して
    連結したことを特徴とするシヤツプレス機。
JP1442788U 1988-02-04 1988-02-04 Expired - Lifetime JPH0543759Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1442788U JPH0543759Y2 (ja) 1988-02-04 1988-02-04

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JPH01118797U JPH01118797U (ja) 1989-08-10
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