JPS6130329Y2 - - Google Patents

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JPS6130329Y2
JPS6130329Y2 JP1976032301U JP3230176U JPS6130329Y2 JP S6130329 Y2 JPS6130329 Y2 JP S6130329Y2 JP 1976032301 U JP1976032301 U JP 1976032301U JP 3230176 U JP3230176 U JP 3230176U JP S6130329 Y2 JPS6130329 Y2 JP S6130329Y2
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JP
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voltage
junction
drain
gate
fet
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JP1976032301U
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JPS52124645U (ja
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【考案の詳細な説明】 この考案は、ICL(インプツトコンデンサレ
ス)増幅器の改良に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
ICL増幅器は、入力カツプリングコンデンサを
取り除き、入力信号源と初段のFET(電界効果
トランジスタ)とを直結して、その入力信号を減
衰させることなく且つ忠実に増幅するようにした
ものであるが、ここに使用する接合型FETは、
それを定格電圧の1/2以下で使用するときには問
題は生じないが、それ以上の電圧を印加するとゲ
ートに漏れ電流が増大し始めるようになる。
第1図に定格50Vの接合型FET(2SK−30A)
の漏れ電流特性を示す。これによれば、ソース・
ドレーン間の電圧Vを25v以上、即ち、定格電圧
の1/2以上にしたとき、漏れゲート電流が急激に
増加している。またこの傾向はドレーン電流Iを
大きくするほど顕著となつている。
以上のような減少は、その漏れゲート電流が入
力信号に直接流れてしまうことを意味し、例えば
その入力信号源がレコードプレーヤーのカートリ
ツジである場合は、そのカートリツジからの出力
に歪が生じることになり、またその入力信号源を
スイツチ等で切換える場合においては、その切換
時にそのゲートに直流電圧が立つ事によるクリツ
ク音が生じるようになる。即ち、ICL増幅器とし
て利用するには却つて芳しくない結果をもたらす
ようになり、それを防止する為にはカツプリング
コンデンサを接続しなければならない。
〔考案の目的〕
そこでこの考案は、使用する初段の接合型
FETを第1図で示した漏れ電流の増加する電圧
以下で差動させるようにして、ICL増幅器の特徴
を充分発揮しうるようにすると共に、漏れ電流も
生じないようにしたICL増幅器を提供しようとす
るものである。
〔考案の実施例〕
以下、第2図を参照して一実施例を説明する。
Q1は初段の接合型FETで、そのゲートにバイ
アス抵抗R1を接続し、またそのドレーンには接
合型FETQ3のソースを接続した所謂カスケード
接続の構成として、そのゲート電位は抵抗R2と
R3で固定する。抵抗R4はトランジスタQ4の
バイアス抵抗であると共にFETQ3の負荷であ
り、抵抗R5は接合型FETQ1・Q2で成る差動
増幅Q2の共通ソース抵抗である。またこの
FETQ2はNF用として働かせる。その他前記し
たトランジスタQ4、及び他のトランジスタQ5
〜7はパワー段のトランジスタである。これらを
含むその他の構成素子は公知の作用をするもので
あるため詳しい説明は省略する。
〔考案の効果〕
以上において、入力INに交流信号が印加され
ると、接合型FETQ1のドレーン・ソース間電圧
はゲートに印加された交流信号に従つて変動す
る。しかしながら接合型FETQ1のドレーンが接
合型FETQ3のソースに直結されている為、接合
型FETQ1のドレーン電圧は接合型FETQ3のゲ
ート・ソース間電圧のリニア変化内の変動しかお
こり得ず、その値は1v以内であり、接合型
FETQ1のドレーン直流電位も接合型FETQ3の
ゲート電位に対して1〜2v高い電位である事か
ら、電源電圧の絶対値に比較すると接合型FETQ
1のドレーンはほぼ接合型FETQ3のゲート電位
と見なす事ができる。又、接合型FETQ1のソー
ス電位は接合型FETQ2と差動増幅器を構成して
いる為変動しない事から、接合型FETQ1のソー
ス・ドレーン電圧は接合型FETQ3のゲー電位に
より決定され売る。即ち、接合型FETQ3のゲー
ト電圧を接合型FETQ1の漏れゲート電流が急激
に増加する電圧値である定格電圧の1/2以下にす
る事により接合型FETQ1の漏れ電流は直流動作
から見ても急激に増加する領域に入る事はない。
このため、入力INにカートリツジを直接接続
しても直流電流が流れることないので、そのカー
トリツジの出力信号が歪むおそれはなく、またそ
の入力INにスイツチで切換可能に適宜信号源を
接続しても、その切換えによつてクリツクノイズ
が生ずるおそれもない。従つて極めて高忠実な完
全直流増幅器として使用することが可能となる。
なお、以上において接合型FETQ3は必ずしも
これに限られず、通常のNPNあるいはPNPのバ
イポーラトランジスタであつても全く同様の動作
を行なう。この場合、接合型FETQ1のドレイン
にはバイポーラトランジスタのエミツタが接続さ
れるようにする。
【図面の簡単な説明】
第1図は接合型FETの漏れ電流測定方法を示
す図及びその特性図、第2図はこの考案の一実施
例図である。 Q1……接合型FET。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 初段に差動構成した1対の接合型FETを使用
    し、入力コンデンサを取り除いたICL増幅器にお
    いて、前記入力と直結している側の接合型FET
    のドレインにゲート電圧が固定された別のバイポ
    ーラあるいはユニポーラトランジスタのソースあ
    るいはエミツタを接続して前記接合型FETのド
    レーン電圧をシフトし、かつ該レベルシフトによ
    つて得られる前記FETのドレーン・ソース間電
    圧が入力信号に対して前記接合型FETの漏れゲ
    ート電流が急激に増加する電圧値である定格電圧
    の1/2を越えない電圧変化をし、そのゲートに漏
    れ電流を流さない値となるように前記バイポーラ
    あるいはユニポーラトランジスタのバイアス電圧
    を設定したことを特徴とするICL増幅器。
JP1976032301U 1976-03-19 1976-03-19 Expired JPS6130329Y2 (ja)

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JPS52124645U JPS52124645U (ja) 1977-09-21
JPS6130329Y2 true JPS6130329Y2 (ja) 1986-09-05

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