JPS6130243Y2 - - Google Patents

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JPS6130243Y2
JPS6130243Y2 JP19749881U JP19749881U JPS6130243Y2 JP S6130243 Y2 JPS6130243 Y2 JP S6130243Y2 JP 19749881 U JP19749881 U JP 19749881U JP 19749881 U JP19749881 U JP 19749881U JP S6130243 Y2 JPS6130243 Y2 JP S6130243Y2
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JP
Japan
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cavity
resistor
insulating holder
case
rotating body
Prior art date
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JP19749881U
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English (en)
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JPS58103103U (ja
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  • Details Of Resistors (AREA)
  • Adjustable Resistors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車のスロツトル角度センサなど
に用いられる密閉タイプの回転型可変抵抗器に係
るものであり、特に、抵抗基板やリード線などの
各部品のケース内への取付作業が容易であり、且
つケース内の密閉が確実な信頼性の高い回転型可
変抵抗器を提供することを目的とするものであ
る。
以下、本考案の実施例を図面によつて説明す
る。
第1図は本考案による回転型可変抵抗器を示す
縦断面図、第2図は底面図である。
図中の符号1はケースであり、このケース1の
下部の円筒体1aの内部には空洞1bが形成され
ている。そして、この空洞1bの開口部1cはケ
ース1の下端に形成されている。また、ケース1
の上面部には金属製のスリーブ2が嵌装されてお
り、このスリーブ2内に、回転軸3が回転自在に
挿通されている。前記空洞1bの最内部には回転
体4が設けられており、前記回転軸3の下端部は
この回転体4に嵌挿され、回転体4下面の凹部4
a内にてカシメ成形されている。その結果、回転
体4は回転軸3とともに回転できるようになつて
いる。この回転体4と空洞1bの内端面との間に
は板バネ5が介装されており、回転体4はこの板
バネ5によつて下向きに弾圧されている。また、
回転体4の下面、すなわち空洞開口部1c側の面
には摺動子6が固設されている。さらに、回転体
4の下方位置には抵抗基板7、絶縁保持体8あら
びにコネクタ9が内装されており、この絶縁保持
体8と開口部1cとの間には樹脂あるいは接着剤
などの密閉用材料10が充填されている。
第3図ならびに第4図は前記抵抗基板7ならび
に絶縁保持体8の構造の詳細を示したものであ
る。抵抗基板7の表面にはカーボンなどによつて
印刷着装された抵抗体7aならびに集電体7bが
設けられている。また抵抗基板7の端部には切欠
き7c,7dならびに7eが形成されており、こ
の各切欠き7c,7d,7e内には端子11a,
11bならびに11cがはと目をかしめることに
よつて取付けられている。この各端子のうち11
aは集電体7bに導通し、他の端子11b,11
cは抵抗体7aの両端部に導通している。また、
抵抗基板7の下側に装着される絶縁保持体8は樹
脂などによつて円盤形に成形したものであり、そ
の周縁部8aはテーパ面になつてケース1の空洞
1b内へ入り込みやすくなつている。また、絶縁
保持体8の上面には、前記端子11a,11b,
11cを(抵抗基板7に)取付けているはと目の
かしめ部を逃げるための溝8bが形成されてい
る。この溝8b内には前記端子11a,11b,
11cを挿入するための角穴8c,8dならびに
8eが穿設されている。さらに、第3図ロ,ハに
示すように、絶縁保持体8の下面には周縁部8a
を残して全面に凹部8fが形成されている。この
凹部8f内には前記角穴8cと8dの間ならびに
8cと8eの間に介在する仕切壁8gが2個突設
されている。また凹部8fの中央部には前記コネ
クタ9が当接させるための台座8hがやゝ盛り上
がつて成形されている。さらに、この台座8hの
両側には1対の保持突起8iならびに同じく1対
の保持突起8jが突設されている。前記各保持突
起8i,8jの下端には、第3図ロに示すよう
に、爪8kが設けられている。なお、絶縁保持体
8の両側部には縦溝81が形成されている。この
縦溝8lは、絶縁保持体8をケース1の空洞1b
内へ挿入するときに、円筒部1aの両側内面に形
成された突条部1d(第2図参照)に係合させ
て、位置決めするためのものである。一方、前記
コネクタ9はゴムなどの弾性材料によつて成形さ
れているものであり、その形状は、第2図に示す
ように、両側部には突体9aが1対設けられてお
り、また、中央部には中空部9bが形成されてい
る。前記突体9aは前記絶縁保持体8の下面の保
持突起8i,8jに嵌合させるためのものであ
り、また中空部9bは、突体9aを保持突起8
i,8jに嵌合させる際にコネクタ9が収縮変形
しやすいようにするためのものである。そして、
このコネクタ9には3本のリード線12a,12
b,12cが保持されており、このリード線12
a,12b,12cの先端は前記端子11a,1
1b,11cに半田付けされる。なお、ケース1
の円筒体1aの下部側方には切欠き1eが形成さ
れており、コネクタ9の後部ならびにリード線1
2a,12b,12cはこの切欠き1eから外部
へ導出されるようになつている。
次に、上記各部品を用いた回転型可変抵抗器の
組立手順について説明する。
まず、ケース1にはスリーブ2ならびにこのス
リーブ2内に挿通される回転軸3を取付け、ま
た、空洞1bの内部には、摺動子6を備えた回転
体4を内装し、回転軸3の下端をかしめ成形する
ことにより、回転軸3と回転体4を一体化してお
く。なお、回転体4と空洞1bの内端面との間に
は板バネ5を介装しておく。
一方、空洞1bの外部にて、抵抗基板7と絶縁
保持体8とを重ね合わせる。このとき、抵抗基板
7に設けた端子11a,11b,11cを絶縁保
持体8の角穴8c,8d,8eの各々に挿入し、
端子11a,11b,11cの先端を絶縁保持体
8の下方へ突出させる。抵抗基板7と絶縁保持体
8は、この3個の端子11a,11b,11cの
挿入により互いに同心上に位置決めされる。ま
た、コネクタ9は絶縁保持体8下面の台座8hに
当接するように装着し、突体9aを保持突起8
i,8jに係合させて固定する。そして、コネク
タ9に保持されたリード線12a,12b,12
cを前記端子11a,11b,11cの各々に半
田付けする。
次に、上記の如く一体化した抵抗体7と絶縁保
持体8、ならびにコネクタ9をケース1の空洞1
b内へ挿入する。このとき、絶縁保持体8の周縁
部8aはテーパ形状であるため、空洞1b内への
挿入が楽である。また、この周縁部8aは空洞1
bの内壁面に隙間なく圧接される。なお、空洞1
bの内壁面には段差1f(第1図参照)が形成さ
れており、絶縁基板7はこの段差1fに当接した
位置にて位置決めされる。また、絶縁保持体8の
側部に形成された縦溝8lをケース1内面の突条
部1dに係合させて、絶縁保持体8が回転できな
いように規制しておく。
そして、上記各部品を空洞1b内へ埋設した後
に、開口部1cから樹脂あるいは接着剤などの密
閉用材料10を充填する。この密閉用材料10は
絶縁保持体8と空洞開口部1cの間に充満し、コ
ネクタ9の固着剤ならびにリード線12a,12
b,12cと端子11a,11b,11cとの半
田付け部分の保護体としての機能を有するもので
ある。また、絶縁保持体8の周縁部8aは空洞1
bの内壁面に圧接しているので、密閉用材料10
は空洞1bの内方へ浸入しない。
なお、リード線12a,12b,12cと端子
11a,11b,11cとの半田付けは、絶縁保
持体8とコネクタ9を空洞1b内へ挿入した後で
もよいし、また、コネクタ9は絶縁保持体8を空
洞1b内へ挿入した後に、絶縁保持体8の下面に
取付けるようにしてもよい。
上記のように組立てた状態では、抵抗基板7上
の抵抗体7aならびに集電体7bに、回転体4に
備えられた摺動子6が摺接する。そして、回転軸
3によつて回転体4を回転させると摺動子6の抵
抗体7aに対する摺接位置が変わり、端子ならび
にリード線によつて一定の抵抗値が取出せるよう
になる。
以上のように本考案によれば、ケース外にて抵
抗基板と絶縁保持体を重ね合わせて、ケースの空
洞内へ挿入することができるので、抵抗基板の取
付作業が楽になる。特に、抵抗基板に設けた端子
を絶縁保持体の穴へ挿入しているので、この端子
によつて両者は正確に位置決めして重ね合わせる
ことができる。また、絶縁保持体の周囲を空洞の
内壁面に当接させているので、密閉用材料が摺動
子の接触部へ侵入するのを防止することができ
る。さらにコネクタは絶縁保持体の裏面にて保持
突起によつて保持され、且つ密閉用材料によつて
固定されるようになつているので、リード線の保
持強度が向上し、また、リード線と端子との半田
付け部分も密閉用材料によつて十分保護されるな
どの効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1
図は回転型可変抵抗器の縦断面図、第2図はその
底面図、第3図は抵抗基板と絶縁保持体とを重ね
合わせたものを示すものであり、イは平面図、ロ
は正面図、ハは底面図、第4図は抵抗基板と絶縁
保持体を示す斜視図である。 1……ケース、1b……空洞、3……回転軸、
4……回転体、6……摺動子、7……抵抗基板、
7a……抵抗体、7b……集電体、8……絶縁保
持体、8c,8d,8e……端子挿入用の穴、8
i,8j……保持突起、9……コネクタ、10…
…密閉用材料、11a,11b,11c……端
子、12a,12b,12c……リード線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケースに開口部を有する空洞を形成し、この空
    洞の内部には摺動子を備えた回転体を内装して、
    この回転体がケースに挿通された回転軸とともに
    回転できるようにし、また、空洞内には前記摺動
    子に接触する抵抗体と集電体を表面に備えている
    抵抗基板を設けるとともに、この抵抗基板の空洞
    開口部側の面には、周縁部が空洞の内壁に当接す
    る絶縁保持体を添装し、また抵抗基板には抵抗体
    と集電体に各々導通する端子を固設して、この端
    子を絶縁保持体の穴内に挿入して、絶縁保持体の
    空洞開口部側へ突出させ、さらに絶縁保持体の空
    洞開口部側の面には保持突起を設けて、リード線
    を備えているコネクタをこの保持突起によつて保
    持し、且つリード線を前記端子に接続し、そし
    て、空洞内における絶縁保持体と開口部との間部
    分に密閉用材料を充填して成る回転型可変抵抗
    器。
JP19749881U 1981-12-28 1981-12-28 回転型可変抵抗器 Granted JPS58103103U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19749881U JPS58103103U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 回転型可変抵抗器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19749881U JPS58103103U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 回転型可変抵抗器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58103103U JPS58103103U (ja) 1983-07-13
JPS6130243Y2 true JPS6130243Y2 (ja) 1986-09-05

Family

ID=30110717

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19749881U Granted JPS58103103U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 回転型可変抵抗器

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JP (1) JPS58103103U (ja)

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JPS58103103U (ja) 1983-07-13

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