JPS61295939A - 包装機械におけるシ−ト送り出し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、包装機械におけるマガジンからのシート送り
出し装置に関するものである。

（従来の技術） 第１２図及び第１３図は従来のマガジンからのシート送
り出し装置の一般的な例を示すものである。図に示す如
く、マガジン０１からシート０２を１枚送り出すに当っ
て、シー１−０２の１端をバキューム力・／ブ０３で吸
引して引下げ、その端をシートブツシャ０４で、シート
の他端がマガジンの近接部に設けられた１対の送り出し
ローラ０５に噛み込むまで押し出し、同シート０２は互
いに反対方向に回転する１対のローラ０５で次工程のエ
レベータ０６上に排出され、更にシート０２上には被包
装物０７が注入される。

この場合シートブツシャ０４によりシート０２を１枚づ
つ押し出す際に、マガジン０１内に望み重ねられたシー
）０２の摩擦抵抗とか、シー］・０２端面の厚さの不同
等により、シー１−０２の１枚づつの切離しが完全に行
なわれないで、２枚連れ送りになることが多く、その場
合は機械を停止しなければならないため、稼動率の低下
を来す欠点があった。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明は、従来の包装機械におけるシート送り出し装置
においては、マガジン内に積み重ねられたシートの最下
部の１枚を完全に残りのシートと切離してフィードロー
ラにより所定位置に送り出すのが難かしく、２枚連れ出
しになるという問題点を解決しようとするものである。

（問題点を解決するための手段） このため本発明は、折目の入った板状の包装機用シート
をマガジンから１枚づつ取出す装置と、シートプレート
上に取出した前記シートをシートローダによってマガジ
ンコンベヤへ送す込む装置と、前記ローダで送られたシ
ー１−をシートブツシャでマガジンコンヘヤバケソトに
駄目押ししてセットする装置を有するシートの送り出し
装置において、シートマガジン直下に上下動可能な複数
個のバキュームカップ犬、小及び受台を夫々同一平面状
に設け、前記バキュームカップの吸着により、シー）１
枚を確実に分離して下降する寸前にマガジン両側に揺動
可能に配設したサイドフックで残りシートを支持する装
置を具備してなるもので、これを問題点解決のための手
段とするものである。

（作用） マガジン内に禎み重ねられた最下部のシート１枚を、マ
ガジンの下部中央に設けた複数個のバキュームカップ大
と受台で支持し、これと同一平面の左右両端下部に設け
た複数個のバキュームカップ小で吸着して所定間隔だけ
引下げて他のシートと分離した間に、マガジンの左右両
外側に設けたサイドフックを夫に揺動して挿入し、他の
シートを支持すると同時に、前記シート１枚を吸着した
中央部のバキュームカップ大並びに受台及び前記バキュ
ームカップ小を連動して下降させ、下降端寸前でバキュ
ームを切り、シート上に前記シー１−を載置し、シーｌ
−ローダでマガジンコンベヤに押し出した後、前記バキ
ュームカップ大、小及び受台を夫々カム機構で連動して
上昇させ、残りシート下面に接する位置に復帰する。こ
の復元位置寸前で、左右のサイドフックはカム機構によ
りマガジンの外側に揺動して待機させる。このような１
連の動作を繰返すことにより、マガジンの最下部からシ
ートを１枚づつ確実に分離して次工程に送り出す。

〈実施例） 以下本発明装置の実施例を図面に基いて説明すると、第
１図乃至第１１図は、本発明の１実施例であるマガジン
からのシート送り出し装置を示す。先ず、第１図（イ）
〜くに）はシート送り出し装置におけるマガジン内最下
部のシート１枚をシートプレート上に取出す工程説明図
、第２図は同シート送り出し装置の全体を示す斜視図、
第３図はシート吸着及び受台装置の正面図、第４図は第
３図のＡ〜Ａ断面図、第５図は第３図のＢ−Ｂ断面図、
第６図は号イドフ・ツク装置の正面図、第７図は第６図
のＣ〜Ｃ断面図、第８図はシートローダ装置の側面図、
第９図は第８図のＤ−Ｄ矢視図、第１０図はシートブツ
シャ装置の側面図、第１１図は第１０図のＥ−Ｅ矢視図
である。

さて図においてシート取出し装置のマガジン０１内に積
み重ねられたシート０２は、第１２図に示す従来のシー
ト送り出し工程説明図のものと同じである。第１図（イ
）はシート取出し前の状態説明図であり、マガジン内に
留み重ねられたシート０２はマガジン最下部に同一平面
に配設された複数個のバキュームカップ大３及びその両
側のバキュームカップ小５．５′並びに第４図に示す受
台４の上に載置されている。この時マガジン両側に設置
されたサイドフック６．６′は、何れも外側に解放され
た状態で待機している。

次に第１図（ロ）はシート取出し開始の状態説明図で、
先づバキュームカップ大３及び同小５．５′に夫々バキ
ュームを通して最下部のシート１枚を吸着し、両側のバ
キュームカップ小５．５′を第３図に示すカム機構８に
よって、第１図（ロ）に示す如（所定間隔だけ下降させ
て残りシートと完全にその両側だけを切離し、その間に
サイドフック６．６′を第６図に示すカム機構９により
揺動して残りシートの下に挿入する。

続いて第１図（ハ）に示す如（、前記バキュームカップ
大３及び聞手５．５′でシート１枚だけ吸着して受台４
と共に更に下降させ、下降途中に設けられたシートプレ
ート７の寸前でバキュームを切り、更に下降端まで下降
する。この時シー）０２はシートプレート７上に置き残
される。

第１図に）はシートプレート７上にシー）０２の１枚が
載置され、バキュームカップ大、小３．５及び受台４は
シートプレート７の下に待機した状態を示す。

なお、第４図におけるシートプレート７の厚さが薄いの
で、バキュームカップ大３が下降しきっていない状態に
見えるが、第４図はバキュームカップ大３並びに小５共
に一番下まで下った状態図になっている。さて第４図に
おいて、カム８の右回転によりカム溝に嵌装され、カム
レバー８ｂに回転自在に装着されたカムフォロア８ａが
溝に沿って上下し、カムレバー８ｂが機械本体に設けら
れている回動軸Ｓを支点に矢印方向に回動する。

またカムレバー８ｂに一方を接合された連結棒８ｃの他
方は、受台４のＴ芋臭の先端に夫々回動自在に結合され
ている。更に受台４は左右ツカイドバー８ｄと一体構造
になっており、ガイドバー８ｄ先端にはバキュームカッ
プ大３が装着され、同カップに結合されたバキュームホ
ースは、前記ガイドバー８ｄの中空部を通って外部のエ
ア供給源に接続されている。また上記受台４のＴ７具は
、２１ｌｌｉＩ所で上下動可能に連結具８ｅで機械フレ
ームに装着されている。

次に動作順序を説明すると、第１図（イ）の状態には、
第３図及び第４図に於いて、カム８の回動によりバキュ
ームカップ大３を大３図に示すシート下面規準線まで上
昇させる必要があり、同じくバキュームカップ小５の位
置もバキ’、：Ｌ−ムカソプ大３と同じく、第５図に於
いてカム８′の回動により、前記カム８と同じようにカ
ムフォロア８ａ’、Ｓ軸に固着されたカムレバー８　ｂ
’、Ｓ軸、Ｓ軸に固着されたレバー８ｂ″、連結棒８Ｃ
′を介してバキュームカップ小５の受台５ａを上昇させ
、バキュームカップ大、小３．５の上面をシート下面規
準線に一線に揃えた状態から、シート送り出し作業はス
タートする。

さて第１図（イ）からスタートし、第１図（ロ）に示す
如くカム８及びカム８′の回動により、夫々バキューム
カップ大３及びカップ小５をカム溝形状によって第１図
（ハ）の状態にマガジン０１最下部のシー）０２一枚を
他の残りシートから切離すが、第１図（ロ）に示すバキ
ュームカップ小５を所定間隔（数比）降下させた所で、
直ぐに第６図及び第７図に示す如（、サイドフック６．
６′を溝カム９の回動によりカムフォロア９ａ、カムレ
バー９ｂを介してフレームに回動可能に固定された軸９
ｃを回動させ、この軸に固定されたレバー９ｄを回動さ
せる。またレバー９ｄの他端には連結棒９ｅが上下動可
能に取付けられている。この連結棒９ｅの他端には回動
自在にレバー９ｆが係合されており、同レバー９ｆの他
端はフレームに回動可能に固定された軸９ｇに結合され
、レバー９ｆの揺動により軸９ｇは回動するよう構成さ
れており、更に、この軸９ｇに結合されているサイドフ
ンクロ、６′が揺動するよう設定されている。またサイ
ドフンク揺動機構は左右対称であるため、軸９ｃの回動
により左右のサイドフック６．６′は、夫々マガジン側
と外側に揺動を繰返す。

次に溝カム１２の回動により、カム溝に嵌装されたカム
フォロア１２ａは、第８図の如くカムレバー１１に取付
けられているので、溝に沿ってレバー１１は鎖線の位置
から実線の位置まで、フレームに固定された軸１２ｂを
支点にして揺動するよう設定されている。更にカムレバ
ー１１の他端は、回動自在に連結棒１０ａの１端に結合
されており、連結棒１０ａの他端はシ−トロープ１０に
回動自在に結合されている。

またシートローダ１０は、左右上下のガイドバー１３に
跨った状態で第８図の矢印Ｘ方向にガイドバー１３を案
内として摺動可能に装着されており、カムレバー１１の
揺動により、連結棒１０ａを介して矢印Ｘ方向に第８図
の実線位置まで前進して、シートプレート７上の図示し
ないシート０２を次工程のマガジンコンベヤに送り出し
、完了後溝カム１２の回動によりカムレバー１１の揺動
運動によって鎖線の位置まで後退するよう構成されてい
る。

次に第１０図及び第１１図に示す如く、シートローダ１
０によってシート０２が次工程のマガジンコンベヤ１８
に送り出されると直ぐ、溝カム１７の回動により回動自
在にカムフォロア１７ａを１端に装着したカムレバー１
７ｂは、他端がフレームに回転自在に固定された軸１７
ｃに嵌装されて軸と一体に固定されており、カムレバー
１７ｂの揺動により軸１７Ｃは回動する。

またこの軸にはレバー１７ｄも固定されているので、軸
１７ｃの回動によりレバー１７ｄは揺動する。このレバ
ー１７ｄの他端は連結棒１７ｅの一端と回動自在に連結
され、連結棒１７ｅの他端は回動自在にレバー１７ｆと
結合されており、このレバー１７ｆの他端は第１１図に
示す如く、左右のフレーム１４に架装された軸１５に嵌
入して固定されている。

よって前記レバー１７ｄの揺動により連結棒１７ｅを介
してレバー１７ｆが揺動し、これによって軸１５は回動
するよう設定されており、この軸１５の所定位置に装着
された複数個のシートブツシャ１６が、第１０図に示す
位置から左方向に揺動して、前記シートローダ１０で送
り出されたシート０２を更に駄目押しして次工程のマガ
ジンコンベヤ１８上に送り出すよう構成されている。マ
ガジンコンベヤ上に送り込まれたシー１−は、図示しな
いパケットでシート０２の前後を規制されてスライダに
より横方向にスライドして、マガジンコンベヤ１８と連
動している次工程のコンベヤバケットに送りこまれて、
シート０２の前後フラップの折り曲げ工程が行なわれる
。

このようにしてシートプレート７上にシート０２が取出
されると、第８図及び第９図に示す如く、シートローダ
１０が溝カム１２の作動により第８図の１点鎖線で示す
カムレバー１１′を介して、矢印Ｘ方向にガイドバー１
３を案内として実線で示すカムレバー１１の位置まで前
進して、前記シート０２を次工程のマガジンコンベヤ１
８上に押し出すと、シートローダ１０は後退して１点鎖
線で示すカムレバー１１’の位置で待機する。

更にシート０２は第１０図及び第１１図に示す如く、左
右のフレーム１４に架装された軸１５の所定位置に装着
された複数個のシートブツシャ１６で、カム機構１７に
よりマガジンコンベヤ１８の運動に連動している次工程
のコンベヤバケットにセットされ、シートブツシャ１６
は回動して図に示す最初の位置に復帰する。か（して、
一連のシート送り出し工程は完了する。

（発明の効果） 以上詳細に説明した如く本発明は構成されており、マガ
ジン内に精み重ねられたシートを、最下部のシートから
吸着並びに受台装置により１枚づつ確実に切離し、残り
シートはサイドフックで支持して置いて、切離されたシ
ー＋−１枚つづをローダ及びブツシャで完全に次工程に
送り出すように構成したため、シート２枚の連れ出しに
なる等のシートの送り出し不良は解消され、稼動率が向
上すると共に保守も容易になる。

【図面の簡単な説明】

第１図（イ）（ロ）（ハ）に）は本発明の実施例を示す
シートの送り出し装置の工程の説明図、第２図は同シー
ト送り出し装置全体の斜視図、第３図は同シート吸着及
び受台装置の正面図、第４図は第３図のＡ−Ａ断面図、
第５図は第３図のＢ−Ｂ断面図、第６図は同サイドフッ
ク装置の正面図、第７図は第６図のＣ−Ｃ断面図、第８
図は同シートローダ装置の側面図、第９図は第８図のＤ
〜Ｄ矢視図、第１０図は同シートブツシャ装置の側面図
、第１１図は第１０図のＥ−Ｅ矢視図、第１２図は従来
のマガジンからのシート送り出し装置の作動を説明する
斜視図、第１３図は第１２図のＦ矢視図である。 図の主要部分の説明 ０１・−マガジン ０２・−シート ３−゛バキューム力・ンブ大 ４−受台 ５．５′−・・バキュームカップ小 ６・−サイドフック ７・・−シートプレート １０−　　シートローダ １８・−マガジンコンベヤ 第１図 （イ） 第６図 よ さ 第９図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 折目の入った板状の包装機用シートをマガジンから１枚
   づつ取出す装置と、シートプレート上に取出した前記シ
   ートをシートローダによってマガジンコンベヤへ送り込
   む装置と、前記ローダで送られたシートをシートプッシ
   ャでマガジンコンベヤバケットに駄目押ししてセットす
   る装置を有するシートの送り出し装置において、シート
   マガジン直下に上下動可能な複数個のバキュームカップ
   大、小及び受台を夫々同一平面状に設け、前記バキュー
   ムカップの吸着により、シート１枚を確実に分離して下
   降する寸前にマガジン両側に揺動可能に配設したサイド
   フックで残りシートを支持する装置を具備したことを特
   徴とする包装機械におけるシート送り出し装置。