JPS58100696A - メツキ物のロ−デイング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 との発明はメッキ物、特にＩＣリードフレームの如き短
冊状のメッキ物、をメッキ処理するため整列させたまま
複数枚同時にメッキ装置のライン上へ移すためのローデ
ィング装置に関する。

ＩＣリードフレームその他の短冊状のメッキ物をメッキ
処理する場合、効率を高めるため複数枚のメッキ物を同
時にメッキ処理する必要があり、ために複数枚のメツ中
物を整列させたままローディングする必要、即ちメッキ
装置のライン上に送り込む必要、がある。そこで本出願
人は予めデツキ上に複数枚整列させた短冊状メッキ物を
、吸引ボックスにて吸引して版上はライン上に予め待機
させた台車に移すバキューム装置を先に提案した（実開
昭５６−１０４８９４号参照）。

この提案したバキューム装置によれば複数枚のメッキ物
を整列させたまま一方から他方へ移すというローディン
グの目的を十分達成できるものの、その移送の軌跡が「
口」形状となるためライン全体の処理スピードを速くし
たい場合ローディングに時間がかかつてその要望に十分
応じきれないという点があった。また上記「口」形状の
軌跡を描かすため全体装置が大がかりで複雑化する嫌い
がある。

この発明は複数枚の短冊状のメッキ物を整列させたまま
比較的速いスピードでデツキ上よりライン上へ移すため
のローディング装置を提供せんとするもので、メッキ物
の移送の軌跡を従来の「口」形状に代え「ｎ」の如き略
逆Ｕ字形の円弧状軌跡にすることとし移送時間の短縮及
び装置全体の形状構造の簡略化を図ろうとするものであ
る。

以下この発明の詳細を図面に示す一実施例を参照して説
明する。、まずこのメッキ物のローディング装置は大別
するとトレー１に一装置するデツキ２と、吸引ボックス
６と、上下一対の回動アーム４．５と、そしてガイドカ
ム６．７とから構成されている。

デツキ２はその四隅でボルト８止めされており高さ・水
平調整自在なものにしである７゜デツキ２上には左右一
対のガイドバー９か突設され後述する吸引ボックス３の
吸引時の位置決めを正確に行なうことができるようにし
である。ヤしてこの左右一対のガイドバー９の間にトレ
ー１を交換自在にして所定位置で載置するようにしてい
る。トレー１上にはメッキ物１０を整列して位置決めす
るための複数のピン１１が突設しである。この複数のピ
ン１１＃ｉメツキ物１０の両端部外側を３点支持するも
ので片方３本、両方で６本のピンが１セツトにしてあり
、そのセット数はメッキ物１０の整列数に又その高さは
各列におけるメッキ物１０の積載枚数に略相応させであ
る。メッキ物１０Ｆｉ吸引ボツクス３にて吸引・取上け
られるもので所定位置（正確に位置決めされる必要があ
り、このためデツキ２及びトレー１の双方に「位置決め
手段」が設けて奉る。仁の「位置決め手段」として、図
示の例では、デツキ２の左右に一対のレール１２、前側
にストツ／ぞ−１，３，１４，１５、そして後側にビン
孔１６が設けてあり、またトレー１の左右ＫＦｉ上記上
記力対−ル１２と係合する７ランジ１７、前側に上記ス
トッパー１３．１４゜１５と鳴接する金具１８，１９．
２０そして後備に上記ビン孔１６と対応する位置へ同様
のビン孔２１が設けである。尚２２はビン孔１６゜２１
へ挿通係止するロックピンである。このようにして左右
方向の位置決めは一対のレール、１２及びフランジ１７
が主に受は持ち、トレー１の進行方向〔前後方向〕の位
置決めはストッパー１３．１４，１５、金具１８．１９
，２０゜ビン孔１６．２１及びロック゛ピン２２が主に
受は持つことにより、メッキ物１ｏを予め整列させて複
数枚載置したトレー１を交換自在にして所定位置でデツ
−＋２が支持できるようにしである。

吸引ボックス３ｔｊ、一対の吊下はパー２３ｔ−介して
吊下はベース２４から吊下けられた状態で支持される。

一対の吊下はパー２３の上端部は吊下はベース２４を貫
通しストッパ２５で係止されるが第１図で上方への動き
が自由にされている。２６は可動ダクトで、その一端が
ブロワ２７Ｋｍｌ続され且つその他端が吸引ボックス３
と接続されて、同ボックス３内を吸引できる・ようにし
である。吸引ボックス３の底面ｓ２８には前記の整列し
たメッキ物１０の位置に予め対応させて複数のスリット
孔２９が形成しである〔第４図参照〕。また吸引ボック
ス６内ＴＩＣＦｉ吸引時上方へ移動しまた圧力シリンダ
−３０を働かせた場合は下方へ移動できる上下可動プレ
ート３１が内在させてあり、同プレート６１の下面側に
は上記スリット孔２９より下方へ向は各々臨ませ友複数
のメッキ物引剥し爪３２が突設しである。従って同爪５
２ｒｉスリット孔２９より下方へ向は進退動自在にされ
てい、る。５５Ｉｆｉ吸引ボツクス３の左右に形成され
たガイド孔テ、上記ガイドバー９を挿通自在としている
ものである。

上下一対の回動アーム４，５は各々基端部３４．３５ｔ
−回動駆動＠ｔｉｃ接続させている。具体内にはフレー
ム３６で回転自在に軸支された従動ギア５７．３８に上
記基端部３４．３５が固定され、従動ギア５７．３８間
に介在させ九駆動ギア６９に回転式のエアシリンダー４
０が接続しである。回動アーム４，５の先端部４１゜４
２Ｆｉ吊下はベース２４を支持する状態で同イース４１
．４２の側面と接続されている。４５はこの支持状態を
若干自由なものにするための長孔である。又、４４．４
５Ｕガイドローラで、上記先端部４１．４２に取付けで
ある、尚第１図で示すように一対の回動アーム４．５は
互いに干渉せぬよう曲折形状が採用されている。

〔第１図では図面をわかりやすくするために左側の回動
アームその他を省略しているが、実際Ｋｔｊ回動アーム
４，５、従動ギア＆７．３８、厘−ギア３９、エアシリ
ンダー４０、ガイドローラ４４．４５などは左右対称的
に設けられている。〕 一対の回動アーム４　、５ｔｊムＢ両点を回動中心とし
、ＣＤ画点を略逆Ｕ字形の円弧状軌跡ＸＹに沿って往復
動させる一種の平行リン・り機構を構成している。ガイ
ドカム６　、７ｔ；Ｉこれら回動アーム４，５の円弧状
軌跡ＸＹの一端部近辺に配置され上記ＣＤ両点に取付け
であるガイド１０−ラ４４，４５と係合しつつ回動アー
ム４゜５の移動を垂直方向に規制するものであり、フレ
ーム５６に一体的に設けである８尚４６は図示せぬメッ
キ装置の入側に配置されたローラコンベアを示し　デツ
キ２上のトレー１より持上けら九たメッキ物１０を受止
め且つメッキ装置へ搬入するためのものである。

次に作用を説明する。

まずトレー１上の６本１セツトのピン１１に利用して複
数列に整列させて頬骨状のメッキ物１０ｔｌｉｒ列同数
枚積重ねる。この時メ・°ツキ物１０は両端部外側が各
々ピン１１１’Ｃて３点支持され位置決めがなされるが
、３点支持であるためきつくはなく容易に６本１セツト
のピン１１　　　内へメッキ物１０を挿入して積重ねて
いくこと゛・ができる。次いでこのトレー１ｔデツｄＰ
２上、に位置決めする、即ち一対のレール１２へ７ラン
ジ１７を保合させて前方へ押し進めストツノ署−１３，
１４，１５に金具１８．１９，２（ｌ当接させ〔この時
中央の金Ａ１９のＵ字溝１９畠内に中央ストッパー１４
が位置する〕、同じ位置く来たピン孔１６．２１内にロ
ックピン２２を挿通係止する。この状態でトレー１ｒｊ
デツΦ２上で所定の位置に在る。

エアシリンダー り２つの従動ギア３７．３８に回動力を伝達し同時にそ
して同じ方向〔第２図右方向〕へ回動アーム４．５を回
動せしめれば、吸引ボックス！＃ｉあたかもこの回動ア
ーム４，５の先端部４１．４２より吊下げられた状態で
略逆Ｕ字形の円弧状軌跡ＸＹ上を移動しデツキ２上方に
至る。そこｖｃｒｊガイドカム６．７が設けてありその
カム溝６ｍ、７ａ内へガイドローラ４４゜４５が係入し
今まで円弧状軌跡ＸＹを描いて移動してきた回−アーム
４．５及び吸引ボックスＳＦｉそこで垂直方向〔下方向
〕へその移動が規制される。下降の際、ガイド孔Ｓ６が
デツキ２上に突設しであるガイドバー９と係合し下降位
置決めがより正確に行なわれる。吸引ボックス３の下降
Ｖｃｌｌブロワ２７、可動ダクト２６を・介し吸引ボッ
クス６内ｔ−吸引すれば、上Ｆ可動プレート３１は吸い
上けられメツ中物引剥し爪３２が、スリット孔２９より
引込み、・メッキ物１０は各スリット孔２９より吸引さ
れて吸引ボックス３の底面部２８にあｔかも吸着される
。

この状態において先とは逆の方向に吸引ボックス３を移
動させれば整列された複数枚のメッキ物１０は吸引され
ｔまま若干上方へ〔垂直方向へ〕移動せしめられ６本１
セツトのピン１１関より取出され略逆Ｕ字形状の軌跡Ｘ
Ｙ’に措いて第２図右方向へ移動しローラコンベアー４
６上へ至る。この時点で吸引ボックス６内の上下可動プ
レートＳ１を圧力シリンダ−６０にて下方へ移動せしめ
メッキ物引剥し爪６２をスリット孔２９より下方へ突出
させれば各メッキ物１０Ｆｉ底面部２８より強制的に引
剥されて同時にローラコ／ばア４６上へ移される〔この
時上記吸引状態を解除しておく。〕。そして同様の処理
を繰返すことによりピン１１間で複数枚積重ねられたメ
ッキ物１０に逐時ローラコンベア４６上へ搬送され且つ
図示せぬメッキ装置に送り込まれてゆく。

以上説明してきたようにこの発明によればメッキ物管整
列して位置決めするための複数のピンを突設して備え次
トレーを、交換自在にして所定位置で載置するデツキと
、 吊下はパーを介して吊下りベースに支持され、−ｇがブ
ロワに接続された可動ダクトの他端と接続され、底面部
に複数のスリット孔を有し且つメッキ物引剥し爪をこの
スリット孔より下方へ向は進退動自在に臨ませた吸引ボ
ックスと、基端部が回動駆動源に各々接続され、先端部
が吸引ボックスの吊下けに一スと各々接続され、略逆Ｕ
字形の円弧状軌跡を描いて往復動する上下一対の回動ア
ームと、 これら回動アームの円弧状軌跡の端部近辺で回動アーム
の移動を垂直方向に規制するガイドカムと、でメッキ物
のローディング装置を構成するようにしたので、デツキ
上のメッキ物を複数枚整列させて略逆Ｕ字形状の円弧状
軌跡をたどり迅速に意図する場所へ搬送することができ
処理スピードを向上させたメッキ装置に対しても十分見
合う供給スピードでメッキ物をラインへ供給することが
可能である。そしてデツキ上、具体的にはトレー上から
メッキ物を獣い上けるに際しては吸引ボックスが垂直方
向で移動〔下降・上昇〕することにより正確な位置決め
を達成し確実に短冊状のメッキ物を吸引でき、またライ
ン上例えばローラコンベア上へにメッキ物引剥し爪を利
用して吸引ボックスの底面部より確実に引剥して移すこ
とができ、その分全体のローディングに要する時間を短
絡し且つローディング処理を確実に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す装置の概略正面図、 １１１Ｆ２図はその側面図、 ！［３図ａデツキとトレーの組合せ状ｍ’ｉ−示す斜視
図、そして 第４図づトＶ−の平面図である。 １　トレー ２　デツキ ３　吸引ボックス ）回動アーム ）ガイドカム １０　メッキ物 １１　　ビ　　ン ２Ｓ　吊下はパー ２４　吊下はベース ２７　ブロワ ２９　スリット孔 ３２　メッキ物引剥し爪 ′５９　駆動ギア ４６　ローラコンベア ）略逆Ｕ字形の円弧状軌跡

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 メッキ物を整列して位置決めするための複数のピンを集
   設して備えたトレーを、交換自在にして所定位置で載置
   するデツキと、 吊下はパーを介して吊下け×−スに支持され、一端がブ
   ロワＫＩＩ続された可動ダクトの他端と接続され、底面
   部に複数のスリット孔を有し且つメッキ物引剥し爪をこ
   のスリット孔より下方へ向は過退勤自在に臨ませた吸引
   ボックスと、基端部が回動駆動源に各々接続され、先端
   部が吸引ボックスの吊下はベースと各々接続され、略逆
   Ｕ字形の円弧状軌跡を描いて往復動する上下一対の回動
   アームと、 これら回動アームの円弧状軌跡の端部近辺で回動アーム
   の移動を垂直方向に規制するガイドカムと、からなるメ
   ツ中物のローディング装置。