JPH10287309A - 包装袋の供給装置 - Google Patents
包装袋の供給装置Info
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- JPH10287309A JPH10287309A JP11447497A JP11447497A JPH10287309A JP H10287309 A JPH10287309 A JP H10287309A JP 11447497 A JP11447497 A JP 11447497A JP 11447497 A JP11447497 A JP 11447497A JP H10287309 A JPH10287309 A JP H10287309A
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- Japan
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- packaging bag
- feeding
- bag
- packaging
- belt conveyor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 先端部分に厚みをもつ包装袋を先端を揃えて
一枚ずつ包装機のグリップ対に円滑に送り込むための包
装袋の供給装置を提供すること。 【解決手段】 包装袋を供給するストッカー部と、繰出
ベルトを備えた繰出手段を第１ベルトコンベアの上方に
設け、繰出ベルトを第１ベルトコンベアより早送りして
先頭の包装袋を後続の包装袋から分離して繰出台のスト
ッパー部に当接するまで送るように設け、繰り出された
包装袋の一枚だけを、上下と前後方向に移動自在に設け
た吸盤の後退位置で吸着して持ち上げ、かつその前進位
置で搬送位置を繰出台より高くした第２ベルトコンベア
に送り込む移送手段を設け、第２ベルトコンベアにより
送られた包装袋を吸着して受け渡し位置まで持ち上げる
第１揺動レバーと、第１揺動レバーにより持ち上げられ
た包装袋を吸着して供給位置に設けた挟着片対に所定の
高さ位置で挟着させる第２揺動レバーを設けた。
一枚ずつ包装機のグリップ対に円滑に送り込むための包
装袋の供給装置を提供すること。 【解決手段】 包装袋を供給するストッカー部と、繰出
ベルトを備えた繰出手段を第１ベルトコンベアの上方に
設け、繰出ベルトを第１ベルトコンベアより早送りして
先頭の包装袋を後続の包装袋から分離して繰出台のスト
ッパー部に当接するまで送るように設け、繰り出された
包装袋の一枚だけを、上下と前後方向に移動自在に設け
た吸盤の後退位置で吸着して持ち上げ、かつその前進位
置で搬送位置を繰出台より高くした第２ベルトコンベア
に送り込む移送手段を設け、第２ベルトコンベアにより
送られた包装袋を吸着して受け渡し位置まで持ち上げる
第１揺動レバーと、第１揺動レバーにより持ち上げられ
た包装袋を吸着して供給位置に設けた挟着片対に所定の
高さ位置で挟着させる第２揺動レバーを設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、袋口の内面に嵩の
高いチャックを設けた包装袋などの先端部分に厚みをも
つ包装袋を一枚ずつ包装機のグリップ対に一定の高さ位
置で送り込むための包装袋の供給装置に関する。
高いチャックを設けた包装袋などの先端部分に厚みをも
つ包装袋を一枚ずつ包装機のグリップ対に一定の高さ位
置で送り込むための包装袋の供給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の包装袋の供給装置として、本件出
願人に係るものが特公昭５８−２８１６６号、実公平３
−５５３２号公報に開示されて公知である。前者の繰出
装置は、多数の包装袋を遅い速度の送りベルト上に倒し
重ねて供給し、そのベルトの上方に配置された大径ロー
ルに接する包装袋を順次に少し早い速度で早送りし、か
つ、その大径ロールよりさらに早い速度とした繰り出し
ベルトにより先頭の包装袋を一枚ずつ所定位置まで送る
構造とされている。また、後者の供給装置は、袋口の内
面にチャックを設けた包装袋や薄くて湾曲しやすい包装
袋に適用するために前者の装置を改良したものであっ
て、押えベルトとの連係により包装袋を湾曲しないよう
に繰出台の所定位置まで送り、その後の吸着腕による吸
着部位を揃えるように工夫した構造とされている。
願人に係るものが特公昭５８−２８１６６号、実公平３
−５５３２号公報に開示されて公知である。前者の繰出
装置は、多数の包装袋を遅い速度の送りベルト上に倒し
重ねて供給し、そのベルトの上方に配置された大径ロー
ルに接する包装袋を順次に少し早い速度で早送りし、か
つ、その大径ロールよりさらに早い速度とした繰り出し
ベルトにより先頭の包装袋を一枚ずつ所定位置まで送る
構造とされている。また、後者の供給装置は、袋口の内
面にチャックを設けた包装袋や薄くて湾曲しやすい包装
袋に適用するために前者の装置を改良したものであっ
て、押えベルトとの連係により包装袋を湾曲しないよう
に繰出台の所定位置まで送り、その後の吸着腕による吸
着部位を揃えるように工夫した構造とされている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した後
者の供給装置において、チャック付包装袋などの先端部
分に厚みをもつ包装袋は、稀に二枚程度重なったまま繰
出端に送り込まれることがある。上側の包装袋が下側の
包装袋より少し後退した二枚重ねの状態で繰出台に送ら
れた場合、停止端のストッパーより先端部分が離れた上
側の包装袋は、吸着腕による吸着部位がズレるため、包
装機のグリップ対に送り込まれた際に正規の位置より低
い部位を掴着されることになる。しかして、その状態で
袋口のヒートシールが施されると、シール位置のずれ等
のシール不良を生ずる。かかる事情から、上記構成の包
装袋を一枚ずつ繰出端に先端を揃えて確実に送り込むた
めの供給装置の開発が要望されていた。
者の供給装置において、チャック付包装袋などの先端部
分に厚みをもつ包装袋は、稀に二枚程度重なったまま繰
出端に送り込まれることがある。上側の包装袋が下側の
包装袋より少し後退した二枚重ねの状態で繰出台に送ら
れた場合、停止端のストッパーより先端部分が離れた上
側の包装袋は、吸着腕による吸着部位がズレるため、包
装機のグリップ対に送り込まれた際に正規の位置より低
い部位を掴着されることになる。しかして、その状態で
袋口のヒートシールが施されると、シール位置のずれ等
のシール不良を生ずる。かかる事情から、上記構成の包
装袋を一枚ずつ繰出端に先端を揃えて確実に送り込むた
めの供給装置の開発が要望されていた。
【０００４】この発明の目的は、袋口の内面に嵩の高い
チャックを設けた包装袋などの先端部分に厚みをもつ包
装袋を先端を揃えて一枚ずつ包装機のグリップ対に円滑
に送り込むための包装袋の供給装置を提供することにあ
る。
チャックを設けた包装袋などの先端部分に厚みをもつ包
装袋を先端を揃えて一枚ずつ包装機のグリップ対に円滑
に送り込むための包装袋の供給装置を提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明装置は、袋口を下にした多数の包装袋を第１モ
ータにより駆動される第１ベルトコンベア上に倒し重ね
て供給するストッカー部と、後部上方の第１プーリと前
部下方の第２プーリに掛け渡した繰出ベルトを第２モー
タにより駆動する繰出手段を前記第１ベルトコンベアの
上方に設け、該繰出ベルトを前記第１ベルトコンベアよ
り早送りして先頭の包装袋を後続の包装袋から分離して
前方の繰出台に設けたストッパー部に当接するまで送る
ように設け、繰り出されてストッパー部に当接した包装
袋の一枚を、上下方向と前後方向に移動自在に設けた吸
盤の後退位置で吸着して持ち上げ、かつその前進位置で
搬送位置を前記繰出台の高さより高く設けた第２ベルト
コンベアと押えロールとの間に送り込む移送手段を設
け、該第２ベルトコンベアにより送られて袋ストッパー
に当接した包装袋を吸盤により吸着して受け渡し位置ま
で持ち上げる第１揺動レバーと、該第１揺動レバーによ
り持ち上げられた包装袋を吸盤で吸着して供給位置に設
けた挟着片対に所定の高さ位置で挟着させる第２揺動レ
バーを設けたことを特徴とする。
に本発明装置は、袋口を下にした多数の包装袋を第１モ
ータにより駆動される第１ベルトコンベア上に倒し重ね
て供給するストッカー部と、後部上方の第１プーリと前
部下方の第２プーリに掛け渡した繰出ベルトを第２モー
タにより駆動する繰出手段を前記第１ベルトコンベアの
上方に設け、該繰出ベルトを前記第１ベルトコンベアよ
り早送りして先頭の包装袋を後続の包装袋から分離して
前方の繰出台に設けたストッパー部に当接するまで送る
ように設け、繰り出されてストッパー部に当接した包装
袋の一枚を、上下方向と前後方向に移動自在に設けた吸
盤の後退位置で吸着して持ち上げ、かつその前進位置で
搬送位置を前記繰出台の高さより高く設けた第２ベルト
コンベアと押えロールとの間に送り込む移送手段を設
け、該第２ベルトコンベアにより送られて袋ストッパー
に当接した包装袋を吸盤により吸着して受け渡し位置ま
で持ち上げる第１揺動レバーと、該第１揺動レバーによ
り持ち上げられた包装袋を吸盤で吸着して供給位置に設
けた挟着片対に所定の高さ位置で挟着させる第２揺動レ
バーを設けたことを特徴とする。
【０００６】
【発明の作用及び効果】多数の包装袋を袋口を下にして
ストッカー部の第１ベルトコンベア上に倒し重ねて供給
すると、第１ベルトコンベアより早送りされる繰出手段
の繰出ベルトにより、先頭の包装袋は後続の包装袋から
分離されて次々に前方の繰出台に送られる。繰り出され
て繰出台のストッパー部に当接して静止した状態の包装
袋は、移送手段の吸盤により吸着されて持ち上げられ、
その持ち上げられた状態で前方に移動して、搬送位置を
繰出台より高くした第２ベルトコンベアと押えロールの
間の入口部に一枚ずつ送り込まれる。ついで、包装袋は
その先端を前方の袋ストッパーに当接するまで第２ベル
トコンベアにより送られる。また、包装袋が繰出手段か
ら二枚以上重なって繰り出された場合には、繰出台のス
トッパー部に当接して前進移動が阻止された状態で、上
側の包装袋のみが吸着されて持ち上げられ、第２ベルト
コンベアと押えロールの間の入口部に送り込まれる。そ
して、下側に残された包装袋は、次の吸着動作が行われ
るまでそのまま待機することになる。
ストッカー部の第１ベルトコンベア上に倒し重ねて供給
すると、第１ベルトコンベアより早送りされる繰出手段
の繰出ベルトにより、先頭の包装袋は後続の包装袋から
分離されて次々に前方の繰出台に送られる。繰り出され
て繰出台のストッパー部に当接して静止した状態の包装
袋は、移送手段の吸盤により吸着されて持ち上げられ、
その持ち上げられた状態で前方に移動して、搬送位置を
繰出台より高くした第２ベルトコンベアと押えロールの
間の入口部に一枚ずつ送り込まれる。ついで、包装袋は
その先端を前方の袋ストッパーに当接するまで第２ベル
トコンベアにより送られる。また、包装袋が繰出手段か
ら二枚以上重なって繰り出された場合には、繰出台のス
トッパー部に当接して前進移動が阻止された状態で、上
側の包装袋のみが吸着されて持ち上げられ、第２ベルト
コンベアと押えロールの間の入口部に送り込まれる。そ
して、下側に残された包装袋は、次の吸着動作が行われ
るまでそのまま待機することになる。
【０００７】上記の送り込まれた包装袋の袋口付近を第
１揺動レバーの吸盤が吸着して受け渡し位置まで一旦持
ち上げ、これを第２揺動レバーの吸盤が吸着して受け取
る。ついで、第２揺動レバーの上昇回転移動により袋口
を上にされた包装袋は、包装機のグリップ対に送り込む
挟着片対に所定の高さ位置で挟着される。
１揺動レバーの吸盤が吸着して受け渡し位置まで一旦持
ち上げ、これを第２揺動レバーの吸盤が吸着して受け取
る。ついで、第２揺動レバーの上昇回転移動により袋口
を上にされた包装袋は、包装機のグリップ対に送り込む
挟着片対に所定の高さ位置で挟着される。
【０００８】この包装袋の供給装置は、チャックなしの
通常の包装袋は勿論のこと、袋口の内面に嵩の高いチャ
ックを設けた包装袋などの先端部分に厚みをもつ包装袋
について、一枚ずつ確実に繰出端に先端を揃えて送り込
むことができる利点がある。その結果、従来装置におい
て懸案とされていた包装袋を適正な高さ位置で包装機の
グリップ対に送り込むことができることから、シール位
置の不良等の不具合の解消に大変有益である。
通常の包装袋は勿論のこと、袋口の内面に嵩の高いチャ
ックを設けた包装袋などの先端部分に厚みをもつ包装袋
について、一枚ずつ確実に繰出端に先端を揃えて送り込
むことができる利点がある。その結果、従来装置におい
て懸案とされていた包装袋を適正な高さ位置で包装機の
グリップ対に送り込むことができることから、シール位
置の不良等の不具合の解消に大変有益である。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面に基づいて説明する。図１は側面図、図２は繰出台を
除いて示す平面図、図３は繰出台の側面図、図４は移送
手段と第２ベルトコンベアの入口部分の縦断側面図、図
５は図４のＡ−Ａ線断面図、図６は図４のＢ矢視図であ
る。
面に基づいて説明する。図１は側面図、図２は繰出台を
除いて示す平面図、図３は繰出台の側面図、図４は移送
手段と第２ベルトコンベアの入口部分の縦断側面図、図
５は図４のＡ−Ａ線断面図、図６は図４のＢ矢視図であ
る。
【００１０】図１に示す包装袋の供給装置Ｐの包装袋ａ
を重ねて供給するストッカー部１０には、第１ベルトコ
ンベア１１を設ける。そのベルトコンベア１１は、機台
１のほぼ中間位置と後端近くに形成した開口２、３から
頂部を臨ませて３列のベルト溝を設けたプーリ１２、１
３を回転自由に軸支し、上方走行部を機台１上に露出さ
せた丸断面形状のベルト１４をプーリ１２、１３に掛け
渡し、前記機台１の底部に取り付けた第１モータ１５に
よりプーリ１２を緩速で回転駆動するように設けられて
いる。１６、１７は機台１上に設けられた包装袋ａの両
側を案内する一対の案内板であって、多種類の包装袋ａ
に対応するようにそれらの間隔を調整自在に設ける。図
２に示すように、案内板１６、１７の繰出端１６ａ、１
７ａには内方に突出する袋ストッパー１８、１９を取り
付け、一方の袋ストッパー１８には、包装袋ａの先端を
接触させる検知レバー２０を揺動可能に支持する。その
検知レバー２０を感知する近接センサー２１は、包装袋
ａの確認と、包装袋ａを検知しないときに後記吸盤８１
の真空吸引作用を司る制御弁を停止作動させるものであ
る。
を重ねて供給するストッカー部１０には、第１ベルトコ
ンベア１１を設ける。そのベルトコンベア１１は、機台
１のほぼ中間位置と後端近くに形成した開口２、３から
頂部を臨ませて３列のベルト溝を設けたプーリ１２、１
３を回転自由に軸支し、上方走行部を機台１上に露出さ
せた丸断面形状のベルト１４をプーリ１２、１３に掛け
渡し、前記機台１の底部に取り付けた第１モータ１５に
よりプーリ１２を緩速で回転駆動するように設けられて
いる。１６、１７は機台１上に設けられた包装袋ａの両
側を案内する一対の案内板であって、多種類の包装袋ａ
に対応するようにそれらの間隔を調整自在に設ける。図
２に示すように、案内板１６、１７の繰出端１６ａ、１
７ａには内方に突出する袋ストッパー１８、１９を取り
付け、一方の袋ストッパー１８には、包装袋ａの先端を
接触させる検知レバー２０を揺動可能に支持する。その
検知レバー２０を感知する近接センサー２１は、包装袋
ａの確認と、包装袋ａを検知しないときに後記吸盤８１
の真空吸引作用を司る制御弁を停止作動させるものであ
る。
【００１１】上記第１ベルトコンベア１１の上方には、
前記機台１の両外側面に固定されたガイドバー２６に側
板２７を摺動可能に遊嵌した繰出手段２５を設ける。こ
の繰出手段２５の側板２７間に軸支された回転軸２８に
は、２列のベルト溝を設けた第１プーリ２９を取り付
け、該回転軸２８を側板２７に取り付けた第２モータ３
０でベルト３１を介して駆動するように設けられてい
る。側板２７間に軸３２で軸支された揺動アーム３３の
先端には、第２プーリ３４を回転自由に支承する。ま
た、中間プーリ３６、３７を回転自由に支承した支持板
３５を、前記揺動アーム３３の内側で前記軸３２に取り
付ける。３８は後部上方の第１プーリ２９、中間プーリ
３６、３７と前部下方の第２プーリ３４に掛け渡した丸
断面形状の繰出ベルトである。
前記機台１の両外側面に固定されたガイドバー２６に側
板２７を摺動可能に遊嵌した繰出手段２５を設ける。こ
の繰出手段２５の側板２７間に軸支された回転軸２８に
は、２列のベルト溝を設けた第１プーリ２９を取り付
け、該回転軸２８を側板２７に取り付けた第２モータ３
０でベルト３１を介して駆動するように設けられてい
る。側板２７間に軸３２で軸支された揺動アーム３３の
先端には、第２プーリ３４を回転自由に支承する。ま
た、中間プーリ３６、３７を回転自由に支承した支持板
３５を、前記揺動アーム３３の内側で前記軸３２に取り
付ける。３８は後部上方の第１プーリ２９、中間プーリ
３６、３７と前部下方の第２プーリ３４に掛け渡した丸
断面形状の繰出ベルトである。
【００１２】また、前記揺動アーム３３の先端の揺動を
検知する近接センサー（図示せず）を設け、上記第１ベ
ルトコンベア１１で送られる包装袋ａで押されて該揺動
アーム３３の先端が浮き上がると、前記第１モータ１５
の駆動を停止させるように設ける。この時には、第２モ
ータ３０のみを駆動して繰出ベルト３８で先頭の包装袋
ａを前方の繰出台１ａに送り、常には繰出ベルト３８を
前記ベルトコンベア１１より早送りして先頭の包装袋ａ
を後続の包装袋ａから分離して前方の繰出台１ａに送る
ように構成されている。３９は繰り出された包装袋ａの
先端を当接させるバネ材料からなる検知部材であって、
その先端部を繰出台１ａの開口４から上に突出するよう
に設ける。４０は検知部材３９の接近動作により包装袋
ａの有無を感知する近接センサーである。
検知する近接センサー（図示せず）を設け、上記第１ベ
ルトコンベア１１で送られる包装袋ａで押されて該揺動
アーム３３の先端が浮き上がると、前記第１モータ１５
の駆動を停止させるように設ける。この時には、第２モ
ータ３０のみを駆動して繰出ベルト３８で先頭の包装袋
ａを前方の繰出台１ａに送り、常には繰出ベルト３８を
前記ベルトコンベア１１より早送りして先頭の包装袋ａ
を後続の包装袋ａから分離して前方の繰出台１ａに送る
ように構成されている。３９は繰り出された包装袋ａの
先端を当接させるバネ材料からなる検知部材であって、
その先端部を繰出台１ａの開口４から上に突出するよう
に設ける。４０は検知部材３９の接近動作により包装袋
ａの有無を感知する近接センサーである。
【００１３】移送手段４５は、上記繰出手段２５により
繰り出された包装袋ａを後記の第２ベルトコンベア６０
に送り込むものである。図４、５に示すように、前記機
台１の両外側面に取り付けた軸受４６の間に横軸４７を
差し渡し、該横軸４７と後記回転軸６６の軸端部に一対
のリンク４９、５０を固定する。５１はリンク４９、５
０の先端に軸支された横リンクであり、その横リンク５
１に固定した横軸５２には、先端に吸盤５５を備えた吸
着パイプ５４が上下方向に移動可能に遊嵌されたブロッ
ク５３を取り付ける。そのブロック５３に固定した支持
板５６にロッド５７ａを下向きとした空圧シリンダ５７
を設け、吸着パイプ５４に取り付けたホルダー５８にロ
ッド５７ａを螺合して固定する（図６）。また、前記横
軸５２にはロッド５９の一端を取り付け、その他端を後
記回転軸９２に固定されたアーム９３に連結する。しか
して、ロッド５９の往復作動による平行リンク運動によ
り吸盤５５が前後に移動自在とされ、繰出台１ａに設け
たストッパー部たる障壁部１ｂに当接して静止した包装
袋ａは、空圧シリンダ５７のロッド５７ａが伸びて下降
した吸盤５５により吸着され、その吸盤５５の前進位置
においてロッド５７ａが引っ込み、第２ベルトコンベア
６０の入口部に包装袋ａが送り込まれるように構成す
る。
繰り出された包装袋ａを後記の第２ベルトコンベア６０
に送り込むものである。図４、５に示すように、前記機
台１の両外側面に取り付けた軸受４６の間に横軸４７を
差し渡し、該横軸４７と後記回転軸６６の軸端部に一対
のリンク４９、５０を固定する。５１はリンク４９、５
０の先端に軸支された横リンクであり、その横リンク５
１に固定した横軸５２には、先端に吸盤５５を備えた吸
着パイプ５４が上下方向に移動可能に遊嵌されたブロッ
ク５３を取り付ける。そのブロック５３に固定した支持
板５６にロッド５７ａを下向きとした空圧シリンダ５７
を設け、吸着パイプ５４に取り付けたホルダー５８にロ
ッド５７ａを螺合して固定する（図６）。また、前記横
軸５２にはロッド５９の一端を取り付け、その他端を後
記回転軸９２に固定されたアーム９３に連結する。しか
して、ロッド５９の往復作動による平行リンク運動によ
り吸盤５５が前後に移動自在とされ、繰出台１ａに設け
たストッパー部たる障壁部１ｂに当接して静止した包装
袋ａは、空圧シリンダ５７のロッド５７ａが伸びて下降
した吸盤５５により吸着され、その吸盤５５の前進位置
においてロッド５７ａが引っ込み、第２ベルトコンベア
６０の入口部に包装袋ａが送り込まれるように構成す
る。
【００１４】図１、２に示すように第２ベルトコンベア
６０は、機台１の前端部と繰出台１ａ寄りに形成した開
口５、６から頂部を臨ませて３列のベルト溝を設けたプ
ーリ６２、６３を回転自由に軸支し、上方走行部を機台
１上に露出させた丸断面形状のベルト６４をそれらのプ
ーリ６２、６３に掛け渡し、機台１の底部に取り付けた
第３モータ６５によりプーリ６２を回転駆動するように
設けられている。第２ベルトコンベア６０の搬送位置
は、前記障壁部１ｂから立ち上がる段差部７を形成する
ことにより、前記繰出台１ａの高さ（第１ベルトコンベ
ア１１の搬送位置）より高く設ける。これは包装袋が二
枚重ねの状態で繰り出された時に、そのまま第２ベルト
コンベア６０に送り込まれるのを未然に回避するための
構成である。
６０は、機台１の前端部と繰出台１ａ寄りに形成した開
口５、６から頂部を臨ませて３列のベルト溝を設けたプ
ーリ６２、６３を回転自由に軸支し、上方走行部を機台
１上に露出させた丸断面形状のベルト６４をそれらのプ
ーリ６２、６３に掛け渡し、機台１の底部に取り付けた
第３モータ６５によりプーリ６２を回転駆動するように
設けられている。第２ベルトコンベア６０の搬送位置
は、前記障壁部１ｂから立ち上がる段差部７を形成する
ことにより、前記繰出台１ａの高さ（第１ベルトコンベ
ア１１の搬送位置）より高く設ける。これは包装袋が二
枚重ねの状態で繰り出された時に、そのまま第２ベルト
コンベア６０に送り込まれるのを未然に回避するための
構成である。
【００１５】図４、５に示すように、３列の丸断面形状
のベルト７１を嵌着した押えロール７０は、その軸７２
を回転可能に支持する軸受７３がバネ７４で付勢され
て、前記プーリ６３に弾接されるように設けられてい
る。また、前記プーリ６３の回転軸６６の前記機台１の
外側面に設けたベース６７から突出する部分に設けたギ
ヤ６８と、前記軸７２の突出する部分に設けたギヤ７５
とを噛み合わせて、押えロール７０をプーリ６３と同期
回転するように設ける。
のベルト７１を嵌着した押えロール７０は、その軸７２
を回転可能に支持する軸受７３がバネ７４で付勢され
て、前記プーリ６３に弾接されるように設けられてい
る。また、前記プーリ６３の回転軸６６の前記機台１の
外側面に設けたベース６７から突出する部分に設けたギ
ヤ６８と、前記軸７２の突出する部分に設けたギヤ７５
とを噛み合わせて、押えロール７０をプーリ６３と同期
回転するように設ける。
【００１６】８０は図１、２に示すように、上記第２ベ
ルトコンベア６０により送られて袋ストッパー１８、１
９に当接した包装袋ａを吸盤８１により吸着して受け渡
し位置（I）まで持ち上げる一対の第１揺動レバーであ
り、該第１揺動レバー８０は包装機のベースｅ上に立設
されたスタンド８５に揺動可能に支持されている。８２
は第１揺動レバー８０と、スタンド８５に揺動可能に支
持されたレバー８６とを連結するロッドである。また、
９０は上記第１揺動レバー８０により持ち上げられた包
装袋ａを吸盤９１で吸着して供給位置（II）に設けた挟
着片９５対に挟着させる第２揺動レバーであり、該第２
揺動レバー９０は前記スタンド８５に設けた回転軸９２
で揺動可能に支持されると共に、リンク機構により受け
渡し位置（I）と供給位置（II）との間を可逆回転移動
されるように設けられている。ここで述べた第１揺動レ
バー８０、第２揺動レバー９０及び挟着片対９５につい
ては、特公平６−５５６０４号公報等で公知とされたも
のと同様の構造である。ｇは一般的なロータリー式包装
機のグリップ対を示す。
ルトコンベア６０により送られて袋ストッパー１８、１
９に当接した包装袋ａを吸盤８１により吸着して受け渡
し位置（I）まで持ち上げる一対の第１揺動レバーであ
り、該第１揺動レバー８０は包装機のベースｅ上に立設
されたスタンド８５に揺動可能に支持されている。８２
は第１揺動レバー８０と、スタンド８５に揺動可能に支
持されたレバー８６とを連結するロッドである。また、
９０は上記第１揺動レバー８０により持ち上げられた包
装袋ａを吸盤９１で吸着して供給位置（II）に設けた挟
着片９５対に挟着させる第２揺動レバーであり、該第２
揺動レバー９０は前記スタンド８５に設けた回転軸９２
で揺動可能に支持されると共に、リンク機構により受け
渡し位置（I）と供給位置（II）との間を可逆回転移動
されるように設けられている。ここで述べた第１揺動レ
バー８０、第２揺動レバー９０及び挟着片対９５につい
ては、特公平６−５５６０４号公報等で公知とされたも
のと同様の構造である。ｇは一般的なロータリー式包装
機のグリップ対を示す。
【００１７】かかる構成になる包装袋の供給装置Ｐの作
動については、上記した発明の作用の項、各構成要素中
で述べているのでその説明を省略する。しかして、この
包装袋の供給装置によれば、従来装置で取り扱いに苦慮
されていた袋口の内面に嵩の高いチャックを設けた包装
袋などの先端部分に厚みをもつ包装袋について、一枚ず
つ確実に繰出端に先端を揃えて送り込むことが可能とな
る。
動については、上記した発明の作用の項、各構成要素中
で述べているのでその説明を省略する。しかして、この
包装袋の供給装置によれば、従来装置で取り扱いに苦慮
されていた袋口の内面に嵩の高いチャックを設けた包装
袋などの先端部分に厚みをもつ包装袋について、一枚ず
つ確実に繰出端に先端を揃えて送り込むことが可能とな
る。
【図１】側面図
【図２】繰出台を除いて示す平面図
【図３】繰出台の側面図
【図４】移送手段と第２ベルトコンベアの入口部分の縦
断側面図
断側面図
【図５】図４のＡ−Ａ線断面図
【図６】図４のＢ矢視図
Ｐ→包装袋の供給装置 ａ→包装袋 ｇ→グリップ対 Ｉ→(包装袋の)受け渡し位置 II→(包装袋の)供給位置 １→機台 １ａ→繰出台 １ｂ→障壁部(ストッパー部)
７→段差部 １０→ストッカー部 １１→第１ベルトコンベア １
８、１９→袋ストッパー ２５→繰出手段 ２９→第１プーリ ３４→第２プーリ
３８→繰出ベルト ４５→移送手段 ５５→吸盤 ６０→第２ベルトコンベ
ア ７０→押えロール ８０→第１揺動レバー ９０→第２揺動レバー ９５→
挟着片対
７→段差部 １０→ストッカー部 １１→第１ベルトコンベア １
８、１９→袋ストッパー ２５→繰出手段 ２９→第１プーリ ３４→第２プーリ
３８→繰出ベルト ４５→移送手段 ５５→吸盤 ６０→第２ベルトコンベ
ア ７０→押えロール ８０→第１揺動レバー ９０→第２揺動レバー ９５→
挟着片対
Claims (1)
- 【請求項１】 袋口を下にした多数の包装袋を第１モー
タにより駆動される第１ベルトコンベア上に倒し重ねて
供給するストッカー部と、後部上方の第１プーリと前部
下方の第２プーリに掛け渡した繰出ベルトを第２モータ
により駆動する繰出手段を前記第１ベルトコンベアの上
方に設け、該繰出ベルトを前記第１ベルトコンベアより
早送りして先頭の包装袋を後続の包装袋から分離して前
方の繰出台に設けたストッパー部に当接するまで送るよ
うに設け、繰り出されてストッパー部に当接した包装袋
の一枚を、上下方向と前後方向に移動自在に設けた吸盤
の後退位置で吸着して持ち上げ、かつその前進位置で搬
送位置を前記繰出台の高さより高く設けた第２ベルトコ
ンベアと押えロールとの間に送り込む移送手段を設け、
該第２ベルトコンベアにより送られて袋ストッパーに当
接した包装袋を吸盤により吸着して受け渡し位置まで持
ち上げる第１揺動レバーと、該第１揺動レバーにより持
ち上げられた包装袋を吸盤で吸着して供給位置に設けた
挟着片対に所定の高さ位置で挟着させる第２揺動レバー
を設けたことを特徴とする包装袋の供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11447497A JPH10287309A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 包装袋の供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11447497A JPH10287309A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 包装袋の供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10287309A true JPH10287309A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14638652
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11447497A Pending JPH10287309A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 包装袋の供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10287309A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010036913A (ja) * | 2008-07-31 | 2010-02-18 | Toyo Jidoki Co Ltd | 空袋供給方法及び空袋供給装置 |
| JP2010260618A (ja) * | 2009-05-08 | 2010-11-18 | Nisshin Seifun Group Inc | 給袋機 |
| JP2012030813A (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-16 | Fabrica Toyama Corp | 袋状容器の供給装置 |
| EP2915756A1 (en) | 2014-03-06 | 2015-09-09 | Toyo Jidoki Co., Ltd. | Bag supply method and device |
-
1997
- 1997-04-15 JP JP11447497A patent/JPH10287309A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010036913A (ja) * | 2008-07-31 | 2010-02-18 | Toyo Jidoki Co Ltd | 空袋供給方法及び空袋供給装置 |
| JP2010260618A (ja) * | 2009-05-08 | 2010-11-18 | Nisshin Seifun Group Inc | 給袋機 |
| JP2012030813A (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-16 | Fabrica Toyama Corp | 袋状容器の供給装置 |
| EP2915756A1 (en) | 2014-03-06 | 2015-09-09 | Toyo Jidoki Co., Ltd. | Bag supply method and device |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040405 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060310 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060328 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061003 |