JP2003137219A - コンベアマガジン式袋供給装置 - Google Patents

コンベアマガジン式袋供給装置

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JP2003137219A
JP2003137219A JP2001337005A JP2001337005A JP2003137219A JP 2003137219 A JP2003137219 A JP 2003137219A JP 2001337005 A JP2001337005 A JP 2001337005A JP 2001337005 A JP2001337005 A JP 2001337005A JP 2003137219 A JP2003137219 A JP 2003137219A
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Japan
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bag
stopper
suction cup
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ratchet wheel
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JP2001337005A
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English (en)
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Masakazu Setozaki
正和 瀬戸崎
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Toyo Jidoki Co Ltd
Original Assignee
Toyo Jidoki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストッパー18の後方側に袋Wを前方に送り
出す爪車38を備え、かつストッパー18近傍に袋Wの
上面をガイドするガイド部材21を備えるコンベアマガ
ジン式袋供給装置において、吸盤52で吸着して袋Wを
上昇させる際に爪車38及びガイド部材21がじゃまに
ならないようにする。 【解決手段】 ガイド部材21と爪車38を爪車昇降ア
ーム40の揺動に伴って上下に往復移動するように設置
する。ストッパー18に当接し位置決めされた袋Wを吸
盤52で吸着して次装置への受渡し位置に上昇させる
際、同時にエアシリンダ48を作動させて爪車昇降アー
ム40を上向きに揺動させ、これによりガイド部材21
と爪車38を吸盤52とともに上昇させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積み重ねられた袋
を1枚ずつ分離して充填装置に供給するコンベアマガジ
ン式袋供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンベアマガジン式袋供給装置は、実用
新案登録第2603966号公報等に記載されているよ
うに、一般に、袋口を前方に向け上部の袋が前方側にく
るように縦方向にずらして積み重ねられた袋群を送るベ
ルトコンベアと、該ベルトコンベア上で最上部の袋を分
離し前方に早送りする早送りベルトと、送られた袋の先
端が当接する位置決め用のストッパーと、該ストッパー
に当接した袋を吸着する吸盤と、該吸盤を下端の吸着位
置と次装置への受渡し位置の間で上下往復動させる往復
動手段を備え、ストッパーに当接し位置決めされた袋を
吸盤で持ち上げ、これを次装置の吸盤、チャック等に受
け渡す。必要に応じてさらに、袋の上面に当接可能な突
起を周囲に有し前記ベルトコンベアより早い周速で回転
する爪車が前記早送りベルトの前方側に配置され、この
爪車により袋を前方に向け送り出す。
【0003】ところが、上記袋供給装置によりコシが比
較的弱い袋を供給する場合や、袋の先端部(袋口端縁
部)が上向きにカールしたような袋があるような場合、
早送りベルトや爪車による送り出し作用で袋が波うった
り、袋の先端部がストッパーに当接した際に該先端部が
ストッパーの当接面(=垂直壁)に沿って上方に折れ曲
がったりして、位置決めが確実に行えない。この問題点
は、早送りベルトや爪車による送り出し力を弱くすれば
低減させることができるが、それに伴い分離作用の効果
も低減する欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、実公平3−55
32号公報に示す袋供給装置では、早送りベルトの前方
側に一対の押えベルトを配置している。この押さえベル
トは早送りベルトからストッパーに向けて送り出される
袋の両側部に当接してガイド的な役割を果たし、袋の波
うち(湾曲)を防止し、またストッパーに当接したとき
袋が上方に折れ曲がるのを抑制する。しかし、この押さ
えベルトには次のような問題がある。
【0005】すなわち、この袋供給装置によりコシの強
い袋を供給する場合、吸盤で袋を吸着し上昇させるとき
袋の両側が押さえベルトに引っ掛かり、袋が吸盤の所定
位置からずれたり吸盤から外れたりして供給ミスが発生
する可能性がある。また、両側部に折り込みを有する袋
(ガセット袋)を供給する場合、袋の両側部が押さえベ
ルトに引っかかり、袋口の折り込みが開いて開口し、次
工程の装置の吸盤、チャック等への受渡しに支障が出る
可能性がある。従って、このような袋を供給する場合
は、押さえベルトが設置されていない袋供給装置の方が
ましとなる。
【0006】このように供給すべき袋のタイプにより好
適な袋供給装置が異なり、一方、袋のタイプが変更にな
るたびに、袋供給装置を取り替えることは実際上不可能
であるから、従来より袋のタイプによらず、正確に供給
できる袋供給装置が求められていた。本発明に係るコン
ベアマガジン式袋供給装置は、この要請に基づいてなさ
れたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上部の袋が前
方側にくるように前後方向にずらして積み重ねられた袋
群を送るベルトコンベアと、該ベルトコンベア上で最上
部の袋を分離し前方に送り出す早送りベルトと、送り出
された袋の先端が当接する位置決め用のストッパーと、
該ストッパーに当接した袋を吸着する吸盤と、該吸盤を
下端の吸着位置と次装置への受渡し位置の間で上下往復
動させる第1往復動手段と、前記ストッパーの後方側に
おいて少なくとも該ストッパー近傍までの所定範囲にわ
たり袋の送り経路の直上に配置され、前方に向けて送り
出される袋の上面をガイドするガイド部材を備えるコン
ベアマガジン式袋供給装置において、前記ガイド部材を
袋の上面をガイドするガイド位置と退避位置の間で往復
動させる第2往復動手段を備え、該第2往復動手段は、
前記吸盤に吸着された袋が該吸盤とともに上方に移動す
る直前又は移動の際に前記ガイド部材を前記退避位置に
移動させ、前記ガイド部材と袋の干渉を防止することを
特徴とする。この袋供給装置において、前記ガイド部材
の退避位置は例えばガイド位置の上方に位置する。この
場合、前記第2往復動手段は前記吸盤に吸着された袋が
該吸盤とともに上方に移動する際に前記ガイド部材を上
方の退避位置に移動させることになる。
【0008】上記袋供給装置において、袋の上面に当接
可能な突起を周囲に有し回転して袋を前方に向け送り出
す爪車を、前記早送りベルトの前方側に配置し、早送り
ベルト及び爪車により袋を前方に向けて送り出すように
してもよい。この爪車を備える場合、前記ガイド部材を
袋の上面をガイドするガイド位置と退避位置の間で往復
動させる前記第2往復動手段により、同時に前記爪車を
袋の上面に当接する当接位置と退避位置の間で往復動さ
せ、前記吸盤に吸着された袋が該吸盤とともに上方に移
動する直前又は移動の際に前記ガイド部材及び爪車を共
に各退避位置に移動させ、前記ガイド部材及び爪車と袋
の干渉を防止することができる。この袋供給装置におい
て、前記ガイド部材と爪車の退避位置は例えばそれぞれ
ガイド位置又は当接位置の上方に位置する。この場合、
前記第2往復動手段は前記吸盤に吸着された袋が該吸盤
とともに上方に移動する際に前記ガイド部材及び爪車を
上方の退避位置に移動させることになる。
【0009】また、上記袋供給装置が上記爪車を備える
場合において、前記第2往復動手段とは別の第3往復動
手段を設け、この第3往復動手段により前記爪車を袋の
上面に当接する当接位置と退避位置の間で往復動させる
ようにしてもよい。この場合、第2往復動手段及び第3
往復動手段により、前記吸盤に吸着された袋が該吸盤と
ともに上方に移動する直前又は移動の際に、前記ガイド
部材及び爪車を各退避位置に移動させ、前記ガイド部材
及び爪車と袋の干渉を防止することになる。この袋供給
装置において、前記ガイド部材と爪車の退避位置は例え
ばそれぞれガイド位置又は当接位置の上方に位置する。
この場合、前記第2往復動手段は前記吸盤に吸着された
袋が該吸盤とともに上方に移動する際に前記ガイド部材
を上方の退避位置に移動させ、前記第3往復動手段は同
じく前記爪車を上方の退避位置に移動させることにな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8を参照し、本発
明に係るコンベアマガジン式袋供給装置(以下、単に袋
供給装置という)をより具体的に説明する。まず、図1
はガス置換包装機の全体平面図であり、間欠回転ロータ
リー型充填装置1、間欠回転ロータリー型ガス置換装置
2、及びそれらの周囲に配置された本発明に係る袋供給
装置3、該袋供給装置3から袋を受け取り前記間欠回転
ロータリー型充填装置1のグリッパーに引き渡す袋受渡
し装置4、印字装置5、開口装置6、充填物投入装置
7、前記間欠回転ロータリー型充填装置1のグリッパー
から充填済みの袋を受け取り間欠回転ロータリー型ガス
置換装置2のグリッパーに引き渡す袋受渡し装置8、シ
ール装置9、冷却シール装置10、製品排出コンベア1
1等からなる。
【0011】袋供給装置3は、図2〜図4に示すよう
に、フレーム12の上に設置された一対の袋側縁ガイド
プレート13、14、その内側においてフレーム12に
架設されたベルトコンベア15、ベルトコンベア15の
前端寄りに配置された早送りベルト装置16、その前方
に配置された爪車装置17、その先に設置された位置決
め用ストッパー18、検出装置19、吸盤装置20、さ
らに袋押さえガイド21等からなる。袋側縁ガイドプレ
ート13、14は、図4に示すように、ベルトコンベア
15に沿ってフレーム12上に設置され、垂直部と水平
部からなり、袋Wの両側縁部の左右及び下面をガイドす
る。なお、22(図3)は袋の浮き上がりを防止するた
め各袋側縁ガイドプレート13、14の内側面に固定さ
れた袋上面ガイド、23(図2)は袋側縁ガイドプレー
ト13、14の間隔を調整するハンドルである。
【0012】ベルトコンベア15は、後端プーリー24
及び前端プーリー25に張架された複数条のベルト26
を有し、前端近傍まではフレーム12上に設置された受
けプレート27上を滑り、その先が受けプレート27か
ら外れて下方に傾斜している。ベルト26の傾斜した部
分は袋側縁ガイドプレート13、14の水平部より下方
に下がり(さらにフレーム12に形成されたスリット1
2aを通して該フレーム12の下方まで下がってい
る)、ここでベルト26上を送られてきた袋Wは袋側縁
ガイドプレート13、14の水平部に乗り移る。
【0013】早送りベルト装置16は、駆動プーリー2
8、その駆動軸に一端を回動自在に取り付けられた揺動
プレート29、その先端及び中間位置に軸支された従動
プーリー30及び複数の中間プーリー31、これらに張
架された早送りベルト(平ベルト)32を備える。前記
駆動プーリー28は支持枠33内に軸支されて該支持枠
33内に収容された駆動モータにより駆動され、早送り
ベルト32をベルトコンベア15の送り速度より速い速
度で走行させる。支持枠33はスライド部材34に固定
され、スライド部材34はフレーム12の側面に固定さ
れたスライドレール35に沿って摺動自在とされ、かつ
ハンドル36により任意の位置に位置決めされる。
【0014】爪車装置17は、柔軟な複数個の突起を周
囲に有する一対の爪車38、爪車38を固定した取付軸
39を回転自在に軸支する爪車昇降アーム40、フレー
ム12の側面の取付プレート41に固定した爪車駆動モ
ータ42を備え、前記爪車38はこの爪車駆動モータ4
2により、駆動側プーリー43、取付軸39に固定した
プーリー44及びそれらに張架したベルト45を介し
て、ベルトコンベア15の送り速度より速い周速で回転
する。また、爪車昇降アーム40はフレーム12に回動
自在に支持されたアーム支点軸46に固定され、爪車昇
降アーム40の1つには連結金具47を介して爪車昇降
エアシリンダ48が連結され、その作動により爪車38
がアーム支点軸46を中心に揺動して昇降するようにな
っている。これらの部材は爪車38を昇降させる爪車昇
降手段を構成するもので、後述するように袋押さえガイ
ド21の昇降手段を兼ね、本発明(請求項2)でいう第
2往復動手段に相当する。なお、フレーム12の側面に
は爪車ストッパー49が取り付けられ、これに爪車昇降
アーム40の下面が当接して、爪車38の下降端位置が
規制される。
【0015】吸盤装置20は、それぞれパイプ51の先
端に取り付けられた一対の吸盤52、各パイプホルダー
53及びホルダー取付プレート54、該ホルダー取付プ
レート54が固定され、かつ前記アーム支点軸46に回
動自在に支持された吸盤昇降アーム55、一端が吸盤昇
降アーム55の1つに取り付けられ、他端が図示しない
駆動源に連結された吸盤昇降駆動ロッド56からなる。
パイプホルダー53〜吸盤昇降駆動ロッド56及び駆動
源が本発明(請求項1〜3)でいう第1往復動手段に相
当する。また、各パイプ51は切換弁を介して真空源に
連通する。なお、吸盤昇降アーム55にはアームストッ
パ57が取り付けられ、爪車昇降アーム40の上昇時に
このアームストッパー57に爪車昇降アーム40が当接
する。
【0016】袋押さえガイド21は、早送りベルト32
(従動プーリー30)と爪車38の中間位置からストッ
パー18の近傍までの範囲にわたり、両袋側縁ガイドプ
レート13、14の中間位置に配置され、底面側は平ら
で、下端位置にあるとき底面側が略水平となり、このと
き袋側縁ガイドプレート13、14の水平部の上面との
間に袋Wを支障なく受け入れ、かつ袋Wが波うたない程
度の隙間が形成される。ただし、袋押さえガイド21の
後方側は上方に湾曲し、早送りベルト32により送り出
された袋Wを受け入れやすいようにその隙間が大きくな
っている。袋押さえガイド21は、取付ブラケット59
を介してガイド取付軸60に固定され、これが前記爪車
昇降アーム40に固定されている。従って、爪車昇降エ
アシリンダ48の作動により、袋押さえガイド21が爪
車38と共にアーム支点軸46を中心に揺動して昇降す
るようになっている。また、その下端位置は、前記爪車
ストッパー49により規制される。
【0017】袋Wの前進端を決める位置決め用のストッ
パー18は、フレーム12の前端近傍に設けたブラケッ
ト62の左右の後方側垂直壁63に固定され、後方側垂
直壁63の中央部の切欠き64に対応して、ストッパー
18も左右に分離している。切欠き64近傍ではフレー
ム12に切欠き65が形成され、ここに検出片66が配
置されている。この検出片66の下端にはオモリ67が
固定され、その上には左右一対の腕状の係合部68が形
成され、この一対の係合部68がブラケット62の下部
に形成された一対のV字状支持部69にそれぞれ係止さ
れている。この検出片66は、外力が加わらないときは
オモリ67の作用で釣合を保って垂直に立ち、このとき
検出片66はストッパー18よりやや後方に突出してい
る。これに外力が加わると係止点を支点として切欠き6
4、65内で前後方向に揺動し(図3の矢印参照)、外
力が去るとすぐ垂直に復帰する。また、ストッパー18
の前方側において、ブラケット62の中央部に取付プレ
ート71を介して検出センサー(近接センサー)70が
取り付けられている。前記検出片66と検出センサー7
0が本発明でいう検出装置に相当する。
【0018】続いて、上記袋供給装置3の作動について
説明する。ベルトコンベア15上には袋群が上部の袋が
前方側にくるように前後方向にずらして積み重ねられ、
袋側縁ガイドプレート13、14に両側縁をガイドされ
て前方に送られている。最上部の袋から順に早送りベル
ト32に接触し、袋群から分離されて前方に送り出さ
れ、袋押えガイド21の下に送り込まれる。また、前進
に伴いベルトコンベア15上から袋側縁ガイドプレート
13、14の水平部に乗り移る。
【0019】早送りベルト32により送り出された袋が
爪車38の下にくると、当接する爪車38によりさらに
前方に送り出され、その先端がストッパー18に当接し
て停止し、ここで位置決めされる。袋押えガイド21は
ストッパー18の近傍まで配置され、かつ袋は袋押えガ
イド21と袋側縁ガイドプレート13、14との間の狭
い隙間に入り、ここで袋押えガイド21に上面をガイド
されるので、早送りベルト32及び爪車38によりスト
ッパー18に向け送り出されるとき、袋の波うちが生ず
ることがなく、またストッパー18に当接したときに袋
先端部の折れ曲がりが生じない。袋Wの先端がストッパ
ー18に当接した瞬間は、図6に示すように、袋押えガ
イド21は下端のガイド位置、爪車38は同じく下端の
当接位置にあり、吸盤52は上端の受渡し位置にある。
【0020】袋Wの先端がストッパー18に当接し、同
時に検出片66を前方に押すと、検出片66が前方に揺
動し、これを検出センサー70が検知する。検出センサ
ー70から検知信号が出ると、爪車38の回転が止ま
り、吸盤52が真空源に連通し、同時に吸盤昇降駆動ロ
ッド56が動いて吸盤昇降アーム55が下向きに揺動
し、吸盤52が吸着位置に下降して袋Wの袋口近傍の上
面を吸着する。その状態を図7に示す。続いて、吸盤昇
降駆動ロッド56が逆方向に動いて吸盤昇降アーム55
が上向きに揺動し、吸盤52が受渡し位置に上昇する。
このとき同時にエアシリンダ48が作動して爪車昇降ア
ーム40が上向きに揺動し、袋押えガイド21及び爪車
38が上方の退避位置に移動する。このときの状態を図
8に示す。なお、このエアシリンダ48の作動の際、爪
車昇降アーム40がアームストッパ57に当接するの
で、爪車昇降アーム40は跳ね上がることなく吸盤昇降
アーム55と同期して揺動する。
【0021】続いて、吸盤52から袋受渡し装置4に袋
Wを受渡した後、エアシリンダ48が逆に作動して爪車
昇降アーム40が下向きに揺動し、袋押えガイド21及
び爪車38が下方の所定位置に移動し、図6の状態に戻
る。上記袋供給装置では、吸盤52の受渡し位置への移
動と、袋押えガイド21及び爪車38の上方への移動が
タイミングを合わせて行われることにより、受渡し位置
に向けて上方に移動する袋Wと袋押えガイド21及び爪
車38の干渉が防止される。従って、袋の種類によら
ず、支障なく袋受渡し装置4に受け渡すことができる。
【0022】上記袋受渡し装置4は、特に図2に仮想線
で示すように、袋移送装置72と袋移送開口装置73で
構成される。袋移送装置72は揺動する一対のアーム7
4と各アーム74の先端に付属するチャック部75を備
え、前記吸盤52により受渡し位置にもたらされた袋W
の両側縁を一対のチャック部75で把持し、続いて吸盤
52が大気に連通した後、アーム74を上方に揺動させ
袋Wを垂直に位置決めするものである。袋移送開口装置
73は開閉及び進退する一対の吸着盤76、76を備
え、チャック部75により垂直に位置決めされた袋Wの
上縁部を該吸着盤76、76で両側から吸着し、続いて
袋Wを前方へ所定距離水平移動させるとともに袋口を開
口するものである。その袋Wは間欠回転ロータリー型充
填装置1のグリッパー77に受け渡される。
【0023】なお、上記袋供給装置3では、吸盤52が
受渡し位置に上昇するとき、同時にエアシリンダ48を
作動させて袋押えガイド21及び爪車38を上方の退避
位置に移動させるようにしたが、吸盤52が上昇を開始
する直前に退避位置に移動させてもよい。また、上記袋
供給装置3では、袋押えガイド21と爪車38が、爪車
昇降エアシリンダ48等の共通の爪車昇降手段により、
ガイド位置又は当接位置と退避位置の間を往復動するよ
うに構成されているが、袋押えガイド21と爪車38を
それぞれ別の昇降手段により往復動させてもよい。さら
に、上記袋供給装置3では、袋押えガイド21が袋Wの
中央部に配置されていたが、袋の両側部に配置されてい
てもよく、あるいは実公平3−5532号公報のよう
に、袋に接触して回転するベルト状のものであってもよ
い。また、袋押えガイド21は上方に移動して退避する
ようになっているが、上昇する吸盤52との干渉を防止
できればその方向は特に限定されず、例えば水平方向
(左右、前後)に移動して退避するようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明に係るコンベアマガジン式袋供給
装置によれば、ストッパーの後方側に配置されたガイド
部材と(爪車を配置する場合はさらに爪車と)、上方に
移動する吸盤に吸着された袋の干渉を防止することがで
きるので、袋の種類によらず、何らの支障なく袋受渡し
装置等の次装置に確実に受け渡すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る袋供給装置を設置したガス置換
包装機の全体平面図である。
【図2】 本発明に係る袋供給装置の右側面図(後方側
を正面とする)である。
【図3】 その前端部の左側面断面図である。
【図4】 その主要部の正面断面図である。
【図5】 その検出装置近傍の平面図である。
【図6】 その主要部の動作を説明する左側面図であ
る。
【図7】 同じくその主要部の動作を説明する左側面図
である。
【図8】 同じくその主要部の動作を説明する左側面図
である。
【符号の説明】
3 コンベアマガジン式袋供給装置 13、14 袋側縁ガイドプレート 15 ベルトコンベア 18 位置決め用ストッパー 21 袋押えガイド 26 ベルト 32 早送りベルト 38 爪車 40 爪車昇降アーム 42 爪車駆動モータ 46 アーム支点軸 48 爪車昇降エアシリンダ 52 吸盤 55 吸盤昇降アーム 56 吸盤昇降駆動ロッド 66 検出片 70 検出センサー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部の袋が前方側にくるように前後方向
    にずらして積み重ねられた袋群を送るベルトコンベア
    と、該ベルトコンベア上で最上部の袋を分離し前方に送
    り出す早送りベルトと、送り出された袋の先端が当接す
    る位置決め用のストッパーと、該ストッパーに当接した
    袋を吸着する吸盤と、該吸盤を下端の吸着位置と次装置
    への受渡し位置の間で上下往復動させる第1往復動手段
    と、前記ストッパーの後方側において少なくとも該スト
    ッパー近傍までの所定範囲にわたり袋の送り経路の直上
    に配置され、前方に向けて送り出される袋の上面をガイ
    ドするガイド部材を備えるコンベアマガジン式袋供給装
    置において、前記ガイド部材を袋の上面をガイドするガ
    イド位置と退避位置の間で往復動させる第2往復動手段
    を備え、該第2往復動手段は、前記吸盤に吸着された袋
    が該吸盤とともに上方に移動する直前又は移動の際に前
    記ガイド部材を前記退避位置に移動させ、前記ガイド部
    材と袋の干渉を防止することを特徴とするコンベアマガ
    ジン式袋供給装置。
  2. 【請求項2】 上部の袋が前方側にくるように前後方向
    にずらして積み重ねられた袋群を送るベルトコンベア
    と、該ベルトコンベア上で最上部の袋を分離し前方に送
    り出す早送りベルトと、袋の上面に当接可能な突起を周
    囲に有し、前記早送りベルトの前方側に配置されて回転
    し袋を前方に向け送り出す爪車と、送り出された袋の先
    端が当接する位置決め用のストッパーと、該ストッパー
    に当接した袋を吸着する吸盤と、該吸盤を下端の吸着位
    置と次装置への受渡し位置の間で上下往復動させる第1
    往復動手段と、前記ストッパーの後方側において少なく
    とも該ストッパー近傍までの所定範囲にわたり袋の送り
    経路の直上に配置され、前方に向けて送り出される袋の
    上面をガイドするガイド部材を備えるコンベアマガジン
    式袋供給装置において、前記ガイド部材を袋の上面をガ
    イドするガイド位置と退避位置の間で往復動させ、同時
    に前記爪車を袋の上面に当接する当接位置と退避位置の
    間で往復動させる第2往復動手段を備え、該第2往復動
    手段は、前記吸盤に吸着された袋が該吸盤とともに上方
    に移動する直前又は移動の際に前記ガイド部材及び爪車
    を共に各退避位置に移動させ、前記ガイド部材及び爪車
    と袋の干渉を防止することを特徴とするコンベアマガジ
    ン式袋供給装置。
  3. 【請求項3】 上部の袋が前方側にくるように前後方向
    にずらして積み重ねられた袋群を送るベルトコンベア
    と、該ベルトコンベア上で最上部の袋を分離し前方に送
    り出す早送りベルトと、袋の上面に当接可能な突起を周
    囲に有し、前記早送りベルトの前方側に配置されて回転
    し袋を前方に向け送り出す爪車と、送り出された袋の先
    端が当接する位置決め用のストッパーと、該ストッパー
    に当接した袋を吸着する吸盤と、該吸盤を下端の吸着位
    置と次装置への受渡し位置の間で上下往復動させる第1
    往復動手段と、前記ストッパーの後方側において少なく
    とも該ストッパー近傍までの所定範囲にわたり袋の送り
    経路の直上に配置され、前方に向けて送り出される袋の
    上面をガイドするガイド部材を備えるコンベアマガジン
    式袋供給装置において、前記ガイド部材を袋の上面をガ
    イドするガイド位置と退避位置の間で往復動させる第2
    往復動手段と、前記爪車を袋の上面に当接する当接位置
    と退避位置の間で往復動させる第3往復動手段を備え、
    前記第2往復動手段及び第3往復動手段は、前記吸盤に
    吸着された袋が該吸盤とともに上方に移動する直前又は
    移動の際に前記ガイド部材及び爪車を各退避位置に移動
    させ、前記ガイド部材及び爪車と袋の干渉を防止するこ
    とを特徴とするコンベアマガジン式袋供給装置。
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