JPS61295577A - 光導電性部材 - Google Patents
光導電性部材Info
- Publication number
- JPS61295577A JPS61295577A JP13822485A JP13822485A JPS61295577A JP S61295577 A JPS61295577 A JP S61295577A JP 13822485 A JP13822485 A JP 13822485A JP 13822485 A JP13822485 A JP 13822485A JP S61295577 A JPS61295577 A JP S61295577A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- photoconductive
- hydrogen
- gas
- photoconductive member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/08—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being inorganic
- G03G5/082—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being inorganic and not being incorporated in a bonding material, e.g. vacuum deposited
- G03G5/08214—Silicon-based
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
この発明は、電子写真感光体等に使用され、帯電特性、
光感度特性及び耐環境性等が優れた光導電性部材に関す
る。
光感度特性及び耐環境性等が優れた光導電性部材に関す
る。
[発明の技術的背景とその問題点コ
従来、電子写真感光体の光導電層を形成する材料として
、Cd S s Z n OSS e 、S e T
e若しくはアモルファスシリコン等の無機材料又はポ
リ−N−ビニルカルバゾール(PVCz)若しくはトリ
ニトロフルオレン(TNF)等の有機+、t 料が使用
されている。しかしながら、これらの従来の光導電性材
料においては、光導電特性上、又は製造」二、種々の問
題点があり、感光体システムの特性をある程度犠牲にし
て使用目的に応じてこれらの材料を使い分けている。
、Cd S s Z n OSS e 、S e T
e若しくはアモルファスシリコン等の無機材料又はポ
リ−N−ビニルカルバゾール(PVCz)若しくはトリ
ニトロフルオレン(TNF)等の有機+、t 料が使用
されている。しかしながら、これらの従来の光導電性材
料においては、光導電特性上、又は製造」二、種々の問
題点があり、感光体システムの特性をある程度犠牲にし
て使用目的に応じてこれらの材料を使い分けている。
例えば、Se及びCdSは、人体に対して有害な材料で
あり、その製造に際しては、安全対策上、特別の配慮が
必要である。従って、製造装置が複雑となるため製造コ
ストが高いと共に、特に、Seは回収する必要があるた
め回収コストが付加されるという問題点がある。また、
Se又は5e−Te系においては、結晶化温度が65℃
と低いため、1夏写を繰り返している間に、残霜等によ
り光導電特性]二の問題が生じ、このため、寿命が短い
ので実用性が低い。
あり、その製造に際しては、安全対策上、特別の配慮が
必要である。従って、製造装置が複雑となるため製造コ
ストが高いと共に、特に、Seは回収する必要があるた
め回収コストが付加されるという問題点がある。また、
Se又は5e−Te系においては、結晶化温度が65℃
と低いため、1夏写を繰り返している間に、残霜等によ
り光導電特性]二の問題が生じ、このため、寿命が短い
ので実用性が低い。
更に、ZnOは、酸化還元が生じやすく、環境雰囲気の
影響を著しく受けるため、使用上、信頼性が低いという
問題点がある。
影響を著しく受けるため、使用上、信頼性が低いという
問題点がある。
更にまた、PVCz及びTNF等の有機光導電性+(料
は、発癌性物質である疑いが持。たれており、人体の健
康」二問題があるのに加え、有機材料は熱安定性及び耐
摩耗性が低く、寿命が短いという欠点がある。
は、発癌性物質である疑いが持。たれており、人体の健
康」二問題があるのに加え、有機材料は熱安定性及び耐
摩耗性が低く、寿命が短いという欠点がある。
一方、アモルファスシリコン(以下、、a−3iと略す
)は、近時、光導電変換材料として注目されており、太
陽電池、薄膜トランジスタ及びイメージセンサへの応用
が活発になされている。このa−3iの応用の一環とし
て、a−8iを電子写真感光体の光導電性材料として使
用する試みがなされており、a−3iを使用した感光体
は、無公害の材料であるから回収処理の必要がないこと
、他の材料に比して可視光領域で高い分光感度を有する
こと、表面硬度が高く耐摩耗性及び耐衝撃性か優れてい
ること等の利点を有する。
)は、近時、光導電変換材料として注目されており、太
陽電池、薄膜トランジスタ及びイメージセンサへの応用
が活発になされている。このa−3iの応用の一環とし
て、a−8iを電子写真感光体の光導電性材料として使
用する試みがなされており、a−3iを使用した感光体
は、無公害の材料であるから回収処理の必要がないこと
、他の材料に比して可視光領域で高い分光感度を有する
こと、表面硬度が高く耐摩耗性及び耐衝撃性か優れてい
ること等の利点を有する。
このa−3iは、カールソン方式に基づく感光体として
検討が進められているが、この場合に、感光体特性とし
て抵抗及び光感度が高いことが要求される、しかしなが
ら、この両特性を単一層の感光体で満足させることが困
難であるため、光導電層と導電性支持体との間に障壁層
を設け、光導電層上に表面電荷保持層を設けた積層型の
構造にすることにより、このような要求を満足させてい
る。
検討が進められているが、この場合に、感光体特性とし
て抵抗及び光感度が高いことが要求される、しかしなが
ら、この両特性を単一層の感光体で満足させることが困
難であるため、光導電層と導電性支持体との間に障壁層
を設け、光導電層上に表面電荷保持層を設けた積層型の
構造にすることにより、このような要求を満足させてい
る。
ところで、a−3iは、通常、シラン系ガスを使用した
グロー放電分解法により形成されるが、この際に、a−
3t膜中に水素が取り込まれ、水素量の差により電気的
及び光学的特性か大きく変動する。即ち、a−3i膜に
侵入する水素の計が多くなると、光学的バンドギャップ
が大きくなり、a−5iの抵抗か高くなるが、それにと
もない、長波長光に対する光感度が低下してしまうので
、例えば、半導体レーザを搭載したレーザビームプリン
タに使用することが困難である。また、a −3i膜中
の水素の含有量が多い場合は、成膜条件によって、(S
IH2)n及びS s H2等の結合構造を何するも
のが膜中で大部分の領域を占める場合がある。そうする
と、ボイドが増加し、シリコンダングリングボンドが増
加するため、光導電特性が劣化し、電子写真感光体とし
て使用不能になる。逆に、a−3i中に侵入する水素の
量が低下すると、光学的バンドギャップが小さくなり、
その抵抗が小さくなるが、長波長光に対する光感度が増
加する。しかし、水素含有量が少ないと、シリコンダン
グリングボンドと結合してこれを減少させるべき水素が
少なくなる。このため、発生するキャリアの移動度が低
下し、寿命が短くなると共に、光導電特性か劣化してし
まい、電子写真感光体として使用し難いものとなる。
グロー放電分解法により形成されるが、この際に、a−
3t膜中に水素が取り込まれ、水素量の差により電気的
及び光学的特性か大きく変動する。即ち、a−3i膜に
侵入する水素の計が多くなると、光学的バンドギャップ
が大きくなり、a−5iの抵抗か高くなるが、それにと
もない、長波長光に対する光感度が低下してしまうので
、例えば、半導体レーザを搭載したレーザビームプリン
タに使用することが困難である。また、a −3i膜中
の水素の含有量が多い場合は、成膜条件によって、(S
IH2)n及びS s H2等の結合構造を何するも
のが膜中で大部分の領域を占める場合がある。そうする
と、ボイドが増加し、シリコンダングリングボンドが増
加するため、光導電特性が劣化し、電子写真感光体とし
て使用不能になる。逆に、a−3i中に侵入する水素の
量が低下すると、光学的バンドギャップが小さくなり、
その抵抗が小さくなるが、長波長光に対する光感度が増
加する。しかし、水素含有量が少ないと、シリコンダン
グリングボンドと結合してこれを減少させるべき水素が
少なくなる。このため、発生するキャリアの移動度が低
下し、寿命が短くなると共に、光導電特性か劣化してし
まい、電子写真感光体として使用し難いものとなる。
なお、長波長光に対する感度を高める技術として、シラ
ン系ガスとゲルマンG e H4とを混合し、グロー放
電分解することにより、光学的バンドギャップが狭い膜
を生成するものがあるが、一般に、シラン系ガスとG
e H4とでは、最適基板温度が異なるため、生成した
膜は構造欠陥が多く、良好な光導電特性を得ることがで
きない。また、G e H4の廃ガスは酸化されると有
毒ガスとなるので、廃ガス処理も複雑である。従って、
このような技術は実用性がない。
ン系ガスとゲルマンG e H4とを混合し、グロー放
電分解することにより、光学的バンドギャップが狭い膜
を生成するものがあるが、一般に、シラン系ガスとG
e H4とでは、最適基板温度が異なるため、生成した
膜は構造欠陥が多く、良好な光導電特性を得ることがで
きない。また、G e H4の廃ガスは酸化されると有
毒ガスとなるので、廃ガス処理も複雑である。従って、
このような技術は実用性がない。
[発明の目的]
この発明は、かかるS1f情に鑑みてなされたものであ
って、帯電能が優れており、残留電位か低く、広波長領
域に亘って感度か高く、基板との密着性が良く、耐環境
性が優れた光導電性部材を提供することを目的とする。
って、帯電能が優れており、残留電位か低く、広波長領
域に亘って感度か高く、基板との密着性が良く、耐環境
性が優れた光導電性部材を提供することを目的とする。
[発明のlIW要コ
この発明に係る光導電性部材は、導電性支持体と、この
導電性支持体の一層に形成された障壁層と、この障壁層
の−にに形成された光導電層と、を有する光導電性部材
において、前記障壁層は、水素、周期律表の第■族叉は
第り族に属する元素、並びに炭素、酸素及び窒素から選
択された少なくとも一種の元素を4.6−するマイクロ
クリスタリンシリコンで形成されており、前記光導電層
は、その少なくとも一部が水素を11Hするマイクロク
リスタリンシリコンからなる第一層と、水素及び酸素を
合釘するアモルファスシリコンからなる第二層と、を白
゛し、第一層及び第二層は光導電層の層厚り向に積層し
ていることを特徴とする。
導電性支持体の一層に形成された障壁層と、この障壁層
の−にに形成された光導電層と、を有する光導電性部材
において、前記障壁層は、水素、周期律表の第■族叉は
第り族に属する元素、並びに炭素、酸素及び窒素から選
択された少なくとも一種の元素を4.6−するマイクロ
クリスタリンシリコンで形成されており、前記光導電層
は、その少なくとも一部が水素を11Hするマイクロク
リスタリンシリコンからなる第一層と、水素及び酸素を
合釘するアモルファスシリコンからなる第二層と、を白
゛し、第一層及び第二層は光導電層の層厚り向に積層し
ていることを特徴とする。
この発明は、前述の従来技術の欠点を解消し、優れた光
導電特性(電子写真特性)と耐環境性とを兼備した光導
電性部材を開発すべく本願発明者等か種々実験研究を重
ねた結果、マイクロクリスタリンシリコン(以下、μC
−3iと略す)を先導電性部材の少なくとも一部に使用
することにより、この目的を達成することができること
に想到して、この発明を完成させたものである。
導電特性(電子写真特性)と耐環境性とを兼備した光導
電性部材を開発すべく本願発明者等か種々実験研究を重
ねた結果、マイクロクリスタリンシリコン(以下、μC
−3iと略す)を先導電性部材の少なくとも一部に使用
することにより、この目的を達成することができること
に想到して、この発明を完成させたものである。
[発明の実施例]
以下、この発明について具体的に説明する。この発明の
特徴は、従来のa−Siの替りにμC−81を使用した
ことにある。つまり、光導電層の全ての領域又は一部の
領域がマイクロクリスタリンシリコン(μC−5i)で
形成されているか、マイクロクリスタリンシリコンとア
モルファスシリコン(a−5i)との混合体で形成され
ているか、又はマイクロクリスタリンシリコンとアモル
ファスシリコンとの積層体で形成されている。また、機
能分離型の光導電性部材においては、電荷発生層にμC
−3iを使用している。
特徴は、従来のa−Siの替りにμC−81を使用した
ことにある。つまり、光導電層の全ての領域又は一部の
領域がマイクロクリスタリンシリコン(μC−5i)で
形成されているか、マイクロクリスタリンシリコンとア
モルファスシリコン(a−5i)との混合体で形成され
ているか、又はマイクロクリスタリンシリコンとアモル
ファスシリコンとの積層体で形成されている。また、機
能分離型の光導電性部材においては、電荷発生層にμC
−3iを使用している。
μC−3iは、以下のような物性上の特徴により、a−
3i及びポリクリスタリンシリコン(多結晶シリコン)
から明確に区別される。即ち、X線回折測定においては
、a−3iは、無定形であるため、ハローのみが現れ、
回折パターンを認めることができないが、μC−3iは
、2θが27乃至28.5°付近にある結晶回折パター
ンを示す。また、ポリクリスタリンシリコンは暗抵抗が
106Ω・cmであるのに対し、μC−3iは1011
Ω・cm以上の暗抵抗を有する。このμC−81は粒径
が約数十オングストローム以上である微結晶が集合して
形成されている。
3i及びポリクリスタリンシリコン(多結晶シリコン)
から明確に区別される。即ち、X線回折測定においては
、a−3iは、無定形であるため、ハローのみが現れ、
回折パターンを認めることができないが、μC−3iは
、2θが27乃至28.5°付近にある結晶回折パター
ンを示す。また、ポリクリスタリンシリコンは暗抵抗が
106Ω・cmであるのに対し、μC−3iは1011
Ω・cm以上の暗抵抗を有する。このμC−81は粒径
が約数十オングストローム以上である微結晶が集合して
形成されている。
μC−3iとa−Siとの混合体とは、μC−3iの結
晶領域がa−3i中に混在していて、μC,−3i及び
a−3iが同程度の体積比で存在するものをいう。また
、μC−5iとa−3iとの積層体とは、大部分かa−
3iからなる層と、μC−5iが充填された層とが積層
されているものをいう。
晶領域がa−3i中に混在していて、μC,−3i及び
a−3iが同程度の体積比で存在するものをいう。また
、μC−5iとa−3iとの積層体とは、大部分かa−
3iからなる層と、μC−5iが充填された層とが積層
されているものをいう。
このようなμC−5iをHする光導電層は、a−3iと
同様に、高周波グロー放電分解法により、シランガスを
原料として、導電性支持体上にμC−3iを堆積させる
ことにより製造することができる。この場合に、支持体
の温崩をa−3iを形成する場合よりも高く設定し、高
周波7ヒカもa−81の場合よりも高く設定すると、μ
C−3iを形成しやすくなる。また、支持体l:L度及
び高周波電力を高くすることにより、シランガスなどの
IIバ料ガスの流量を増大させることかでき、そのイー
i宋、成膜速度を早くすることができる。また、原料ガ
スのSiH及び5i2He等の高次のシランガスを水素
で希釈したガスを使用することにより、μC−3iを一
層高効率で形成することができる。
同様に、高周波グロー放電分解法により、シランガスを
原料として、導電性支持体上にμC−3iを堆積させる
ことにより製造することができる。この場合に、支持体
の温崩をa−3iを形成する場合よりも高く設定し、高
周波7ヒカもa−81の場合よりも高く設定すると、μ
C−3iを形成しやすくなる。また、支持体l:L度及
び高周波電力を高くすることにより、シランガスなどの
IIバ料ガスの流量を増大させることかでき、そのイー
i宋、成膜速度を早くすることができる。また、原料ガ
スのSiH及び5i2He等の高次のシランガスを水素
で希釈したガスを使用することにより、μC−3iを一
層高効率で形成することができる。
第1図は、この発明に係る光導電性部材を製造する装置
を示す図である。ガスボンベ1,2,3゜4には、例え
ば、夫々S iH、B H、H2。
を示す図である。ガスボンベ1,2,3゜4には、例え
ば、夫々S iH、B H、H2。
2 G
CH4等の原料ガスが収容されている。これらのガスボ
ンベ1.2,3.4内のガスは、17!E m調整用の
バルブ6及び配管7を介して混合器8に供給されるよう
になっている。各ボンベには、圧力計5が設置されてお
り、この圧力計5を監視しつつ、ハルプロを調整するこ
とにより、混合器8に供給する各原料ガスの流量及び混
合比を調節することができる。混合器8にて混合された
ガスは反応容器9に供給される。反応容器9の底部11
には、回転軸10が鉛直方向の回りに回転可能に取りつ
けられており、この回転軸10の上端に、円板状の支持
台12がその面を回転軸10に垂直にして固定されてい
る。反応容器9内には、円筒状の7ヒ極13かその軸中
心を回転軸10の軸中心と一致させて底部11上に設置
されている。感光体のドラムJ1(体14か支持台12
]二にその軸中心を回転軸10の軸中心と一致させて載
置されており、このトラムフ、(体14の内側には、ド
ラム基体加熱用のヒータ15が配設されている。電極1
3とドラム状体14との間には、高周波電源16が接続
されており、電極13及びドラム基体14間に高周波電
流か供給されるようになっている。回転軸10はモータ
18により回転駆動される。反応容器9内の圧力は、圧
力計17により監視され、反応容器9は、ゲートバルブ
18を介して真空ポンプ等の適宜の排気手段に連結され
ている。
ンベ1.2,3.4内のガスは、17!E m調整用の
バルブ6及び配管7を介して混合器8に供給されるよう
になっている。各ボンベには、圧力計5が設置されてお
り、この圧力計5を監視しつつ、ハルプロを調整するこ
とにより、混合器8に供給する各原料ガスの流量及び混
合比を調節することができる。混合器8にて混合された
ガスは反応容器9に供給される。反応容器9の底部11
には、回転軸10が鉛直方向の回りに回転可能に取りつ
けられており、この回転軸10の上端に、円板状の支持
台12がその面を回転軸10に垂直にして固定されてい
る。反応容器9内には、円筒状の7ヒ極13かその軸中
心を回転軸10の軸中心と一致させて底部11上に設置
されている。感光体のドラムJ1(体14か支持台12
]二にその軸中心を回転軸10の軸中心と一致させて載
置されており、このトラムフ、(体14の内側には、ド
ラム基体加熱用のヒータ15が配設されている。電極1
3とドラム状体14との間には、高周波電源16が接続
されており、電極13及びドラム基体14間に高周波電
流か供給されるようになっている。回転軸10はモータ
18により回転駆動される。反応容器9内の圧力は、圧
力計17により監視され、反応容器9は、ゲートバルブ
18を介して真空ポンプ等の適宜の排気手段に連結され
ている。
このように構成される装置により感光体を製造する場合
には、反応容器9内にドラム基体14を設置した後、ゲ
ートバルブ19を開にして反応容器9内を約0.11−
ル(To r r)の圧力以下に排気する。次いで、ボ
ンベ1.2,3.4かう所要の反応ガスを所定の混合比
で混合して反応容器9内に導入する。この場合に、反応
容器9内に導入するガス流量は、反応容器9内の圧力が
0.1乃至1トルになるように設定する。次いで、モー
タ18を作動さ−せてドラム基体14を回転させ、ヒー
タ15によりドラム基体14を一定温度に加熱すると共
に、高周波電源16により電極13とドラム基体14と
の間に高周波電流を供給して、両者間にグロー放電を形
成する。これにより、ドラム基体14上にマイクロクリ
スタリンシリコン(μC−3i)が堆積する。なお、原
料ガス中にN O,NH、NH、No 、N2.C
H4゜CH,02ガス等を使用することにより、これら
の元素をμC−3i中に含有させることができる。
には、反応容器9内にドラム基体14を設置した後、ゲ
ートバルブ19を開にして反応容器9内を約0.11−
ル(To r r)の圧力以下に排気する。次いで、ボ
ンベ1.2,3.4かう所要の反応ガスを所定の混合比
で混合して反応容器9内に導入する。この場合に、反応
容器9内に導入するガス流量は、反応容器9内の圧力が
0.1乃至1トルになるように設定する。次いで、モー
タ18を作動さ−せてドラム基体14を回転させ、ヒー
タ15によりドラム基体14を一定温度に加熱すると共
に、高周波電源16により電極13とドラム基体14と
の間に高周波電流を供給して、両者間にグロー放電を形
成する。これにより、ドラム基体14上にマイクロクリ
スタリンシリコン(μC−3i)が堆積する。なお、原
料ガス中にN O,NH、NH、No 、N2.C
H4゜CH,02ガス等を使用することにより、これら
の元素をμC−3i中に含有させることができる。
このように、この発明に係る光導電性部材は従来のa−
3iを使用したものと同様に、クローズドシステムの製
造装置で製造することができるため、人体に対して安全
である。また、この光導電性部材は、耐熱性、耐湿性及
び耐摩耗性が優れているため、長間に亘り繰り返し使用
しても劣化が少なく、寿命が長いという利点がある。さ
らに、G e H4等の長波長増感用ガスが不要である
ので、廃ガス処理設備を設ける必要がなく、工業的生産
性が杆しく高い。
3iを使用したものと同様に、クローズドシステムの製
造装置で製造することができるため、人体に対して安全
である。また、この光導電性部材は、耐熱性、耐湿性及
び耐摩耗性が優れているため、長間に亘り繰り返し使用
しても劣化が少なく、寿命が長いという利点がある。さ
らに、G e H4等の長波長増感用ガスが不要である
ので、廃ガス処理設備を設ける必要がなく、工業的生産
性が杆しく高い。
μC−5iには、水素を0.1乃至3o原子%含何させ
ることが好ましい。これにより、暗抵抗と明抵抗とが調
和のとれたものになり、光導電特性が向」ニする。μC
−3i層への水素のドーピングは、例えば、グロー放電
分解法による場合は、SiH4及び 26等のシラン
系の原料ガスSi H と、水素等のキャリアガスとを反応容器内に導入してグ
ロー放電放電させるか、S IF 4及びS L CI
4等のハロゲン化ケイ素と、水素ガスとの混合ガスを
使用してもよいし、また、シラン系ガスと、ハロゲン化
ケイ素との混合ガスで反応させてもよい。更に、グロー
放電分解法によらず、スパツタリング等の物理的な方法
によってもμC−5i層を形成することができる。なお
、μC−5iを含む光導電層は、先導rv特性上、1乃
至80μmの膜厚を有することが好ましく、更に膜厚を
5乃至50μmにすることが望ましい。
ることが好ましい。これにより、暗抵抗と明抵抗とが調
和のとれたものになり、光導電特性が向」ニする。μC
−3i層への水素のドーピングは、例えば、グロー放電
分解法による場合は、SiH4及び 26等のシラン
系の原料ガスSi H と、水素等のキャリアガスとを反応容器内に導入してグ
ロー放電放電させるか、S IF 4及びS L CI
4等のハロゲン化ケイ素と、水素ガスとの混合ガスを
使用してもよいし、また、シラン系ガスと、ハロゲン化
ケイ素との混合ガスで反応させてもよい。更に、グロー
放電分解法によらず、スパツタリング等の物理的な方法
によってもμC−5i層を形成することができる。なお
、μC−5iを含む光導電層は、先導rv特性上、1乃
至80μmの膜厚を有することが好ましく、更に膜厚を
5乃至50μmにすることが望ましい。
光導電層は、実質的に全ての領域をμC−3iで形成し
てもよいし1、a−SiとμC−5tとの混合体又は積
層体で形成してもよい。帯電能は、積層体の方が高く、
光感度は、その体積比にもよるか、赤外領域の長波長領
域では混合体の方が高く、可視光領域では両者はほとん
ど同一である。
てもよいし1、a−SiとμC−5tとの混合体又は積
層体で形成してもよい。帯電能は、積層体の方が高く、
光感度は、その体積比にもよるか、赤外領域の長波長領
域では混合体の方が高く、可視光領域では両者はほとん
ど同一である。
このため、感光体の用途により、実質的に全ての領域を
μC−3iにするか、又は混合体若しくは積層体で構成
すればよい。
μC−3iにするか、又は混合体若しくは積層体で構成
すればよい。
μC−3iに、窒素N、炭素C及び酸素Oから選択され
た少なくとも1種の元素をドーピングすることか好まし
い。これにより、μC−5iの暗抵抗を高くして光導電
特性を高めることができる。
た少なくとも1種の元素をドーピングすることか好まし
い。これにより、μC−5iの暗抵抗を高くして光導電
特性を高めることができる。
これらの元素はμC−3iの粒界に析出し、またシリコ
ンダングリングボンドのターミネータとして作用して、
バンド間の禁制帯中に存在する状態密度を減少させ、こ
れにより、暗抵抗が高くなると考えられる。
ンダングリングボンドのターミネータとして作用して、
バンド間の禁制帯中に存在する状態密度を減少させ、こ
れにより、暗抵抗が高くなると考えられる。
この発明においては、導電性支持体と光導電層との間に
、障壁層を配設する。この障壁層は、導電性支持体と、
光導電層との間の電荷の流れを抑1、すすることにより
、光導電性部材の表面における電<11の保持機能を高
め、光導電性部材の帯電能を高める。カールソン方式に
おいては、感光体表面に正帯電させる場合には、支持体
側から光導電層へ電子が注入されることを防止するため
に、障壁層をp 型にする。一方、感光体表面に負帯電
させる場合には、支持体側から光導電層へ正孔が注入さ
れることを防止するために、障壁層をn型にする。また
、障壁層として、絶縁性の膜を支持体の上に形成するこ
とも可能である。障壁層はμC−5五を使用して形成し
てもよいし、a−3iを使用して障壁層を構成すること
も可能である。
、障壁層を配設する。この障壁層は、導電性支持体と、
光導電層との間の電荷の流れを抑1、すすることにより
、光導電性部材の表面における電<11の保持機能を高
め、光導電性部材の帯電能を高める。カールソン方式に
おいては、感光体表面に正帯電させる場合には、支持体
側から光導電層へ電子が注入されることを防止するため
に、障壁層をp 型にする。一方、感光体表面に負帯電
させる場合には、支持体側から光導電層へ正孔が注入さ
れることを防止するために、障壁層をn型にする。また
、障壁層として、絶縁性の膜を支持体の上に形成するこ
とも可能である。障壁層はμC−5五を使用して形成し
てもよいし、a−3iを使用して障壁層を構成すること
も可能である。
μC−3i及びa−3iをp型にするためには、周jt
J1律表の第■族に属する元素、例えば、ホウ素B1ア
ルミニウムAI、ガリウムGa、インジウムIn、及び
タリウムT1等をドーピングすることが好ましく、μC
−5i層をn型にするためには、周期律表の第り族に属
する元素、例えば、窒素N、リンP1ヒ素As、アンチ
モンSb1及びビスマスBi等をドーピングすることが
好ましい。
J1律表の第■族に属する元素、例えば、ホウ素B1ア
ルミニウムAI、ガリウムGa、インジウムIn、及び
タリウムT1等をドーピングすることが好ましく、μC
−5i層をn型にするためには、周期律表の第り族に属
する元素、例えば、窒素N、リンP1ヒ素As、アンチ
モンSb1及びビスマスBi等をドーピングすることが
好ましい。
このn型不純物又はn型不純物のドーピングにより、支
持体側か−ら光導電層へ電6Iが移動することが防止さ
れる。
持体側か−ら光導電層へ電6Iが移動することが防止さ
れる。
光導電層の」二に表面層を設けることが好ましい。
光導電層のμC−3tは、その屈折率が3乃至4と比較
的大きいため、表面での光反射か起きやすい。このよう
な光反射が生じると、光導電層に吸収される光量の割合
いが低下し、光損失が大きくなる。このため、表向層を
設けて反射を防止することが好ましい。また、表面層を
設けることにより、光導電層が損傷から保護される。さ
らに、表面層を形成することにより、帯電能が向上し、
表面に電荷がよくのるようになる。表面層を形成する+
イ料としテハ、si N 、SiO、slc。
的大きいため、表面での光反射か起きやすい。このよう
な光反射が生じると、光導電層に吸収される光量の割合
いが低下し、光損失が大きくなる。このため、表向層を
設けて反射を防止することが好ましい。また、表面層を
設けることにより、光導電層が損傷から保護される。さ
らに、表面層を形成することにより、帯電能が向上し、
表面に電荷がよくのるようになる。表面層を形成する+
イ料としテハ、si N 、SiO、slc。
AI O、a−3iN;H,a−SiO;Hs及びa
−5iC;H等の無機化合物及びポリ塩化ビニル及びポ
リアミド等の有機材料がある。
−5iC;H等の無機化合物及びポリ塩化ビニル及びポ
リアミド等の有機材料がある。
電子写真感光体に適用される光導電性部材としては、上
述のごとく、支持体上に障壁層を形成し、この障壁層」
二に光導電層を形成し、この先導7u層の上に表面層を
形成したものに限らず、支持体の上に電荷輸送層(CT
L)を形成し、電荷輸送層の−Lに電荷発生層(CGL
)を形成した機能分離型の形態に構成することもできる
。この場合に、電荷輸送層と、支持体との間に、障壁層
を設けてもよい。電荷発生層は、光の照射によりキャリ
アを発生する。この電荷発生層は、層の一部又は全部が
マイクロクリスタリンシリコンμC−5iでできており
、その厚さは0.1乃至10μmにすることが好ましい
。電荷輸送層は電荷発生層で発生したキャリアを高効率
で支持体側に到達させる層であり、このため、キャリア
の寿命が長く、移動度が大きく輸送性が高いことが必要
である。電荷輸送層はa−3iで形成してもよく、また
μC−3iで形成してもよい。暗抵抗を高めて帯電能を
向トさせるために、周期律表の第■族又は第り族のいず
れか一方に属する元素をライトドーピングすることが好
ましい。また、帯電能を一層向」ニさせ、電荷輸送層と
電荷発生層との両機能を持たせるために、C,N、Oの
元素のうち、いずれか1種以上を3白゛させてもよい。
述のごとく、支持体上に障壁層を形成し、この障壁層」
二に光導電層を形成し、この先導7u層の上に表面層を
形成したものに限らず、支持体の上に電荷輸送層(CT
L)を形成し、電荷輸送層の−Lに電荷発生層(CGL
)を形成した機能分離型の形態に構成することもできる
。この場合に、電荷輸送層と、支持体との間に、障壁層
を設けてもよい。電荷発生層は、光の照射によりキャリ
アを発生する。この電荷発生層は、層の一部又は全部が
マイクロクリスタリンシリコンμC−5iでできており
、その厚さは0.1乃至10μmにすることが好ましい
。電荷輸送層は電荷発生層で発生したキャリアを高効率
で支持体側に到達させる層であり、このため、キャリア
の寿命が長く、移動度が大きく輸送性が高いことが必要
である。電荷輸送層はa−3iで形成してもよく、また
μC−3iで形成してもよい。暗抵抗を高めて帯電能を
向トさせるために、周期律表の第■族又は第り族のいず
れか一方に属する元素をライトドーピングすることが好
ましい。また、帯電能を一層向」ニさせ、電荷輸送層と
電荷発生層との両機能を持たせるために、C,N、Oの
元素のうち、いずれか1種以上を3白゛させてもよい。
電荷輸送層は、その膜厚か薄過ぎる場合及び厚過ぎる場
合はその機能を充分に発揮゛しない。このため、電荷輸
送層の厚さは3乃至80μmであることが好ましい。障
壁層を設けることにより、電イ;:f輸送層と電荷発生
層とを有する機能分離型の光導電性部Hにおいても、そ
の電6:j保持機能を高め、帯電能を向」ニさせること
ができる。なお、障壁層をp型にするか、又はn型にす
るかは、その帯電特性に応じて決定される。。この障壁
層は、a−5iで形成してもよく、またμC−8lで形
成してもよい。
合はその機能を充分に発揮゛しない。このため、電荷輸
送層の厚さは3乃至80μmであることが好ましい。障
壁層を設けることにより、電イ;:f輸送層と電荷発生
層とを有する機能分離型の光導電性部Hにおいても、そ
の電6:j保持機能を高め、帯電能を向」ニさせること
ができる。なお、障壁層をp型にするか、又はn型にす
るかは、その帯電特性に応じて決定される。。この障壁
層は、a−5iで形成してもよく、またμC−8lで形
成してもよい。
この出願に係る発明の特徴は、先導Tヒ層が、その少な
くとも一部か水素を含有するμC−5iからなる第一層
と、水素及び酸素を含有するa−81からなる第二層と
を有することにある。第2図、第3図及び第4図は、こ
の発明を具体化した先導電性部材の断面図であり、第2
図においては、導電性支持体21トに、光導電層が形成
されており、この光導電層は、その少なくとも一部が水
素を3HするμC−3iからなる第一層23と、この第
一層の上に形成された水素及び酸素を含有するa−3i
からなる第二層24とを有する。一方、第3図において
は、第一層23及び第二層24をHする光導電層と、支
持体21との間に、障壁層22が形成されている。第4
図においては、光導電層の上に、表面層25が形成され
ている。
くとも一部か水素を含有するμC−5iからなる第一層
と、水素及び酸素を含有するa−81からなる第二層と
を有することにある。第2図、第3図及び第4図は、こ
の発明を具体化した先導電性部材の断面図であり、第2
図においては、導電性支持体21トに、光導電層が形成
されており、この光導電層は、その少なくとも一部が水
素を3HするμC−3iからなる第一層23と、この第
一層の上に形成された水素及び酸素を含有するa−3i
からなる第二層24とを有する。一方、第3図において
は、第一層23及び第二層24をHする光導電層と、支
持体21との間に、障壁層22が形成されている。第4
図においては、光導電層の上に、表面層25が形成され
ている。
光導電層の第一層23は、主としてμC−3iて形成さ
れているか、μC−3i自体は、若干、n型である。こ
のため、主としてこのμC−8iからなる゛第一層に周
期律表の第■族に属する元素をライトドープ(10乃至
10−3原子%)することが好ましい。これにより、第
一層23は、n型(真性)半導体になり、暗抵抗が高く
なり、SN比と帯電能が向上する。また、第一層23に
は、C,O,Nのうちの少なくとも一種の元素を含有す
ることが好ましい。これにより、先導電性部材の電画保
持機能を一層高めることができる。
れているか、μC−3i自体は、若干、n型である。こ
のため、主としてこのμC−8iからなる゛第一層に周
期律表の第■族に属する元素をライトドープ(10乃至
10−3原子%)することが好ましい。これにより、第
一層23は、n型(真性)半導体になり、暗抵抗が高く
なり、SN比と帯電能が向上する。また、第一層23に
は、C,O,Nのうちの少なくとも一種の元素を含有す
ることが好ましい。これにより、先導電性部材の電画保
持機能を一層高めることができる。
障壁層22は、暗時に支持体21から光導電層への電子
又は正孔の注入を1(11止し、光照射時には、光導電
層で発生する電荷を高効率で支YJj体21側に通過さ
せる機能を有する。この障壁層22はμC−8i又はa
−3tで形成することができるか、μC−3iO方が電
荷の移動度が高く走行性か良好であるので、障壁層22
をμC−5iで形成することが好ましい。障壁層22に
は、周itB律表第■族又は第り族に属する元素がドー
ピングされており、これにより、障壁層22がn型又は
n型の半導体になっている。その含有全は、1o−3乃
至10原子%であることが好ましい。また、障壁層22
に、C,O,Nのうち少なくとも1種以上の元素を、(
1,1乃至20原子%の範囲で3白。
又は正孔の注入を1(11止し、光照射時には、光導電
層で発生する電荷を高効率で支YJj体21側に通過さ
せる機能を有する。この障壁層22はμC−8i又はa
−3tで形成することができるか、μC−3iO方が電
荷の移動度が高く走行性か良好であるので、障壁層22
をμC−5iで形成することが好ましい。障壁層22に
は、周itB律表第■族又は第り族に属する元素がドー
ピングされており、これにより、障壁層22がn型又は
n型の半導体になっている。その含有全は、1o−3乃
至10原子%であることが好ましい。また、障壁層22
に、C,O,Nのうち少なくとも1種以上の元素を、(
1,1乃至20原子%の範囲で3白。
させると、電荷ブロッキング能か一層向上するので、電
子写真特性」二、好ましい。さらに、障壁層22の膜厚
は、0.01乃至10μmであることが好ましく、更に
好ましくは0.1乃至2μmである。
子写真特性」二、好ましい。さらに、障壁層22の膜厚
は、0.01乃至10μmであることが好ましく、更に
好ましくは0.1乃至2μmである。
第3図に示すように、第二層24の上に表面層25を形
成した先導電性部材においては、この表面層25が、C
,O,Nのうち、少なくとも1押点−Lの元素を含有す
るa−3iで形成されている。
成した先導電性部材においては、この表面層25が、C
,O,Nのうち、少なくとも1押点−Lの元素を含有す
るa−3iで形成されている。
これにより、光導電層の表面が保訛され、耐環境性か向
」−すると共に、帯電能が向上する。このC10、Nの
含a量は、10乃至50原子%であることか好ましい。
」−すると共に、帯電能が向上する。このC10、Nの
含a量は、10乃至50原子%であることか好ましい。
この発明においては、第一層23が主として水素を3白
°するμC−3iからなり、第二層が水素及び酸素を3
、l、−するa−Siからなることを特徴とする。可
視光に対する光感度は、Cを含有するa−3iからなる
第二層24か高く、近赤外光に対する光感度は主として
μC−3iからなる第一層23が高い。このような第一
層及び第二層を積層することによって、光導電層(第一
層23及び第二層24)が高抵抗になり、帯電能が向上
すると共に、可視光から近赤外光(例えば、半導体レー
ザの発振波長である790nm付近)に亘る高範囲の領
域で光感度が極めて高くなる。これにより、PPC(管
通紙複写機)及びレーザプリンタの双方にこの先導電性
部材を使用することか可能になる。第一層及び第二層の
積層順序は、第2図乃至第4図に記載のように、導電性
支持体21側に第一層を形成し、表面(又は表面層25
)側に第二層24を形成するパターンに限らず、この積
層順序を逆にしたパターンであってもよい。しかし、光
感度の点においては、第2図乃至第4図に記4表のよう
に、a−3iからなる第二層24の方が表面側にある方
か好ましい。μC−5i層が表面側に存(1:すると、
可視光もこのμC−3i層で吸収されてしまい、a−3
i層を設ける利点が若干減少するからである。第二層2
4内のC及び第一層23内のC,0,Nの濃度は0.1
乃至20原子%であることが好ましい。第一層23と、
第二層24との層厚比は適宜選択すればよいが、第一層
23は0.1μm以上、第二層24は2μm以上である
ことが好ましい。この第一層及び第二層か積層して得ら
れる光導電層は3乃至80μm、好ましくは10乃至5
0μmの層厚を有する。
°するμC−3iからなり、第二層が水素及び酸素を3
、l、−するa−Siからなることを特徴とする。可
視光に対する光感度は、Cを含有するa−3iからなる
第二層24か高く、近赤外光に対する光感度は主として
μC−3iからなる第一層23が高い。このような第一
層及び第二層を積層することによって、光導電層(第一
層23及び第二層24)が高抵抗になり、帯電能が向上
すると共に、可視光から近赤外光(例えば、半導体レー
ザの発振波長である790nm付近)に亘る高範囲の領
域で光感度が極めて高くなる。これにより、PPC(管
通紙複写機)及びレーザプリンタの双方にこの先導電性
部材を使用することか可能になる。第一層及び第二層の
積層順序は、第2図乃至第4図に記載のように、導電性
支持体21側に第一層を形成し、表面(又は表面層25
)側に第二層24を形成するパターンに限らず、この積
層順序を逆にしたパターンであってもよい。しかし、光
感度の点においては、第2図乃至第4図に記4表のよう
に、a−3iからなる第二層24の方が表面側にある方
か好ましい。μC−5i層が表面側に存(1:すると、
可視光もこのμC−3i層で吸収されてしまい、a−3
i層を設ける利点が若干減少するからである。第二層2
4内のC及び第一層23内のC,0,Nの濃度は0.1
乃至20原子%であることが好ましい。第一層23と、
第二層24との層厚比は適宜選択すればよいが、第一層
23は0.1μm以上、第二層24は2μm以上である
ことが好ましい。この第一層及び第二層か積層して得ら
れる光導電層は3乃至80μm、好ましくは10乃至5
0μmの層厚を有する。
次に、この発明の実施例について説明する。
実施例
導電性基板としてのAI製トドラム洗浄し乾燥させた後
、反応容器内を拡散ポンプで排気しつつ、350℃に加
熱した。約1時間後、反応容器内の真空度が3X10”
−5トルに達し、ドラム温度が安定した。次いで、30
03CCMの流量のSiHガス、このS I H、iガ
ス流量に対する流量比が5×10 のB2H6ガス、6
0SCCMのCH4ガス、及び2005CCMのアルゴ
ンガスを混合して反応容器に供給した。13.56MH
z:200ワツトの高周波電力を印加して2分間グロー
放電させた。次いで、CH4ガスの流量を303 CC
Mに低下させて30秒間成膜し、その後、CH4ガスの
流量を1 ’OS CCMにして30秒間成膜し、障壁
層21を形成した。このときの反応容器内圧力は約0.
8トルであり、得られた層厚は1.2μmであった。次
に、全てのガスを停止させてガスバージを15分間実施
した。
、反応容器内を拡散ポンプで排気しつつ、350℃に加
熱した。約1時間後、反応容器内の真空度が3X10”
−5トルに達し、ドラム温度が安定した。次いで、30
03CCMの流量のSiHガス、このS I H、iガ
ス流量に対する流量比が5×10 のB2H6ガス、6
0SCCMのCH4ガス、及び2005CCMのアルゴ
ンガスを混合して反応容器に供給した。13.56MH
z:200ワツトの高周波電力を印加して2分間グロー
放電させた。次いで、CH4ガスの流量を303 CC
Mに低下させて30秒間成膜し、その後、CH4ガスの
流量を1 ’OS CCMにして30秒間成膜し、障壁
層21を形成した。このときの反応容器内圧力は約0.
8トルであり、得られた層厚は1.2μmであった。次
に、全てのガスを停止させてガスバージを15分間実施
した。
その後、SiH4の流量を6003CCM、水素ガスの
流量を500SCCM1B2H6のSiHに対する流量
比を8X10−8になるように設定し、反応圧力が1.
5トル、高周波電力か350ワツトで成膜し、25μm
厚のμC−5iを有する第一層23を形成した。次いで
、SiHガスを600SCCM、02ガスを1503
CCM (*し、5分間保持した。ガスの流計が安定し
てから、高周波電力を350ワツトにして、反応圧力が
1.2トルの状態で成膜し、Oをi3 ’hするa−S
iからなる第二層を5μm形成した。
流量を500SCCM1B2H6のSiHに対する流量
比を8X10−8になるように設定し、反応圧力が1.
5トル、高周波電力か350ワツトで成膜し、25μm
厚のμC−5iを有する第一層23を形成した。次いで
、SiHガスを600SCCM、02ガスを1503
CCM (*し、5分間保持した。ガスの流計が安定し
てから、高周波電力を350ワツトにして、反応圧力が
1.2トルの状態で成膜し、Oをi3 ’hするa−S
iからなる第二層を5μm形成した。
次いて、すべてのガスを停止し、容器内を15分間ガス
パージした後、S I H4ガスの流量を11005C
C,CH4ガスの流量を400SCCMに設定して、2
00ワツトの高周波電力を印加し、0.7トル下で1.
5μmの層厚の表面層を形成した。このようにして成膜
した感光体に対し、790nmの発振波長の半導体レー
ザを搭載したレーザプリンタで画像を形成したところ、
解像度が高く、濃度及びかぶり共に欠点がない鮮明な画
像を形成することができた。また、電子写真特性も光感
度か10erg/cJと極めて良好であった。
パージした後、S I H4ガスの流量を11005C
C,CH4ガスの流量を400SCCMに設定して、2
00ワツトの高周波電力を印加し、0.7トル下で1.
5μmの層厚の表面層を形成した。このようにして成膜
した感光体に対し、790nmの発振波長の半導体レー
ザを搭載したレーザプリンタで画像を形成したところ、
解像度が高く、濃度及びかぶり共に欠点がない鮮明な画
像を形成することができた。また、電子写真特性も光感
度か10erg/cJと極めて良好であった。
さらに、25°C及び55%湿度の環境下で繰返し試験
を実施したとろろ、表面電位が1000回後に30V低
下し、残留電位が40erglc&の露光量で1000
回後に2V低下した。このように、この発明においては
、電位の変動か少なく耐久性か優れた感光体を得ること
ができる。
を実施したとろろ、表面電位が1000回後に30V低
下し、残留電位が40erglc&の露光量で1000
回後に2V低下した。このように、この発明においては
、電位の変動か少なく耐久性か優れた感光体を得ること
ができる。
[発明の効果]
この発明によれば、高抵抗で帯電特性が優れており、ま
た1■視光及び近赤外光領域において高光感度特性を有
し、製造が容易であり、実用性が高い光導電性部材を得
ることができる。
た1■視光及び近赤外光領域において高光感度特性を有
し、製造が容易であり、実用性が高い光導電性部材を得
ることができる。
第1図−はこの発明に係る光導電性部材の製造装置を示
す図、第2図、第3図及び第4図はこの発明の実施例に
係る先導電性部材を示す断面図である。 1.2,3.4;ボンベ、5;圧力計、6;ノAルブ、
7;配管、8;混合器、9:反応容器、10;回転軸、
13;電極、14;トラム基体、15;ヒータ、16;
高周波電源、19;ゲートバルブ、21.支持体、22
:障壁層、23.第一層、24;第二層、25;表面層
。
す図、第2図、第3図及び第4図はこの発明の実施例に
係る先導電性部材を示す断面図である。 1.2,3.4;ボンベ、5;圧力計、6;ノAルブ、
7;配管、8;混合器、9:反応容器、10;回転軸、
13;電極、14;トラム基体、15;ヒータ、16;
高周波電源、19;ゲートバルブ、21.支持体、22
:障壁層、23.第一層、24;第二層、25;表面層
。
Claims (5)
- (1)導電性支持体と、この導電性支持体の上に形成さ
れた障壁層と、この障壁層の上に形成された光導電層と
、を有する光導電性部材において、前記障壁層は、水素
、周期律表の第III族又は第V族に属する元素、並びに
炭素、酸素及び窒素から選択された少なくとも一種の元
素を含有するマイクロクリスタリンシリコンで形成され
ており、前記光導電層は、その少なくとも一部が水素を
含有するマイクロクリスタリンシリコンからなる第一層
と、水素及び酸素を含有するアモルファスシリコンから
なる第二層と、を有し、第一層及び第二層は光導電層の
層厚方向に積層していることを特徴とする光導電性部材
。 - (2)前記光導電層は、周期律表の第III族又は第り族
に属する元素を含有していることを特徴とする特許請求
の範囲第1項に記載の光導電性部材。 - (3)前記第一層は、炭素、酸素及び窒素から選択され
た少なくとも一種の元素を含有することを特徴とする特
許請求の範囲第1項又は第2項に記載の光導電性部材。 - (4)前記第一層は、マイクロクリスタリンシリコンの
領域とアモルファスシリコンの領域とが混在しているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項のいず
れか1項に記載の光導電性部材。 - (5)前記第一層は、マイクロクリスタリンシリコンの
層とアモルファスシリコンの層とが積層されていること
を特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれ
か1項に記載の光導電性部材。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13822485A JPS61295577A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 光導電性部材 |
US06/877,318 US4717637A (en) | 1985-06-25 | 1986-06-23 | Electrophotographic photosensitive member using microcrystalline silicon |
DE19863621269 DE3621269A1 (de) | 1985-06-25 | 1986-06-25 | Lichtempfindliches elektrophotographisches aufzeichnungsmaterial |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13822485A JPS61295577A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 光導電性部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61295577A true JPS61295577A (ja) | 1986-12-26 |
Family
ID=15216988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13822485A Pending JPS61295577A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 光導電性部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61295577A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5744154A (en) * | 1980-08-29 | 1982-03-12 | Canon Inc | Electrophotographic image formation member |
JPS57196262A (en) * | 1981-05-29 | 1982-12-02 | Toshiba Corp | Electrophotographic photoreceptor |
JPS59121050A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-12 | Toshiba Corp | 電子写真感光体 |
-
1985
- 1985-06-25 JP JP13822485A patent/JPS61295577A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5744154A (en) * | 1980-08-29 | 1982-03-12 | Canon Inc | Electrophotographic image formation member |
JPS57196262A (en) * | 1981-05-29 | 1982-12-02 | Toshiba Corp | Electrophotographic photoreceptor |
JPS59121050A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-12 | Toshiba Corp | 電子写真感光体 |
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