JPS6129534A - 複合構造薄鋼板パネル及びその製造方法 - Google Patents
複合構造薄鋼板パネル及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS6129534A JPS6129534A JP59150774A JP15077484A JPS6129534A JP S6129534 A JPS6129534 A JP S6129534A JP 59150774 A JP59150774 A JP 59150774A JP 15077484 A JP15077484 A JP 15077484A JP S6129534 A JPS6129534 A JP S6129534A
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- Japan
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- thin steel
- steel plate
- composite structure
- synthetic resin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
誘発８Ａは鋼板パネルに関するものである。
（従来技術）
工業製品の外板に鋼板パネルが多用されているが、薄鋼
板を用いて軽量化を図った場合、張り剛性が小さくな、
るという欠点がある。
板を用いて軽量化を図った場合、張り剛性が小さくな、
るという欠点がある。
例えば、自動車用ボディパネルのうち、いわゆる蓋物と
称されるフードは、一般的に、その軽量化のため予めプ
レス成形された２枚の薄鋼板（板厚α７〜０．７５″）
を合せて製作されているが、張シ剛性が小さいことから
ペコッキ、すなわち洗車時の加圧水で、あるいは、手で
押すとベコベコした感じを与え、このためフードの開閉
時の感触が悪く、低摩な製品イメージを与えてしまうと
いう問題に加えて、走行時の振動、騒音をも誘発すると
いう問題も含むものであった。
称されるフードは、一般的に、その軽量化のため予めプ
レス成形された２枚の薄鋼板（板厚α７〜０．７５″）
を合せて製作されているが、張シ剛性が小さいことから
ペコッキ、すなわち洗車時の加圧水で、あるいは、手で
押すとベコベコした感じを与え、このためフードの開閉
時の感触が悪く、低摩な製品イメージを与えてしまうと
いう問題に加えて、走行時の振動、騒音をも誘発すると
いう問題も含むものであった。
このため、鋼板から合成樹脂への材質変更も提案されて
いるが、部分的な材質変更はその光沢の差異によって塗
装の色感が異なシ、またその色合わせも難しいことから
簡給には行ない得ないのが現状である。
いるが、部分的な材質変更はその光沢の差異によって塗
装の色感が異なシ、またその色合わせも難しいことから
簡給には行ない得ないのが現状である。
（発明が解決しようとする問題点）
本発明は上述した実情を鑑みて案出されたもので、その
技術的課題とするところは、張り剛性が小さいという薄
鋼板の欠点を解消しつつ軽量化を図シうる複合構造薄鋼
板パネル及びその製造方法を提供することにある。
技術的課題とするところは、張り剛性が小さいという薄
鋼板の欠点を解消しつつ軽量化を図シうる複合構造薄鋼
板パネル及びその製造方法を提供することにある。
（問題点を解決するための手段）
かかる技術的課題を達成するため、第一の発明である複
合構造薄鋼板パネルは、重ね合せた薄鋼板の周縁を固着
して形成された密閉・空間に合成樹脂を圧入して成形し
たものである。
合構造薄鋼板パネルは、重ね合せた薄鋼板の周縁を固着
して形成された密閉・空間に合成樹脂を圧入して成形し
たものである。
また、この第１の発明に係る複合構造薄鋼板パネルの製
造方法として、薄鋼板に該薄鋼板を貫通する筒口を固着
し、前記薄鋼板を折曲して重ね合せ、該重ね合せた薄鋼
板を所定の輪郭で固着した後に該輪郭に沿って薄鋼板を
切断して内部密閉空間を備えた所定形状の袋状薄鋼板を
形成し、該袋状薄鋼板を梨に入れて前記筒口から前記密
閉空間に合成樹脂を圧入して薄鋼板パネルを成形し、そ
の後前記合成樹脂を硬化する工程からなる。
造方法として、薄鋼板に該薄鋼板を貫通する筒口を固着
し、前記薄鋼板を折曲して重ね合せ、該重ね合せた薄鋼
板を所定の輪郭で固着した後に該輪郭に沿って薄鋼板を
切断して内部密閉空間を備えた所定形状の袋状薄鋼板を
形成し、該袋状薄鋼板を梨に入れて前記筒口から前記密
閉空間に合成樹脂を圧入して薄鋼板パネルを成形し、そ
の後前記合成樹脂を硬化する工程からなる。
（作用・効果）
本発明による複合構造薄鋼板パネルによれば、重ね合せ
た薄鋼板の密閉空間内に充填された合成樹脂が支持体と
して作用し、張シ剛性が小さいという薄鋼板のもつ欠点
に起因するペコッキ感を解消することができる。
た薄鋼板の密閉空間内に充填された合成樹脂が支持体と
して作用し、張シ剛性が小さいという薄鋼板のもつ欠点
に起因するペコッキ感を解消することができる。
また、本発明による製造方法によれば、内部に密閉空間
を備えた袋状薄鋼板を型に入れて前記密閉空間に合成樹
脂を圧入して薄鋼板パネルを成形することから、その予
備工程として予め薄鋼板をプレス成形する必要がなく、
合成樹脂の充填と薄鋼板パネルの成形を併せて行い得る
という利点を有する。
を備えた袋状薄鋼板を型に入れて前記密閉空間に合成樹
脂を圧入して薄鋼板パネルを成形することから、その予
備工程として予め薄鋼板をプレス成形する必要がなく、
合成樹脂の充填と薄鋼板パネルの成形を併せて行い得る
という利点を有する。
（実 施 例）
本発明の一実施例として、本発明を自動車用ボディパネ
ルのうちフードに適用した例を図面に基いて説明する。
ルのうちフードに適用した例を図面に基いて説明する。
先ず、第２図に示すように、予めフードロックのフック
用穴１、筒口用穴２を穿設した薄鋼板１０（０，７〜０
７−６にフードロック３、フードヒンジリーンフォース
４及び筒口５を溶接して固着する。ここで、フードロッ
ク６、筒口５と薄鋼板１０との間の気密保持のため、両
部材３゜５はシーム溶接により固着でれる。
用穴１、筒口用穴２を穿設した薄鋼板１０（０，７〜０
７−６にフードロック３、フードヒンジリーンフォース
４及び筒口５を溶接して固着する。ここで、フードロッ
ク６、筒口５と薄鋼板１０との間の気密保持のため、両
部材３゜５はシーム溶接により固着でれる。
次に１この各部材３．４．５を固着した平板状の薄鋼＆
ｔＯを、第５図に示すように、二つに折り曲げて重ね合
せ、その後全周を所定の輪郭で連続ビーム溶接する。こ
の連続ビーム溶接の輪郭は第４図中太実線６で示しであ
る。この連続ビーム溶接によって薄鋼板１０の内部には
密閉空間が形成されることとなる。
ｔＯを、第５図に示すように、二つに折り曲げて重ね合
せ、その後全周を所定の輪郭で連続ビーム溶接する。こ
の連続ビーム溶接の輪郭は第４図中太実線６で示しであ
る。この連続ビーム溶接によって薄鋼板１０の内部には
密閉空間が形成されることとなる。
しかる後、第５図に示すように、連続ビーム溶接の輪郭
６に沿ってその外周を切断し、所定形状の袋状薄鋼板１
１を形成する。この所定形状に形成された袋状薄鋼板１
１内の密閉空間は筒口５で外部と連通ずることとなる。
６に沿ってその外周を切断し、所定形状の袋状薄鋼板１
１を形成する。この所定形状に形成された袋状薄鋼板１
１内の密閉空間は筒口５で外部と連通ずることとなる。
第６図は成形型２０．２１を示す。この成形型２０．２
１に前述した袋状薄鋼板１１を挾み込み、第１図に示す
成形機３０にセットする。第６図中２２はノズル穴であ
り、前述した筒口５が挿入される。
１に前述した袋状薄鋼板１１を挾み込み、第１図に示す
成形機３０にセットする。第６図中２２はノズル穴であ
り、前述した筒口５が挿入される。
袋状薄鋼板１１を挾持した成形型２０．２１は、バック
アップロック６１と加圧シリンダＳ２で締め付は固定さ
れる。バックアップロック３１には、シリンダ３３が設
けられており、シリンダ３３はノズル穴２２に嵌入する
ノズル棒３４を抑圧移動させる機能を備えている。
アップロック６１と加圧シリンダＳ２で締め付は固定さ
れる。バックアップロック３１には、シリンダ３３が設
けられており、シリンダ３３はノズル穴２２に嵌入する
ノズル棒３４を抑圧移動させる機能を備えている。
ノズル棒３４は図示を省略した加圧機にホース３５を介
して接続されてお９、加圧機から圧送された溶融合成樹
脂Ａをノズル棒３４、筒口５を経て、袋状薄鋼板１１内
の密閉空間に圧入する。これによって、袋状薄鋼板１１
１Ｉ′ｉ内部に合成樹脂が充填された複合構造薄鋼板フ
ードに成形される。合成樹脂としては熱硬化性合成樹脂
が好ましく、その後行なわれる塗装、乾燥時の熱で硬化
される。
して接続されてお９、加圧機から圧送された溶融合成樹
脂Ａをノズル棒３４、筒口５を経て、袋状薄鋼板１１内
の密閉空間に圧入する。これによって、袋状薄鋼板１１
１Ｉ′ｉ内部に合成樹脂が充填された複合構造薄鋼板フ
ードに成形される。合成樹脂としては熱硬化性合成樹脂
が好ましく、その後行なわれる塗装、乾燥時の熱で硬化
される。
このようにして製造された複合構造薄鋼板フードによれ
ば、内部に充填された合成樹脂が支持部材としてペコッ
キ感を解消し、製品のイメージを向上することができる
のみならず、走行時の振動、騒音の問題を解消すること
ができる。
ば、内部に充填された合成樹脂が支持部材としてペコッ
キ感を解消し、製品のイメージを向上することができる
のみならず、走行時の振動、騒音の問題を解消すること
ができる。
また本発明をホンネットに適用した場合、防音効果を高
めることができる。
めることができる。
また、外部は鋼板で形成されているため、他の鋼板製自
動車ボディパネルとの塗装上の問題も生じることはない
。
動車ボディパネルとの塗装上の問題も生じることはない
。
第１図は成形機の断面概略図、
第２図乃至第５図は袋状薄鋼板の製造工程を示す斜視図
、 第６図は成形型を示す斜視図である。 ５・・・・・・筒口 １０・・・・・・薄鋼板 １１・・・・・・袋状薄鋼板 ２０．２１・・・・・−成形型 Ａ・・・・・・合成樹脂 特許出願人 トヨタ自動車株式会社 第１図 １０・・・噂＠破 第４図
、 第６図は成形型を示す斜視図である。 ５・・・・・・筒口 １０・・・・・・薄鋼板 １１・・・・・・袋状薄鋼板 ２０．２１・・・・・−成形型 Ａ・・・・・・合成樹脂 特許出願人 トヨタ自動車株式会社 第１図 １０・・・噂＠破 第４図
Claims (4)
- （１）重ね合せた薄鋼板の周縁を固着して形成された密
閉空間に合成樹脂を圧入して成形してなる複合構造薄鋼
板パネル。 - （２）前記合成樹脂が熱硬化性樹脂である特許請求の範
囲第１項に記載の複合構造薄鋼板パネル。 - （３）薄鋼板に該薄鋼板を貫通する筒口を固着し、前記
薄銅板を折曲して重ね合せ、該重ね合せた薄鋼板を所定
の輪郭で固着した後に該輪郭に沿って薄鋼板を切断して
内部に密閉空間を備えた所定形状の袋状薄鋼板を形成し
、該袋状薄鋼板を型に入れて前記筒口から前記密閉空間
に合成樹脂を圧入して薄鋼板パネルを成形し、その後前
記合成樹脂を硬化してなる複合構造薄鋼板パネルの製造
方法。 - （４）前記合成樹脂が熱硬化性樹脂である特許請求の範
囲第３項に記載の複合構造薄鋼板パネルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59150774A JPS6129534A (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | 複合構造薄鋼板パネル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59150774A JPS6129534A (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | 複合構造薄鋼板パネル及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6129534A true JPS6129534A (ja) | 1986-02-10 |
| JPH0514613B2 JPH0514613B2 (ja) | 1993-02-25 |
Family
ID=15504125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59150774A Granted JPS6129534A (ja) | 1984-07-20 | 1984-07-20 | 複合構造薄鋼板パネル及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6129534A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2367526A (en) * | 2000-10-03 | 2002-04-10 | Intelligent Engineering | Sandwich plate panels for bridge decks |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5712620A (en) * | 1980-06-27 | 1982-01-22 | Toyo Sash Kk | Production of furnishing |
| JPS589077A (ja) * | 1981-07-09 | 1983-01-19 | Toshiba Corp | 電車性能測定器 |
| JPS5811121A (ja) * | 1981-07-10 | 1983-01-21 | Sekisui Plastics Co Ltd | 雨戸等の積層板の製造方法 |
| JPS5849223A (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-23 | Aisin Seiki Co Ltd | 樹脂−金属サンドイツチ板の製造方法 |
| JPS58163635A (ja) * | 1982-03-24 | 1983-09-28 | Sumitomo Shoji Kk | 発泡樹脂複合板 |
-
1984
- 1984-07-20 JP JP59150774A patent/JPS6129534A/ja active Granted
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5712620A (en) * | 1980-06-27 | 1982-01-22 | Toyo Sash Kk | Production of furnishing |
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| JPS5811121A (ja) * | 1981-07-10 | 1983-01-21 | Sekisui Plastics Co Ltd | 雨戸等の積層板の製造方法 |
| JPS5849223A (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-23 | Aisin Seiki Co Ltd | 樹脂−金属サンドイツチ板の製造方法 |
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|---|---|---|---|---|
| GB2367526A (en) * | 2000-10-03 | 2002-04-10 | Intelligent Engineering | Sandwich plate panels for bridge decks |
| GB2367526B (en) * | 2000-10-03 | 2004-09-15 | Intelligent Engineering | Sandwich plate panels |
| AU2001284240B2 (en) * | 2000-10-03 | 2006-06-15 | Intelligent Engineering (Bahamas) Limited | Bridge deck panels, fabrication methods and use |
| US7207079B2 (en) | 2000-10-03 | 2007-04-24 | Intelligent Engineering (Bahamas) Limited | Bridge deck panels, fabrication methods and use |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0514613B2 (ja) | 1993-02-25 |
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