JPS61293887A - 熱転写インクシートの製造方法 - Google Patents
熱転写インクシートの製造方法Info
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- JPS61293887A JPS61293887A JP60129897A JP12989785A JPS61293887A JP S61293887 A JPS61293887 A JP S61293887A JP 60129897 A JP60129897 A JP 60129897A JP 12989785 A JP12989785 A JP 12989785A JP S61293887 A JPS61293887 A JP S61293887A
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- dispersant
- layer
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- ink sheet
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- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/40—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
- B41M5/42—Intermediate, backcoat, or covering layers
- B41M5/44—Intermediate, backcoat, or covering layers characterised by the macromolecular compounds
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- B41M5/382—Contact thermal transfer or sublimation processes
- B41M5/392—Additives, other than colour forming substances, dyes or pigments, e.g. sensitisers, transfer promoting agents
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Duplication Or Marking (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
インク成分を有機溶剤に溶かし、これを基材に塗布、乾
燥させてインクシートを製造する際、インク成分中に例
えば高分子材料の分散材を混入することにより、アセト
ンなどの有害な有機溶剤の使用量低減ならびにインクシ
ートの印字特性の向上を実現するものである。
燥させてインクシートを製造する際、インク成分中に例
えば高分子材料の分散材を混入することにより、アセト
ンなどの有害な有機溶剤の使用量低減ならびにインクシ
ートの印字特性の向上を実現するものである。
本発明は、例えば転写式サーマルプリンタなどに使用さ
れる熱転写インクリボンのようなインクシート(または
インクリボン)の製造方法に関する。
れる熱転写インクリボンのようなインクシート(または
インクリボン)の製造方法に関する。
インクシートは、インク成分を有機溶剤に溶かし、これ
を基材に塗布、乾燥(以下これを「塗工」と称する)さ
せる方法で製造される。有機溶剤はインク成分を均一に
分散させ且つ流動性をもたせて塗工しやすくするために
用いられ、塗工時に完全に蒸発してしまうのでシートの
特性には関与しない。
を基材に塗布、乾燥(以下これを「塗工」と称する)さ
せる方法で製造される。有機溶剤はインク成分を均一に
分散させ且つ流動性をもたせて塗工しやすくするために
用いられ、塗工時に完全に蒸発してしまうのでシートの
特性には関与しない。
上記方法では有機溶剤の量がインク成分溶液(塗工液)
の粘度を決定する要因であり、これが少ないと塗工液の
粘度が高くなり、塗工性が損なわれ、また膜厚が不均一
になるという問題がある。
の粘度を決定する要因であり、これが少ないと塗工液の
粘度が高くなり、塗工性が損なわれ、また膜厚が不均一
になるという問題がある。
このため有機溶剤を多量に使用する必要があるが、従来
は一般に有機溶剤として毒性が強く、引火性の高いアセ
トンが用いられており、このような有害かつ危険な有機
溶剤を多量に使用することは安全衛生及び公害対策の点
で多くの問題がある。
は一般に有機溶剤として毒性が強く、引火性の高いアセ
トンが用いられており、このような有害かつ危険な有機
溶剤を多量に使用することは安全衛生及び公害対策の点
で多くの問題がある。
本発明はかかる問題点を解決すること、すなわち塗工液
の塗工性を損うことな(有機溶剤の使用量を低減可能な
インクシートの製造方法を実現することを目的とするも
のである。
の塗工性を損うことな(有機溶剤の使用量を低減可能な
インクシートの製造方法を実現することを目的とするも
のである。
本発明は、インク成分中に分散材を混入することにより
上記目的を達成するものである。分散剤としては、例え
ば高分子材料、特に塩化ビニル−酢酸ビニル共重合物が
好適である。
上記目的を達成するものである。分散剤としては、例え
ば高分子材料、特に塩化ビニル−酢酸ビニル共重合物が
好適である。
以下、第1図に示すインクシートを製造する場合を例に
とり、本発明の実施例を従来例と比較しながら説明する
。
とり、本発明の実施例を従来例と比較しながら説明する
。
第1図に示すインクシートは反復使用可能ないわゆる多
数回転写インクシートであり、基材1に中間接着層(ま
たはインク支持層)2を形成し、その上にインク成分4
中にフィラー5が混入されたインク層3を形成した構造
を有する。フィラー5はインク成分4を蓄える石垣を構
成し、インク層3の表面のインク成分が消費されると背
後のフィラー5間に蓄えられているインク成分が表面へ
にじみ出て補充され、多数回の印字が可能なようにする
ものである。尚、フィラー5の混入自体は本発明の要旨
とは無関係なので詳細な説明は省く。
数回転写インクシートであり、基材1に中間接着層(ま
たはインク支持層)2を形成し、その上にインク成分4
中にフィラー5が混入されたインク層3を形成した構造
を有する。フィラー5はインク成分4を蓄える石垣を構
成し、インク層3の表面のインク成分が消費されると背
後のフィラー5間に蓄えられているインク成分が表面へ
にじみ出て補充され、多数回の印字が可能なようにする
ものである。尚、フィラー5の混入自体は本発明の要旨
とは無関係なので詳細な説明は省く。
上記インクシートの基本的な製造工程は以下の如くであ
る。
る。
基材1は、厚さ6μmのポリエステル樹脂に厚さ1μm
の耐熱層を塗工して形成したものである。
の耐熱層を塗工して形成したものである。
中間積着層2は、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、
溶剤を混合し、これを基材1に塗工して形成され、膜厚
は3μmである。
溶剤を混合し、これを基材1に塗工して形成され、膜厚
は3μmである。
インク層3は、インク成分4である低融点材(脂肪酸エ
ステル)、パラフィンワックス、染料を溶剤であるアセ
トンに溶かし、更にこれにフィラー5を混入し、中間接
着層2に塗工して形成する。
ステル)、パラフィンワックス、染料を溶剤であるアセ
トンに溶かし、更にこれにフィラー5を混入し、中間接
着層2に塗工して形成する。
本発明の特徴は、このインク層3の形成に際し、インク
成分4中に分散剤を混入する点にある。分散剤混入の効
果をみるため、インク層3を第1表に示すA−Dの4種
類の条件で形成した。
成分4中に分散剤を混入する点にある。分散剤混入の効
果をみるため、インク層3を第1表に示すA−Dの4種
類の条件で形成した。
第1表
Aは分散剤を混入しない従来方法によるーものであり、
B−Dが分散剤を混入した本発明方法によるものである
。分散剤には酢酸塩化ビニルを用いた。インク層の組成
(つまり低融点材、パラフィンワックス、染料、フィラ
ーの組成)及び膜厚はA−D共に同一である。また、イ
ンク層形成時の他の条件は下記の如くで、A−Dともに
同一である。シート搬送速度は1.5m/分、予備加熱
は第一段が50℃で8秒、第二段が70℃で16秒、加
熱溶融110℃で1秒とし、その直後に水温14℃で急
冷した。
B−Dが分散剤を混入した本発明方法によるものである
。分散剤には酢酸塩化ビニルを用いた。インク層の組成
(つまり低融点材、パラフィンワックス、染料、フィラ
ーの組成)及び膜厚はA−D共に同一である。また、イ
ンク層形成時の他の条件は下記の如くで、A−Dともに
同一である。シート搬送速度は1.5m/分、予備加熱
は第一段が50℃で8秒、第二段が70℃で16秒、加
熱溶融110℃で1秒とし、その直後に水温14℃で急
冷した。
上記、A −Dのうち、A−Cでは良好な塗工性が得ら
れたが、Dでは粘度が高すぎて塗工できなかった。従っ
てAとCを比較すればわかるように、分散剤の混入によ
り、塗工性を損うことなしにアセトンの量を1/2に減
らすことができる。
れたが、Dでは粘度が高すぎて塗工できなかった。従っ
てAとCを比較すればわかるように、分散剤の混入によ
り、塗工性を損うことなしにアセトンの量を1/2に減
らすことができる。
次にA−Cの例のインクシートをサーマルプリンタに用
い、発熱エネルギー40 m J /mm” 、印字パ
ルス幅1,4ms、雰囲気温度20℃の条件下でそれぞ
れ5回の印字を行い、第2表に示すような結果を得た。
い、発熱エネルギー40 m J /mm” 、印字パ
ルス幅1,4ms、雰囲気温度20℃の条件下でそれぞ
れ5回の印字を行い、第2表に示すような結果を得た。
第2表中、OD、、ODsはそれぞれ第1回目、第5回
目の印字濃度を示す。
目の印字濃度を示す。
第2表
第2表から明らかなように、分散剤の混入(B。
C)により、インクシートまたはリボンの特性は劣化せ
ず、むしろ印字濃度が高くなり、また繰り返し印字して
も印字濃度の低下が少なくてそれだけ寿命が長くなる結
果が得られた。
ず、むしろ印字濃度が高くなり、また繰り返し印字して
も印字濃度の低下が少なくてそれだけ寿命が長くなる結
果が得られた。
以上のように、本発明の方法によれば、インクシート製
造に際しインク成分中に分散剤を混入することにより有
害かつ危険な有機溶剤の使用量を飛躍的に減らすことが
できる。このことは大量生産における安全衛生及び公害
対策上非常に重要である。
造に際しインク成分中に分散剤を混入することにより有
害かつ危険な有機溶剤の使用量を飛躍的に減らすことが
できる。このことは大量生産における安全衛生及び公害
対策上非常に重要である。
また、分散剤の混入により印字特性が良く且つ長寿命の
インクシートを得ることが可能である。
インクシートを得ることが可能である。
尚、以上はインク成分中にフィ′ラーが混入されたイン
ク層を有するインクシートを例に挙げて説明したが、本
発明はフィラーを含まないインクシートにも適用可能で
ある。
ク層を有するインクシートを例に挙げて説明したが、本
発明はフィラーを含まないインクシートにも適用可能で
ある。
第1図は本発明を適用し得るインクシートの一例の断面
図である。 第1図において 1は基材、 2は中間接着層、 3はインク層、 4はインク成分、 5はフィラーである。
図である。 第1図において 1は基材、 2は中間接着層、 3はインク層、 4はインク成分、 5はフィラーである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、インク成分を有機溶剤に溶かしてこれを基材に塗布
、乾燥させるインクシートの製造方法において、前記イ
ンク成分中に分散剤を混入したことを特徴とするインク
シートの製造方法。 2、前記分散剤が高分子材料であることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載のインクシートの製造方法。 3、前記分散剤が塩化ビニル−酢酸ビニル共重合物であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項
に記載のインクシートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60129897A JPS61293887A (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 | 熱転写インクシートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60129897A JPS61293887A (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 | 熱転写インクシートの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61293887A true JPS61293887A (ja) | 1986-12-24 |
JPH0378076B2 JPH0378076B2 (ja) | 1991-12-12 |
Family
ID=15021071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60129897A Granted JPS61293887A (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 | 熱転写インクシートの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61293887A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4935306A (en) * | 1988-10-11 | 1990-06-19 | Fujitsu Limited | Thermal imprint ink sheet |
Citations (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4919913A (ja) * | 1972-06-20 | 1974-02-21 | ||
JPS50122315A (ja) * | 1974-02-04 | 1975-09-25 | ||
JPS50138911A (ja) * | 1974-04-25 | 1975-11-06 | ||
JPS5190607A (ja) * | 1975-01-27 | 1976-08-09 | ||
JPS5736698A (en) * | 1980-08-15 | 1982-02-27 | Nec Corp | Heat transfer recording sheet |
JPS57160691A (en) * | 1981-03-31 | 1982-10-04 | Fujitsu Ltd | Ink composition for heat transfer recording and heat transfer recording ink sheet employing said composition |
JPS57185195A (en) * | 1981-05-11 | 1982-11-15 | Nec Corp | Thermal transfer recording sheet |
JPS57185191A (en) * | 1981-05-11 | 1982-11-15 | Nec Corp | Preparation of thermal transfer sheet |
JPS58132060A (ja) * | 1982-01-29 | 1983-08-06 | Fujitsu Ltd | 熱転写記録用インクの製造方法 |
JPS59109389A (ja) * | 1982-12-15 | 1984-06-25 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 感熱転写記録媒体 |
JPS59133098A (ja) * | 1983-01-19 | 1984-07-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 昇華型感熱記録用受像体 |
JPS59165691A (ja) * | 1983-03-10 | 1984-09-18 | Fujitsu Ltd | 熱転写インクシ−ト |
JPS6094385A (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-27 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 感熱転写記録媒体 |
-
1985
- 1985-06-17 JP JP60129897A patent/JPS61293887A/ja active Granted
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JPS57185195A (en) * | 1981-05-11 | 1982-11-15 | Nec Corp | Thermal transfer recording sheet |
JPS57185191A (en) * | 1981-05-11 | 1982-11-15 | Nec Corp | Preparation of thermal transfer sheet |
JPS58132060A (ja) * | 1982-01-29 | 1983-08-06 | Fujitsu Ltd | 熱転写記録用インクの製造方法 |
JPS59109389A (ja) * | 1982-12-15 | 1984-06-25 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 感熱転写記録媒体 |
JPS59133098A (ja) * | 1983-01-19 | 1984-07-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 昇華型感熱記録用受像体 |
JPS59165691A (ja) * | 1983-03-10 | 1984-09-18 | Fujitsu Ltd | 熱転写インクシ−ト |
JPS6094385A (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-27 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 感熱転写記録媒体 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4935306A (en) * | 1988-10-11 | 1990-06-19 | Fujitsu Limited | Thermal imprint ink sheet |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0378076B2 (ja) | 1991-12-12 |
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