JPS60178091A - 熱転写記録用インクシ−ト - Google Patents
熱転写記録用インクシ−トInfo
- Publication number
- JPS60178091A JPS60178091A JP59034685A JP3468584A JPS60178091A JP S60178091 A JPS60178091 A JP S60178091A JP 59034685 A JP59034685 A JP 59034685A JP 3468584 A JP3468584 A JP 3468584A JP S60178091 A JPS60178091 A JP S60178091A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- melting point
- low melting
- viscosity
- ink sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/382—Contact thermal transfer or sublimation processes
- B41M5/392—Additives, other than colour forming substances, dyes or pigments, e.g. sensitisers, transfer promoting agents
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(al 発明の技術分野
本発明は熱転写記録用インクシートに係り、特に中間調
記録に適した熱転写記録用インクシートに関する。
記録に適した熱転写記録用インクシートに関する。
lb) 技術の背景
コンデンサ紙のような基材上にポリエステル樹脂のよう
な中間接着層を形成し、この中rj′i接着層上に染料
、低融点剤および充填剤からなるインク層を形成してイ
ンクシートを形成し、このインクシートのインク層側に
記録紙を重ね、基材側より印字情報によって加熱素子が
選択的に加熱されているサーマル印字ヘッドを押圧して
常温では固相のインクを部分的に溶融して充填剤の間か
らしみださせ、記録紙上に転写記録する熱転写記録方法
は周知である。
な中間接着層を形成し、この中rj′i接着層上に染料
、低融点剤および充填剤からなるインク層を形成してイ
ンクシートを形成し、このインクシートのインク層側に
記録紙を重ね、基材側より印字情報によって加熱素子が
選択的に加熱されているサーマル印字ヘッドを押圧して
常温では固相のインクを部分的に溶融して充填剤の間か
らしみださせ、記録紙上に転写記録する熱転写記録方法
は周知である。
(C1従来技術と問題点
このような熱転写記録方法に用いる熱転写記録用インク
シートの断面図を第1図に示す。
シートの断面図を第1図に示す。
第1図に於いて、lは基材、2は中間接着層、3はイン
ク層、4はインク層内に含有されている充填剤である。
ク層、4はインク層内に含有されている充填剤である。
このようなインクシートを用いて記録紙上に熱転写記録
する場合は、第2図に示すように、このインクシート1
1のインク層側に記録紙12を重ね、インクシート11
の基材側より印字情報により選択的に加熱される加熱素
子を有するサーマル印字ヘッド13を押圧するとともに
、インクシー1−11を加圧ローラ14にて加圧し、記
録紙12にインクシート11の常温では面相のインクを
部分的に溶融し、この溶融したインクを充填剤の隙間よ
り、にじみ出させて記録紙上12に転写記録した後、分
離ローラ15にて記録紙12とインクシート11とを分
離している。
する場合は、第2図に示すように、このインクシート1
1のインク層側に記録紙12を重ね、インクシート11
の基材側より印字情報により選択的に加熱される加熱素
子を有するサーマル印字ヘッド13を押圧するとともに
、インクシー1−11を加圧ローラ14にて加圧し、記
録紙12にインクシート11の常温では面相のインクを
部分的に溶融し、この溶融したインクを充填剤の隙間よ
り、にじみ出させて記録紙上12に転写記録した後、分
離ローラ15にて記録紙12とインクシート11とを分
離している。
ところでこめような熱転写記録においても、最近黒″1
”と白“0”の2値よりなる印字に代わって、前記環“
1”と白“0″の2値の中間の濃度の多階調の印字が望
まれるようになっている。
”と白“0”の2値よりなる印字に代わって、前記環“
1”と白“0″の2値の中間の濃度の多階調の印字が望
まれるようになっている。
このような中間調記録を実現するには、サーマル印字ヘ
ッドに印加する印加電力、または印加パルスのパルス幅
を変化させることで行っている。
ッドに印加する印加電力、または印加パルスのパルス幅
を変化させることで行っている。
然し、従来の上記したようなインクシートでは、低濃度
の印字を得るためにサーマル印字ヘッドに印加する印加
電力を小さくした時や、印加パルスのパルス幅を短かく
した時には、記録紙に転写される転写像の濃度が均質な
状態とならない問題点がある。このことはサーマル印字
ヘッドに印加する電力が小さい時や、印加パルスのパル
ス幅が短い時には、インク層のインクに充分熱が伝達し
ていないので、インクの粘度が低下せず、従って充填剤
の間よりしみ出すインクの量が均一にならないためと考
えられる。
の印字を得るためにサーマル印字ヘッドに印加する印加
電力を小さくした時や、印加パルスのパルス幅を短かく
した時には、記録紙に転写される転写像の濃度が均質な
状態とならない問題点がある。このことはサーマル印字
ヘッドに印加する電力が小さい時や、印加パルスのパル
ス幅が短い時には、インク層のインクに充分熱が伝達し
ていないので、インクの粘度が低下せず、従って充填剤
の間よりしみ出すインクの量が均一にならないためと考
えられる。
本発明者等はインク層に含有される低融点剤に対して粘
度を低下させる材料の添加割合を種々変動させてインク
シートを形成し、これ等のインクシートと記録紙とを重
ね、サーマルファクシミリ装置に設置し、サーマルファ
クシミリ装置のサーマル印字ヘッドに印加する印加電力
を10W/ll112とし、パルス幅を4 、msとし
た条件で記録紙上に転写記録を行った。この状態を第3
図に示す。図の横軸は低融点剤に対する粘度低下剤の混
合割合を重量比で示し、縦軸は記録紙上に転写記録され
る転写像の飽和転写濃度を示す。図示するように低融点
剤に対して粘度低下剤の添加割合が重量比で1:5以上
となると飽和転写濃度(0、D、 )は、0.8以下と
なり実用上好ましくない。また低融点剤に対して粘度低
下剤の添加割合が1=0.1以下であると前述したごと
く中間調記録が良好に得られない。
度を低下させる材料の添加割合を種々変動させてインク
シートを形成し、これ等のインクシートと記録紙とを重
ね、サーマルファクシミリ装置に設置し、サーマルファ
クシミリ装置のサーマル印字ヘッドに印加する印加電力
を10W/ll112とし、パルス幅を4 、msとし
た条件で記録紙上に転写記録を行った。この状態を第3
図に示す。図の横軸は低融点剤に対する粘度低下剤の混
合割合を重量比で示し、縦軸は記録紙上に転写記録され
る転写像の飽和転写濃度を示す。図示するように低融点
剤に対して粘度低下剤の添加割合が重量比で1:5以上
となると飽和転写濃度(0、D、 )は、0.8以下と
なり実用上好ましくない。また低融点剤に対して粘度低
下剤の添加割合が1=0.1以下であると前述したごと
く中間調記録が良好に得られない。
以上の結果から再現性良く中間調記録を得るにはインク
層の粘度低下剤を低融点剤に対して第(1)式で示す範
囲でインク層に添加すると良いことが実験的に判明した
。
層の粘度低下剤を低融点剤に対して第(1)式で示す範
囲でインク層に添加すると良いことが実験的に判明した
。
0.1≦粘度低下剤重量/低融点剤重量≦5.0・・・
・・・・・・・・・・・・・・・+1)またインク層を
形成する低融点剤の他にパラフィンワックスよりなる粘
度低下剤を添加する以前のインクの粘度は温度が100
℃の時、100センチボイズ(C、P)であったが、パ
ラフィンワックスを低融点剤に対して重量比で1:1の
割合で添加した時には、インクの粘度は30 (C、P
)まで低下した。以上の事項より中間調記録を得るため
にパルス幅を短くした時でも、インク層内のインクの粘
度が低いので容易に充填剤の間よりインクかにじみ出や
すくなる。
・・・・・・・・・・・・・・・+1)またインク層を
形成する低融点剤の他にパラフィンワックスよりなる粘
度低下剤を添加する以前のインクの粘度は温度が100
℃の時、100センチボイズ(C、P)であったが、パ
ラフィンワックスを低融点剤に対して重量比で1:1の
割合で添加した時には、インクの粘度は30 (C、P
)まで低下した。以上の事項より中間調記録を得るため
にパルス幅を短くした時でも、インク層内のインクの粘
度が低いので容易に充填剤の間よりインクかにじみ出や
すくなる。
Td) 発明の目的
本発明は上記の実験した結果に基づきなされたもので、
インク層内にインクの粘度を低下させるための材料を添
加することで、中間調記録を得るために低濃度の印字を
記録紙上に転写した場合でも、均質な転写像が得られる
ようにした新規な熱転写記録用インクシートの提供を目
的とするものである。
インク層内にインクの粘度を低下させるための材料を添
加することで、中間調記録を得るために低濃度の印字を
記録紙上に転写した場合でも、均質な転写像が得られる
ようにした新規な熱転写記録用インクシートの提供を目
的とするものである。
te+ 発明の構成
かかる目的を達成するための本発明の熱転写記録用イン
クシートは、基材上に中間接着層を形成し、該中間接着
層上に染料、充填剤および低融点剤からなるインク層を
形成した熱転写記録用インクシートであって、前記イン
ク層に染料および低融点剤からなるインク成分の粘度を
低下させる材料を添加したことを特徴とするものである
。また前記粘度を低下させる材料が、低融点剤に対して
重量比で0.1〜5−00の範囲で添加されていること
を特徴とするものである。更に前記低融点剤が融点の異
なる二!rig以上の、材料を混合して形成されている
ことを特徴とするものである。
クシートは、基材上に中間接着層を形成し、該中間接着
層上に染料、充填剤および低融点剤からなるインク層を
形成した熱転写記録用インクシートであって、前記イン
ク層に染料および低融点剤からなるインク成分の粘度を
低下させる材料を添加したことを特徴とするものである
。また前記粘度を低下させる材料が、低融点剤に対して
重量比で0.1〜5−00の範囲で添加されていること
を特徴とするものである。更に前記低融点剤が融点の異
なる二!rig以上の、材料を混合して形成されている
ことを特徴とするものである。
ffl 発明の実施例
以下図面を用いて本発明の一実施例につき詳細に説明す
る。
る。
前記した第1図に示したように8μmの厚さのコンデン
サ紙よりなる基材1上にポリエステル樹脂をアセトンの
溶媒に溶解した溶液をバーコータ塗布装置にて塗布後、
乾燥して厚さ3μmの中間接着N2を形成する。次いで
染料としてのカヤセントブランク(日本化薬社M)を0
.4重量部、低融点剤としての脂肪酸アミド(日本油脂
社製、融点77℃)を1.4重量部、インクの粘度を低
下させるための材料としてのパラフィンワックス(日間
ファインケミカル社製)を1,4重量部、充填剤として
のカーボンブランク(日本油脂社製)を2.5重量部を
アセトンの溶媒に溶解させて溶液を形成し、この溶液を
バーコータ塗布装置で塗布後、乾燥して厚さ7μmのイ
ンク層3を得た。このようにインク層内の低融点剤と粘
度を低下させる材料の重量比が1=1で形成した本発明
のインクシートのインク層側に記録紙を重ね、サーマル
ファクシミリ装置に設置して印加電力を10W/f12
でパルス幅を4+nsとした印字条件で方形のベタ転写
を行ったところ、第4図の曲線21に示すように転写濃
度(0、D、 )が1.0の鮮明な転写像が得られた。
サ紙よりなる基材1上にポリエステル樹脂をアセトンの
溶媒に溶解した溶液をバーコータ塗布装置にて塗布後、
乾燥して厚さ3μmの中間接着N2を形成する。次いで
染料としてのカヤセントブランク(日本化薬社M)を0
.4重量部、低融点剤としての脂肪酸アミド(日本油脂
社製、融点77℃)を1.4重量部、インクの粘度を低
下させるための材料としてのパラフィンワックス(日間
ファインケミカル社製)を1,4重量部、充填剤として
のカーボンブランク(日本油脂社製)を2.5重量部を
アセトンの溶媒に溶解させて溶液を形成し、この溶液を
バーコータ塗布装置で塗布後、乾燥して厚さ7μmのイ
ンク層3を得た。このようにインク層内の低融点剤と粘
度を低下させる材料の重量比が1=1で形成した本発明
のインクシートのインク層側に記録紙を重ね、サーマル
ファクシミリ装置に設置して印加電力を10W/f12
でパルス幅を4+nsとした印字条件で方形のベタ転写
を行ったところ、第4図の曲線21に示すように転写濃
度(0、D、 )が1.0の鮮明な転写像が得られた。
図で横軸はパルス幅(ms)を示し、縦軸は転写濃度(
0、D、 )を示す。次いで中間調記録を得るためにパ
ルス幅をl msと短かくした場合にも、転写濃度が0
.2 (0、D、 )の均質な低濃度の転写像が得られ
た。
0、D、 )を示す。次いで中間調記録を得るためにパ
ルス幅をl msと短かくした場合にも、転写濃度が0
.2 (0、D、 )の均質な低濃度の転写像が得られ
た。
ちなみに本発明のインクシートと比較するために上記イ
ンク層の低融点剤を2.8重量部とし、粘度を低下させ
る材料を無添加の状態でインクシートを形成し、このイ
ンクシートを用いて前記したのと同様な装置で同様な条
件で記録紙上に転写記録したところ、曲線22に示すよ
うにパルス幅が2.5ms以下では転写像に転写ムラが
発生した。またこの場合には、パルス幅の変動に対して
、転写像の転写濃度が急激に上昇し、そのため低濃度レ
ベルでの中間調記録が均質な状態で得られないといった
問題点を生じた。
ンク層の低融点剤を2.8重量部とし、粘度を低下させ
る材料を無添加の状態でインクシートを形成し、このイ
ンクシートを用いて前記したのと同様な装置で同様な条
件で記録紙上に転写記録したところ、曲線22に示すよ
うにパルス幅が2.5ms以下では転写像に転写ムラが
発生した。またこの場合には、パルス幅の変動に対して
、転写像の転写濃度が急激に上昇し、そのため低濃度レ
ベルでの中間調記録が均質な状態で得られないといった
問題点を生じた。
また粘度を低下させる材料を低融点剤に対して重量比で
0.1以下とするとやはり転写ムラが発生したが、0.
1の時には転写ムラが発生せず、均質な状態で転写像が
得られた。
0.1以下とするとやはり転写ムラが発生したが、0.
1の時には転写ムラが発生せず、均質な状態で転写像が
得られた。
更に本発明のインクシートと比較するためにインク層の
低融点剤を0.4重量部とし、インク層の粘度を低下さ
せる材料の添加量を2.4重量部とし、即ち低融点剤と
粘度を低下させる材料との混合比を重量比でに6とした
時は、曲線23に示すようにパルス幅を長くした状態で
も所望の飽和転写濃度(印加パルス幅を長くした時に記
録濃度が上昇して遂に一定の値に到達した時の記録濃度
)が得られないといった問題点があった。
低融点剤を0.4重量部とし、インク層の粘度を低下さ
せる材料の添加量を2.4重量部とし、即ち低融点剤と
粘度を低下させる材料との混合比を重量比でに6とした
時は、曲線23に示すようにパルス幅を長くした状態で
も所望の飽和転写濃度(印加パルス幅を長くした時に記
録濃度が上昇して遂に一定の値に到達した時の記録濃度
)が得られないといった問題点があった。
また本発明のインクシートの変形例として、中間調記録
特性を向上させるために融点の異なる低融点剤を二種類
以上混合し、溶融したインクが過冷却の状態を長く維持
できるようにした場合のインクシートに於いても、この
二種類の低融点剤を混合した重量に対して第f1)式で
示した割合で、インクの粘度低下剤を混合することで良
好な中間調記録が実現できるインクシートが得られた。
特性を向上させるために融点の異なる低融点剤を二種類
以上混合し、溶融したインクが過冷却の状態を長く維持
できるようにした場合のインクシートに於いても、この
二種類の低融点剤を混合した重量に対して第f1)式で
示した割合で、インクの粘度低下剤を混合することで良
好な中間調記録が実現できるインクシートが得られた。
即ち前記した本発明のインクシートに対して、低融点剤
のみを融点が77℃と70℃とそれぞれ異なる脂肪酸ア
ミド(日本油脂社製)を0.7重量部づつ混合した材料
を用いてインクシートを形成する。そしてこのインクシ
ートのインク層側に記録紙を重ね、サーマルファクシミ
リ装置に設置して10 W / tm 2の印加電力で
印加パルス幅を変化させて、方形のベタ転写をおこなっ
た時の転写濃度の変化する状態を検査し、この結果を第
5図に示す。図で横軸はサーマルファクシミリ装置のサ
ーマル印字ヘッドに印加する電力のパルス幅(ms)を
示し、縦軸は記録紙上に転写された転写像の転写濃度(
0、D。
のみを融点が77℃と70℃とそれぞれ異なる脂肪酸ア
ミド(日本油脂社製)を0.7重量部づつ混合した材料
を用いてインクシートを形成する。そしてこのインクシ
ートのインク層側に記録紙を重ね、サーマルファクシミ
リ装置に設置して10 W / tm 2の印加電力で
印加パルス幅を変化させて、方形のベタ転写をおこなっ
た時の転写濃度の変化する状態を検査し、この結果を第
5図に示す。図で横軸はサーマルファクシミリ装置のサ
ーマル印字ヘッドに印加する電力のパルス幅(ms)を
示し、縦軸は記録紙上に転写された転写像の転写濃度(
0、D。
)を示す。図示するように本発明の変形例のインクシー
トに於いても、パルス幅が4msの時に0.D。
トに於いても、パルス幅が4msの時に0.D。
が1.0の鮮明な転写像が得られ、またパルス幅を0.
7msと短くした時には、0.D、が0.1の低濃度で
かつ均質な転写像が得られ、またパルス幅を長くするに
つれて低濃度レベルより高濃度レベルまで徐々に転写濃
度が変化して中間調記録が再現性良く得られやすいイン
クシートが得られた。
7msと短くした時には、0.D、が0.1の低濃度で
かつ均質な転写像が得られ、またパルス幅を長くするに
つれて低濃度レベルより高濃度レベルまで徐々に転写濃
度が変化して中間調記録が再現性良く得られやすいイン
クシートが得られた。
+g+ 発明の効果
以上述べたように本発明の熱転写記録用インクシートに
よれば、インク層内のインク成分の粘度を低下させる粘
度低下剤がインク層内の低融点剤に対して所定量制御さ
れた形で含有されているので、中間調記録を得るために
サーマル印字ヘッドに印加する電圧のパルス幅を短くし
た時においても、インク層内のインクの粘度が低い状態
でインクが充填剤の間よりにじみ出しやすくなるので、
再現性良く中間調記録が実現できる熱転写記録用インク
シートが得られる効果がある。
よれば、インク層内のインク成分の粘度を低下させる粘
度低下剤がインク層内の低融点剤に対して所定量制御さ
れた形で含有されているので、中間調記録を得るために
サーマル印字ヘッドに印加する電圧のパルス幅を短くし
た時においても、インク層内のインクの粘度が低い状態
でインクが充填剤の間よりにじみ出しやすくなるので、
再現性良く中間調記録が実現できる熱転写記録用インク
シートが得られる効果がある。
第1図は熱転写記録用インクシートの断面図、第2図は
インクシートのインクを熱転写する状態を示す模式図、
第3図はインク層に添加する粘度低下剤の割合と転写濃
度との関係図、第4図は本発明のインクシートと本発明
のインクシートと比較するための他のインクシートの記
録特性を示す図、第5図は本発明の変形例のインクシー
トの記録特性を示す図である。 図に於いて、1は基材、2は中間接着層、3はインク層
、4は充堪剤、11はインクシート、12は記録紙、1
3はサーマル印字ヘッド、14は加圧ローラ、15は分
離ローラ、21は本発明のインクシートの記録特性を示
す曲線、22.23は本発明のインクシートと比較する
ための他のインクシートの記録特性を示す曲線である。 第1図 第2図 第3図 柘危低下町Δ幻随誕削1を比) − 一一一伽ノVルスIt&(ms) ハ・ルス暢(ms)
インクシートのインクを熱転写する状態を示す模式図、
第3図はインク層に添加する粘度低下剤の割合と転写濃
度との関係図、第4図は本発明のインクシートと本発明
のインクシートと比較するための他のインクシートの記
録特性を示す図、第5図は本発明の変形例のインクシー
トの記録特性を示す図である。 図に於いて、1は基材、2は中間接着層、3はインク層
、4は充堪剤、11はインクシート、12は記録紙、1
3はサーマル印字ヘッド、14は加圧ローラ、15は分
離ローラ、21は本発明のインクシートの記録特性を示
す曲線、22.23は本発明のインクシートと比較する
ための他のインクシートの記録特性を示す曲線である。 第1図 第2図 第3図 柘危低下町Δ幻随誕削1を比) − 一一一伽ノVルスIt&(ms) ハ・ルス暢(ms)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (11基材上に中間接着層を形成し、該中間接着層上に
染料、充填剤および低融点剤からなるインク層を形成し
た熱転写記録用インクシートであって、前記インク層に
前記染料および低融点剤からなるインク成分の粘度を低
下させる材料を添加したことを特徴とする熱転写記録用
インクシート。 (2) 前記粘度を低下させる材料が、前記低融点剤に
対してM量比で0.1〜5.0の範囲で添加されている
ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載の熱
転写記録用インクシート。 (3) 前記低融点剤が融点の異なる二種類以上の材料
を混合して形成されていることを特徴とする特許請求の
範囲第(11項、および第(2)項に記載の熱転写記録
用インクシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59034685A JPS60178091A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 熱転写記録用インクシ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59034685A JPS60178091A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 熱転写記録用インクシ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60178091A true JPS60178091A (ja) | 1985-09-12 |
JPH0224680B2 JPH0224680B2 (ja) | 1990-05-30 |
Family
ID=12421253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59034685A Granted JPS60178091A (ja) | 1984-02-24 | 1984-02-24 | 熱転写記録用インクシ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60178091A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0268202A2 (en) * | 1986-11-19 | 1988-05-25 | Kao Corporation | Thermal transfer ink |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04123678U (ja) * | 1991-04-26 | 1992-11-10 | 京セラ株式会社 | カラー固体撮像装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55105579A (en) * | 1978-11-07 | 1980-08-13 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Multiple time transfer material having heat sensitivity |
JPS5736698A (en) * | 1980-08-15 | 1982-02-27 | Nec Corp | Heat transfer recording sheet |
-
1984
- 1984-02-24 JP JP59034685A patent/JPS60178091A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55105579A (en) * | 1978-11-07 | 1980-08-13 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Multiple time transfer material having heat sensitivity |
JPS5736698A (en) * | 1980-08-15 | 1982-02-27 | Nec Corp | Heat transfer recording sheet |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0268202A2 (en) * | 1986-11-19 | 1988-05-25 | Kao Corporation | Thermal transfer ink |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0224680B2 (ja) | 1990-05-30 |
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