JPH04123678U - カラー固体撮像装置 - Google Patents

カラー固体撮像装置

Info

Publication number
JPH04123678U
JPH04123678U JP1991038889U JP3888991U JPH04123678U JP H04123678 U JPH04123678 U JP H04123678U JP 1991038889 U JP1991038889 U JP 1991038889U JP 3888991 U JP3888991 U JP 3888991U JP H04123678 U JPH04123678 U JP H04123678U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
imaging device
color solid
state imaging
piezoelectric
ceramic substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1991038889U
Other languages
English (en)
Inventor
睦明 廣田
Original Assignee
京セラ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 京セラ株式会社 filed Critical 京セラ株式会社
Priority to JP1991038889U priority Critical patent/JPH04123678U/ja
Publication of JPH04123678U publication Critical patent/JPH04123678U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 偽色信号が発生しにくく、しかも高画質の画
像が得られるカラー固体撮像素子を提供する。 【構成】 撮像装置本体4は、セラミックパッケージ3
に設けられた孔2内に配置されている。撮像装置本体4
は、セラミック基板7とCCD8とからなる撮像部5
と、撮像部5を四方から支持する圧電バイモルフ6とか
ら主に構成されている。各圧電バイモルフ6は、セラミ
ック基板7を水平に支持するための支持片11と、圧電
素子12とを備えている。各圧電素子12は、厚み方向
に振動し、セラミック基板7をX方向及びY方向に移動
させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、撮像装置、特に、カラー固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
見かけ上の画素数を増やして高画質の画像を得るために、カラー固体撮像素子 を一方向に振動させる方式のカラー固体撮像装置が知られている(例えば特開昭 60−212074号)。このカラー固体撮像装置は、主面が向かい合うように 平行に配置された2本の圧電バイモルフを有している。そして、カラー固体撮像 素子としてのCCDが、圧電バイモルフ間に架け渡されたセラミック板上に水平 に配置されている。
【0003】 このカラー固体撮像装置では、CCDが圧電バイモルフの振動方向に移動する ので、従来ではCCDの画素間に入射するために検出し得なかった光信号まで検 出できるようになるため、繊細な高画質の画像が得られる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来のカラー固体撮像装置では、CCDの振動により偽色信号が発生する ため、画像に色の滲み等が生じやすい。これは、CCDが一方向にしか移動し得 ないために起こるものと考えられている。
【0005】 本考案の目的は、偽色信号が発生しにくく、しかも高画質の画像が得られるカ ラー固体撮像装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のカラー固体撮像装置は、カラー固体撮像素子と、カラー固体撮像素子 を水平に支持するための支持手段とを備えている。このカラー固体撮像装置では 、支持手段がカラー固体撮像素子の各辺に振動を与えるための圧電バイモルフを 有している。
【0007】
【作用】
本考案のカラー固体撮像装置では、水平に支持されたカラー固体撮像素子は、 支持手段の圧電バイモルフにより各辺に振動が与えられ、X方向及びY方向に移 動し得る。この結果、カラー固体撮像素子は、水平方向であれば一方向に限らず あらゆる方向に移動し得るので、偽色信号を発生しないような制御が可能になる 。
【0008】
【実施例】
図4に、本考案の一実施例が採用されたカラー撮像装置の概略構成を示す。こ のカラー撮像装置は、本考案の一実施例としてのカラー固体撮像装置1と、カラ ー固体撮像装置1に光入力を照射するための撮像レンズ35と、カラー固体撮影 像装置1に電圧を印加するための電圧印加装置36と、カラー固体撮像装置1か らの出力信号を増幅するためのプリアンプ37と、プリアンプ37からの信号を 処理するための信号処理回路38とから主に構成されている。
【0009】 図1及び図2を参照して、カラー固体撮像装置1の詳細を説明する。このカラ ー固体撮像装置1では、撮像装置本体4がセラミックパッケージ3内に配置され ている。
【0010】 セラミックパッケージ3は、直方体状の部材であり、貫通する、または凹形状 に形成された、少なくとも一方の主面に開口する孔2を有している(図4参照) 。セラミックパッケージ3の孔2は、図1に示すように、平面が正方形に形成さ れている。
【0011】 撮像装置本体4は、撮像部5と、撮像部5を孔2内に支持するための4つの圧 電バイモルフ6とから主に構成されている。
【0012】 撮像部5は、正方形のセラミック基板7を有している。このセラミック基板7 は、対角線が孔2の対角線と一致するよう孔2の中央に水平に配置されている。 セラミック基板7の図上面中央には、カラー固体撮像素子としてのCCD8が配 置されている。CCD8は、正方形の板状素子であり、対角線がセラミック基板 7の対角線と一致するよう配置されている。CCD8の図上面は、感光部であり 、そこには多数のフォトダイオードアレイからなる画素がマトリックス状に配列 されている(図示せず)。
【0013】 圧電バイモルフ6は、孔2を構成する各内周面にそれぞれ取り付けられている 。図3を参照して、圧電バイモルフ6を説明する。各圧電バイモルフ6は、振動 板10と、突出部9,9と、固定片9a,9aと、支持片11とからなる部材に 、圧電素子12が取り着けられて構成されている。
【0014】 突出部9,9は振動板10の両端が直角に折り曲げられて構成されている。ま た、各突出部9の先端が直角に折り曲げられて、固定片9aが構成されている。 この固定片9a,9aにより、孔2の内周面に振動板10と、突出部9,9と、 固定片9a,9aと、支持片11とからなる部材が固定される。すなわち、振動 板10は孔2の内周面とほぼ平行になるように配置される。支持片11は、舌状 に構成されており、振動板10の図3下縁中央から孔2の中心方向に水平に延び ている。各支持片11の先端はセラミック基板7の下方に配置されており、上面 にセラミック基板7が載置されている。これにより、撮像部5は圧電バイモルフ 6により支持されている。
【0015】 振動板10の孔2内周面側には、長方形の板状の圧電素子12が取り付けられ ている。圧電素子12は、セラミック製の圧電基板と、圧電基板の両主面に配置 された電極とから主に構成されており(図示せず)、両電極には電圧印加装置3 6から延びるリード線の一端が取り付けられている(図示せず)。圧電素子12 は信号電圧を印加すると、厚み方向に振動する。
【0016】 次に、前記実施例の作用効果について説明する。 上述のカラー撮像装置(図4)では、光入力は結像レンズ35を通過してカラ ー固体撮像装置1のCCD8上で結像される。CCD8では、フォトダイオード アレイの画素が画像情報を読取り、その信号を出力する。CCD8からの出力は 、プリアンプ37で増幅され、さらに信号処理回路38を経て出力される。
【0017】 CCD8による画像情報の読取り動作中は、各圧電バイモルフ6の圧電素子1 2に電圧印加装置36により電圧が印加され、圧電素子12が厚み方向に振動す る。この振動は、支持片11を介してセラミック基板7に伝達され、セラミック 基板7は振動する。例えば、図1の左右の圧電バイモルフ6の圧電素子12に電 圧が印加された場合は、その圧電素子12の振動によりセラミック基板7は図1 の左右方向(X方向)に振動する。また、図1の上下の圧電バイモルフ6の圧電 素子12に電圧が印加された場合は、その圧電素子12の振動によりセラミック 基板7は図1の上下方向(Y方向)に振動する。このため、全ての圧電素子11 に電圧が印加されれば、セラミック基板7はX方向とY方向とが合成された方向 (斜め方向)に振動する。この結果、前記カラー固体撮像装置1では、CCD8 がセラミック基板7とともに移動するため見かけ上の画素数が増し、解像度が高 まるので、繊細な高画質の画像が得られる。しかも、CCD8は、従来例のよう に一方向に限られず、水平方向であればあらゆる方向に移動し得るため、偽色信 号が発生しないように制御できる。 特に、本実施例では、圧電バイモルフ6の振動がCCD8を載置するためのセ ラミック基板7に直接伝えることができるので、最小の信号電圧により所定のX 方向、Y方向の動作が可能である。
【0018】 〔他の実施例〕 (a) 前記実施例では、圧電素子12を振動板10の一方の主面にのみ取り付 けたが、振動板12の両主面に圧電素子12を取り付けた場合も本考案を同様に 実施できる。
【0019】 (b) 図5から図7に他の実施例を示す。図において、カラー固体撮像装置2 0は、セラミックパッケージ21と、セラミックパッケージ21上に配置された 撮像装置本体22とから主に構成されている。
【0020】 撮像装置本体22は、セラミックパッケージ21上に配置された撮像部23と 、撮像部23をセラミックパッケージ21上で支持するための圧電バイモルフ2 4とから主に構成されている。撮像部23は、前記実施例と同様に正方形のセラ ミック基板25と、セラミック基板25上に配置されたCCD26とから構成さ れている。
【0021】 圧電バイモルフ24は、外枠27と、外側枠部27の内側に配置された1組の 内枠28とから構成されている。外枠27は、平面形状が正方形の角筒状の部材 であり、その対角線がセラミック基板25の対角線と一致するようセラミックパ ッケージ21上に配置されている。外枠27の図5上側部及び下側部の中央には 、脚部29がそれぞれ設けられている。この脚部29は、セラミックパッケージ 21に差し込まれており、これにより、外枠27はセラミックパッケージ21に 固定されている(図6)。また、外枠27の図5左側部及び右側部の外側面には 、それぞれ長方形の板状の圧電素子31が取り付けられている。この圧電素子3 1は、前記実施例の圧電素子12と同様に電圧を印加すると厚み方向に振動し得 る。さらに、外枠27の図5左側部及び右側部の内側面には、外枠27の中心に 向けて水平に延びる舌状の支持片30がそれぞれ取り付けられている。各支持片 30の先端は、撮像部23の下方に延びており、上面にセラミック基板25が載 置されている。
【0022】 1組の内枠28,28は、外枠27と撮像部23との間に配置されている。各 内枠28は、平面形状がコ字状の部材であり、開口部が互いに対向するよう配置 されている。この内枠28は、セラミックパッケージ21側に突出する複数の脚 部32を有している。各脚部32はセラミックパッケージ21に差し込まれてお り、これにより内枠28はセラミックパッケージ21上に固定されている(図5 、図6)。各内枠28の外側面には、圧電素子31と同様の圧電素子33が取り 付けられている。また、圧電素子33が取り付けられた面の裏面には、支持部2 4の中央方向に水平に延びる舌状の支持片34が取り付けられている。両内枠2 8の支持片34の先端には、支持片30の場合と同様にセラミック基板25が載 置されている。
【0023】 前記カラー固体撮像装置20によれば、各圧電素子31,33に電圧を印加す ると、圧電素子31,33が厚み方向に振動し、撮像部23のセラミック基板2 5が図のX方向及びY方向に移動する。このため、本実施例のカラー固体撮像装 置20では、前記実施例と同様の効果が得られる。
【0024】
【考案の効果】
本考案のカラー固体撮像装置では、カラー固体撮像素子が支持手段により水平 に支持されており、また圧電バイモルフにより最小の電圧でX方向及びY方向に 移動可能である。このため、本考案のカラー固体撮像装置では、偽色信号が発生 しにくく、しかも高画質の画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の平面部分図。
【図2】図1のII−II断面図。
【図3】前記実施例で用いられる部材の斜視図。
【図4】前記実施例が採用されたカラー撮像装置の概略
図。
【図5】本考案の他の実施例の平面部分図。
【図6】図5のVI−VI断面図。
【図7】図5のVII −VII 断面図。
【符号の説明】
1,20 カラー固体撮像装置 6,24 圧電バイモルフ 8,26 CCD 11,30,34 支持片 12,31,33 圧電素子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー固体撮像素子と、前記カラー固体撮
    像素子を水平に支持するための支持手段とを備えたカラ
    ー固体撮像装置において、前記支持手段が、前記カラー
    固体撮像素子の各辺に振動を与えるための圧電バイモル
    フを有していることを特徴とするカラー固体撮像装置。
JP1991038889U 1991-04-26 1991-04-26 カラー固体撮像装置 Pending JPH04123678U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991038889U JPH04123678U (ja) 1991-04-26 1991-04-26 カラー固体撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991038889U JPH04123678U (ja) 1991-04-26 1991-04-26 カラー固体撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04123678U true JPH04123678U (ja) 1992-11-10

Family

ID=31920289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991038889U Pending JPH04123678U (ja) 1991-04-26 1991-04-26 カラー固体撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04123678U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0224680B2 (ja) * 1984-02-24 1990-05-30 Fujitsu Ltd

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0224680B2 (ja) * 1984-02-24 1990-05-30 Fujitsu Ltd

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101185084B1 (ko) 들쑥날쑥한 방형 형상을 갖는 방사선 영상장치 및 구강외 치과용 영상장치
JPH0516569B2 (ja)
JP3462736B2 (ja) 固体撮像素子
JPH03240372A (ja) 静止画撮像装置
JPH05316436A (ja) 荷電結合された装置のアレーを機械的に振動させる装置
JP2002250860A5 (ja)
US11374041B2 (en) Systems and methods for imaging using mechanical scanning mechanisms
JP4012428B2 (ja) 撮像素子ユニット
JPH04123678U (ja) カラー固体撮像装置
JPH054675U (ja) 固体撮像装置
JPH06189318A (ja) 映像機器用のカラ−撮像装置
JP2004015427A (ja) 撮像素子ユニット
JPH09219867A (ja) カラー静止画撮像装置及び方法
JP3273670B2 (ja) 固体撮像装置
JPH05191733A (ja) 固体撮像装置
JP3155615B2 (ja) 画像読取装置における固体撮像素子の取付方法及び構造、並びに複数部材の取付構造体
JP6248417B2 (ja) 撮像素子およびカメラ
JP6597757B2 (ja) 撮像装置
JPS63128733U (ja)
JPH0724847Y2 (ja) 読取り装置
JPS643372U (ja)
JP3826568B2 (ja) 撮像装置およびそれを用いた画像読み取り装置
JPS59138708U (ja) 歪測定装置
JPH0620150Y2 (ja) 超音波式自動焦点機構付カメラ
JPH01222562A (ja) 密着型イメージセンサ