JPS6174893A - 熱転写インクシ−ト - Google Patents
熱転写インクシ−トInfo
- Publication number
- JPS6174893A JPS6174893A JP59198940A JP19894084A JPS6174893A JP S6174893 A JPS6174893 A JP S6174893A JP 59198940 A JP59198940 A JP 59198940A JP 19894084 A JP19894084 A JP 19894084A JP S6174893 A JPS6174893 A JP S6174893A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- ink layer
- recording
- low
- density
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/382—Contact thermal transfer or sublimation processes
- B41M5/38228—Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by the use of two or more ink layers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は熱転写インクシートに係り、特にこのインクシ
ートに印加する熱エネルギーが低い場合に於いても、均
質な転写が可能な、中間調記録用熱転写インクシートに
関する。
ートに印加する熱エネルギーが低い場合に於いても、均
質な転写が可能な、中間調記録用熱転写インクシートに
関する。
コンデンサ紙のような基材上にポリエステル樹脂のよう
な接着層よりなる中間接着層を介して染料、およびカー
ボンブランクのような充填材を含有した常温では固相の
低融点材からなるインク層を設けてインクシートを形成
し、このインクシートに印字情報に基づいて所定の発熱
素子が選択的に加熱されたサーマル印字ヘッドを押圧し
、前記インクシートを部分的に加熱してインクシート上
のインクを溶融し、この熔融したインクを記録用紙上に
転写して記録する熱転写記録方法は周知である。
な接着層よりなる中間接着層を介して染料、およびカー
ボンブランクのような充填材を含有した常温では固相の
低融点材からなるインク層を設けてインクシートを形成
し、このインクシートに印字情報に基づいて所定の発熱
素子が選択的に加熱されたサーマル印字ヘッドを押圧し
、前記インクシートを部分的に加熱してインクシート上
のインクを溶融し、この熔融したインクを記録用紙上に
転写して記録する熱転写記録方法は周知である。
このような熱転写記録に於いても、黒“１”と白“０”
の２値の印字濃度の中間の濃度の中間調の印字記録が要
望されており、通常この中間調記録を実現するためには
゛、サーマル印字ヘットニ印加する印加重力を低下させ
るか、サーマル印字ヘッドに印加する印加パルス幅を短
くすることで行っており、このような中間調の転写像の
濃度を均質な状態で得ることが要望されている。
の２値の印字濃度の中間の濃度の中間調の印字記録が要
望されており、通常この中間調記録を実現するためには
゛、サーマル印字ヘットニ印加する印加重力を低下させ
るか、サーマル印字ヘッドに印加する印加パルス幅を短
くすることで行っており、このような中間調の転写像の
濃度を均質な状態で得ることが要望されている。
このような中間調記録を実現するための従来の熱転写イ
ンクシートの構造を第５図に示す。図示するように従来
の熱転写インクシートは、ポリエステル樹脂よりなる中
間接着層２を設けたコンデンサ紙よりなる基材１上にイ
ンク層３が設けられている。このインク層３は有機顔料
、無機顔料、金属または金属酸化物等の微粉末よりなる
充填材４によって恰も石垣状に構築された空隙に、常温
では固体の低融点材と染料からなる熱熔融性インク５が
満たされた構造を採っている。
ンクシートの構造を第５図に示す。図示するように従来
の熱転写インクシートは、ポリエステル樹脂よりなる中
間接着層２を設けたコンデンサ紙よりなる基材１上にイ
ンク層３が設けられている。このインク層３は有機顔料
、無機顔料、金属または金属酸化物等の微粉末よりなる
充填材４によって恰も石垣状に構築された空隙に、常温
では固体の低融点材と染料からなる熱熔融性インク５が
満たされた構造を採っている。
このインクシートのインク層３の面に記録紙を重ねた状
態で、インクシートの基材ｌ側より、印字情報に基づい
て加熱素子が選択的に加熱されているサーマル印字ヘッ
ドを押圧することで、インクシートを部分的に加熱し、
この加熱によってインク層内のインクを熔融させ、前記
した石垣状の充填材４の間より熔融したインクを、滲み
出しながら記録紙の繊維の間に浸透させることで記録紙
にインクを転写している。従ってサーマル印字ヘッドに
印加する熱エネルギーを変化させることで、インクの記
録紙に対する転写量を制御して中間調記録を実現してい
る。
態で、インクシートの基材ｌ側より、印字情報に基づい
て加熱素子が選択的に加熱されているサーマル印字ヘッ
ドを押圧することで、インクシートを部分的に加熱し、
この加熱によってインク層内のインクを熔融させ、前記
した石垣状の充填材４の間より熔融したインクを、滲み
出しながら記録紙の繊維の間に浸透させることで記録紙
にインクを転写している。従ってサーマル印字ヘッドに
印加する熱エネルギーを変化させることで、インクの記
録紙に対する転写量を制御して中間調記録を実現してい
る。
然し、中間調記録を実現するためにサーマル印字ヘッド
に印加する熱エネルギーを低下させると、従来のインク
シートに於いてはインクの１ξみ出す絶対量が不足し、
そのためインクが記録紙の繊維の間を充分埋めるに足る
量が得られず、均質な中間調の転写像が得られない問題
点を生じていた。
に印加する熱エネルギーを低下させると、従来のインク
シートに於いてはインクの１ξみ出す絶対量が不足し、
そのためインクが記録紙の繊維の間を充分埋めるに足る
量が得られず、均質な中間調の転写像が得られない問題
点を生じていた。
上記問題点は、中間接着層を設けた基材上に、染料、低
融点材、充填材からなる第１のインク層を設けてなる熱
転写インクシートに於いて、前記第１のインク層上に該
第１のインク層を構成する低融点材よりも融点の低い低
融点材よりなる第２のインク層を設けた本発明の熱転写
インクシートにより解決される。
融点材、充填材からなる第１のインク層を設けてなる熱
転写インクシートに於いて、前記第１のインク層上に該
第１のインク層を構成する低融点材よりも融点の低い低
融点材よりなる第２のインク層を設けた本発明の熱転写
インクシートにより解決される。
即ち、本発明のインクシートは、従来のインクシートに
設けられた第１のインク層を構成する低融点材より、融
点の低い低融点材で構成された第２のインク層を積層形
成して新たなインクシートを形成し、記録紙に熔融する
インクの絶対量を高めて、中間調記録を実現するために
サーマル印字ヘッドに印加する熱エネルギーを低下させ
た時でもインクの記録紙にしみだす量が不足しないよう
にして均質な中間調の記録を得るようにしたものテする
。更に第２のインク層の単位容積当たりに含有される染
料の量を、第１のインク層の単位容積当たりに含有され
る染料の量より少なくして、第２のインク層のインクが
溶融して記録紙に転写された時の転写像の記録濃度が、
最低の記録濃度となるように第２のインク層内に含有さ
れる染料の量を８周節する。即ち、サーマル印字ヘッド
に印加する熱エネルギーを低下させた時、記録紙に転写
されるインクは融点の低い第２のインク層より熔融した
インクである。
設けられた第１のインク層を構成する低融点材より、融
点の低い低融点材で構成された第２のインク層を積層形
成して新たなインクシートを形成し、記録紙に熔融する
インクの絶対量を高めて、中間調記録を実現するために
サーマル印字ヘッドに印加する熱エネルギーを低下させ
た時でもインクの記録紙にしみだす量が不足しないよう
にして均質な中間調の記録を得るようにしたものテする
。更に第２のインク層の単位容積当たりに含有される染
料の量を、第１のインク層の単位容積当たりに含有され
る染料の量より少なくして、第２のインク層のインクが
溶融して記録紙に転写された時の転写像の記録濃度が、
最低の記録濃度となるように第２のインク層内に含有さ
れる染料の量を８周節する。即ち、サーマル印字ヘッド
に印加する熱エネルギーを低下させた時、記録紙に転写
されるインクは融点の低い第２のインク層より熔融した
インクである。
更にサーマル印字ヘッドに印加する熱エネルギーを変化
させると、この第２のインク層より熔融したインクに第
１のインク層内のインクが熔は込み、転写像の濃度を低
濃度レベルより高濃度レベル迄、転写像が均質な状態で
変動させて制御することができる。
させると、この第２のインク層より熔融したインクに第
１のインク層内のインクが熔は込み、転写像の濃度を低
濃度レベルより高濃度レベル迄、転写像が均質な状態で
変動させて制御することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施例につき詳細に説明す
る。
る。
第１図は本発明の熱転写インクシートの第１の実施例を
示す断面図で、図示するように厚さ８μｍのコンデンサ
紙よりなる基材１１上には、トルエンに熔融したポリエ
ステル樹脂を塗布後、乾燥させることで厚さ３μｍの中
間接着層１２を設けている。
示す断面図で、図示するように厚さ８μｍのコンデンサ
紙よりなる基材１１上には、トルエンに熔融したポリエ
ステル樹脂を塗布後、乾燥させることで厚さ３μｍの中
間接着層１２を設けている。
この中間接着層１２の上に染料としてのカヤセットブラ
ンク（商品名二日本化薬社盟）を０．４重口部、低融点
材として融点７７°Ｃの脂肪酸アミド（日本油脂社製）
を１重量部、充填材としてカーボンブランク（日本化薬
社′Ｍ）を０．７型車部、それぞれアセトンの溶媒にｌ
審問させた後、このン容ン夜をハ゛−コータ塗布装置で
塗布後、乾燥して厚さ７μｍの第１のインク層１３を設
ける。、−のようにして（Ｍられたインクシートの第１
のインク層１３の上に、第１のインク層を形成する低融
点材より低い融点を有する低融点材で、融点が６７°Ｃ
の脂肪酸アミド（日本油脂社′！Ａ）をアセトンの溶媒
に熔解させた後、この溶液を塗布し、乾燥して厚さ２μ
ｍの第２のインク層１４を設ける。この第２のインク層
１４は充填材も、染料も含まず低融点材のみで構成され
ている。
ンク（商品名二日本化薬社盟）を０．４重口部、低融点
材として融点７７°Ｃの脂肪酸アミド（日本油脂社製）
を１重量部、充填材としてカーボンブランク（日本化薬
社′Ｍ）を０．７型車部、それぞれアセトンの溶媒にｌ
審問させた後、このン容ン夜をハ゛−コータ塗布装置で
塗布後、乾燥して厚さ７μｍの第１のインク層１３を設
ける。、−のようにして（Ｍられたインクシートの第１
のインク層１３の上に、第１のインク層を形成する低融
点材より低い融点を有する低融点材で、融点が６７°Ｃ
の脂肪酸アミド（日本油脂社′！Ａ）をアセトンの溶媒
に熔解させた後、この溶液を塗布し、乾燥して厚さ２μ
ｍの第２のインク層１４を設ける。この第２のインク層
１４は充填材も、染料も含まず低融点材のみで構成され
ている。
このような本発明のインクシート１５の第２のインク層
１４側に記録紙を積層し、サーマルファクシミリ装置（
図示せず）を用いてこの装置に印加する電力を１３Ｗ／
ｆ１２とし、印加パルス幅を１．５ｍｓ〜４ｍ３に変化
させた状態で記録紙上に方形の黒色のベタ転写を行った
処、第２図に示すような関係が得られた。第２図で横軸
は印加パルス幅（ｍｓ）を示し、縦軸は転写濃度（０、
Ｄ、 ）を示す。図示する本発明のインクシートによれ
ば、印加パルス幅を１．５ ｍｓ〜４ ｍｓに変化させ
ることで転写濃度が、０．１６〜１．１の範囲にまで変
化した均質な濃度の印字が得られた。
１４側に記録紙を積層し、サーマルファクシミリ装置（
図示せず）を用いてこの装置に印加する電力を１３Ｗ／
ｆ１２とし、印加パルス幅を１．５ｍｓ〜４ｍ３に変化
させた状態で記録紙上に方形の黒色のベタ転写を行った
処、第２図に示すような関係が得られた。第２図で横軸
は印加パルス幅（ｍｓ）を示し、縦軸は転写濃度（０、
Ｄ、 ）を示す。図示する本発明のインクシートによれ
ば、印加パルス幅を１．５ ｍｓ〜４ ｍｓに変化させ
ることで転写濃度が、０．１６〜１．１の範囲にまで変
化した均質な濃度の印字が得られた。
また特にパルス幅が短い０．２ ｍｓ以下の場合でも均
質な濃度を有するヘタ転写像が得られ、パルス幅を制御
することで中間調の記録が得られた。
質な濃度を有するヘタ転写像が得られ、パルス幅を制御
することで中間調の記録が得られた。
つまり本発明のインクシート於いて、基材側よりサーマ
ル印字ヘッドを押圧すると、インクシート１５の第１の
インク層１３内のインク１６は、充填材１７の間より１
参み出し、第２のインク層１４内に熔は込みながら転写
される。従って中間調記録を実現するためにサーマル印
字ヘッドに印加する工２ルギーが低く、第１のインク層
１３内のインク１６が僅かに熔融した時でも、融点の低
い第２のインク層１４は、完全に溶融した状態となるの
で、溶融したインク１６は、熔融した第２のインク層１
４と相溶して均質な転写像が得られる。
ル印字ヘッドを押圧すると、インクシート１５の第１の
インク層１３内のインク１６は、充填材１７の間より１
参み出し、第２のインク層１４内に熔は込みながら転写
される。従って中間調記録を実現するためにサーマル印
字ヘッドに印加する工２ルギーが低く、第１のインク層
１３内のインク１６が僅かに熔融した時でも、融点の低
い第２のインク層１４は、完全に溶融した状態となるの
で、溶融したインク１６は、熔融した第２のインク層１
４と相溶して均質な転写像が得られる。
次いで本発明の熱転写インクシートの第２の実施例につ
いて第３図を用いて説明する。図示するように厚さ８μ
ｍのコンデンサ紙よりなる基材２１上には、トルエンに
溶融したポリエステル樹脂を塗布後、乾燥させることで
厚さ３μｍの中間接着層２２を設けている。
いて第３図を用いて説明する。図示するように厚さ８μ
ｍのコンデンサ紙よりなる基材２１上には、トルエンに
溶融したポリエステル樹脂を塗布後、乾燥させることで
厚さ３μｍの中間接着層２２を設けている。
この中間接着層２２の上に染料としてのカヤセントプラ
ック（商品名：日本化薬社！りを１重量部、低融点材と
して融点８０゛Ｃの脂肪酸アミド（日本油脂社製）を２
Ｍ量部、充填材としてカーボンブラ７り（日本化薬社製
）を１．５重量部、それぞれアセトンの溶媒に溶解させ
た後、この溶液を７１−コータ塗布装置で塗布後、乾燥
して厚さ７μｍの第１のインク層２３を設ける。このよ
うにして得られたインクシートの第１のインク層２３の
上に、第１のインク層を形成する低融点材より低い融点
を有する低融点材で、融点が６７°Ｃの脂肪酸アミド（
日本油脂社製）を２重量部、染料としてのカヤセットブ
ランク（商品面：日本化薬社製）を０．１重量部アセト
ンの溶媒に溶解させた後、この溶液を塗布し、乾燥して
厚さ２μｍの第２のインク層２４を設ける。この第２の
インク層２４は充填材を含まず、染料と低融点材で構成
されている。また第２のインク層２４の畝位容積当たり
に含有される染料の量は、第１のインク層２３の単位容
積当たりに含有される染料の量より少なくしている。
ック（商品名：日本化薬社！りを１重量部、低融点材と
して融点８０゛Ｃの脂肪酸アミド（日本油脂社製）を２
Ｍ量部、充填材としてカーボンブラ７り（日本化薬社製
）を１．５重量部、それぞれアセトンの溶媒に溶解させ
た後、この溶液を７１−コータ塗布装置で塗布後、乾燥
して厚さ７μｍの第１のインク層２３を設ける。このよ
うにして得られたインクシートの第１のインク層２３の
上に、第１のインク層を形成する低融点材より低い融点
を有する低融点材で、融点が６７°Ｃの脂肪酸アミド（
日本油脂社製）を２重量部、染料としてのカヤセットブ
ランク（商品面：日本化薬社製）を０．１重量部アセト
ンの溶媒に溶解させた後、この溶液を塗布し、乾燥して
厚さ２μｍの第２のインク層２４を設ける。この第２の
インク層２４は充填材を含まず、染料と低融点材で構成
されている。また第２のインク層２４の畝位容積当たり
に含有される染料の量は、第１のインク層２３の単位容
積当たりに含有される染料の量より少なくしている。
つまり本実施例が第１の実施例と異なる点は、第２のイ
ンク層内に染料を含有させた点にある。
ンク層内に染料を含有させた点にある。
このようにして得られた第２のインク層２４側に記録紙
を積層し、サーマルファクシミリ装置に設置し、この装
置のサーマル印字ヘッドの印加電力を１３ Ｗ ／ ＋
ｎ ２とし、印加パルス幅を１．２〜４貼の範囲で変化
させて、記録紙上に方形の黒色のヘタ転写を行った処、
転写濃度＜ ０．０． ＞が０．２〜１．２の範囲にわ
たって均質な濃度の転写像が得られた。
を積層し、サーマルファクシミリ装置に設置し、この装
置のサーマル印字ヘッドの印加電力を１３ Ｗ ／ ＋
ｎ ２とし、印加パルス幅を１．２〜４貼の範囲で変化
させて、記録紙上に方形の黒色のヘタ転写を行った処、
転写濃度＜ ０．０． ＞が０．２〜１．２の範囲にわ
たって均質な濃度の転写像が得られた。
この状態を第４図に示す。図で横軸は印加パルス幅を示
し、継軸は転写濃度を示す。またパルス幅が０．５１０
３以下の短い領域においても印字濃度が均質な転写像が
得られた。
し、継軸は転写濃度を示す。またパルス幅が０．５１０
３以下の短い領域においても印字濃度が均質な転写像が
得られた。
本実施例の熱転写インクシートによれば、中間調記録を
得るために、サーマル印字ヘッドに印加するエネルギー
を低下させた時でも、融点の低い第２のインク層２４の
インクが主として転写に与かるようになり、低濃度レベ
ルの印字に於いても均質な濃度の転写が可能となる。更
にサーマル印字ヘッドに印加するエネルギーを変化させ
ることで、第１のインク層２３のインク２５が、第２の
インク層２４への熔は込む量を制御することができるの
で、印字の濃度を低濃度より高濃度まで、印字の濃度を
均質状態で変化させることができる。
得るために、サーマル印字ヘッドに印加するエネルギー
を低下させた時でも、融点の低い第２のインク層２４の
インクが主として転写に与かるようになり、低濃度レベ
ルの印字に於いても均質な濃度の転写が可能となる。更
にサーマル印字ヘッドに印加するエネルギーを変化させ
ることで、第１のインク層２３のインク２５が、第２の
インク層２４への熔は込む量を制御することができるの
で、印字の濃度を低濃度より高濃度まで、印字の濃度を
均質状態で変化させることができる。
また第２のインク層２３内のインク層が総て溶融し、こ
の時記録紙上に転写された転写像が最も低濃度となるよ
うに第２のインク層内に溶解される染料の量を制御する
と、低濃度より高濃度までの印字の制御が容易となる。
の時記録紙上に転写された転写像が最も低濃度となるよ
うに第２のインク層内に溶解される染料の量を制御する
と、低濃度より高濃度までの印字の制御が容易となる。
以上述べたように本発明の熱転写インクシートによれば
、中間調記録を得るためにサーマル印字ヘッドに印加す
るエネルギーを低下させた時でも、濃度の均質な転写１
象が得られるので、低濃度より高濃度の印字に渡って良
好な画質の濃淡階調記録が得られる効果があり、中間調
の印字を記録する際に用いて効果が極めて大である。
、中間調記録を得るためにサーマル印字ヘッドに印加す
るエネルギーを低下させた時でも、濃度の均質な転写１
象が得られるので、低濃度より高濃度の印字に渡って良
好な画質の濃淡階調記録が得られる効果があり、中間調
の印字を記録する際に用いて効果が極めて大である。
第１図は本発明の熱転写インクシートの第１の実施例を
示す断面図、 第２図は上記第１の実施例のインクシートを設置した熱
転写プリンタのサーマル印字ヘッドに印加するパルス幅
と記録紙に転写された印字の転写濃度の関係図、 第３図は本発明の熱転写インクシートの第２の実施例を
示す断面図、 第４図は上記第２の実施例のインクシートを設置した熱
転写プリンタのサーマル印字ヘッドに印加するパルス幅
と記録紙に転写された印字の転写濃度の関係図、 第５図は従来の熱転写インクシートの断面図である。 図に於いて、１１．２１は基材、１２．２２は中間接着
層、１３．２３は第１のインクシート、１４．２４は第
２のインクシート、１５はインクシート、１６．２５
はインク、１７は充堰材を示す。 第１図 →Ｅｐ加）Ｖルス憧（ｍｓ） 第３図 フｑ 第４図 → 印加ノＶルス鴨（ｍｓ） 第５図
示す断面図、 第２図は上記第１の実施例のインクシートを設置した熱
転写プリンタのサーマル印字ヘッドに印加するパルス幅
と記録紙に転写された印字の転写濃度の関係図、 第３図は本発明の熱転写インクシートの第２の実施例を
示す断面図、 第４図は上記第２の実施例のインクシートを設置した熱
転写プリンタのサーマル印字ヘッドに印加するパルス幅
と記録紙に転写された印字の転写濃度の関係図、 第５図は従来の熱転写インクシートの断面図である。 図に於いて、１１．２１は基材、１２．２２は中間接着
層、１３．２３は第１のインクシート、１４．２４は第
２のインクシート、１５はインクシート、１６．２５
はインク、１７は充堰材を示す。 第１図 →Ｅｐ加）Ｖルス憧（ｍｓ） 第３図 フｑ 第４図 → 印加ノＶルス鴨（ｍｓ） 第５図
Claims (2)
- （１）中間接着層を設けた基材上に、染料、低融点材、
充填材からなる第１のインク層を設けてなる熱転写イン
クシートに於いて、前記第１のインク層上に該第１のイ
ンク層を構成する低融点材よりも融点の低い低融点材よ
りなる第２のインク層を設けたことを特徴とする熱転写
インクシート。 - （２）前記第２のインク層に染料を含有させ、該第２の
インク層の単位容積に含まれる染料含有量を、前記第１
のインク層の単位容積に含まれる染料含有量より少なく
したことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項に記載
の熱転写インクシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59198940A JPS6174893A (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | 熱転写インクシ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59198940A JPS6174893A (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | 熱転写インクシ−ト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6174893A true JPS6174893A (ja) | 1986-04-17 |
Family
ID=16399495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59198940A Pending JPS6174893A (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | 熱転写インクシ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6174893A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6377783A (ja) * | 1986-09-19 | 1988-04-07 | Fujitsu Ltd | 熱転写インクリボン |
-
1984
- 1984-09-20 JP JP59198940A patent/JPS6174893A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6377783A (ja) * | 1986-09-19 | 1988-04-07 | Fujitsu Ltd | 熱転写インクリボン |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3084076B2 (ja) | 感熱孔版原紙の製版方法及び感熱孔版原紙 | |
| JPH04265759A (ja) | 感熱製版装置 | |
| JPS6174893A (ja) | 熱転写インクシ−ト | |
| JPS62162590A (ja) | 熱転写記録用受像紙 | |
| JPS61146597A (ja) | 熱転写記録方法 | |
| JPS6365030B2 (ja) | ||
| JPS59194894A (ja) | 熱転写記録用多層インクシ−ト | |
| JPS615992A (ja) | 定着方法 | |
| JPS61246096A (ja) | 熱転写記録用インクシ−ト | |
| JPS60110495A (ja) | 熱転写用インクシ−ト | |
| JPH0224680B2 (ja) | ||
| JPS6341187A (ja) | 熱転写インクシ−ト | |
| JPS6064898A (ja) | 熱転写インクシ−ト | |
| JPH0227957B2 (ja) | ||
| JPH0436941Y2 (ja) | ||
| JPS63191654A (ja) | 感熱製版装置 | |
| JPS6049997A (ja) | 熱転写記録用記録紙 | |
| JPS60120094A (ja) | 熱転写記録用インクシ−ト | |
| JPH02158386A (ja) | 熱転写インクシート | |
| JPS60178090A (ja) | 熱転写記録用インクシ−ト | |
| JPH03159791A (ja) | 熱転写インクシート | |
| JPS6313780A (ja) | 熱転写インクシ−トの製造方法 | |
| JPS61125893A (ja) | 熱転写記録装置 | |
| JPS60183196A (ja) | 熱転写記録用インクシ−ト | |
| JPH0276773A (ja) | 熱転写記録用インクシート |