JPS59194894A - 熱転写記録用多層インクシ−ト - Google Patents
熱転写記録用多層インクシ−トInfo
- Publication number
- JPS59194894A JPS59194894A JP58070246A JP7024683A JPS59194894A JP S59194894 A JPS59194894 A JP S59194894A JP 58070246 A JP58070246 A JP 58070246A JP 7024683 A JP7024683 A JP 7024683A JP S59194894 A JPS59194894 A JP S59194894A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- layer
- filler
- ink layer
- thermal transfer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/40—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
- B41M5/42—Intermediate, backcoat, or covering layers
- B41M5/44—Intermediate, backcoat, or covering layers characterised by the macromolecular compounds
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/382—Contact thermal transfer or sublimation processes
- B41M5/392—Additives, other than colour forming substances, dyes or pigments, e.g. sensitisers, transfer promoting agents
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
Ｆａｌ 発明の技術分野
本発明は熱転写記録用インクシートに係り、特に多数回
繰り返して使用してもインクのしみ出しが、安定して行
い得るような熱転写記録用インクシートの改良に関する
。
繰り返して使用してもインクのしみ出しが、安定して行
い得るような熱転写記録用インクシートの改良に関する
。
（ｂ） 技術の背景
コンデンサ紙のような基材上にポリアミド樹脂のような
接着層よりなる中間層を介して染料および、カーボンブ
ラ・７りのような充填材を含有した固相のワックスのよ
うな低融点材からなるインク層を設けてインクシートを
形成し、該インクシートに印字情報によって所定の部分
が局部的に加熱された、サーマル印字ヘッドを押圧し、
前記インクシートを局部的に加熱して熔融せしめ、該熔
融したインクを記録用紙に転写して印刷する熱転写記録
方式は周知である。
接着層よりなる中間層を介して染料および、カーボンブ
ラ・７りのような充填材を含有した固相のワックスのよ
うな低融点材からなるインク層を設けてインクシートを
形成し、該インクシートに印字情報によって所定の部分
が局部的に加熱された、サーマル印字ヘッドを押圧し、
前記インクシートを局部的に加熱して熔融せしめ、該熔
融したインクを記録用紙に転写して印刷する熱転写記録
方式は周知である。
こめような熱転写記録方式は、印刷の際に生じる音が静
かで、また普通紙を用いて印刷できるので、従来の感熱
紙を用いて印刷を行った際に生しる記録紙の化学変化も
生じず、記録の保存が優れている等、多くの利点を有し
ている。
かで、また普通紙を用いて印刷できるので、従来の感熱
紙を用いて印刷を行った際に生しる記録紙の化学変化も
生じず、記録の保存が優れている等、多くの利点を有し
ている。
（Ｃ）従来技術と問題点
従来このようなインクシートを多数回、繰り返して使用
でき、かつ印字品質を損なわないようにするために、前
記インクシートのインク層中にアルミニウムの粉末やＴ
ｈアルミニウムの酸化物のような、金属、あるいは金属
酸化物の微粉末やその他有機顔料や無機顔料の微粉末を
充填材として添加している。そしてこれ等の充填材で、
低融点材に染料を熔かしたインク層中の固相のインクを
挟みこんだ構造となっており、この構造はあたかも石垣
を構成する石を充填材とした場合、該石垣を構成する石
の間にインクが充填された構造に似ている。
でき、かつ印字品質を損なわないようにするために、前
記インクシートのインク層中にアルミニウムの粉末やＴ
ｈアルミニウムの酸化物のような、金属、あるいは金属
酸化物の微粉末やその他有機顔料や無機顔料の微粉末を
充填材として添加している。そしてこれ等の充填材で、
低融点材に染料を熔かしたインク層中の固相のインクを
挟みこんだ構造となっており、この構造はあたかも石垣
を構成する石を充填材とした場合、該石垣を構成する石
の間にインクが充填された構造に似ている。
そしてこのインク層中の常温では固体の熱熔融性インク
が、サーマル印字ヘッドの加熱により少しずつ熔けだす
ことで、多数回インクシートを繰り返して記録紙に転写
することができる。
が、サーマル印字ヘッドの加熱により少しずつ熔けだす
ことで、多数回インクシートを繰り返して記録紙に転写
することができる。
ところで従来のこのようなインクシートにおいては、繰
り返してインクシートを使用した場合、２〜３回の繰り
返し転写で記録濃度（０，Ｄ）が大きく低下する欠点を
有する。
り返してインクシートを使用した場合、２〜３回の繰り
返し転写で記録濃度（０，Ｄ）が大きく低下する欠点を
有する。
そしてこのようにインクシートが繰り返して使用され得
る回数を決定する要因は、インク層中に含有されている
インクの量、すなわちインク層の厚さ、およびインク層
中におけるインク成分と充填材との配合比に依存する。
る回数を決定する要因は、インク層中に含有されている
インクの量、すなわちインク層の厚さ、およびインク層
中におけるインク成分と充填材との配合比に依存する。
そのため繰り返し転写記録回数を増加させるためにイン
ク量の増加を目的としてインク層の厚さを厚くすること
を試みたが、このようにするとサーマル印字ヘッドの熱
がインク層に伝達し難（なって印字情報に対応した高（
言頼の印字が得られない、即ち感度低下をきたす不都合
を生しる。また一方、転写毎にしみ出すインク量を均等
に制御しようとして、インク層中のインク成分と充填材
との配合比を種々変更したが、上記多数回転写後も均一
なインク量のしみだしを得ることは困難であった。
ク量の増加を目的としてインク層の厚さを厚くすること
を試みたが、このようにするとサーマル印字ヘッドの熱
がインク層に伝達し難（なって印字情報に対応した高（
言頼の印字が得られない、即ち感度低下をきたす不都合
を生しる。また一方、転写毎にしみ出すインク量を均等
に制御しようとして、インク層中のインク成分と充填材
との配合比を種々変更したが、上記多数回転写後も均一
なインク量のしみだしを得ることは困難であった。
このように繰り返し転写記録回数を増加させる目的でイ
ンク層中のインク成分と充填材との配合比を種々変更し
、インク層中のインク量を制御しようとしてもインク層
が１層の熱転写記録用インクシートの構造では容易に制
御出来ない不都合がある。
ンク層中のインク成分と充填材との配合比を種々変更し
、インク層中のインク量を制御しようとしてもインク層
が１層の熱転写記録用インクシートの構造では容易に制
御出来ない不都合がある。
（ｄｌ 発明の目的
本発明は上記した欠点を除去し、前記したインク層を多
層構造にして形成し、該多層構造のインク層のそれぞれ
のインク層中のインク成分と充填材との配合比に自由度
をもたせ、基材に近いインク層程インク成分の割合が充
填材の割合よりも多くなるように配合して、インクの記
録紙にしみだす量を均等化させ、かつ繰り返し転写記録
回数を向上させ得るような新規な熱転写記録用多層イン
クシートの提供を目的とするものである。
層構造にして形成し、該多層構造のインク層のそれぞれ
のインク層中のインク成分と充填材との配合比に自由度
をもたせ、基材に近いインク層程インク成分の割合が充
填材の割合よりも多くなるように配合して、インクの記
録紙にしみだす量を均等化させ、かつ繰り返し転写記録
回数を向上させ得るような新規な熱転写記録用多層イン
クシートの提供を目的とするものである。
（ｅ） 発明の構成
かかる目的を達成するだめの本発明の熱転写記録用多層
インクシートは、基材上に接着層となる中間層を介して
染料、低融点材および充填材からなるインク層を設けた
熱転写記録用インクシートであって、前記インク層が多
層構造で形成され、基材側のインク層程、充填材が少な
（含有されていることを特徴とするものである。
インクシートは、基材上に接着層となる中間層を介して
染料、低融点材および充填材からなるインク層を設けた
熱転写記録用インクシートであって、前記インク層が多
層構造で形成され、基材側のインク層程、充填材が少な
（含有されていることを特徴とするものである。
ｉｆ） 発明の実施例
以下本発明の熱転写記録用多層インクシートの一実施例
につき図面を用いながら詳細に説明する。
につき図面を用いながら詳細に説明する。
図は本発明の熱転写記録用多層インクシートの一実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
図示するように熱転写記録用多層インクシートは、基材
となる厚さ１０μｍのコンデンサ紙１上にポリアミド樹
脂からなり、基材とインク層を接着するための中間層２
が、前記ポリアミド樹脂をトルエンの溶剤に溶かした溶
液を、バーコーターと称する塗布装置を用いて厚さ６μ
ｍで塗布形成す−ターと称する塗布装置で塗布形成され
ている。
となる厚さ１０μｍのコンデンサ紙１上にポリアミド樹
脂からなり、基材とインク層を接着するための中間層２
が、前記ポリアミド樹脂をトルエンの溶剤に溶かした溶
液を、バーコーターと称する塗布装置を用いて厚さ６μ
ｍで塗布形成す−ターと称する塗布装置で塗布形成され
ている。
該第１のインク層は染料（商品名；カヤセットブランク
、日本化薬社製）１重量部、低融点材（脂肪酸アミド、
日本油脂社製）２重量部、カーボンブランク（日本化薬
社製）０．７重量部、とアセトン１５重量部とをボール
ミルにて、十分混合したのち分散した溶液を使用して形
成した。
、日本化薬社製）１重量部、低融点材（脂肪酸アミド、
日本油脂社製）２重量部、カーボンブランク（日本化薬
社製）０．７重量部、とアセトン１５重量部とをボール
ミルにて、十分混合したのち分散した溶液を使用して形
成した。
更に該第１のインク層３上には第２のインク層４が１０
μｍの厚さで前記バーコーターと称する塗布装置で塗布
形成されている。
μｍの厚さで前記バーコーターと称する塗布装置で塗布
形成されている。
この第２のインク層は第１のインク層を形成した場合と
同様に染料（商品名；カヤセットブラック、日本化薬社
製）を１重量部、低融点材 （脂肪酸アミド、日本油脂
社製）を２Ｍ量部としカーポンプランク（日本化薬社製
）のみ１重量部としてインク成分に対して充填材の配合
割合を増加させ、これ等の材料とアセトン１５重量部と
をボールミルにて、十分混合したのち分散した溶液を使
用した。
同様に染料（商品名；カヤセットブラック、日本化薬社
製）を１重量部、低融点材 （脂肪酸アミド、日本油脂
社製）を２Ｍ量部としカーポンプランク（日本化薬社製
）のみ１重量部としてインク成分に対して充填材の配合
割合を増加させ、これ等の材料とアセトン１５重量部と
をボールミルにて、十分混合したのち分散した溶液を使
用した。
このような第１および第２のインク層を有する層上に記
録紙を重ねてサーマルファクシミリ装置に設置し、０．
４ （Ｗ） ／ドツト、パルス幅４ ｍ５ｅｃの印字
条件で記録紙に方形の真黒の印字を転写するいわゆるベ
タ転写を行ったところ、高濃度で鮮明な転写像が得られ
た。また記録紙を新しく交換しながら同一の本発明の熱
転写記録用多層インクシートを用いて何回も転写したと
ころ、前記した記録濃度（ＯＤ）は７回転写後も１．０
以上の値が維持できた。
録紙を重ねてサーマルファクシミリ装置に設置し、０．
４ （Ｗ） ／ドツト、パルス幅４ ｍ５ｅｃの印字
条件で記録紙に方形の真黒の印字を転写するいわゆるベ
タ転写を行ったところ、高濃度で鮮明な転写像が得られ
た。また記録紙を新しく交換しながら同一の本発明の熱
転写記録用多層インクシートを用いて何回も転写したと
ころ、前記した記録濃度（ＯＤ）は７回転写後も１．０
以上の値が維持できた。
前記本実施例と比較するために、基材上に充填材の配合
割合を増加した第２のインク層のみを２０μｍの厚さで
塗布した従来の熱転写記録用インクシートを、前記した
サーマルファクシミリ装置に設置し、前記した本実施例
の条件で記録紙を新しく交換しながら転写したところ、
記録濃度が１．０以上の値が維持できるのは転写回数が
３回迄であった。
割合を増加した第２のインク層のみを２０μｍの厚さで
塗布した従来の熱転写記録用インクシートを、前記した
サーマルファクシミリ装置に設置し、前記した本実施例
の条件で記録紙を新しく交換しながら転写したところ、
記録濃度が１．０以上の値が維持できるのは転写回数が
３回迄であった。
このようにして本発明の熱転写記録用多層インクシート
によれば、繰り返し転写回数が大幅に向上できるので熱
転写記録用インクシートのランニングコストが低下する
利点を生じる。
によれば、繰り返し転写回数が大幅に向上できるので熱
転写記録用インクシートのランニングコストが低下する
利点を生じる。
（ｇｌ 発明の効果
以上述べたように本発明の熱転写記録用多層インクシー
トによれば、インク層中のインク成分と充填材との配合
割合に自由度を持たせることができ、該シートを多数回
繰り返して使用してもインクのしみたしが均等で、かつ
印字濃度の低下しない高信頼度の熱転写記録用インクシ
ートが得られる効果を生じる。
トによれば、インク層中のインク成分と充填材との配合
割合に自由度を持たせることができ、該シートを多数回
繰り返して使用してもインクのしみたしが均等で、かつ
印字濃度の低下しない高信頼度の熱転写記録用インクシ
ートが得られる効果を生じる。
図は本発明の熱転写記録用多層インクシートの一実施例
を示す断面図である。 図に於いて１はコンデンサ紙、２は中間層、３は第１の
インク層、４は第２のインク層を示す。
を示す断面図である。 図に於いて１はコンデンサ紙、２は中間層、３は第１の
インク層、４は第２のインク層を示す。
Claims (1)
- 基材上に接着層となる中間層を介して染料、低融点材お
よび充填材からなインク層を設けた熱転写記録用インク
シートであって、前記インク層が多層構造で形成され、
基材側のインク層程充填材が少な（含有されていること
を特徴とする熱転写記録用多層インクシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58070246A JPS59194894A (ja) | 1983-04-20 | 1983-04-20 | 熱転写記録用多層インクシ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58070246A JPS59194894A (ja) | 1983-04-20 | 1983-04-20 | 熱転写記録用多層インクシ−ト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59194894A true JPS59194894A (ja) | 1984-11-05 |
Family
ID=13426011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58070246A Pending JPS59194894A (ja) | 1983-04-20 | 1983-04-20 | 熱転写記録用多層インクシ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59194894A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60176798A (ja) * | 1984-02-22 | 1985-09-10 | Toppan Printing Co Ltd | 感熱転写フィルムの製造方法 |
| JPS60240493A (ja) * | 1984-05-16 | 1985-11-29 | Toppan Printing Co Ltd | 多層感熱転写シ−ト |
| JPS6179695A (ja) * | 1984-09-28 | 1986-04-23 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 感熱転写記録媒体 |
| JPS61116592A (ja) * | 1984-11-13 | 1986-06-04 | Carbon Paper Kk | 熱転写型記録媒体 |
-
1983
- 1983-04-20 JP JP58070246A patent/JPS59194894A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60176798A (ja) * | 1984-02-22 | 1985-09-10 | Toppan Printing Co Ltd | 感熱転写フィルムの製造方法 |
| JPH0333118B2 (ja) * | 1984-02-22 | 1991-05-15 | Toppan Printing Co Ltd | |
| JPS60240493A (ja) * | 1984-05-16 | 1985-11-29 | Toppan Printing Co Ltd | 多層感熱転写シ−ト |
| JPS6179695A (ja) * | 1984-09-28 | 1986-04-23 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 感熱転写記録媒体 |
| US4681796A (en) * | 1984-09-28 | 1987-07-21 | Konishiroku Photo Industry Co., Ltd. | Thermal transfer recording medium |
| JPH042118B2 (ja) * | 1984-09-28 | 1992-01-16 | ||
| JPS61116592A (ja) * | 1984-11-13 | 1986-06-04 | Carbon Paper Kk | 熱転写型記録媒体 |
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