JPS60107392A - 熱転写記録用インクシ−ト - Google Patents
熱転写記録用インクシ−トInfo
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- JPS60107392A JPS60107392A JP58217142A JP21714283A JPS60107392A JP S60107392 A JPS60107392 A JP S60107392A JP 58217142 A JP58217142 A JP 58217142A JP 21714283 A JP21714283 A JP 21714283A JP S60107392 A JPS60107392 A JP S60107392A
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- ink
- thermal
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- B41M5/40—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
- B41M5/42—Intermediate, backcoat, or covering layers
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- B41M5/44—Intermediate, backcoat, or covering layers characterised by the macromolecular compounds
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
＋８） 発明の技術分野
本発明は熱転写記録用インクシートに係り、特に中間調
記録に適した熱転写記録用インクシートに関する。
記録に適した熱転写記録用インクシートに関する。
（ｂ） 技術の背景
コンデンサ紙のような基材上に樹脂層よりなる中間接着
層を形成し、該接着層の上に染料、および脂肪酸アミド
のような低融点剤を混合して當温では固相のインク層を
積層形成し、前記基材側より印字情報によって部分的に
加熱された発熱素子を有するサーマル印字ヘッドを押圧
して、インクシートのインクを部分的に溶融し、該溶融
したインクをインクシート上に設置している記録紙上に
転写して印字を転写する熱転写記録方法は周知で（Ｃ）
従来技術と問題点 第１図は従来の熱転写記録用インクシートの断面図で、
コンデンサ紙のような基材１上には、ポリエステル樹脂
層よりなる中間接着Ｎ２が形成され、更にその上には染
料や、カーボンブランクのような充填剤や、脂肪酸アミ
ドよりなる低融点剤を混合した常温では固相のインク層
３が形成されている。そして第１図に示すように基材１
側より印字情報により部分的に加熱されているサーマル
印字へ・ノド４を押圧することで、前記インク層３中の
充填剤間の空隙に満たされた常温では固相の熱溶融性の
インクをサーマル印字ヘッド４の加熱により溶融してし
みださせ、インク層３の上に設置した記録紙（図示せず
）の上に転写している。
層を形成し、該接着層の上に染料、および脂肪酸アミド
のような低融点剤を混合して當温では固相のインク層を
積層形成し、前記基材側より印字情報によって部分的に
加熱された発熱素子を有するサーマル印字ヘッドを押圧
して、インクシートのインクを部分的に溶融し、該溶融
したインクをインクシート上に設置している記録紙上に
転写して印字を転写する熱転写記録方法は周知で（Ｃ）
従来技術と問題点 第１図は従来の熱転写記録用インクシートの断面図で、
コンデンサ紙のような基材１上には、ポリエステル樹脂
層よりなる中間接着Ｎ２が形成され、更にその上には染
料や、カーボンブランクのような充填剤や、脂肪酸アミ
ドよりなる低融点剤を混合した常温では固相のインク層
３が形成されている。そして第１図に示すように基材１
側より印字情報により部分的に加熱されているサーマル
印字へ・ノド４を押圧することで、前記インク層３中の
充填剤間の空隙に満たされた常温では固相の熱溶融性の
インクをサーマル印字ヘッド４の加熱により溶融してし
みださせ、インク層３の上に設置した記録紙（図示せず
）の上に転写している。
このような熱転写記録用インクシートを用いて記録紙上
に中間調の記録を実現するにはサーマル印字ヘッドに印
加する熱エネルギーを制御して、即ちサーマル印字ヘッ
ドに印加する印加電力が一定の時、印加パルス幅（印加
時間）を変えて、中間調記録を得ようとしている。とこ
ろが印加パルス幅が短い時には記録紙上に転写される転
写像に於いて、インクの転写むらが発生し、転写濃度が
均質な良好な転写像は得られ難いといった難点があった
。
に中間調の記録を実現するにはサーマル印字ヘッドに印
加する熱エネルギーを制御して、即ちサーマル印字ヘッ
ドに印加する印加電力が一定の時、印加パルス幅（印加
時間）を変えて、中間調記録を得ようとしている。とこ
ろが印加パルス幅が短い時には記録紙上に転写される転
写像に於いて、インクの転写むらが発生し、転写濃度が
均質な良好な転写像は得られ難いといった難点があった
。
このような転写むらの発生する原因について本発明者等
は種々検討し、サーマル印字ヘッドをインクシートに押
圧した時のサーマル印字ヘッドの熱がインクシートに伝
達する状態を解析した。第２図はサーマル印字ヘッドに
電圧を印加した時のサーマル印字ヘッドの表面温度を縦
軸に示し、サーマル印字ヘッドに電圧を印加し始めてか
らの経時間を横軸に示したもので、曲線５に示すように
サーマル印字ヘッドに電圧を印加した直後は急激にサー
マル印字ヘッドの表面の温度は上昇し、サーマル印字ヘ
ッドに印加している電圧を停止したときはサーマル印字
ヘッドの表面の温度は急激に低下するようになる。ここ
で図の６はサーマル印字ヘッドに印加する電圧波形であ
る。また第３図にサーマル印字ヘッドに電圧を印加し始
めてからの経過時間と、インクシートの表面温度との関
係を示す。図の縦軸はインクシートの表面温度で、横軸
はサーマル印字ヘッドに電圧を印加し始めてからの経過
時間である。図の曲線７に示すようにインクシートに電
圧を印加して所定時間経過するとインクシートの表面温
度はインクシートを形成するインクの融点７ｔｈより高
くなり、このインクシートのインクが融点Ｔｔｈより高
く保たれている時間を実効転写時間（τｅｆｆ ）と称
している。ここでサーマル印字ヘッドに電力を印加して
サーマル印字ヘッドの表面温度が上昇し、この熱がイン
クシートに伝達してインクシートの表面温度が上昇する
が、このサーマル印字ヘッドの表面温度に対するインク
シートの表面温度との関係は、インクシートを形成する
中間接着層の熱拡散率Ｋに依存し、この熱拡散率には第
（１）式のように表される。
は種々検討し、サーマル印字ヘッドをインクシートに押
圧した時のサーマル印字ヘッドの熱がインクシートに伝
達する状態を解析した。第２図はサーマル印字ヘッドに
電圧を印加した時のサーマル印字ヘッドの表面温度を縦
軸に示し、サーマル印字ヘッドに電圧を印加し始めてか
らの経時間を横軸に示したもので、曲線５に示すように
サーマル印字ヘッドに電圧を印加した直後は急激にサー
マル印字ヘッドの表面の温度は上昇し、サーマル印字ヘ
ッドに印加している電圧を停止したときはサーマル印字
ヘッドの表面の温度は急激に低下するようになる。ここ
で図の６はサーマル印字ヘッドに印加する電圧波形であ
る。また第３図にサーマル印字ヘッドに電圧を印加し始
めてからの経過時間と、インクシートの表面温度との関
係を示す。図の縦軸はインクシートの表面温度で、横軸
はサーマル印字ヘッドに電圧を印加し始めてからの経過
時間である。図の曲線７に示すようにインクシートに電
圧を印加して所定時間経過するとインクシートの表面温
度はインクシートを形成するインクの融点７ｔｈより高
くなり、このインクシートのインクが融点Ｔｔｈより高
く保たれている時間を実効転写時間（τｅｆｆ ）と称
している。ここでサーマル印字ヘッドに電力を印加して
サーマル印字ヘッドの表面温度が上昇し、この熱がイン
クシートに伝達してインクシートの表面温度が上昇する
が、このサーマル印字ヘッドの表面温度に対するインク
シートの表面温度との関係は、インクシートを形成する
中間接着層の熱拡散率Ｋに依存し、この熱拡散率には第
（１）式のように表される。
Ｋ＝λ／ρＣ・・・・・・・・・・（１）ここでλはイ
ンクシートの中間接着層を形成する月料の熱伝導率、ρ
はインクシートの中間接着層の形成材料の密度、Ｃはイ
ンクシートの中間接着層の形成材料の比熱である。上記
したようにインクシートのインク層のインクはインクの
温度がその融点Ｔｔｌ＋以上になった時に溶融し、記録
紙側に転写される。この時のインクの転写量はインクシ
ートの表面温度とインクが融点７ｔｈ以上に保持される
時間τｅｆｆ （インクが転写される有効な時間、即ち
実効転写時間）に依存する。そしてインクシートの温度
とこのτｅｆｆはサーマル印字ヘッドに電圧を印加して
いる時間τに依存するため、τを制御することで中間調
記録が可能となる。然し、実効転写時間（τｅｆｆ ）
が、インクがインクシートより記録紙上に転写されるの
に要する最短時間に比して、ある程度以上長くないとイ
ンクの転写が十分に行われず、転写像は場所によって不
均質となる問題点を生じる。この原因につき本発明者等
は種々検討した結果、従来の熱転写記録用インクシート
は、τを短くして低濃度の中間調の記録を得ようとする
と実効転写時間（τｅｆｆ ）が十分長く維持出来ない
こことを見いだした。本発明者等は種々検討の結果、中
間接着層を形成する材料を熱拡散率の異なる少なくとも
二種類以上の材料を組み合わせて形成することで、前記
τｅｆｆの値を十分長く維持できることを見いだした。
ンクシートの中間接着層を形成する月料の熱伝導率、ρ
はインクシートの中間接着層の形成材料の密度、Ｃはイ
ンクシートの中間接着層の形成材料の比熱である。上記
したようにインクシートのインク層のインクはインクの
温度がその融点Ｔｔｌ＋以上になった時に溶融し、記録
紙側に転写される。この時のインクの転写量はインクシ
ートの表面温度とインクが融点７ｔｈ以上に保持される
時間τｅｆｆ （インクが転写される有効な時間、即ち
実効転写時間）に依存する。そしてインクシートの温度
とこのτｅｆｆはサーマル印字ヘッドに電圧を印加して
いる時間τに依存するため、τを制御することで中間調
記録が可能となる。然し、実効転写時間（τｅｆｆ ）
が、インクがインクシートより記録紙上に転写されるの
に要する最短時間に比して、ある程度以上長くないとイ
ンクの転写が十分に行われず、転写像は場所によって不
均質となる問題点を生じる。この原因につき本発明者等
は種々検討した結果、従来の熱転写記録用インクシート
は、τを短くして低濃度の中間調の記録を得ようとする
と実効転写時間（τｅｆｆ ）が十分長く維持出来ない
こことを見いだした。本発明者等は種々検討の結果、中
間接着層を形成する材料を熱拡散率の異なる少なくとも
二種類以上の材料を組み合わせて形成することで、前記
τｅｆｆの値を十分長く維持できることを見いだした。
第４図に熱拡散率がそれぞれ異なる材料で形成された中
間接着層を有する熱転写記録用インクシートにサーマル
印字ヘッドを押圧した時、サーマル印字ヘッドに電圧を
印加し始めてからの経過時間と加熱されたインクシート
の表面温度との関係を示す。図示するように熱転写記録
用インクシートの中間接着層の熱拡散率がそれぞれに、
、に２．に３と異なり、かつＫｌ＞Ｋ２〉Ｋ８の関係を
有する中間接着層の熱転写記録用インクシートを３本用
意し、このインクシートにサーマル印字ヘッドを押圧し
た時のインクシートの表面温度の曲線は第４図の８．９
．１０のようになる。図示するように中間接着層の熱拡
散率の大きいインクシート程、このインクシートの基材
側にサーマル印字ヘッドを押圧した時にそのインクシー
トの表面温度は大きくなる。そしてこれらインクシート
のインクが溶融している状態の実効転写時間は、各々の
インクシートについて、それぞれτｅｆｆ Ｈ＋ τｅ
ｆｆ２１ τｅｆｆ ３の値を示す。ところでこの熱拡
散率がＫｌ。
間接着層を有する熱転写記録用インクシートにサーマル
印字ヘッドを押圧した時、サーマル印字ヘッドに電圧を
印加し始めてからの経過時間と加熱されたインクシート
の表面温度との関係を示す。図示するように熱転写記録
用インクシートの中間接着層の熱拡散率がそれぞれに、
、に２．に３と異なり、かつＫｌ＞Ｋ２〉Ｋ８の関係を
有する中間接着層の熱転写記録用インクシートを３本用
意し、このインクシートにサーマル印字ヘッドを押圧し
た時のインクシートの表面温度の曲線は第４図の８．９
．１０のようになる。図示するように中間接着層の熱拡
散率の大きいインクシート程、このインクシートの基材
側にサーマル印字ヘッドを押圧した時にそのインクシー
トの表面温度は大きくなる。そしてこれらインクシート
のインクが溶融している状態の実効転写時間は、各々の
インクシートについて、それぞれτｅｆｆ Ｈ＋ τｅ
ｆｆ２１ τｅｆｆ ３の値を示す。ところでこの熱拡
散率がＫｌ。
Ｋ２．に３のようにそれぞれ異なる材料を混合して新し
く中間接着層を形成し、この中間接着層を用いて熱転写
記録用インクシートを形成し、このインクシートに号−
マル印字ヘッドを押圧した時のインクシートの表面温度
とサーマル印字ヘッドに電圧を印加し始めてからの経過
時間との関係を第５図に示す。図の曲線１１に示すよう
にこのように熱拡散率の異なる材料を組み合わせて熱転
写記録用インクシートを形成した時、インクシートの表
面温度は低下するが、実効転写時間τｅｆｆは熱拡散率
がそれぞれに、、に２．ＫＧの値の中間接着層を有する
熱転写記録用インクシートよりも遥かに増大することが
判る。
く中間接着層を形成し、この中間接着層を用いて熱転写
記録用インクシートを形成し、このインクシートに号−
マル印字ヘッドを押圧した時のインクシートの表面温度
とサーマル印字ヘッドに電圧を印加し始めてからの経過
時間との関係を第５図に示す。図の曲線１１に示すよう
にこのように熱拡散率の異なる材料を組み合わせて熱転
写記録用インクシートを形成した時、インクシートの表
面温度は低下するが、実効転写時間τｅｆｆは熱拡散率
がそれぞれに、、に２．ＫＧの値の中間接着層を有する
熱転写記録用インクシートよりも遥かに増大することが
判る。
（ｄｌ 発明の目的
本発明は上記した事項に鑑みてなされたもので、中間調
記録を得るためにサーマル印字ヘッドに印加する印加電
力のパルス幅を短くした状態においても、実効転写時間
τｅｆｆが、十分長くなるようにし、均質な濃度の中間
調の転写像が容易に得られるようにした新規な熱転写記
録用インクシートの提供を目的とするものである。
記録を得るためにサーマル印字ヘッドに印加する印加電
力のパルス幅を短くした状態においても、実効転写時間
τｅｆｆが、十分長くなるようにし、均質な濃度の中間
調の転写像が容易に得られるようにした新規な熱転写記
録用インクシートの提供を目的とするものである。
（ｅ） 発明の構成
かかる目的を達成するための本発明の熱転写記録用イン
クシートは、基材上に中間接着層を設け、該中間接着層
上に染料、低融点剤、充填剤よりなるインク層を設けて
なる熱転写記録用インクシートに於いて、前記中間接着
層が熱拡散率の異なる二種類以上の材料により形成され
ていることを特徴とするものである。
クシートは、基材上に中間接着層を設け、該中間接着層
上に染料、低融点剤、充填剤よりなるインク層を設けて
なる熱転写記録用インクシートに於いて、前記中間接着
層が熱拡散率の異なる二種類以上の材料により形成され
ていることを特徴とするものである。
（ｆ） 発明の実施例
以下図面を用いて本発明の一実施例につき詳細に説明す
る。
る。
前記した第１図に示すように厚さ８μｍのコンデンサ紙
よりなる基材１上にポリエステル樹脂とカーボンブラッ
クとをそれぞれ１重量部、トルエンを溶媒として混合し
た後、バーコータ塗布装置を用いて基材ｌ上に３μｍの
厚さに塗布後、乾燥して中間接着層を形成する。次いで
染料としてのカヤセットブラック（商品名、日本化薬社
製）を１重量部、低融点剤として脂肪酸アミド（日本油
脂社製、融点７７℃）を２重量部、補助剤としてパラフ
ィンワックス（８興ファインケミカル社製）をｔｉ量部
、充填剤としてカーボンブラック（日本化薬社製）を１
重量部、それぞれアセトンを溶媒として混合してバーコ
ータ塗布装置にて厚さ７μＭに塗布してインク層を形成
する。このようにして形成した本発明の熱転写記録用イ
ンクシートの中間接着層を形成するポリエステル樹脂の
熱拡散率はＴ、’ｌ Ｘｌ０−’ｃＩｌ／ｓであるのに
対してカーボンブランクの熱拡散率は２．Ｅｉ Ｘ １
０−’ ｃｔＡ ／ ｓであり、中間接着層が熱拡散率
の異なる二種類の材料で形成されている。
よりなる基材１上にポリエステル樹脂とカーボンブラッ
クとをそれぞれ１重量部、トルエンを溶媒として混合し
た後、バーコータ塗布装置を用いて基材ｌ上に３μｍの
厚さに塗布後、乾燥して中間接着層を形成する。次いで
染料としてのカヤセットブラック（商品名、日本化薬社
製）を１重量部、低融点剤として脂肪酸アミド（日本油
脂社製、融点７７℃）を２重量部、補助剤としてパラフ
ィンワックス（８興ファインケミカル社製）をｔｉ量部
、充填剤としてカーボンブラック（日本化薬社製）を１
重量部、それぞれアセトンを溶媒として混合してバーコ
ータ塗布装置にて厚さ７μＭに塗布してインク層を形成
する。このようにして形成した本発明の熱転写記録用イ
ンクシートの中間接着層を形成するポリエステル樹脂の
熱拡散率はＴ、’ｌ Ｘｌ０−’ｃＩｌ／ｓであるのに
対してカーボンブランクの熱拡散率は２．Ｅｉ Ｘ １
０−’ ｃｔＡ ／ ｓであり、中間接着層が熱拡散率
の異なる二種類の材料で形成されている。
第６図はこのようにして形成した本発明の熱転写記録用
インクシートにサーマル印字ヘッドを押圧した時のイン
クシートの断面図であり、第７図は本発明の熱転写記録
用インクシートに押圧するサーマル印字ヘッドに電圧を
印加し始め°ζからの経過時間とインクシートの表面温
度との関係曲線で、第８図は本発明のインクシートに印
加する印加電圧のパルス幅と光学記録濃度（０，０）と
の関係を示す図である。
インクシートにサーマル印字ヘッドを押圧した時のイン
クシートの断面図であり、第７図は本発明の熱転写記録
用インクシートに押圧するサーマル印字ヘッドに電圧を
印加し始め°ζからの経過時間とインクシートの表面温
度との関係曲線で、第８図は本発明のインクシートに印
加する印加電圧のパルス幅と光学記録濃度（０，０）と
の関係を示す図である。
第６図に示すように本発明のインクシートを形成する中
間接着層２１は、熱拡散率に１が２．６ Ｘｌ０−４ｃ
Ｊ ／ ｓのカーボンブランク２２と、熱拡散率に２が
７．７ Ｘｌ０−アｃ＋ｉｌ ／ ｓのポリエステル樹
脂２３とよりなっており、このインクシートの基材側よ
りサーマル印字よソド２５を押圧して記録紙（図示せず
）にインク層２６のイレクを転写する。その時のサーマ
ル印字ヘッド２５に電圧を印加し始めてからの経過時間
ｔとその時のインクシートの表面温度Ｔとの関係を示す
曲線は第７図の実線品のようになる。
間接着層２１は、熱拡散率に１が２．６ Ｘｌ０−４ｃ
Ｊ ／ ｓのカーボンブランク２２と、熱拡散率に２が
７．７ Ｘｌ０−アｃ＋ｉｌ ／ ｓのポリエステル樹
脂２３とよりなっており、このインクシートの基材側よ
りサーマル印字よソド２５を押圧して記録紙（図示せず
）にインク層２６のイレクを転写する。その時のサーマ
ル印字ヘッド２５に電圧を印加し始めてからの経過時間
ｔとその時のインクシートの表面温度Ｔとの関係を示す
曲線は第７図の実線品のようになる。
また本発明のインクシートと比較するための従来のポリ
エステル樹脂のみで中間接着層を形成した従来のインク
シートに押圧するサーマル印字ヘッドに電圧を印加し始
めてからの経過時間ｔとインクシートの表面温度Ｔとの
関係を示す曲線は第７図の点線２８のようになる。ここ
で本発明のインクシートのインクが融点７ｔｈ以上とな
る実効転写時間τｅｆｆ １は、中間接着層がポリエス
テル樹脂層でのみ形成されている従来のインクシートの
実効転写時間τｅｆｆ ２に比してはるかに長くなり、
インクが記録紙上に均一な濃度で転写されることが判る
。
エステル樹脂のみで中間接着層を形成した従来のインク
シートに押圧するサーマル印字ヘッドに電圧を印加し始
めてからの経過時間ｔとインクシートの表面温度Ｔとの
関係を示す曲線は第７図の点線２８のようになる。ここ
で本発明のインクシートのインクが融点７ｔｈ以上とな
る実効転写時間τｅｆｆ １は、中間接着層がポリエス
テル樹脂層でのみ形成されている従来のインクシートの
実効転写時間τｅｆｆ ２に比してはるかに長くなり、
インクが記録紙上に均一な濃度で転写されることが判る
。
このようにして形成した本発明の熱転写記録用インクシ
ートの上に記録紙を設置し、サーマルファクシミリ装置
に設置した状態で、サーマル印字ヘッドに１０ Ｗ ／
ｗ ２の電力でパルス幅を変動させた場合における記
録紙上に転写される転写像の光学記録濃度（０，０）の
曲線を第８図の３１に示す。
ートの上に記録紙を設置し、サーマルファクシミリ装置
に設置した状態で、サーマル印字ヘッドに１０ Ｗ ／
ｗ ２の電力でパルス幅を変動させた場合における記
録紙上に転写される転写像の光学記録濃度（０，０）の
曲線を第８図の３１に示す。
曲線３１より判るようにパルス幅を４ｍとして記録紙上
に印字を転写したところ０．０が１．０の均一の濃度の
転写像が得られ、また中間調記録を得るために印加パル
ス幅を１ｍに短縮させた時にも、曲線３１に示すように
記録濃度が０．２で、しがも印字の全領域にわたって均
一な濃度の転写像が得られた。
に印字を転写したところ０．０が１．０の均一の濃度の
転写像が得られ、また中間調記録を得るために印加パル
ス幅を１ｍに短縮させた時にも、曲線３１に示すように
記録濃度が０．２で、しがも印字の全領域にわたって均
一な濃度の転写像が得られた。
ちなみに本発明の熱転写記録用インクシートと比較する
ため、従業のインクシートにおけるようにポリエステル
樹脂層のみで中間接着層を形成し、このインクシートに
前記したのと同様にサーマル印字ヘッドに１０ Ｗ ／
Ｍ ２の電力でパルス幅を４ｍｓとして電力を印加す
ると、０．１が１．０でしかも均一な濃度の転写像が得
られたが、中間調画像を得るためにパルス幅を１．５ｍ
ｓ以下とすると転写像に転写むらが発生して均一な濃度
の転写像が得られなかった。
ため、従業のインクシートにおけるようにポリエステル
樹脂層のみで中間接着層を形成し、このインクシートに
前記したのと同様にサーマル印字ヘッドに１０ Ｗ ／
Ｍ ２の電力でパルス幅を４ｍｓとして電力を印加す
ると、０．１が１．０でしかも均一な濃度の転写像が得
られたが、中間調画像を得るためにパルス幅を１．５ｍ
ｓ以下とすると転写像に転写むらが発生して均一な濃度
の転写像が得られなかった。
１ｇ＞ 発明の効果
以上述べたように本発明の熱転写記録用インクシートに
よれば、中間調記録を得るためにサーマル印字ヘッドに
印加する印加電力のパルス幅を短くした場合においても
、均質な濃度の中間調の転写像が得られる効果を生じる
。
よれば、中間調記録を得るためにサーマル印字ヘッドに
印加する印加電力のパルス幅を短くした場合においても
、均質な濃度の中間調の転写像が得られる効果を生じる
。
第１図は熱転写記録用インクシートの断面図、第２図は
サーマル印字ヘッドに電圧を印加し始めてからの経過時
間とサーマル印字ヘッドの表面温度との関係図、第３図
はサーマル印字ヘッドに電圧を印加し始めてからの経過
時間とインクシートの表面温度との関係図、第４Ｗ！Ｊ
は熱拡散率の異なった材料のインクシートに於いて、サ
ーマル印字ヘッドに電圧を印加し始めてからの経過時間
とインクシートの表面温度との関係図、第５図は熱拡散
率の異なった材料を混合して形成したインクシートに於
いて、サーマル印字ヘッドに電圧を印加し始めてからの
経過時間とインクシートの表面温度との関係図、第６図
は本発明の熱転写記録用インクシートの断面図、第７図
は本発明の熱転写記録用インクシートに押圧するサーマ
ル印字ヘッドに電圧を印加し始めてからの経過時間とイ
ンクシートの表面温度との関係図線、第８図は本発明の
インクシートに印加する印加電力のパルス幅と光学濃度
との関係図である。 図に於いて、１，２４は基材、２１２１は中間接着層、
３．２６はインク層、４，２５はサーマル印字ヘッド、
５はサーマル印字ヘッドに電圧を印加し始めてからの経
過時間とサーマル印字ヘッドの表面温度との関係曲線、
６はサーマル印字ヘッドへの印加電圧波形、７はサーマ
ル印字ヘッドに電圧を印加し始めてからの経過時間とイ
ンクシートの表面温度との関係曲線、８は熱拡散率かに
、の材料で形成したインクシートに於ける、サーマル印
字ヘッドに１！圧を印加し始めてからの経過時間とイン
クシートの表面温度との関係曲線、９は熱拡散率かに２
の材料で形成したインクシートに於ける、サーマル印字
ヘッドに電圧を印加し始めてからの経過時間とインクシ
ートの表面温度との関係曲線、１ｏは熱拡散率がＫＯの
材料で形成したインクシートに於ける、サーマル印字ヘ
ッドに電圧を印加し始めてからの経過時間とインクシー
トの表面温度との関係曲線、１１は熱拡散率がＫ Ｉ＋
Ｋ２ 、Ｋａの材料を混合して形成したインクシート
に於ける、サーマル印字ヘッドに電圧を印加し始めてか
らの経過時間とインクシートの表面温度との関係曲線、
２２はカーボンブランク、２３はポリエステル樹脂、２
７は本発明のインクシートに押圧するサーマル印字ヘッ
ドに電圧を印加し始めてからの経過時間とインクシート
の表面温度との関係曲線、２８は従来のインクシートに
押圧するサーマル印字ヘッドに電圧を印加し始めてから
の経過時間とインクシートの表面温度との関係曲線、３
１は本発明のインクシートに押圧する印加電圧のパルス
幅と転写濃度第１囚 第２図 ホ４図 １（ｓｅｃ） ｔ（ｓｅｃ） 第 ６１填 第７図 第８図 １ ２ ３ ４ →パルス名＝ ｒｍｓ＞
サーマル印字ヘッドに電圧を印加し始めてからの経過時
間とサーマル印字ヘッドの表面温度との関係図、第３図
はサーマル印字ヘッドに電圧を印加し始めてからの経過
時間とインクシートの表面温度との関係図、第４Ｗ！Ｊ
は熱拡散率の異なった材料のインクシートに於いて、サ
ーマル印字ヘッドに電圧を印加し始めてからの経過時間
とインクシートの表面温度との関係図、第５図は熱拡散
率の異なった材料を混合して形成したインクシートに於
いて、サーマル印字ヘッドに電圧を印加し始めてからの
経過時間とインクシートの表面温度との関係図、第６図
は本発明の熱転写記録用インクシートの断面図、第７図
は本発明の熱転写記録用インクシートに押圧するサーマ
ル印字ヘッドに電圧を印加し始めてからの経過時間とイ
ンクシートの表面温度との関係図線、第８図は本発明の
インクシートに印加する印加電力のパルス幅と光学濃度
との関係図である。 図に於いて、１，２４は基材、２１２１は中間接着層、
３．２６はインク層、４，２５はサーマル印字ヘッド、
５はサーマル印字ヘッドに電圧を印加し始めてからの経
過時間とサーマル印字ヘッドの表面温度との関係曲線、
６はサーマル印字ヘッドへの印加電圧波形、７はサーマ
ル印字ヘッドに電圧を印加し始めてからの経過時間とイ
ンクシートの表面温度との関係曲線、８は熱拡散率かに
、の材料で形成したインクシートに於ける、サーマル印
字ヘッドに１！圧を印加し始めてからの経過時間とイン
クシートの表面温度との関係曲線、９は熱拡散率かに２
の材料で形成したインクシートに於ける、サーマル印字
ヘッドに電圧を印加し始めてからの経過時間とインクシ
ートの表面温度との関係曲線、１ｏは熱拡散率がＫＯの
材料で形成したインクシートに於ける、サーマル印字ヘ
ッドに電圧を印加し始めてからの経過時間とインクシー
トの表面温度との関係曲線、１１は熱拡散率がＫ Ｉ＋
Ｋ２ 、Ｋａの材料を混合して形成したインクシート
に於ける、サーマル印字ヘッドに電圧を印加し始めてか
らの経過時間とインクシートの表面温度との関係曲線、
２２はカーボンブランク、２３はポリエステル樹脂、２
７は本発明のインクシートに押圧するサーマル印字ヘッ
ドに電圧を印加し始めてからの経過時間とインクシート
の表面温度との関係曲線、２８は従来のインクシートに
押圧するサーマル印字ヘッドに電圧を印加し始めてから
の経過時間とインクシートの表面温度との関係曲線、３
１は本発明のインクシートに押圧する印加電圧のパルス
幅と転写濃度第１囚 第２図 ホ４図 １（ｓｅｃ） ｔ（ｓｅｃ） 第 ６１填 第７図 第８図 １ ２ ３ ４ →パルス名＝ ｒｍｓ＞
Claims (1)
- 基材上に中間接着層を設け、該中間接着層上に染料、低
融点剤、充填剤よりなるインク層を設けてなる熱転写記
録用インクシートに於いて、前記中間接着層が熱拡散率
の異なる二種類以上の材料により形成されていることを
特徴とする熱転写記録用インクシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58217142A JPS60107392A (ja) | 1983-11-17 | 1983-11-17 | 熱転写記録用インクシ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58217142A JPS60107392A (ja) | 1983-11-17 | 1983-11-17 | 熱転写記録用インクシ−ト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60107392A true JPS60107392A (ja) | 1985-06-12 |
Family
ID=16699509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58217142A Pending JPS60107392A (ja) | 1983-11-17 | 1983-11-17 | 熱転写記録用インクシ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60107392A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61219696A (ja) * | 1985-03-26 | 1986-09-30 | Dainippon Printing Co Ltd | 感熱転写シ−ト |
| EP0410724A2 (en) * | 1989-07-26 | 1991-01-30 | Konica Corporation | Heat-transfer image recording medium |
| US5292572A (en) * | 1989-07-26 | 1994-03-08 | Konica Corporation | Heat-transfer image recording medium |
| EP0714787A2 (en) * | 1989-09-19 | 1996-06-05 | Dai Nippon Insatsu Kabushiki Kaisha | Composite thermal transfer sheet |
-
1983
- 1983-11-17 JP JP58217142A patent/JPS60107392A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61219696A (ja) * | 1985-03-26 | 1986-09-30 | Dainippon Printing Co Ltd | 感熱転写シ−ト |
| EP0410724A2 (en) * | 1989-07-26 | 1991-01-30 | Konica Corporation | Heat-transfer image recording medium |
| EP0410724A3 (en) * | 1989-07-26 | 1991-08-21 | Konica Corporation | Heat-transfer image recording medium |
| US5292572A (en) * | 1989-07-26 | 1994-03-08 | Konica Corporation | Heat-transfer image recording medium |
| EP0714787A2 (en) * | 1989-09-19 | 1996-06-05 | Dai Nippon Insatsu Kabushiki Kaisha | Composite thermal transfer sheet |
| EP0714787A3 (en) * | 1989-09-19 | 1997-01-02 | Dainippon Printing Co Ltd | Composite layer for thermal transfer |
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