JPS6129300B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6129300B2 JPS6129300B2 JP56149372A JP14937281A JPS6129300B2 JP S6129300 B2 JPS6129300 B2 JP S6129300B2 JP 56149372 A JP56149372 A JP 56149372A JP 14937281 A JP14937281 A JP 14937281A JP S6129300 B2 JPS6129300 B2 JP S6129300B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- support
- core tube
- drive shaft
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 4
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000013213 extrapolation Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H75/00—Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
- B65H75/02—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
- B65H75/18—Constructional details
- B65H75/24—Constructional details adjustable in configuration, e.g. expansible
- B65H75/242—Expansible spindles, mandrels or chucks, e.g. for securing or releasing cores, holders or packages
- B65H75/246—Expansible spindles, mandrels or chucks, e.g. for securing or releasing cores, holders or packages expansion caused by relative rotation around the supporting spindle or core axis
- B65H75/247—Expansible spindles, mandrels or chucks, e.g. for securing or releasing cores, holders or packages expansion caused by relative rotation around the supporting spindle or core axis using rollers or rods moving relative to a wedge or cam surface
Landscapes
- Winding Of Webs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はシート巻取巻出用芯管支持具に関す
る。芯管支持具とは駆動軸に外挿し、通常二個一
対で芯管両端部内周を支持、拘束する部材、又は
装置をさす。これを用いたシート巻取方式には、
押コツプ式と通称する芯管両端を支持具円錐面で
挾持するものと、芯管両端内周へ入込んで支持、
駆動するものとある。この発明の支持具は両方式
に適用できるが、特に後者に好適なものである。
る。芯管支持具とは駆動軸に外挿し、通常二個一
対で芯管両端部内周を支持、拘束する部材、又は
装置をさす。これを用いたシート巻取方式には、
押コツプ式と通称する芯管両端を支持具円錐面で
挾持するものと、芯管両端内周へ入込んで支持、
駆動するものとある。この発明の支持具は両方式
に適用できるが、特に後者に好適なものである。
第１図のように駆動軸１に外挿した一対の芯管
支持具２は、巻取るシート幅により芯管Ｃの長さ
が変るため、そのつど間隔を調節し、軸１に固定
しなければならない。従つて従来は当然のことと
して駆動軸１には長い滑りキー又はキー溝を設け
ていた。駆動軸沿いに移動し得る回転部品を、ど
の位置ででも回転駆動するには、丸棒軸に滑りキ
ーかキー溝を設けるか、スプライン軸、非円形断
面軸を用いるほかなかつた。
支持具２は、巻取るシート幅により芯管Ｃの長さ
が変るため、そのつど間隔を調節し、軸１に固定
しなければならない。従つて従来は当然のことと
して駆動軸１には長い滑りキー又はキー溝を設け
ていた。駆動軸沿いに移動し得る回転部品を、ど
の位置ででも回転駆動するには、丸棒軸に滑りキ
ーかキー溝を設けるか、スプライン軸、非円形断
面軸を用いるほかなかつた。
しかし、従来のキー等を用いて支持具を駆動軸
に固定する場合には、芯管の幅が変つて支持具の
支持位置が変るたびに支持具固定用のセツトボル
トを緩めなければならず作業が面倒で時間がかか
ると共に、上記セツトボルトを緩めたりするため
の他の工具等が必要になつて取扱いが不便であ
る。しかも、駆動軸にキー溝を形成しておかなけ
ればならないので加工作業に手間がかかる。
に固定する場合には、芯管の幅が変つて支持具の
支持位置が変るたびに支持具固定用のセツトボル
トを緩めなければならず作業が面倒で時間がかか
ると共に、上記セツトボルトを緩めたりするため
の他の工具等が必要になつて取扱いが不便であ
る。しかも、駆動軸にキー溝を形成しておかなけ
ればならないので加工作業に手間がかかる。
そこで、本発明は上記問題が発生せず、極めて
簡単な作業で駆動軸に対する固定、解除を行うこ
とができ、かつ駆動軸に加工作業を施す必要がな
い芯管支持具を提供するものであつて、その概要
は駆動軸に外挿して巻取巻出用芯管の内周を支
持、拘束する芯管支持具において、上記駆動軸外
径よりもやゝ大きな内径を有し、上記駆動軸に外
挿した筒体と、上記筒体内周に円周方向に設けた
勾配面つき凹溝と、上記凹溝内を円周方向に移動
して筒体内周面から突出し、上記駆動軸と係合可
能なローラと、上記筒体に内挿し、上記ローラを
筒体内面沿いに円周方向に案内するローラ受穴つ
きローラ保持環とを備えることを特徴とする。
簡単な作業で駆動軸に対する固定、解除を行うこ
とができ、かつ駆動軸に加工作業を施す必要がな
い芯管支持具を提供するものであつて、その概要
は駆動軸に外挿して巻取巻出用芯管の内周を支
持、拘束する芯管支持具において、上記駆動軸外
径よりもやゝ大きな内径を有し、上記駆動軸に外
挿した筒体と、上記筒体内周に円周方向に設けた
勾配面つき凹溝と、上記凹溝内を円周方向に移動
して筒体内周面から突出し、上記駆動軸と係合可
能なローラと、上記筒体に内挿し、上記ローラを
筒体内面沿いに円周方向に案内するローラ受穴つ
きローラ保持環とを備えることを特徴とする。
次に図面を参照して、この発明の構成、実施態
様を説明する。第２，３，４図はこの発明の一実
施例を示すもので、その主要構成部分は、内周が
駆動軸１外周よりやゝ大きな筒体１０、この筒体
１０内周に軸方向に設けたローラーロツク用勾配
面つき凹溝１１、その凹溝１１に納めたローラー
１２、及び筒体１０に内挿し、ローラー１２を、
筒体１０内面延いの転動可能に支持する受穴１３
つきローラー保持環１４等である。
様を説明する。第２，３，４図はこの発明の一実
施例を示すもので、その主要構成部分は、内周が
駆動軸１外周よりやゝ大きな筒体１０、この筒体
１０内周に軸方向に設けたローラーロツク用勾配
面つき凹溝１１、その凹溝１１に納めたローラー
１２、及び筒体１０に内挿し、ローラー１２を、
筒体１０内面延いの転動可能に支持する受穴１３
つきローラー保持環１４等である。
この実施例の筒体１０は内筒１０ａ、外筒１０
ｂを別個に作り、ネジ１５により一体化してい
る。内筒１０ａは第５，６図に取出して示し、ロ
ーラー保持環１４は第７，８図に示す。内筒１０
ａのローラーロツク用凹溝１１はこの例では円周
方向に等分布した六条で、この実施例では溝の両
側がロツク用勾配面になつているため、溝という
より波形起状が隣接して内面全面を占めた形にな
つている。各凹溝１１のローラー１２は短いもの
二本に分けている。
ｂを別個に作り、ネジ１５により一体化してい
る。内筒１０ａは第５，６図に取出して示し、ロ
ーラー保持環１４は第７，８図に示す。内筒１０
ａのローラーロツク用凹溝１１はこの例では円周
方向に等分布した六条で、この実施例では溝の両
側がロツク用勾配面になつているため、溝という
より波形起状が隣接して内面全面を占めた形にな
つている。各凹溝１１のローラー１２は短いもの
二本に分けている。
各ローラー１２が第３図に示すように凹溝１１
の中央部、つまり駆動軸１表面に平行な溝底面に
ある時は、溝１１底から軸１表面までの距離がロ
ーラー１２の直径に等しいか、やゝ大きいため拘
束力を生じない。
の中央部、つまり駆動軸１表面に平行な溝底面に
ある時は、溝１１底から軸１表面までの距離がロ
ーラー１２の直径に等しいか、やゝ大きいため拘
束力を生じない。
支持具２側の凹溝１１と駆動軸１との相対回転
により、上記溝底にあつたローラー１２が軸１表
面の摩擦駆動により凹溝１１のロツク用勾配面１
１ａへ転進すると、勾配面１１ａ、軸１表面間の
間隙が次第に狭まるためローラーロツクを生じ両
者が結合するのである。そして逆方向へ相対回転
させれば、ローラー１２が凹溝１１の溝底中央部
へ戻り解放される。
により、上記溝底にあつたローラー１２が軸１表
面の摩擦駆動により凹溝１１のロツク用勾配面１
１ａへ転進すると、勾配面１１ａ、軸１表面間の
間隙が次第に狭まるためローラーロツクを生じ両
者が結合するのである。そして逆方向へ相対回転
させれば、ローラー１２が凹溝１１の溝底中央部
へ戻り解放される。
芯管支持具２は、これを駆動軸１から引抜いた
時、ローラー１２が脱落しないよう、前述のロー
ラー保持環１４を内挿している。即ちローラー保
持環１４は支持具２内周に接する、この例では六
本ずつ二組のローラー１２を受入れ支持する受穴
１３をもつ薄肉円筒で、受穴１３の配置は無論、
各凹溝１１の配置に合わせてある。各受穴１３は
ローラー１２の長さより僅に長く、ローラー径よ
りも僅に狭い幅の貫通長穴である。
時、ローラー１２が脱落しないよう、前述のロー
ラー保持環１４を内挿している。即ちローラー保
持環１４は支持具２内周に接する、この例では六
本ずつ二組のローラー１２を受入れ支持する受穴
１３をもつ薄肉円筒で、受穴１３の配置は無論、
各凹溝１１の配置に合わせてある。各受穴１３は
ローラー１２の長さより僅に長く、ローラー径よ
りも僅に狭い幅の貫通長穴である。
このローラー保持環１４の各受穴１３に第８図
のようにローラー１２を納め、落ちないように外
周を持つて第５，６図の内筒１０ａへ挿入する。
内筒１０ａの一端は第２，５図に示すように保持
環１４が抜け出ない内径になつており、他端は弾
性止め輪１６を内周にはめられるようになつてい
る。第５図右側の止め輪受入溝１７がとぎれとぎ
れであるのは、軸方向の波形凹溝１１相互間の高
い部分を溝底と同径に掘込んだためである。
のようにローラー１２を納め、落ちないように外
周を持つて第５，６図の内筒１０ａへ挿入する。
内筒１０ａの一端は第２，５図に示すように保持
環１４が抜け出ない内径になつており、他端は弾
性止め輪１６を内周にはめられるようになつてい
る。第５図右側の止め輪受入溝１７がとぎれとぎ
れであるのは、軸方向の波形凹溝１１相互間の高
い部分を溝底と同径に掘込んだためである。
こうして内周にローラー１２、その保持環１４
を挿入し、止め輪１６により止めた内筒１０ａ
は、駆動軸１の任意の位置にローラーロツクして
固定、また解放、移動できるが、芯管支持具とす
るには芯管Ｃとの結合手段を加えねばならない。
そのための外筒１０ｂを第２，３，４図によつて
説明する。
を挿入し、止め輪１６により止めた内筒１０ａ
は、駆動軸１の任意の位置にローラーロツクして
固定、また解放、移動できるが、芯管支持具とす
るには芯管Ｃとの結合手段を加えねばならない。
そのための外筒１０ｂを第２，３，４図によつて
説明する。
外筒１０ｂは一端に、芯管Ｃ端面に面する鍔１
８、他端に芯管Ｃへの挿入を容易にするテーパー
部１９をもつ円筒で、外周三箇所にローラーロツ
ク機構をつけている。このローラーロツク機構は
本発明者が開発したもので、ローラーは管状ロー
ラー２０とし、その内径よりずつと細い脱落防止
用軸棒２１を通している。この細い軸棒２１は管
状ローラー２０の転動を摸妨げないよう遊動し、
ロツク時、管状ローラー２０が極力、大きく支持
具２周面から突出できるようにしている。
８、他端に芯管Ｃへの挿入を容易にするテーパー
部１９をもつ円筒で、外周三箇所にローラーロツ
ク機構をつけている。このローラーロツク機構は
本発明者が開発したもので、ローラーは管状ロー
ラー２０とし、その内径よりずつと細い脱落防止
用軸棒２１を通している。この細い軸棒２１は管
状ローラー２０の転動を摸妨げないよう遊動し、
ロツク時、管状ローラー２０が極力、大きく支持
具２周面から突出できるようにしている。
管状ローラー２０を納めた凹陥部２３は、第４
図に示すように管状ローラー２０より僅に広い幅
で両側壁下側、床面沿いに上記軸棒２１の端部案
内路２２を掘込んでいる。凹陥部２３の床面は平
らで、外筒１０ｂの周面から深い所では管状ロー
ラー２０が沈み込み、浅い所では周面から大きく
突出する。従つて、芯管Ｃ内周が支持具２外周よ
り少し大き過ぎる場合でも、管状ローラー２０が
凹陥部２３の最も浅い所まで進むとローラーロツ
クが可能になるという実用上大きな利便がある。
これはローラー２０が管状で、その脱落防止用軸
棒２１が細いための効果である。
図に示すように管状ローラー２０より僅に広い幅
で両側壁下側、床面沿いに上記軸棒２１の端部案
内路２２を掘込んでいる。凹陥部２３の床面は平
らで、外筒１０ｂの周面から深い所では管状ロー
ラー２０が沈み込み、浅い所では周面から大きく
突出する。従つて、芯管Ｃ内周が支持具２外周よ
り少し大き過ぎる場合でも、管状ローラー２０が
凹陥部２３の最も浅い所まで進むとローラーロツ
クが可能になるという実用上大きな利便がある。
これはローラー２０が管状で、その脱落防止用軸
棒２１が細いための効果である。
凹陥部２３の深い側の後壁には永久磁石２４を
埋め管状ローラー２０を吸着するようにしている
から、芯管Ｃを外挿する際、管状ローラー２０が
浅い位置へ移動して外挿を妨げるおそれがない。
この凹陥部２３を直接、外筒１０ｂに掘込む面倒
を避けて、この実施例では外筒１０ｂを第３図断
面に示すように平らに削つた上に、別に凹陥部２
３を窓穴として切抜き、案内路２２を作り、磁石
２４を埋めた枠２５をはめてネジ２６で固定して
いる。
埋め管状ローラー２０を吸着するようにしている
から、芯管Ｃを外挿する際、管状ローラー２０が
浅い位置へ移動して外挿を妨げるおそれがない。
この凹陥部２３を直接、外筒１０ｂに掘込む面倒
を避けて、この実施例では外筒１０ｂを第３図断
面に示すように平らに削つた上に、別に凹陥部２
３を窓穴として切抜き、案内路２２を作り、磁石
２４を埋めた枠２５をはめてネジ２６で固定して
いる。
こうして組立てた外筒１０ｂをさきの内筒１０
ａ外周にはめ、合せ目へネジ１５を四本ねじ込め
ば、この実施例の支持具２は完成する。これを駆
動軸１に外挿する際は、予めそのローラー保持環
１４を、各ローラー１２が各凹溝１１の溝底に来
る位置につけて、軸１に対し相対回転させないよ
う注意しつゝ押込む。所要位置に達したところで
支持具２を軸１に対し相対回転させるように少し
回すと各ローラー１２がローラーロツク位置へ転
進して、支持具２を軸１に固定できる。
ａ外周にはめ、合せ目へネジ１５を四本ねじ込め
ば、この実施例の支持具２は完成する。これを駆
動軸１に外挿する際は、予めそのローラー保持環
１４を、各ローラー１２が各凹溝１１の溝底に来
る位置につけて、軸１に対し相対回転させないよ
う注意しつゝ押込む。所要位置に達したところで
支持具２を軸１に対し相対回転させるように少し
回すと各ローラー１２がローラーロツク位置へ転
進して、支持具２を軸１に固定できる。
この支持具２に第１図のように芯管Ｃの一端を
はめ、その他端には、同様に軸１にはめ押進んだ
支持具２をはめ、少し回してロツクする。なお支
持具２を少し回してロツクする場合、その回す方
向は駆動軸１の回転方向とは逆方向にする。これ
で駆動軸１を回せば、ロツクされた芯管支持具２
が回り、その外周にはめた芯管Ｃも、管状ローラ
ー２０により支持具２外周にロツクされて共に回
るのである。無論、支持具２の回転方向は、管状
ローラー２０が凹陥部２３の浅い方へ転動する方
向、第３図では反時計方向へ回すよう支持具２の
向きを考えて駆動軸１に外挿する必要がある。
はめ、その他端には、同様に軸１にはめ押進んだ
支持具２をはめ、少し回してロツクする。なお支
持具２を少し回してロツクする場合、その回す方
向は駆動軸１の回転方向とは逆方向にする。これ
で駆動軸１を回せば、ロツクされた芯管支持具２
が回り、その外周にはめた芯管Ｃも、管状ローラ
ー２０により支持具２外周にロツクされて共に回
るのである。無論、支持具２の回転方向は、管状
ローラー２０が凹陥部２３の浅い方へ転動する方
向、第３図では反時計方向へ回すよう支持具２の
向きを考えて駆動軸１に外挿する必要がある。
もつとも、この実施例によれば、支持具２内周
と軸１とのローラーロツクは回転方向を問わない
が、支持具２外周と芯管Ｃとのローラーロツクに
巻取方向が逆であつた場合、支持具２外周の三個
の枠２５のネジ２６をはずし逆向きに取付ければ
簡単にロツク可能になる。
と軸１とのローラーロツクは回転方向を問わない
が、支持具２外周と芯管Ｃとのローラーロツクに
巻取方向が逆であつた場合、支持具２外周の三個
の枠２５のネジ２６をはずし逆向きに取付ければ
簡単にロツク可能になる。
以上、一実施例によつて説明したが、この発明
の芯管支持具を構成する筒体、凹溝、ローラー関
係、ローラー保持環、その他の構造は、この発明
の要旨からはずれる事なく、設計者の公知技術に
より多様に変化、応用し得ることはいうまでもな
い。例えば上記実施例の外筒１０ｂを除き、代つ
て芯管端を押す押コツプ式円錐面をもつ外筒を内
筒１０ａに固定してもよい。あるいは固定せず摺
動可能にし、その円錐面を芯管端へ押しつけるバ
ネを内筒側に取付けてもよい。受穴つきローラー
支持環の受穴は貫通穴に限らず、ローラーの回転
を許し脱落防止作用のある凹みであればよい。支
持具内面の凹溝とローラーは、偏心状態にロツク
しない設計であれば一組でもよい。一対の支持具
のうち一個がこの発明のものであれば、他は単な
る支持環であつてもよい。
の芯管支持具を構成する筒体、凹溝、ローラー関
係、ローラー保持環、その他の構造は、この発明
の要旨からはずれる事なく、設計者の公知技術に
より多様に変化、応用し得ることはいうまでもな
い。例えば上記実施例の外筒１０ｂを除き、代つ
て芯管端を押す押コツプ式円錐面をもつ外筒を内
筒１０ａに固定してもよい。あるいは固定せず摺
動可能にし、その円錐面を芯管端へ押しつけるバ
ネを内筒側に取付けてもよい。受穴つきローラー
支持環の受穴は貫通穴に限らず、ローラーの回転
を許し脱落防止作用のある凹みであればよい。支
持具内面の凹溝とローラーは、偏心状態にロツク
しない設計であれば一組でもよい。一対の支持具
のうち一個がこの発明のものであれば、他は単な
る支持環であつてもよい。
この発明は、駆動軸と芯管支持具の係合機構を
根本的に再検討した結果、シート巻取用としては
回転方向の遊び動作が許されるため固定概念化し
た滑りキー方式を排し、新たにローラーロツク方
式を採用する道を開いた。この発明によれば軸に
長いキー溝を掘る必要がなくなるだけでなく、軸
に固定する機構も不要になる。即ち支持具を軸沿
いに移動させ、所要位置に来たら支持具を軸に対
し少し相対回転させるとローラーロツクされて軸
方向にも回転方向にも動かず、逆方向に少し回せ
ば解放される。これは、移動する支持具側に凹溝
等を設けた効果でもある。
根本的に再検討した結果、シート巻取用としては
回転方向の遊び動作が許されるため固定概念化し
た滑りキー方式を排し、新たにローラーロツク方
式を採用する道を開いた。この発明によれば軸に
長いキー溝を掘る必要がなくなるだけでなく、軸
に固定する機構も不要になる。即ち支持具を軸沿
いに移動させ、所要位置に来たら支持具を軸に対
し少し相対回転させるとローラーロツクされて軸
方向にも回転方向にも動かず、逆方向に少し回せ
ば解放される。これは、移動する支持具側に凹溝
等を設けた効果でもある。
また、この発明は支持具を軸からはずした時、
ローラーの脱落を防ぐ手段としてローラー保持環
を内挿したが、これはボールベアリングの保持器
（ケージ）のように複数個のローラーの間隔を一
定に保つ効果、支持具とローラーとの関係位置を
一定に保つ効果、ローラーをその受穴にはめ、ま
とめて支持具に挿入、取出しできる効果を兼ね備
える。
ローラーの脱落を防ぐ手段としてローラー保持環
を内挿したが、これはボールベアリングの保持器
（ケージ）のように複数個のローラーの間隔を一
定に保つ効果、支持具とローラーとの関係位置を
一定に保つ効果、ローラーをその受穴にはめ、ま
とめて支持具に挿入、取出しできる効果を兼ね備
える。
この発明は比較的細い駆動軸と一対の芯管支持
具によるシート巻取方式の進歩、普及に貢献する
ところ大である。これにより在来の、芯管内径に
合わせた太く重い巻軸、その有効長全長の芯管拘
束装置が軽量化、短縮されるため、労働及び設備
費の軽減効果も少くない。
具によるシート巻取方式の進歩、普及に貢献する
ところ大である。これにより在来の、芯管内径に
合わせた太く重い巻軸、その有効長全長の芯管拘
束装置が軽量化、短縮されるため、労働及び設備
費の軽減効果も少くない。
第１図は芯管支持具の使用状態説明図、第２図
はこの発明一実施例の立面図、第３図はその側面
図、第４図はその平面図、第５，６図は同じく内
筒の立面及び側面図、第７，８図は同じくローラ
ー保持環の立面及び断面図である。 １０……筒体、１１……凹溝、１２……ローラ
ー、１４……ローラー保持環。
はこの発明一実施例の立面図、第３図はその側面
図、第４図はその平面図、第５，６図は同じく内
筒の立面及び側面図、第７，８図は同じくローラ
ー保持環の立面及び断面図である。 １０……筒体、１１……凹溝、１２……ローラ
ー、１４……ローラー保持環。
Claims (1)
- １ 駆動軸に外挿して巻取巻出用芯管の内周を支
持、拘束する芯管支持具において、上記駆動軸外
径よりもやゝ大きな内径を有し、上記駆動軸に外
挿した筒体と、上記筒体内周に円周方向に設けた
勾配面つき凹溝と、上記凹溝内を円周方向に移動
して筒体内周面から突出し、上記駆動軸と係合可
能なローラと、上記筒体に内挿し、上記ローラを
筒体内面沿いに円周方向に案内するローラ受穴つ
きローラ保持環とを備えることを特徴とするシー
ト巻取巻出用芯管支持具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56149372A JPS5852132A (ja) | 1981-09-24 | 1981-09-24 | シ−ト巻取巻出用芯管支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56149372A JPS5852132A (ja) | 1981-09-24 | 1981-09-24 | シ−ト巻取巻出用芯管支持具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5852132A JPS5852132A (ja) | 1983-03-28 |
| JPS6129300B2 true JPS6129300B2 (ja) | 1986-07-05 |
Family
ID=15473690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56149372A Granted JPS5852132A (ja) | 1981-09-24 | 1981-09-24 | シ−ト巻取巻出用芯管支持具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5852132A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE68921548T2 (de) * | 1988-10-31 | 1995-10-05 | Mitsubishi Electric Corp | Poröse Strukture und Verfahren zu ihrer Herstellung. |
| JP3901465B2 (ja) * | 2001-03-01 | 2007-04-04 | 極東産機株式会社 | ラミネート装置 |
| JP4771149B2 (ja) * | 2005-09-06 | 2011-09-14 | 株式会社片岡機械製作所 | 押しコップ及びアダプターリング |
| JP4853830B2 (ja) * | 2006-10-24 | 2012-01-11 | 株式会社片岡機械製作所 | 押しコップ |
| CN107673069A (zh) * | 2017-11-08 | 2018-02-09 | 平湖迪工机械制造有限公司 | 一种钢带快速上盘装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS526777U (ja) * | 1975-06-30 | 1977-01-18 | ||
| JPS531304A (en) * | 1976-06-28 | 1978-01-09 | Ntn Toyo Bearing Co Ltd | Plunger and method of manufacturing same |
-
1981
- 1981-09-24 JP JP56149372A patent/JPS5852132A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS526777U (ja) * | 1975-06-30 | 1977-01-18 | ||
| JPS531304A (en) * | 1976-06-28 | 1978-01-09 | Ntn Toyo Bearing Co Ltd | Plunger and method of manufacturing same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5852132A (ja) | 1983-03-28 |
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