JPS61292560A - 回転検出装置 - Google Patents

回転検出装置

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JPS61292560A
JPS61292560A JP13507885A JP13507885A JPS61292560A JP S61292560 A JPS61292560 A JP S61292560A JP 13507885 A JP13507885 A JP 13507885A JP 13507885 A JP13507885 A JP 13507885A JP S61292560 A JPS61292560 A JP S61292560A
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JP
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detection
pulse train
detection pulse
signal
gate circuit
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JP13507885A
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Yoji Yamada
洋史 山田
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、回転体の回転速度1回転方向9回転角度等の
検出に用いられる回転検出装置に関する。
(従来の技術) 車両においては、車速等の計測のため、変速機の出力軸
等の回転状態を検出する各種の回転検出装置が実用に供
されている。斯かる回転検出装置の一般的なものは、回
転状態が検出されるべき回転体に伴ってもしくはそれに
連動して回転する回転円板が備えられ、その回転円板が
円周方向に沿って多数の光反射部、光透過部、あるいは
、着磁部等の被検出部が環状に配列形成されたものとな
されるとともに、被検出部を光学的あるいは磁気的に検
出して被検出部の配列に応じた検出信号を発生する検出
器が回転円板に対して設置されて構成され、回転状態が
検出されるべき回転体の回転時に、検出器から得られる
検出信号の周波数あるいは位相等が回転体の回転状態に
応じたものとなるようにされる。
このような回転円板を備えた回転検出装置においては、
回転円板に環状に配列形成される被検出部の細密度によ
って検出精度が左右されることになるが、例えば、各被
検出部が光反射部あるいは透孔等の光透過部とされる場
合、回転円板に多数の光反射部あるいは光透過部を形成
するに際しての加工上の限界があってその細密度を充分
に高めることが困難となる。また、各光反射部あるいは
光透過部が細密度を高めるべく狭小なものとされると、
検出器から得られる検出信号のS/N比が低下してしま
うという不都合が生じることになる。
このため、回転円板に配列形成される光反射部あるいは
光透過部の細密度を所定範囲内にとどめたもとで検出精
度の向上を図るためのいくつかの方策が提案されており
、例えば、実開昭55−172856号公報・にも記載
されている如く、回転円板に、光反射部あるいは光透過
部の環状配列を回転円板の径方向に2重に設け、それら
内側及び外側の光反射部あるいは光透過部の環状配列の
夫々に対応する2個の光学的検出器を配して、各光学的
検出器から得られる検出信号を合成し、その結果、検出
精度が実質的に高められることになる検出出力を得るよ
うになすことが知られている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述の如くに、回転円板を備えた回転検
出装置が、回転円板に内側及び外側の光反射部あるいは
光透過部の環状配列が2重に形成されるものとされる場
合には、回転円板の作成工程が複雑化して回転円板を容
易に得ることができなくなり、また、回転円板が大型化
する傾向となるという問題を伴い、その結果、装置の製
造コストが嵩むとともに装置全体が大型化することにな
ってしまう。
そのため、複数の被検出部が回転中心を包囲して環状に
配列形成された回転円板と、この回転円板に近接して配
されて被検出部の配列に応じた検出パルス列信号を発生
する複数の検出器とを備えるものとされ、複数の検出器
がそれらの夫々から得られる検出パルス列信号が所定の
相互位相差を有するものとなるように配置されるととも
に各検出パルス列信号が合成されることにより、検出精
度の向上が図られることになる回転検出出力が、回転円
板が大型化されず、かつ、容易に作成できるものとされ
たもとで得られるようにされた回転検出装置が考えられ
ている。
しかしながら、斯かる多相検出パルス列信号が合成され
て回転検出出力が得られるようにされる回転検出装置に
あっては、例えば、複数の検出器のいずれかに断線ある
いは短絡等の故障が生じて多相検出パルス列信号のうち
のいずれかに異常を来した場合には、適正な回転検出出
力が得られないことになるので、多相検出パルス列信号
のうちのいずれかが異常になった際には、異常事態の発
生が速やかに検知されて、適切な対策を取り得るように
なすことが望まれるところとなる。
斯かる点に鑑み本発明は、複数の被検出部が回転中心を
包囲して環状に配列形成された回転部材に対し、その回
転部材に近接して配されて被検出部の配列に応じた検出
パルス列信号を発生する複数の検出器が、それらの夫々
から得られる検出パルス列信号が所定の相互位相差を有
するものとなるように配置され、複数の検出器から夫々
得られる検出パルス列信号に基づいて、検出精度の向上
を図ることができる回転検出出力が形成されるようにな
されるとともに、異常検出部が設けられて、複数の検出
器から夫々得られる検出パルス列信号のいずれかに異常
が生じた際には、迅速かつ確実に異常状態が検知される
ものとされた回転検出装置を提供することを目的とする
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成すべく、本発明に係る回転検出装置は
、複数の被検出部が回転中心を包囲して配列形成された
回転部材と、この回転部材に近接して配されて被検出部
の配列に応じた検出パルス列信号を発生するn個(nは
3以上の正整数)の検出器が、それらのうちの隣合う2
個から得られる第1及び第2の検出パルス列信号を実質
的に2π/nの相互位相差を有するものとすべく配置さ
れ、かつ、第1の検出パルス列信号を形成する各検出パ
ルスと第2の検出パルス列信号を形成する各検出パルス
とを部分的にオーバーラツプさせるものとなされて形成
される検出信号発生部と、検出信号発生部から得られる
検出パルス列信号に基づいて回転検出出力を形成する検
出出力部と、検出信号発生部から得られる夫々の検出パ
ルス列信号が供給されるアンドゲート回路及びオアゲー
ト回路とを含んで形成される異常検出部とを備えて構成
される。そして、異常検出部におけるアンドゲート回路
及びオアゲート回路の出力に基づいて、検出信号発生部
におけるn個の検出器の夫々から得られる検出パルス列
信号の異常が検知されるものとなされる。
(作 用) 上述の如(に構成される本発明に係る・回転検出装置は
、検出信号発生部におけるn個の検出器の夫々か・ら得
られる検出パルス列信号が全て適正である場合には、そ
れらが供給される検出出力部から検出精度の向上を図る
ことができる回転検出出力が得られるとともに、同じく
検出信号発生部のn個の検出器の夫々から得られる検出
パルス列信号が供給される異常検出部におけるアンドゲ
ート回路及びオアゲート回路の出力が、正常状態をあら
れす所定の態様をとるものとされる。そして、検出信号
発生部のn個の検出器の夫々から得られる検出パルス列
信号にうちのいずれかが、例えば、継続的に低レベルも
しくは高レベルをとる異常なものとなる場合には、異常
検出部におけるアンドゲート回路及びオアゲート回路の
出力が、正常状態をあられす所定の態様とは異なる態様
をとるものとなり、それによって、検出信号発生部のn
個の検出器の夫々から得られる検出パルス列信号にうち
のいずれかが異常となったことが検知される。
従って、異常検出部におけるアンドゲート回路及びオア
ゲート回路の出力の態様に基づいて、検出出力部から不
適切な回転検出出力が得られることになる事態に対する
適切な対策を迅速にとることができることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して述べる。
第1図は、本発明に係る回転検出装置の一例を示す。こ
の例は、例えば、車両等における変速機の出力軸の回転
状態を検出する回転検出装置を形成するものとされ、円
板内蔵部10と論理回路ブロック28とを備えるものと
されている。
円板内蔵部10は、回転円板14と、それに関連して配
されて回転円板14に設けられた被検出部を検出し、検
出出力信号を発生する3個の検出器20A、20B及び
20Cとを有するものとされており、具体的には、例え
ば、第2図に示される如くに構成される。
第2図に示される円板内蔵部10の一例は、一点鎖線で
表されるケース11を備えており、このケース11内に
は、例えば、変速機の出力軸の回転を伝達するケーブル
12が連結されたシャフト13と、このシャフト13に
固着された回転円板14とが配置されている。この回転
円板14には、多数の略矩形とされた同一寸法の透孔1
6が、各透孔16の幅に等しい間隔を置き、回転円板1
4の回転中心を包囲して環状に配列形成されている。
これら透孔16の夫々が被検出部としての光透過部とさ
れ、また、隣合う2個の透孔16の間が光遮断部18と
されている。
回転円板14の回転中心の周囲には、3個の光電型とさ
れた検出器20A、20B及び20Cが回転円板14に
近接し、かつ、等間隔で、即ち、回転円板14の回転中
心に関して1206ずつの角度割りをもって配置されて
おり、これら検出器2OA、20B及び20Cはケース
11の内面に固定されている。
検出器20A、20B及び20Cの夫々は同一構成のも
のとされており、例えば、第3図に検出器2OAが例示
される如く、全体としてコ字状に形成され、その上辺部
21aと下辺部21bとで回転円板14を挾むものとさ
れる。回転円板14の上方に位置するものとなる上辺部
21aの内部には、発光ダイオード等の発光素子22が
設けられ、また、回転円板14の下方に位置するものと
なる下辺部21bの内部には、フォトトランジスタ等の
受光素子24が設けられており、これら発光素子22と
受光素子24とは、回転円板14に設けられた透孔16
の環状配列部を介して互いに対向している。従って、発
光素子22と受光素子24との間に光遮断部18が位置
する状態では、発光素子22からの光が光遮断部18に
よって遮断されて受光素子24に到達せず、発光素子2
2と受光素子24との間に透孔16が位置する状態で、
発光素子22からの光が透孔16を通じて受光素子24
に到達することになる。
受光素子24は発光素子22からの光の到達に応じて信
号を発生し、それによって、回転円板14の回動時には
、受光素子24は各透孔16に対応する検出パルスを発
生し、従って、受光素子24からは、透孔16の配列に
応じた検出パルス列信号が、被検出部に関しての検出出
力信号として得られ・る。
この場合、回転円板14に設けられた透孔16の環状配
列は、回転円板14の回転中心に関して120°ずつの
角度割りをもって配置された検出器20A、20B及び
20Cの夫々が、回転円板14の回動時に、それらのう
ちの隣合う2個、即ち、検出器20A及び20B、検出
器20B及び20C1もしくは、検出器20C及び20
Aの夫々の受光素子24から得られる2つの検出パルス
列信号が実質的に2π/3の相互位相差を有するものと
なる位置に配置されたことになるように、かつ、これら
2つの検出パルス列信号の一方を形成する各検出パルス
と他方を形成する各検出パルスとが相互にオーバーラツ
プする部分を有するものとなるように設定されている。
そして、検出器20A、20B及び20Cの夫々には車
体に配設されたワイヤハーネス中の3本のワイヤWが連
結されており、これらのワイヤWを通じてバッテリから
検出器20A、20B及び20Cの夫々における発光素
子22への電力供給がなされ、また、バッテリから検出
器20A、2OB及び20Cの夫々における受光素子2
4への電力供給及びその受光素子24からの検出パルス
列信号の導出がなされる。このようにして各検出パルス
列信号を発生する検出器20A、20B及び20Cによ
り、検出信号発生部が形成されているのである。
このようにケース11内に回転円板14が収容され、ま
た、ケース11の内面に3個の検出器20A、20B及
び20Cが固定されて形成される円板内蔵部10におい
て検出信号発生部を形成する検出器20A、20B及び
20Cの夫々は、ワイヤWを介して論理回路ブロック2
8に接続されている。
論理回路ブロック28は、第1図に示される如く、円板
内蔵部10に設けらた検出器20A、20B及び20C
の夫々における受光素子24が発生する検出パルス列信
号Pa、Pb及びPcが、ワイヤWを通じて供給される
論理回路ブロック28内には、検出器20Aからの検出
パルス列信号Paと検出器20Bからの検出パルス列信
号pbとが供給される第1のアンドゲート回路31.検
出器20Bからの検出パルス列信号Pbと検出器20C
からの検出パルス列信号Pcとが供給される第2のアン
ドゲート回路32、検出器20Cからの検出パルス列信
号Pcと検出器20Aからの検出パルス列信号Paとが
供給される第3のアンドゲート回路33、及び、各アン
ドゲート回路31.32及び33から得られる出力信号
P+、Pz及びP3が供給されるオアゲート回路34か
ら成り、オアゲート回路34の出力信号Pnが回転検出
出力とされる検出出力部35が構成されており、さらに
、斯かる検出出力部35に加えて、検出器20A、’2
0B及び20Cからの検出パルス列信号Pa、Pb及び
Pcの夫々が供給されるオアゲート回路36及びアンド
ゲート回路37と、オアゲート回路36の出力信号P、
が直接供給されるとともに、アンドゲート回路37の出
力信号Psがインバータ38を介して供給されるアンド
ゲート回路39とでなり、アンドゲート回路39の出力
信号Peが異常検出信号とされる異常検出部40が構成
されている。
上述の如くに構成された本発明に係る回転検出装置の一
例にあっては、例えば、車両の走行時において回転円板
14が車速に応じて回転せしめられることになり、検出
器20A、20B及び20Cのいずれもが正常に動作し
ている状態においては、検出器20A、20B及び20
Cから夫々、第4図A、 B及びCにおける時点t、以
前の期間T0、及び、第5図A、B及びCにおける時点
t4以前の期間T4において示される如く、順次に2π
/3、即ち、120°ずつの位相差を有するものとされ
た検出パルス列信号Pa、Pb及びPcが得られる。こ
れらの検出パルス列信号Pa、Pb及びPcは、それら
のうちの1206の相互位相差を有する2つ、即ち、検
出パルス列信号Pa及びpb、pb及びP C%もしく
は、Pc及びPaのうちの一方を形成する各検出パルス
と他方を形成する各検出パルスとが、相互にオーバーラ
ツプする部分、即ち、同時に高レベルをとる部分を有す
る・ものとされている。
斯かる検出パルス列信号Pa、Pb及びPcは、夫々、
上述の如くの態様で、論理回路ブロック28の検出出力
部35における第1.第2及び第3のアンドゲート回路
31.32及び33に供給される。そして、第1のアン
ドゲート回路31からは検出パルス列信号Paを形成す
る各検出パルスと検出パルス列信号Pbを形成する各検
出パルスとのオーバーラツプ部分に対応するパルスの列
により形成される出力信号P1が得られ、第2のアンド
ゲート回路32からは検出パルス列信号pbを形成する
各検出パルスと検出パルス列信号Pcを形成する各検出
パルスとのオーバーラツプ部分に対応するパルスの列に
より形成される出力信号P2が得られ、さらに、第3の
アンドゲート回路33からは検出パルス列信号Pcを形
成する各検出パルスと検出パルス列信号Paを形成する
各検出パルスとのオーバーラツプ部分に対応するパルス
の列により形成される出力信号P3が得られる。
これら出力信号P、、P、及びP3はオアゲート回路3
4に供給され、オアゲート回路34からは、出力信号P
+ 、Pz及びP3が合成されて得られる、第4図りに
おける期間TO1及び、第5図りにおける期間T4にお
いて示される如くのパルス列信号とされた出力信号Pn
が得られる。この出力信号Pnを形成するパルス列信号
は、検出パルス列信号Pa、Pb及びPcの夫々の周波
数の3倍の周波数を有するものとなり、これが回転検出
出力とされる。
従って、この回転検出出力により、回転円板14に設け
られた透孔16の環状配列に応じて得られる検出パルス
列信号Pa、PbもしくはPcを直接に回転検出出力と
する場合に比して、著しく高められた検出精度のもとて
の回転検出がなされることになる。そして、斯かるオア
ゲート回路34の出力信号Pnとして得られる回転検出
出力は、例えば、車両の各所に配された車速を制御情報
として動作する、オートクルーズ制御ユニット、パワー
ステアリング制御ユニット、アンチロックブレーキ制御
ユニット等の各制御ユニットに、制御信号として供給さ
れる。
上述の如くに、検出出力部35から、検出パルス列信号
Pa、Pb及びPcの夫々の周波数の3倍の周波数を有
する出力信号Pnが得られることになる、検出器20A
、20B及び20Cのいずれもが正常に動作している状
態においては、論理回路ブロック28の異常検出部40
におけるオアゲート回路36及びアンドゲート回路37
にも、上述の第4図A、B及びCにおける期間T0、及
び、第5図A、B及びCにおける期間T4において示さ
れる検出パルス列信号Pa、Pb及びPcが供給される
。その結果、オアゲート回路36及びアンドゲート回路
37からは、夫々、第4図E及びFにおける期間T0、
及び、第5図E及びFにおける期間T4において示され
る如くの、高レベルhをとる出力信号P4及び低レベル
lをとる出力信号P、が得られる。そして、高レベルh
をとる出力信号P4がそのまま、また、低レベルβをと
る出力信号P5がインバータ38で高レベルhをとるも
のに変換されてアンドゲート回路39に供給され、アン
ドゲート回路39からは、第4図Gにおける期間T0、
及び、第5図Gにおける期間T4において示される如く
の、高レベルhをとる出力信号Peが得られる。
このようにして、検出器20A、20B及び20Cから
の検出パルス列信号Pa、Pb及びPcのいずれもが適
正に得られている状態においては、異常検出部40にお
けるオアゲート回路36及びアンドゲート回路37の出
力信号P4及びPsが、夫々、高レベルh及び低レベル
βをとるものとなり、その結果、異常検出信号とされる
アンドゲート回路39の出力信号Peが高レベルhをと
るものとなる。
これに対して、例えば、検出器20A自体あるいはその
出力側での断線等の事故により検出パルス列信号Paが
適正に得られなくなった状態においては、各部の信号は
第4図A−Gにおける、上述の期間T、に続く、時点t
1からt2までの期間T、において示される如くとなる
。即ち、検出器20B及び20Cからの検出パルス列信
号pb及びPcは適正に得られるが、検出器20Aから
の検出パルス列信号Paは継続的に低レベルをとるもの
になってしまう。それにより、アンドゲート回路31及
び33の出力信号P、及びPsは、継続的に低レベルを
とり、アンドゲート回路32の出力信号P2のみが検出
パルス列信号Pcに同期したパルス列信号となる。その
結果、オアゲート回路34の出力信号Pnは、第4図り
における期間T、において示される如く、アンドゲート
回路32の出力信号P2と同一のものとなってしまう。
そして、このとき、異常検出部40におけるオアゲート
回路36の出力信号P4は、第4図已における期間TI
において示される如く、検出パルス列信号Pcにおける
立下り部に同期して低レベル部を有するものとなり、ま
た、アンドゲート回路37の出力信号P5は、第4図F
における期間T+において示される如く、低レベルPを
とるものとなる。その結果、異常検出信号とされるアン
ドゲート回路39の出力信号Peは、第4図Gにおける
期間T1において示される如く、オアゲート回路36の
出力信号P4と同一の、検出パルス列信号Pcにおける
立下り部に同期して低レベル部を有するものとなるす また、検出器20Bもしくは20C自体あるいはその出
力側での断線等の事故により検出パルス列信号pbもし
くはPcが適正に得られなくなった状態においては、各
部の信号は第4図A−Gにおける、上述の期間T1に続
く時点t2からt。
までの期間T2、もしくは、期間T2に続く時点t3以
降の期間T、において示される如くとなり、検出器20
A及び20Cからの検出パルス列信号Pa及びPcは適
正に得られるが、検出器20Bからの検出パルス列信号
Pbが継続的に低レベルをとるものになる、もしくは、
検出器20A及び20Bからの検出パルス列信号pa及
びpbは適正に得られるが、検出器20Cからの検出パ
ルス列信号Pcが継続的に低レベルをとるものになるこ
とになって、上述の検出器20A自体あるいはその出力
側で断線等が生じて検出パルス列信号Paが適正に得ら
れなくなった状態と同様となる。
即ち、オアゲート回路34の出力信号Pnは、第4図り
における期間T2に示される如く、アンドゲート回路3
3の出力信号P3と同一のものとなる、もしくは、第4
図りにおける期間T、に示される如く、アンドゲート回
路31の出力信号P1と同一のものとなることになり、
このとき、異常検出信号とされるアンドゲート回路39
の出力信号Peは、第4図Gにおける期間T2において
示される如く、オアゲート回路36の出力信号P4と同
一の、検出パルス列信号Paにおける立下り部に同期し
て低レベル部を有するもの、もしくは、第4図Gにおけ
る期間T:lにおいて示される如く、オアゲート回路3
6の出力信号P4と同一の、検出パルス列信号pbにお
ける立下り部に同期して低レベル部を存するものとなる
一方、例えば、検出器20Aに短絡事故が生じて検出パ
ルス列信号Paが適正に得られなくなった状態において
は、各部の信号は第5図A−Gにおける、上述の期間T
4に続く、時点t4からt、までの期間T5において示
される如くとなる。
即ち、検出器20B及び20Cからの検出パルス列信号
pb及びPcは適正に得られるが、検出器20Aからの
検出パルス列信号Paは継続的に高レベルをとるものに
なってしまう。それにより、アンドゲート回路31及び
33の出力信号P1及びP、は、継続的に高レベルをと
り、アンドゲート回路32の出力信号P2のみが検出パ
ルス列信号Pcに同期したパルス列信号となる。その結
果、オアゲート回路34の出力信号Pnは、第5図りに
おける期間T5において示される如(、検出パルス列信
号Pcにおける立下り部に同期して低レベル部を存する
ものとなってしまう。
そして、このとき、異常検出部40におけるオアゲート
回路36の出力信号P4は、第5図Eにおける期間T、
において示される如く、高レベルhを取るものとなり、
また、アンドゲート回路37の出力信号Psは、第5図
Fにおける期間T5において示される如く、検出パルス
列信号Pcにおける立上り部に同期して高レベル部を有
するものとなる。その結果、異常検出信号とされるアン
ドゲート回路39の出力信号Peは、第5図Gにおける
期間T、において示される如く、アンドゲート回路37
の出力信号P、がレベル反転されたものと同一の、検出
パルス列信号Pcにおける立上り部に同期して低レベル
部を有するものとなる。
また、例えば、検出器20Bもしくは20Cに短絡事故
が生じて検出パルス列信号PbもしくはPcが適正に得
られなくなった状態においては、各部の信号は第5図A
−Gにおける、上述の期間T、に続く時点1.からt6
までの期間T 6 、もしくは、期間T&に続く時点t
6以降の期間T7において示される如くとなり、検出器
20A及び20Cからの検出パルス列信号Pa及びPc
は適正に得られるが、検出器20Bからの検出パルス列
信号pbが継続的に高レベルをとるものになる、もしく
は、検出器20A及び20Bからの検出パルス列信号P
a及びpbは適正に得られるが、検出器20Cからの検
出パルス列信号Pcが継続的に高レベルをとるものにな
ることになって、上述の検出器20Aに短絡事故が生じ
て検出パルス列信号Paが適正に得られなくなった状態
と同様となる。即ち、オアゲート回路34の出力信号P
nは、第5図りにおける期間Thに示される如く、検出
パルス列信号Paにおける立下り部に同期して低レベル
部を有するものとなる、もしくは、第5図りにおける期
間T7に示される如(、検出パルス列信号pbにおける
立下り部に同期して低レベル部を有するものとなること
になり、このとき、異常検出信号とされるアンドゲート
回路39の出力信号Peは、第5図Gにおける期間T6
において示される如く、アンドゲート回路37の出力信
号P5がレベル反転されたものと同一の、検出パルス列
信号Paにおける立上り部に同期して低レベル部を有す
るもの、もしくは、第5図Gにおける期間T7において
示される如く、アンドゲート回路37の出力信号P5が
レベル反転されたものと同一の、検出パルス列信号Pb
における立上り部に同期して低レベル部を有するものと
なる。
以上の如くに、検出器20A、20B及び20Cからの
検出パルス列信号Pa、Pb及びPcのいずれもが適正
に得られている状態においては、異常検出部40におけ
るオアゲート回路36及びアンドゲート回路37の出力
信号P4及びP5が、夫々、高レベルh及び低レベルβ
をとるものとなり、その結果、異常検出信号とされるア
ンドゲート回路39の出力信号Peが高レベルhをとる
ものとなるのに対し、検出パルス列信号Pa、Pb及び
Pcのいずれかが、継続的に低レベル、もしくは、継続
的に高レベルをとる異常なものとなる場合には、異常検
出部40におけるオアゲート回路36及びアンドゲート
回路37の出力信号P4及びP、が、出力信号P4が周
期的に低レベル部を有するものとなって出力信号P5が
継続的に低レベルlをとる態様、もしくは、出力信号P
4が継続的に高レベルhをとって出力信号P5が周期的
に高レベル部を有するものとなる態様をとり、その結果
、異常検出信号とされるアンドゲート回路39の出力信
号Peが周期的に低レベル部を有するものとなり、それ
によって、検出パルス列信号Pa、Pb及びPcの異常
が検知される。
なお、上述の例においては、回転円板14に被検出部と
しての透孔16が配列形成され、被検出部の配列に応じ
た検出パルス列信号を得る検出信号発生部には光電型の
検出器2OA、20B及び20Cが用いられているが、
本発明に係る回転検出装置は、斯かる回転円板14に透
孔として設けられた被検出部と光電型の検出器との組合
せを有するものに限られることなく、回転円板14に、
例えば着磁部等による、透孔以外の種々の被検出部が配
列形成され、検出信号発生部が、例えば電磁型の検出器
等の、光電型の検出器以外の種々の検出器を備えるもの
とされてもよい。
また、上述の例においては、検出信号発生部が3個の光
電型の検出器20A、20B及び20Cを含むものとさ
れているが、本発明に係る回転検出装置における検出信
号発生部は、3個の検出器を含むものに限られることな
く、3個以上の検出器を備えるものとされ得るものであ
り、一般的には、n個(nは3以上の正整数)の検出器
を備えるものとされて、n個の検出器がそれらのうちの
隣合う2個から得られる第1及び第2の検出パルス列信
号が実質的に2π/nの相互位相差を有するものとなる
ように配置される。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る回転検出装
置によれば、複数の被検出部をか回転中心を包囲して環
状に配列形成された回転部材と、その回転部材に近接し
て配されて被検出部の配列に応じた検出パルス列信号を
発生する複数の検出器とを用いての回転検出にあたり、
複数の検出器の夫々から適正な検出パルス列信号が得ら
れる状態においては、回転部材を大型化させず、かつ、
容易に作成し得るものとしたもとで、検出出力部から、
各検出パルス列信号に基づいて、各検出器から得られる
検出パルス列信号を直接に回転検出出力とする場合に比
して検出精度の大幅な向上が図れる回転検出出力を得る
ことができる。そして、複数の検出器から夫々得られる
検出パルス列信号のいずれかに異常が生じた際には、異
常検出部の作動に基づき、迅速かつ確実に異常状態を検
知することかでき、従って、検出出力部から不適切な回
転検出出力が得られることになる事態に対する適切な対
策を迅速にとることができることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る回転検出装置の一例を示す概略構
成図、第2図は第1図に示される例に用いられる円板内
蔵部の具体構成例を示す斜視図、第3図は第1図に示さ
れる例に用いられる光電型の検出器の説明に供される側
面図、第4図A−G及び第5図A−Gは第1図に示され
る例の動作説明に供される波形図である。 図中、10は円板内蔵部、14は回転円板、16は透孔
、20A、20B及び20Cは検出器、28は論理回路
ブロック、35は検出出力部、40は異常検出部、31
.32及び33は第1.第2及び第3のアンドゲート回
路、37及び39はアンドゲート回路、34及び36は
オアゲート回路である。 14:回転円板 20A20820C:lk出に

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  複数の被検出部が回転中心を包囲して配列形成された
    回転部材と、該回転部材に近接して配されて上記被検出
    部の配列に応じた検出パルス列信号を発生するn個(n
    は3以上の正整数)の検出器が、それらのうちの隣合う
    2個から得られる第1及び第2の検出パルス列信号を実
    質的に2π/nの相互位相差を有するものとすべく配置
    され、かつ、上記第1の検出パルス列信号を形成する各
    検出パルスと上記第2の検出パルス列信号を形成する各
    検出パルスとを部分的にオーバーラップさせるものとな
    されて形成される検出信号発生部と、該検出信号発生部
    から得られる検出パルス列信号に基づいて回転検出出力
    を形成する検出出力部と、上記検出信号発生部から得ら
    れる夫々の検出パルス列信号が供給されるアンドゲート
    回路及びオアゲート回路とを含んで形成され、該アンド
    ゲート回路及びオアゲート回路の出力に基づいて上記n
    個の検出器の夫々から得られる検出パルス列信号の異常
    が検知されるものとされた異常検出部とを具備して構成
    される回転検出装置。
JP13507885A 1985-06-20 1985-06-20 回転検出装置 Pending JPS61292560A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008064699A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Meidensha Corp モータの速度検出装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53106157A (en) * 1977-02-28 1978-09-14 Toshiba Corp Pulse generator

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