JPS6129182Y2 - - Google Patents

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JPS6129182Y2
JPS6129182Y2 JP11650679U JP11650679U JPS6129182Y2 JP S6129182 Y2 JPS6129182 Y2 JP S6129182Y2 JP 11650679 U JP11650679 U JP 11650679U JP 11650679 U JP11650679 U JP 11650679U JP S6129182 Y2 JPS6129182 Y2 JP S6129182Y2
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top plate
switch
touch
output
induction
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JP11650679U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は誘導加熱調理器に関する。
誘導加熱調理器は、同心円状に巻いた誘導コイ
ルに約20〜40KHzの高周波交番電流を流し、この
誘導コイルに同周波数の交番磁界を発生させ、こ
の磁界内に鉄等磁性材よりなる鍋を置いて、これ
を加熱するものである。この種調理器の一般的な
構造は、上面に鍋が載置されるトツププレート
を、また一側面に電源スイツチ出力調節スイツチ
等を配置してなる。かかる構造について説明を加
えると、まず全体の形状は上面のトツププレート
上に鍋を置き易くするための偏平形状が望まし
く、またトツププレート上には、鍋から煮汁等が
零れ易いことに対処し、スイツチ等は、側面に配
置しして、煮汁等の侵入を防止し、安全性を確保
している。しかしながらこのような構造であれ
ば、スイツチ操作部が側面に位置しているため操
作しにくいという欠点が生じる。
本考案は、このような問題を解決したものであ
り、トツププレート上にスイツチを配置し、かつ
安全性の確保も同時に達成したものである。以下
本案第一実施例を説明する。
第1図において1は誘導加熱調理器本体、2
は、この本体上面に設けられた厚さ約4mmのトツ
ププレートで、ガラスセラミツク板、セラミツク
板、若しくは耐熱性プラスチツク板等の絶縁性基
板にて構成される。3は、このトツププレート2
の鍋載置面で、放射線状パターンにより示され
る。4はトツププレート2の鍋載置面3より大き
く離隔した周辺部分に形成された出力調節スイツ
チで、一列に配列された複数個のタツチスイツチ
S3,S2…にて形成される。P1,P2…はタツチスイ
ツチS1,S2…の近傍に並設され、このタツチスイ
ツチS3,S2…にて調節された加熱出力状態を表示
する表示ランプであつて、例えばP1,P2…が夫々
タツチスイツチS1,S2…に対応して設けられた構
成になつている。この表示ランプP1,P2としては
発光ダイオード、ネオンランプ等が使用できる。
S0は、本体側部に設けられた上述した電源スイツ
チで、通常のスナツプスイツチが使用できる。こ
の電源スイツチS0は、出力調節スイツチ4に比較
して操作回数は少なく、また一旦オン或はオフ状
態にするとその状態が比較的長い時間固定される
ものであるから、手、指等の触れにくい本体側部
に配置した方が好ましいが、その構造については
必ずしも上述の如き機械的スイツチでなくともよ
く、タツチスイツチとしてもよい。
第2図を用いて更に詳述すると、5は商用交流
電源、6はこの交流電源5が上記電源スイツチS0
を介して加えられる直流電源で、整流流回路より
なる。7は、高周波インバータ回路で、誘導コイ
ル8を含む。9は誘導コイル8に近接された磁性
材よりなる鍋であり第1図に示すトツププレート
2の鍋載置面3上に置かれる。高周波インバタ回
路7は、周波数約20〜40KHzの範囲で発振し、誘
導コイル8に同周波数の交番電流を通電するもの
であり、制御回路10はその発振周波数が制御さ
れる。この周波数制御により出力を約400W〜
1200Wの範囲で制御することができる。タツチス
イツチS1,S2…はトツププレート2表面に白金蒸
着等により表面電極であるタツチプレートT1
T2…を、またこれらタツチプレートT1,T2…に
対応してトツププレート2裏面にそれぞれ2個の
対向電極t1t1′,t2t2′,…を形成してなる。この対
向電極t1t1′,t2t2′,…は、銀ペーストを印刷焼成
することにより形成することができ、1組の対向
電極t1t1′間間隔は、両電極間にリークが生じない
距離例えば約4mm程度離間される。このようなタ
ツチスイツチS1,S2…は、図中左端より右方向へ
いくにしたがつて出力「弱」から「強」の状態へ
段階的に対応づけられており、その値は、上述の
如く約400〜1200Wの範囲で設定される。ここで
タツチスイツチS1の構造を説明すると、タツチプ
レートT1と対向電極t1t1′は中間にセラミツク板
(トツププレート材料)等の誘電物質を介在した
コンデンサを構成し、2個のコンデンサが直列接
続された構造、すなわちタツチプレートT1対向
電極t1間、およびタツチプレートT1対向電極t1′間
にてそれれコンデンサが構成され直列接続されて
いる。各タツチスイツチS1,S2…の一方の対向電
極t1t2…は一括接続されて制御電源11より電圧
信号+B(約70V)が共通印加され、他方の対向
電極t1′,t2′,…はそれぞれ検知回路12へ接続
される。それ故タツチプレートT1T2…に指を触
れない状態では、対向電極t1t1′およびタツチプレ
ートT1間の2個のコンデンサ結合により、対向
電極t1′には、約5Vの電圧が現われている。他
方、例えばタツチプレートT1に指を触れると、
このタツチプレートT1が接地された状態とな
り、対向電極t1′の電位は下る。今の場合この値
は約1.5Vである。この電圧低下は、検知回路1
2にて検知され、操作されたタツチスイツチT1
が判別される。この判別信号により次段の制御回
路10が作動し、タツチスイツチT1に対応した
周波数にて、高周波インンバータ回路7を発振さ
せる。しかしてタツチスイツチS1,S2…により、
例えば出力「弱」から「強」の状態へ順次切換え
られると、発振周波数が、減小するよう制御回路
10が動作する。
上記実施例では、タツチスイツチを、出力調節
スイツチに用いたが、この他、温度調節スイツチ
として用いることもでき、さらに出力・温度切換
スイツチを別途設けて、上記タツチスイツチを出
力・温度兼用にすることも可能である。後者の場
合、表示ランプのオン・オフを出力・温度切換ス
イツチに連動させればそれぞれ出力表示および温
度表示を兼ねることができる。
以上説明したように本考案誘導加熱調理器は、
出力調節を行うスイツチを誘電体であるトツププ
レートの表裏面に電極を固定して成るタツチスイ
ツチにて構成するとともに、このスイツチ近傍に
このスイツチにて調節された加熱状態を表示する
出力表示部を並設しているので、出力調節用タツ
チスイツチにて行うスイツチ操作とそのスイツチ
操作による加熱出力の対応が容易に採ることが出
来、出力変更がスムーズに行える操作性の秀れた
ものとなる。
また、出力調節を行うタツチスイツチはトツプ
プレートを挾むように形成しているので、特別に
操作部を設ける必要がなく調理器上面がトツププ
レートだけで構成されて調理器全体としてのコン
パクト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例斜視図、第2図は同例
回路ブロツク図である。 1……調理器本体、2……トツププレート、4
……出力調節スイツチ、S1S2……タツチスイツ
チ、6……直流電源、7……高周波インバータ回
路、8……誘導コイル、9……鍋、10……制御
回路、T1T2……タツチプレート、t1t1′,t2t2′、…
…対向電極、11……制御電源、12……検知回
路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 誘導コイル上に絶縁性トツププレートを配置
    し、上記誘導コイルに交番電流を通電して交番磁
    界を発生させ上記トツププレート上に載置された
    磁性体鍋を該磁界の印加により誘導加熱する誘導
    加熱調理器において、上記トツププレートの周辺
    部に該トツププレートを挾んで形成した電極より
    なる出力調節用タツチスイツチを設けると共に、
    このスイツチ近傍にこの出力調節用タツチスイツ
    チにて調節された加熱状態を表示する出力表示部
    を並設して成る誘導加熱調理器。
JP11650679U 1979-08-23 1979-08-23 Expired JPS6129182Y2 (ja)

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JP11650679U JPS6129182Y2 (ja) 1979-08-23 1979-08-23

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JPS5637297U JPS5637297U (ja) 1981-04-09
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003279055A (ja) * 2002-03-22 2003-10-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS587546Y2 (ja) * 1979-02-07 1983-02-09 日立照明株式会社 けい光灯器具
JPH0665128B2 (ja) * 1987-03-25 1994-08-22 松下電器産業株式会社 加熱調理器
JPH0247719U (ja) * 1988-09-28 1990-04-03

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JP2003279055A (ja) * 2002-03-22 2003-10-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器

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JPS5637297U (ja) 1981-04-09

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