JPS61291478A - 建築用材の表面加工方法 - Google Patents
建築用材の表面加工方法Info
- Publication number
- JPS61291478A JPS61291478A JP13106985A JP13106985A JPS61291478A JP S61291478 A JPS61291478 A JP S61291478A JP 13106985 A JP13106985 A JP 13106985A JP 13106985 A JP13106985 A JP 13106985A JP S61291478 A JPS61291478 A JP S61291478A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cement
- surface treatment
- construction material
- products
- extruded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、セメント系押出成形品である建築用材の表面
加工方法に関し、さらに詳しくはコンクリート打ち放し
と同様の表面外観を有し良好な表面仕上を施した建築用
材の表面加工方法に関する。
加工方法に関し、さらに詳しくはコンクリート打ち放し
と同様の表面外観を有し良好な表面仕上を施した建築用
材の表面加工方法に関する。
セメント系押出成形品は建築物の外壁、間仕切壁、床材
、天井材等に広く用いられている。
、天井材等に広く用いられている。
このようなセメント系押出成形品は、通常は表面塗装を
施しており、表面化粧をせずに用いる場合もある。
施しており、表面化粧をせずに用いる場合もある。
表面塗装は、一般に耐候性に劣り、基材のセメント系押
出成形品の耐久性に比し著しく短期間すなわち数年程度
で塗替、補修等のメンテナンスを要していた。このこと
は１表面塗装を予め施した場合も、建築物に施工後に塗
装を行う場合も、あまり差がなかった。
出成形品の耐久性に比し著しく短期間すなわち数年程度
で塗替、補修等のメンテナンスを要していた。このこと
は１表面塗装を予め施した場合も、建築物に施工後に塗
装を行う場合も、あまり差がなかった。
表面化粧をせずに最終仕上とし、セメント系押出製品の
表面特性を生かす試みも皆無ではなかったが、セメント
製品には宿命とも言えるエフロレッセンスの発生という
木質的な問題があり、表面がしみ状を呈したり、製品板
ごとに微妙な色違いが発生する等建材内外装製品として
は必ずしも良好な仕とりとなり難い問題があった。
表面特性を生かす試みも皆無ではなかったが、セメント
製品には宿命とも言えるエフロレッセンスの発生という
木質的な問題があり、表面がしみ状を呈したり、製品板
ごとに微妙な色違いが発生する等建材内外装製品として
は必ずしも良好な仕とりとなり難い問題があった。
この表面状態をサンダー等によって研磨し色調を統一し
ようとした試みもあるが、サンダー研磨した表面は平滑
美麗となり過ぎ、セメント系製品のイメージにマツチし
ない、セメント系押出製品を塗装仕上を行わずに素地を
利用する場合には、建築設計者や施工者のイメージとし
て、コンクリート打ち放し面の感じを要求されることが
多く、サングー研磨仕上はこのような要求ビ反し好まし
くない。
ようとした試みもあるが、サンダー研磨した表面は平滑
美麗となり過ぎ、セメント系製品のイメージにマツチし
ない、セメント系押出製品を塗装仕上を行わずに素地を
利用する場合には、建築設計者や施工者のイメージとし
て、コンクリート打ち放し面の感じを要求されることが
多く、サングー研磨仕上はこのような要求ビ反し好まし
くない。
また、セメント系押出成形品の表面層は、セメントから
発生したエフロレッセンスや、成分の炭酸化等により、
内部よりも緻密になっているのが通常である。この表面
の緻密層を研磨等により取去ると、その面の吸水性が増
大するため、表面と裏面の吸水性に差が生じ、このため
に板材に反り、が発生する。
発生したエフロレッセンスや、成分の炭酸化等により、
内部よりも緻密になっているのが通常である。この表面
の緻密層を研磨等により取去ると、その面の吸水性が増
大するため、表面と裏面の吸水性に差が生じ、このため
に板材に反り、が発生する。
本発明は、旧記欠点を解消すると共に、表面がコンクリ
ート打ち放しのイメージを持ち、かつ耐久性に富み、メ
ンテナンスフリーである建築用材を得ることのできる表
面加工方法を提供することを目的とするものである。
ート打ち放しのイメージを持ち、かつ耐久性に富み、メ
ンテナンスフリーである建築用材を得ることのできる表
面加工方法を提供することを目的とするものである。
本発明者らは、セメント系押出成形品の表面処理につき
種々研究を重ねている過程において、養生硬化したセメ
ント系押出成形品の表面をサンドブラスト、ショツトブ
ラスト等によりブラスト研削することにより、コンクリ
−１・打ち放しの表面状ｙＬに極めて近い外観をすする
ことを発見し、この知見をもとに、前記した板材の反り
の問題を解決する方途を構することによって本発明を完
成した。
種々研究を重ねている過程において、養生硬化したセメ
ント系押出成形品の表面をサンドブラスト、ショツトブ
ラスト等によりブラスト研削することにより、コンクリ
−１・打ち放しの表面状ｙＬに極めて近い外観をすする
ことを発見し、この知見をもとに、前記した板材の反り
の問題を解決する方途を構することによって本発明を完
成した。
すなわち本発明の技術手段は、
（１）ブラスト研削する工程、
■透明樹脂を塗布する二［程、
から成る。
ブラスト研削処理により、セメント製品゛表面は適度の
粗度を７．する。
粗度を７．する。
プラス＋研削に用いるブラスト材としてはサンドブラス
トでは珪砂等を用いる。ショツトブラストでは硬質の鋼
球または角の突出したグリッド状の鋼材等を研削材とし
て用いる。
トでは珪砂等を用いる。ショツトブラストでは硬質の鋼
球または角の突出したグリッド状の鋼材等を研削材とし
て用いる。
ショツトブラスト研削材の粒子は直径０．２〜１．２ｍ
ｍ程度、さらに好ましくは０．４〜１． Ｏｍ ｍ程度
の粒度のものが好適であり、この範囲の粒子によりコン
クリート打ち放し表面に極めて類似した表面を得ること
ができる。
ｍ程度、さらに好ましくは０．４〜１． Ｏｍ ｍ程度
の粒度のものが好適であり、この範囲の粒子によりコン
クリート打ち放し表面に極めて類似した表面を得ること
ができる。
押出成形品の原料中に着色珪砂、または天然石の粉砕粒
子等を予め混入しておき、これをブラスト研削処理すれ
ば、みかげ石と同様の外観を呈する板材を製造すること
が可能である。
子等を予め混入しておき、これをブラスト研削処理すれ
ば、みかげ石と同様の外観を呈する板材を製造すること
が可能である。
またブラスト研削処理に先立ち、模様を繰り抜いた鉄板
または合成樹脂性フィルム笠のマスクで押出成形品の表
面を覆い、これをブラスト研削処理することにより、繰
り抜かれた部分の表面のみを研削処理することもできる
。
または合成樹脂性フィルム笠のマスクで押出成形品の表
面を覆い、これをブラスト研削処理することにより、繰
り抜かれた部分の表面のみを研削処理することもできる
。
さらにまた、エアブラストノズルに種々の軌跡を描かせ
ることによって種々の模様を形成することもできる。
ることによって種々の模様を形成することもできる。
ブラスト研削処理後に、ブラスト処理した表面に透明樹
脂を塗布する。透明樹脂は、表面の外観をそのまま示す
と共に、セメント系押出成形品の吸水による反りを防止
する作用をなす。透明樹脂材料としては、シリコーン系
はつ水剤またはウレタン系、アクリル系の合成樹脂透明
塗料を使用することができる。シリコーン系はつ水剤は
、合成樹脂系塗料に比し表面光沢を生じない利点があり
、コンクリ−１・打ち放し面のイメージが全く損なわれ
ないので、極めて適当である。
脂を塗布する。透明樹脂は、表面の外観をそのまま示す
と共に、セメント系押出成形品の吸水による反りを防止
する作用をなす。透明樹脂材料としては、シリコーン系
はつ水剤またはウレタン系、アクリル系の合成樹脂透明
塗料を使用することができる。シリコーン系はつ水剤は
、合成樹脂系塗料に比し表面光沢を生じない利点があり
、コンクリ−１・打ち放し面のイメージが全く損なわれ
ないので、極めて適当である。
本発明の表面加工方法によれば、セメント系押出成形品
の表面にコンクリート打ち放しと同様の外観を付するこ
とができ、かつ反り等の生じない優れた建築用材を得る
ことができる。
の表面にコンクリート打ち放しと同様の外観を付するこ
とができ、かつ反り等の生じない優れた建築用材を得る
ことができる。
Claims (1)
- １ セメント系押出成形品の表面をブラスト研削し、該
研削面に透明樹脂を塗布することを特徴とする建築用材
の表面加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13106985A JPS61291478A (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 | 建築用材の表面加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13106985A JPS61291478A (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 | 建築用材の表面加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61291478A true JPS61291478A (ja) | 1986-12-22 |
Family
ID=15049271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13106985A Pending JPS61291478A (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 | 建築用材の表面加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61291478A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06345529A (ja) * | 1993-06-03 | 1994-12-20 | Daiken Trade & Ind Co Ltd | 建築用焼成板の製造方法 |
| JP2008201631A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Taiheiyo Cement Corp | セメント質硬化体 |
| CN108312070A (zh) * | 2018-02-06 | 2018-07-24 | 郑州三超除锈技术有限公司 | 喷砂除锈的防锈方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4913924A (ja) * | 1972-05-20 | 1974-02-06 | ||
| JPS57201612A (en) * | 1981-06-05 | 1982-12-10 | Sintokogio Ltd | Surface treating method for concrete block |
-
1985
- 1985-06-17 JP JP13106985A patent/JPS61291478A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4913924A (ja) * | 1972-05-20 | 1974-02-06 | ||
| JPS57201612A (en) * | 1981-06-05 | 1982-12-10 | Sintokogio Ltd | Surface treating method for concrete block |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06345529A (ja) * | 1993-06-03 | 1994-12-20 | Daiken Trade & Ind Co Ltd | 建築用焼成板の製造方法 |
| JP2008201631A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Taiheiyo Cement Corp | セメント質硬化体 |
| CN108312070A (zh) * | 2018-02-06 | 2018-07-24 | 郑州三超除锈技术有限公司 | 喷砂除锈的防锈方法 |
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