JPH0790205A - 補修用塗料 - Google Patents

補修用塗料

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JPH0790205A
JPH0790205A JP25929893A JP25929893A JPH0790205A JP H0790205 A JPH0790205 A JP H0790205A JP 25929893 A JP25929893 A JP 25929893A JP 25929893 A JP25929893 A JP 25929893A JP H0790205 A JPH0790205 A JP H0790205A
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coating compound
repair
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Kenichi Ebara
健一 江原
Kazuhiro Sato
和博 佐藤
Takashi Kurosawa
貴司 黒澤
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Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 天然石調化粧板等の施工時等に損傷部が生じ
た際に外観良く補修することができるようにする。 【構成】 透明ないしは半透明樹脂塗料に、径が0.0
5〜5mmの範囲の着色鱗片状または着色粒状の骨材が
混入されてなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイル張り調あるいは
天然石張り調等の建築用に使用される化粧板の補修に好
適な補修用塗料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からタイル張り調や天然石張り調の
化粧板は、高級な外観を表現できるため、建物の外壁材
等として利用されている。しかしながら、このような化
粧板は、特に建築現場での運搬や保管、施工時等におい
てその表面化粧層が損傷することが多い。特に、釘打ち
にて下地に止着される化粧板の場合には、釘打ち部の周
囲にこのような損傷による外観上の不具合が生じ易い。
このような化粧板の化粧層に損傷が生じると、ベース色
と近似色の塗料を塗布して補修されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、タイル調や
天然石調の化粧板のように表面に複雑な斑点状模様が形
成されている場合、上記従来のようなベース色に近似色
の塗装をしたり、ベース色と斑点状模様との中間色の塗
装をして補修しても、損傷補修部と損傷していない部分
との差がはっきりとして、かえって表面化粧外観を損な
ってしまうことが多くあった。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑みなされ
たもので、タイル調や天然石調等の化粧板が損傷した場
合に、建築現場で簡単に且つ外観性よく補修することが
できる補修用塗料を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の補修用塗料は、透明ないしは半透明樹脂塗
料に、径が0.05〜5mmの範囲の着色鱗片状または
着色粒状の骨材を混入しているので、タイル調や天然石
調の斑点状模様にも外観状目立った欠点を生じることな
く、化粧板の損傷部分を良好に補修することができるも
のである。
【0006】
【作用】本発明により、施工前あるいは施工後に化粧板
の化粧層に損傷部分が生じた場合、本発明の補修塗料を
その損傷部分に刷毛塗り、ローラー塗り等により補修す
ると、化粧板の斑点状模様と補修塗料の透明ないしは半
透明樹脂塗料中の着色鱗片状または、着色粒状の骨材が
相馴染み、損傷部分を目立たなくさせることができる。
上記骨材の径の最大が5mm以上および0.5mm以下
となると、補修部分が、化粧板の斑点状模様に比べて前
者では大きくなりすぎ、また後者では小さくなりすぎて
補修効果が不十分となる。
【0007】また、化粧板の化粧層が比較的平滑な場合
は、偏平形状の鱗片状骨材が混入されているものを使用
するのが表面の質感を表現するのに好適であり、上記化
粧層に微細な凹凸等のある石肌状等の場合には、立体形
状の粒状骨材を使用することが好適で、より自然な補修
外観に仕上げることができるものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る補修用塗料に
ついて説明する。
【0009】本発明に使用する透明ないしは半透明樹脂
塗料とは、ウレタン樹脂、アルキッド樹脂、ポリエステ
ル樹脂、アクリル樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂等で
ありこれらの樹脂に必要に応じて、着色剤、粘度調整
剤、体質顔料等が混合されてなるものである。
【0010】また、上記透明ないしは半透明樹脂塗料に
混合できる着色鱗片状骨材とは、偏平な形状で、補修対
象の化粧板に塗布された下地着色塗料とは異なった色調
のものを使用する。着色鱗片状骨材は、人工的に着色さ
れたものでも、その素材のもつ天然の色でもよい。骨材
の形状は、最も大きな部分の径が前述のように0.05
〜5mmの範囲にあることが必要で、補修外観上、0.
3〜3mm程度の範囲にあるものが最も望ましい。
【0011】このような骨材の材質は特に問わないが、
例えばプラスチック製、雲母、セラミック製、金属製、
紙製等のものを使用でき、透明ないしは半透明樹脂塗料
中に5〜70重量%程度添加される。5重量%未満であ
ると、骨材量が不足し、70重量%を超えると骨材量が
多すぎて、ともに満足な補修外観を得ることができな
い。
【0012】鱗片状骨材に替えて着色粒状骨材を用いる
こともできる。この粒状骨材は、その形状が偏平でなく
立体的であることを除き、上記鱗片状骨材と同様なもの
を使用できる上、その材質には、砂粒、発泡無機粒子等
も加えることができる。
【0013】そして、前述の透明ないしは半透明樹脂塗
料に、このような鱗片状または、粒状骨材を混合するこ
とにより本発明の補修塗料を得ることができる。
【0014】本発明の補修塗料を使用して、化粧板の補
修部分を補修する場合は、補修箇所に刷毛やローラー、
あるいはスプレーで本発明の補修塗料を塗布することに
よってなすことができる。化粧板の化粧層が、下地着色
層から損傷している場合に、下地着色層に近似の色調の
着色半透明樹脂塗料を用いた補修用塗料を損傷部に塗布
して1回の塗布で仕上げることもできるし、また、ベー
ス色を別の着色不透明塗料を塗布して補修してから、本
発明の透明ないしは半透明樹脂塗料を使用した補修用塗
料を使用して補修することもできる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の補修塗料
は、透明ないしは半透明樹脂塗料に、径が0.05〜5
mmの範囲の着色鱗片状または着色粒状の骨材が混入さ
れてなるものであるので、施工前あるいは施工後に化粧
板の化粧層に損傷部分が生じた場合、本発明の補修塗料
を使用してその損傷部分に刷毛塗り、ローラー塗り等に
より補修すると、天然石調やタイル調の化粧板の斑点状
模様と補修塗料の透明ないしは半透明樹脂塗料中の着色
鱗片状または、着色粒状の骨材が視覚的に相馴染み、損
傷部分を目立たなくさせ、従来のような近似する不透明
着色塗料だけによる補修の場合と較べて、その補修外観
を顕著に向上させることができる。
【0016】そして、化粧板の化粧層が比較的平滑な場
合は、偏平形状の鱗片状骨材が混入されているものを使
用し、上記化粧層に微細な凹凸等のある石肌状等の場合
には、立体形状の粒状骨材を使用することにより、表面
の質感を表現し、自然な補修外観に仕上げることができ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明ないしは半透明樹脂塗料に、径が
    0.05〜5mmの範囲の着色鱗片状または着色粒状の
    骨材が混入されてなる補修用塗料。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1123202A4 (en) * 1998-08-14 2003-02-12 Gloucester Co Inc CEILING MATERIAL CAPABLE OF IMITATING THE APPEARANCE OF A POLYCHROME STONE SURFACE
JP2004197086A (ja) * 2002-12-03 2004-07-15 Sk Kaken Co Ltd 装飾性塗材
JP2007009113A (ja) * 2005-07-01 2007-01-18 Gantan Beauty Ind Co Ltd 陰イオン発生塗膜及び陰イオン発生塗材

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01294876A (ja) * 1988-05-23 1989-11-28 Shinko Pantec Co Ltd グラスライニング層の補修剤および補修方法

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