JPS61288543A - 電話自動応対装置 - Google Patents

電話自動応対装置

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Publication number
JPS61288543A
JPS61288543A JP12920585A JP12920585A JPS61288543A JP S61288543 A JPS61288543 A JP S61288543A JP 12920585 A JP12920585 A JP 12920585A JP 12920585 A JP12920585 A JP 12920585A JP S61288543 A JPS61288543 A JP S61288543A
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JP
Japan
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caller
message
telephone
memory
specific
Prior art date
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Pending
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JP12920585A
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English (en)
Inventor
Isao Kobayashi
功 小林
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPS61288543A publication Critical patent/JPS61288543A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、電話自動応対装置に係9、特に発呼者に対
する応答メツセージや発呼者からの伝言メツセージをr
c(集積回路)メモリに記憶させるようにしたものの改
良に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
周知のように、電話通信システムにあっては、自動応対
装置、いわゆる留守番電話を付設することが普及してお
り、近時では、自動応対装置自体としても種々の機能を
有するものが開発されてきている。
すなわち、この種の装置の基本的な応対動作は、まず発
呼者側から呼出信号が到来したこと(着信があったこと
)を検出し、予め応答メツセージの録音されたテープを
再生駆動して該応答メツセージを発呼者に送出する。そ
して、応答メツセージの送出終了後、録音用テープを駆
動させて発呼者からの伝言を該テープに所定時間録音さ
せ、この録音動作が終了すると電話回線を自動的に元の
待機状態に復帰させるようにしたものである。
ところで、上記のようにテープを用いて応答メツセージ
や伝言の記録再生を行なう従来の自動応対装置は、テー
プを走行駆動させるだめの機構部が必要となり、必然的
に大形化かつ大重量化を招くとともに、可動部分の保守
作業の必要性、摩耗による故障や騒音の発生、テープ走
行にともなう動作の時間的遅れ等、種々の問題を有して
いる。このため、結果的に、動作が不確実になυがちで
、緻密な動作を行なわせることが困難であることから、
使用者のニーズに十分に応じ得る自動応対システムを開
発するには、自ずと限界が生じるものである。
そこで、近時では、テープに代えてIC(集積回路)メ
モリを記録媒体として、応答メツセージや発呼者からの
伝言を記録することが考えられている。すなわち、この
種のシステムは、応答メツセージをデジタル化データに
変換してICメモリに記憶させておき、着信時にICメ
モリからデジタル化データを読み出し、元のアナログ信
号に変換して発呼者に送出する。そして、発呼者からの
伝言は、やはりデジタル化データに変換されてICメモ
リに記憶され、後に使用者が読み出して元のアナログ信
号に変換されるようになっている。
上記のように、ICメモリを記録媒体として用いること
により、機械的可動部分がなく全て電気回路で構成する
ことができるので、小形軽量で動作の信頼性が高く、か
つ時間的遅れに影響されずにかなり自由な設計ができる
ため、使用者の要望に十分に答えられるように開発し得
る要素を有している。
しかしながら、ICメモリを用いた自動応対装置は、ま
だまだ開発途上の段階にあυ、上述したような種々の利
点があるにもかかわらず、それを十分に実用化したもの
が開発されていないのが現状であり、構成上や操作上は
もちろんのこと、応答メツセージや発呼者からの伝言の
記憶容量の点等で、より一層の開発が強く望まれている
〔発明の目的〕
この発明は上記事情に基づいてなされたもので、ICメ
モリを記録媒体とする電話自動応対システムにおいて、
不特定発呼者に対する応答メツセージや伝言メツセージ
の記録再生のみならず、識別コードを用いることにより
特定発呼者に対する応答メツセージや伝言メツセージの
記録再生をも行なうことができるとともに、特に電話機
を電話回線から切り離すことにより、応答メツセージや
伝言メツセージの記録再生のための操作を電話機の操作
部を用いて行なうことができる極めて良好な電話自動応
対装置を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
すなわち、この発明に係る電話自動応対装置は、記録、
コード設定及び再生の意味づけがなされた操作部を有す
る電話機と、この電話機を電話回線に対して接及び断状
態となす回線切換手段と、この回線切換手段によって前
記電話機が前記電話回線から切シ離された状態で前記操
作部の操作に基づいて発呼者に対する応答メツセージを
デジタル化データに変換しメモリの第1の不特定発呼者
用記憶領域及び第1の特定発呼者用記憶領域に選択的に
記憶させる第1の記憶手段と、前記回線切換手段によっ
て前記電話機が前記電話回線に接続されかつ着信状態で
前記メモリの第1の不特定発呼者用記憶領域に記憶され
たデジタル化データを再生して前記発呼者に送出すると
ともに前記発呼者が送出する特定コードが着信された状
態で前記メモリの第1の特定発呼者用記憶領域に記憶さ
れたデジタル化データを再生して前記発呼者に送出する
送出手段と、この送出手段による応答メツセージ送出終
了状態で前記発呼者からの伝言メツセージをデジタル化
データに変換し前記メモリの第2の不特定発呼者用記憶
領域に記憶させるとともに前記発呼者が送出する特定コ
ードが着信された状態で前記発呼者からの伝言メツセー
ジをデジタル化データに変換し前記メモリの第2の特定
発呼者用記憶領域に記憶させる第2の記憶手段と、前記
回線切換手段によって前記電話機が前記電話回線から切
υ離された状態で前記操作部の操作に基づいて前記メモ
リの第1及び第2の不特定発呼者用記憶領域と第1及び
第2の特定発呼者用記憶領域とに記憶されたデジタル化
データを再生する再生手段とを具備することにより、不
特定発呼者に対する応答メツセージや伝言メツセージの
記録再生のみならず、特定(識別)コードを用いて特定
発呼者に対する応答メツセージや伝言メツセージの記録
再生をも行なうことができるとともに、特に電話機を電
話回線から切り離すことによシ、応答メツセージや伝言
メツセージの記録再生のだめの操作を電話機の操作部を
用いて行なうことができるようにしたものである。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。なお、以下に述べる実施例の電話自動応対
装置は、特にことわりのない限シ、図示しない電源回路
からの電力供給を受けて動作するものであシ、またデジ
タル化データに変換された応答メツセージ及び発呼者か
らの伝言を記憶するICメモリは、図示しないバックア
ップ電池によシ、停電時でもデータを保持するようにな
されている。
まず、発呼者に対する応答メツセージをICメモリに記
録する動作について説明する。この場合、発呼者として
は、不特定の発呼者を対象としている。すなわち、上記
電源回路が駆動されると、マイクロコンピュータ11が
初期化され割込み待ちの状態(HALT )となる。そ
して、使用者が詳細を後述する操作部12の記録用キー
申を操作すると、マイクロコンピュータ11が割込みを
受付け、この割込みによって指定されるICメモリ13
のアドレス(例えば0(16進)番地)にスタートアド
レス(音声データの書込みを開始するアドレスで例えば
400(16進))が書込まれる。つまシ、ICメモリ
13は、400(16進)番地から音声データが書込ま
れるもので、0〜3FF (16進)番地までは、上記
スタートアドレスや後述するストップアドレス及び識別
コード等が書込まれるインデックスエリアとなされてい
る。
そして、マイクロホン14に供給された応答メツセージ
は、録音用増幅回路15で必要量増幅された後、帯域戸
波回路16で必要帯域外の成分除去が行なわれ、折返し
雑音等が防止されるようになる。その後、上記応答メツ
セージは、デルタ変復調回路17でデジタル化データに
変換され、前述したようにICメモリ13の400(1
6進)番地から順次書込まれる。
ここで、応答メツセージがICメモリ13の記憶容量を
越えた場合には、マイクロコンピュータ11の制御によ
って、他のICメモリ18〜20に順次切換えて書込み
が継続されるようになされている。この場合、マイクロ
コンピュータ11は、各ICメモリ13.18〜20の
アドレスを連続した数値で指定できるようになされてい
る。つまり、例えば初段のICメモリ13の最終番地が
rn(16進)」であるとすると、次のICメモリ18
の最初の番地は「n+1 (16進)」で指定されるも
のである。こノタメ、マイクロコンピュータ11内で各
ICメモリ13.18〜20のアドレスを指定するため
の数値を生成するアドレスカウンタ(図示せず)のカウ
ント値が多くなるにしたがい、自動的に順次次のICメ
モリ18〜20へと切換えが行なわれるものである。
そして、応答メツセージが終了すると、使用者は前記操
作部12の停止用キーOを操作する。
すると、マイクロコンピュータ11は、停止用キー0が
操作されたときの上記アドレスカウンタの値をホールド
するとともに、そのカウント値をストップアドレスとし
て上記ICメモリ13のインデックスエリアに記憶させ
る。つ′tシ、応答メツセージの記憶開始番地であるス
タートアドレスと、記憶終了番地であるストップアドレ
スとがインデックスエリアに記憶され、ここに不特定発
呼者に対する応答メツセージの記録が行なわれるもので
ある。
また、このとき上記マイクロコンピュータ1ノは、デル
タ変復調回路17内のデータリフレッシュ用カウンタ(
図示せず)へのクロックツ4ルスの供給を除き、全ての
パルス出力を停止する。
なお、この実施例において、各ICメモリ13゜18〜
20は、ダイナミックRAMを想定しており、データ保
持のためのり7レツシユは、デルタ変復調回路17内に
設けられた図示し危いリフレッシュ回路により行なわれ
る。
次に、特定の発呼者に対する応答メツセージ(以下特定
メツセージという)を記録する動作について説明する。
まず、使用者が前記操作部12のコード設定用操作子と
しての数字用キー0〜9を操作して、特定発呼者に対す
る識別コードを設定する。この識別コードはζ例えば4
桁の数字の組み合わせ等で構成される。すると、この設
定された識別コードは、前記マイクロコンピュータ11
に2進データとして読み込まれ、内部のバッファメモリ
(図示せず)に一時記憶される。
この状態で、使用者が操作部12の記録用キー串を操作
すると、マイクロコンピュータ11はそのバッファメモ
リに記憶された識別コードと、特定メツセージの記録の
ためのスタートアドレスとを、前記ICメモリ13のイ
ンデックスエリアに記憶させる。この場合、上記スター
トアドレスは、上述した不特定の発呼者に対する応答メ
ツセージのストップアドレス(前記アドレスカウンタに
ホールドされている)の次の番地に自動的に設定される
ようになされている。
ここで、前記マイクロホン14に特定メツセージを供給
すると、この特定メツセージは、前述と同様にデジタル
化データに変換され、ICメモリ13.18〜20の上
記スタートアドレスから順次書込まれる。この場合、特
定メツセージの長さに応じてICメモリ13.18〜2
θの切換えが、前述と同様に行なわれる。
そして、特定メツセージが終了すると、使用者は前記操
作部12の停止用キーOを操作する。
すると、前述したように、このときのストップアドレス
がICメモリ13のインデックスエリアに記憶される。
つまり、特定の発呼者に対すル識別コード及び特定メツ
セージのスタートアドレスとストップアドレスとがイン
デックスエリアに記憶され、ここに特定メツセージの記
録が行なわれるものである。
なお、特定の発呼者が複数の場合には、前の特定メツセ
ージの記録が終了し、停止用キーOを操作した後、再び
識別コードを設定して特定メツセージの記録を行なうと
いう動作、を繰シ返すようにするものである。この場合
、特定メツセージの数は、ICメモリ13のインデック
スエリア、またはICメモリ13.18〜20の記憶容
量のいずれかが一杯になるまで可能である。
次に、上記のようにしてICメモ!J 13.Ill〜
20に記録された応答メツセージ及び特定メツセージを
試聴する動作について説明する。まず、不特定発呼者に
対する応答メツセージの試聴について説明する。すなわ
ち、使用者が前記操作部12の再生用キーナを操作する
と、前記マイクロコンピュータ1ノはICメモリ13の
インデックスエリアから識別コードの付与されていない
スタートアドレス及び該スタートアドレスに続いて記憶
されているストップアドレスを読み出し、これらを前記
アドレスカウンタにプリセットする。すると、上記マイ
クロコンピュータ11は、プリセットされたスタートア
ドレスからICメモIJ l 3 、18〜20に記憶
されているデータを、ストップアドレスに到達するまで
、順次読み出すように動作する。
この読み出されたデータは、前記デルタ変復調回路17
に供給される。すると、上記デルタ変復調回路17は、
ICメモリ13.18〜20からのデータの読み出しタ
イミングに同期してマイクロコンピュータ11から出力
されるクロックパルスに基づいて、上記データをアナロ
グ信号に変換する。そして、デルタ変復調回路17から
出力されるアナログ信号は、帯域F波回精21で平滑化
され、再生用増幅回路22で増幅された後、切換スイッ
チ23を介してスピーカ24で再生され、ここに応答メ
ツセージの試聴が行なわれるものである。
この場合、上記切換スイッチ23は、前記再生用キーφ
の操作に連動して切換制御されるもので、再生用キーナ
が操作されたとき、図示の位置に切換えられるものであ
る。
そして、マイクロコンピュータ11のアドレスカウンタ
のカウント値が、先にグリセットされたストップアドレ
スに一致すると、マイクロコンピュータ11は、先に述
べた停止用キーQの操作時と同様に、アドレスカウンタ
のプリセット値とカウント値とをホールドするとともに
、す7レツシユ用クロツクパルスを除く全てのパルス出
力を停止する。
次に、特定の発呼者に対する特定メツセージの試聴につ
いて説明する。まず、使用者が前記操作部12の数字用
キーθ〜9を操作して、識別コードを設定した後、再生
用キーナを操作する。すると、マイクロコンピュータ1
1は、設定された識別コードを内部のバッファメモリに
一時記憶し、前記ICメモリ13のインデックスエリア
に記憶された複数の識別コードの中から、バッファメモ
リに記憶された識別コードと一致するものを検索する。
ソシて、マイクロコンピュータ11は、検索された識別
コードとともにICメモリ13のインデックスエリアに
記憶されているスタートアドレス及びストップアドレス
を読み出し、これらを前記アドレスカウンタにプリセッ
トする。
すると、前述と同様に、マイクロコンピュータ11は、
プリセットされたスタートアドレスからICメモリ13
.18〜20に記憶されているデータを、ストップアド
レスに到達するまで順次読み出し、この読み出されたデ
ータがアナログ信号に変換されてスピーカ24に供給さ
れ、ここに特定メツセージの試聴が行゛なわれるもので
ある。
次に、発呼者に対する応答メツセージ及び特定メツセー
ジの送出動作について説明する。まず、不特定の発呼者
に対する応答メソセージの送出について説明する。すな
わち、この場合、上記マイクロコンピュータ11に接続
された待機スイッチ25をオン状態とする。すると、マ
イクロコンピータ1ノは、操作部12のうち記録用キー
中、停止用キーO及び再生用キーφを除く他の数字用キ
ー1〜9の操作を受付けない状態になるとともに、前記
切換スイッチ23を再生用増幅回路23の出力がライン
トランス26に導かれるように切換えだ後、フォトカプ
ラ27からの割込信号待ちの状態となる。
このような状態で着信があると、つまシミ話回線T1 
、T、にベル信号が到来すると、該電話回線Tユ 、T
2にコンデンサCを介して接続されたフォトカプラ27
の出力端には、ベル信号に対応した出力信号が発生する
。このベル信号の周波数及び繰シ返し周期は、例えば日
本国内においては16(Hz、:]で1秒継続2秒断の
繰り返し、のようにパターン化されている。そして、上
記マイクロコンピュータ11は、フォトカブラ27から
の出力信号が上記ベル信号のノ4ターンに対応したこと
を検出することにより、ベル信号が到来したことを判断
し、ラインスイッチ28をオン状態となす。
その後、上記マイクロコンピュータ11は、前述した不
特定発呼者に対する応答メツセージの試聴動作と同様に
、ICメモリ13のインデックスエリアから識別コード
の付与されていないスタートアドレス及びストップアド
レスを読み出し、該スタートアドレスからICメモリ1
3゜18〜20に記憶されているデータを、ストップア
ドレスに到達するまで順次読み出すように動作する。こ
の読み出されたデータは、前記デルタ変復調回路17に
よシアナログ信号に変換され、帯域シ波回路2ノ、再生
用増幅回路22゜切換スイッチ23.ライントランス2
6.ラインスイッチ28及び前記電話回線’r1 、’
r!を介して発呼者に送出され、ここに応答メツセージ
の送出が行なわれるものである。
ここで、上記マイクロコンピュータ11は、上述したよ
うにして応答メツセージの送出が終了した後、一定の時
間をおいて、再度応答メツセージを送出させるように動
作する。この動作は、1回目の応答メツセージの送出状
態で、マイクロコンピュータ11のアドレスカウンタの
カウント値がストップアドレスに一致したとき、マイク
ロコンビー−タフ1内に設けられる図示しないタイマ回
路が作動されることにより、一定の時間がカウントされ
、その後、マイクロコンビーータ11が再び上記スター
トアドレスからICメモI)13.18〜20に記憶さ
れたデータをストップアドレスに到達するまで読み出す
ことによシ行なわれる。なお、2回目の応答メツセージ
送出終了後も、上記タイマ回路の作用によシ、一定の時
間がおかれるようになる。
ここにおいて、応答メツセージを2回送出する理由は、
メツセージの伝達を確実にするためである。また、各応
答メツセージの送出終了後に一定の時間をおくようにす
る。理由は、詳細は後述するが、特定の発呼者が自分の
電話機の押釦またはダイヤルを操作して自分の識別コー
ドを送出し、その識別コードに対応した特定メツセージ
を得るだめの機会を与えるとともに、発呼者に送出しだ
応答メツセージと発呼者から送出される識別コードとが
混合することによる識別コードの判別エラーを防止する
ためである。
そして、この実施例では、各応答メツセージの送出終了
後、2秒間の時間をおき、2回目の応答メツセージの送
出が終了して2秒経過しても発呼者から識別コードの送
出がなされなければ、マイクロコンピュータ11がライ
ンスイッチ28をオフ状態にした後、前述した着信前の
状態に戻されるようになされている。
なお、発呼者に対して識別コード送出の機会を与える手
段としては、例えば応答メツセージの送出状態で、マイ
クロコンビーータ11のアドレスカウンタのカウント値
がストップアドレスに一致したとき、発呼者に対して識
別コードの送出を促す発信音等を送出するようにしても
よいことはもちろんである。
次に、特定の発呼者に対する特定メツセージの送出動作
について説明する。まず、発呼者の電話機が押釦式であ
る場合について説明する。
すなわち、前述した不特定の発呼者に対する応答メツセ
ージ送出状態または送出終了後2秒間経過するまでの間
に、発呼者が自分の電話機の数字用ギーを操作して自分
の識別コードを送出する。この送出された識別コードは
、電話回線T、、T、、ラインスイッチ28及びライン
トランス26を介して、高帯域ろ波回路29及び低帯域
ろ波回路30にそれぞれ供給される。
これら高帯域涙液回路29及び低帯域p波回路30は、
上記押釦式電話機から発生される周波数信号(二液混合
信金)を弁別するためのもので、弁別された信号は波形
整形回路31.32でそれぞれノ4ルス状の信号に変換
されて、カウンタ回路33.34のf−)入力端に供給
される。
ここで、上記カウンタ回路33.34には、そのy−ト
入力端に供給される信号のノ9ルス幅に比して十分に短
いパルス幅を有するクロ、クノクルスが供給されている
。このクロックパルスハ、マイクロコンピュータ11に
よシ前記ベル信号が到来したことが判断された時点から
、発生されている。そして、上記カウンタ回路33#3
4は、そのダート入力端に供給される信号の立上りでセ
ットされ該信号のHレベル期間の間上記クロック・ぐル
スをカウントし、そのカウント値をダート入力端に供給
される信号の立下りで検出回路35及びマイクロコンピ
ュータ11に出力するとともにリセットする動作を繰り
返している。
ここにおいて、上記検出回路35は、発呼者に対する前
記応答メツセージの送出中に、発呼者から識別コードが
送出されたときに、応答メツセージと識別コードとを判
別する作用を行なうものである。すなわち、この検出回
路35は、発呼者が電話機の各数字用キーを操作したと
きに送出される周波数信号(以下ダイヤル信号という)
にそれぞれ対応した基準値を内部に記憶しており、上記
カウンタ回路33.34から出力されたカウント値が上
記基準値に一致するか否かによシ、応答メツセージとダ
イヤル信号とを判別するものである。
ここで、上記カウント値は、基準値の約70チ以上であ
れば、ダイヤル信号とみなすことができることが、実験
によシ明らかとなっている。
そして、ダイヤル信号であることが判別されると、検出
回路35はダート回路36にダートパルスを出力する。
すると、ゲート回路36は、マイクロコンピュータ11
に対し、読み込み信号を出力する。ここで、マイクロコ
ンピータ11は、読み込み信号が供給されると、カウン
タ回路33.34の出力カウント値を発呼者からのダイ
ヤル信号として受付ける。そして、このダイヤル信号が
この実施例の場合4回受付けられることによ、す、マイ
クロコンピュータ11は発呼者から識別コードが送出さ
れたと判断し、このダイヤル信号を識別コードに対応し
たフォ、 −マットに変換する。
その後、マイクロコンピュータ1ノは、識別コードを内
部のバッファメモリに一時記憶し、前記ICメモリ13
のインデックスエリアの中から、バッファメモリに記憶
された識別コードと一致するものを検索する。すると、
マイクロコンピュータ11は、前述したように、検索さ
れた識別コードとともにICメモリ13のインデックス
エリアに記憶されているスタートアドレス及びストップ
アドレスを読み出し、これらを前記アドレスカウンタに
プリセットする。このため、マイクロコンピュータ11
は、プリセットされたスタートアドレスからICメモリ
13゜18〜20に記憶されているデータを、ストップ
アドレスに到達するまで順次読み出し、この読み出され
たデータがデルタ変復調回路17でアナログ信号に変換
され、帯域ν波回路21、再生用増幅回路22、切換ス
イッチ23、ライントランス26、ラインスイッチ28
及び電話回線T、、T2を介して発呼者に送出され、こ
こに特定発呼者に対する特定メツセージの送出が行なわ
れるものである。
また、発呼者に対する応答メツセージ送出中に前記ダイ
ヤル信号に近いかまたは同一周波数の周波数信号が電話
回線T1 、T、に混合した場合には、該周波数信号の
位相が異なるため、カウンタ回路33.34のデート入
力端に供給される信号のパルス幅が一定でないので、出
力カウント値に変動が生じる。この場合、カウント値の
変動がダイヤル信号を送出することかできる期間全域に
渡り、かつ高域及び低域に共に及ぶときには、応答メツ
セージと判定し、検出回路35がダート回路36に対し
て読み込み信号の生成を停止させ、このときのカウント
値を無効とする。
さらに、上記ダイヤル信号と応答メツセージこの弁別能
力を高めるためには、各数字用キーにそれぞれ対応した
ダイヤル信号の周波数のみを通過させるような急峻な特
性を有する単峰フィルタを、高域及び低域周波数帯に各
々1個づつ設け、発呼者が識別コードを送出するに先立
ち、上記単峰フィルタを駆動させるキーを操作するよう
KL、ダイヤル信号と応答メツセージとが混合される機
会を低減するとともに、マイクロコンピュータ1ノがカ
ウンタ回路33 、34からの出力カウント値を受付け
た状態でICメモリ13.18〜20からの応答メツセ
ージに対応するデータの読み出しを停止させるようにし
てもよいものである。
ここで、上記のように波形整形回路31.32から出力
される信号を直接マイクロコンピュータ11に供給せず
、該信号のノクルス幅よシも短いパルス幅を有するクロ
ックパルスをカウントすることによりダイヤル信号を判
別するようにすることにより、周波数の近いダイヤル信
号でも十分確実に判別することができ、判別エラーを低
減することができるものである。
次に、発呼者の電話機がダイヤル式である場合について
説明する。すなわち、発呼者がダイヤル式電話機を用い
て識別コードを送出した場合は、ダイヤルの番号に対応
したパルスが電話回線T、、T、及びラインスイッチ2
8を介してライントランス26の一次側に供給される。
すると、ライントランス26の二次側には、正負のイン
パルスが発生し、該インパルスが波形整形回路37に供
給される。この波形整形回路37は、上記インパルスの
立上りまだは立下りを利用して、ダイヤルパルスに対応
したパルス信号を生成するものである。
そして、上記波形整形回路37から出力されるパルス信
号は、他の波形整形回路38に供給される。この波形整
形回路38は、ダイヤルのチャタリングやダイヤルパル
ス以外のパルス性ノイズを除去するだめの積分作用、及
びメーク率やブレーク率に略等しい時間パルスを発生し
、その・臂ルス幅と上記波形整形回路37から出力され
る/’?ルス信号とを比較しダイヤルパルスであるか否
かを判別する判別作用を行なうものである。
ここで、上記波形整形回路38から出力されるノ4ルス
信号は、カウンタ回路39に供給される。このカウンタ
回路39は、波形整形回路38から出力されるパルス信
号の数をカウントし、そのカウント値をマイクロコンピ
ュータ11に出力するものである。
すると、マイクロコンピータ11は、上記カウント値か
らダイヤルの番号を判別し、識別コードを再生する。そ
して、マイクロコンピュータ1ノは、この再現された識
別コードと一致する識別コードをICメモリ13のイン
デックスエリアから検索し、以下前述と同様に特定メツ
セージが発呼者に送出されるものである。
なお、上記各カウンタ回路33 、34 、39は、特
定メツセージの送出が開始されるか、またはダイヤル信
号の周期が予め定められた時間以上に長くなった場合に
、マイクロコンピュータ11の制御によりクリアされる
ようになる。
次に、発呼者からの伝言メツセージを記録する動作につ
いて説明する。まず、不特定の発呼者からの伝言メツセ
ージの記録について説明する。すなわち、発呼者は、前
述したようにして送出された応答メツセージを聴取した
後(または聴取中)、自分の電話機の押釦の中から予め
記録用として定められているキー(この実施例の場合は
傘のキー)を操作する。すると、この操作されたキー中
に対応したダイヤル信号が電話回線T1 、T、及びラ
インスイッチ28を介してライントランス26に送出さ
れ、以下高帯域戸波回路29.低帯域戸波回路30.波
形整形回路31 、32 、カウンタ回路33.34及
び検出回路35によシ弁別されて、マイクロコンピュー
タ1ノに供給される。
ここで、マイクロコンピュータ11は、供給されたダイ
ヤル信号を判別して前述した応答メツセージの記録時と
同様なモードに設定されるとともに、切換ス゛イッチ4
0を図示と逆の位置、つtbライントランス26の二次
側と前記録音用増幅回路15とが接続されるように制御
する。
すると、発呼者から電話回線T、、T2に送出された伝
言メツセージは、ラインスイッチ28゜ライントランス
26.鈴音用増幅゛回路15及び帯域戸波回路16を介
してデルタ変復調回路17でデジタル化データに変換さ
れ、ICメモリ13゜18〜20に記録される。
この場合、伝言メツセージの記録されるメモリエリアは
、マイクロコンピュータ11によって、既に書き込まれ
ているデータの最終アドレスの次のアドレスからとなる
ように制御されている。また、伝言メツセージのスター
トアドレスは、ICメモリ13のインデックスエリアに
記憶される。
このような伝言メツセージの記録中において、前記カウ
ンタ回路33,34.39は、伝言メツセージに基づい
てカウント動作を行なっている。ただし、このときのカ
ウント値は伝言メツセージに対応したものであるため、
検出回路35に記憶されている基準値と一致するような
ことはなく、ダイヤル信号と誤認されることはない。
そして、発呼者からの伝言メツセージの送出が終了し、
発呼者が送受器を戻す(以下オン7、りという)と、電
話回線T、IT、は無信号状態または一定の周波数が送
出された状態となる。このため、各カウンタ回路33.
34.39のカウント値は、「0」または一定値となシ
、このような状態になりたときマイクロコンビ。
−タ1ノがオンフックと判別し、前記ラインスイッチ2
8をオフ状態とした後、前述した着信前の状態に戻され
、ここに伝言メツセージの記録が行なわれるものである
。このとき、伝言メツ、セージのストップアドレスは、
上記スタートアドレスとともにICメモリ13のインデ
ックスエリアに記憶される。
また、上述した動作が繰り返されることによシ、複数の
不特定発呼者からの伝言メツセージを順次記録すること
ができる。この場合、各伝言メツセージのスタートアド
レスとともに、記録された順序を示す順序データがIC
メモリ13のインデックスエリアに記録されるようにな
されている。
次に特定の発呼者からの伝言メツセージの記録について
説明する。まず、発呼者は、応答メツセージまたは特定
メツセージを聴取した後(または聴取中)、自分の電話
機の押釦の中から数字用キーを操作して自分の識別コー
ドを送出した後、記録用キー中を操作する。すると、数
字用キーのダイヤル信号は、前述したように判別されて
、マイクロコンピュータ11によシ識別コードに再現さ
れる。
そして、マイクロコンピュータ11は、識別コードを前
記バッファメモリに一時記憶させ、上記記録用キー中の
ダイヤル信号を受付けた時点で、ICメモリ13のイン
デックスエリアに識別コードとともにスタートアドレス
を書き込む。その後、電話回線T1 、T、に送出され
る特定発呼者の伝言メツセージは、前述したようにデジ
タル化データに変換されて上記スタートアドレスからI
Cメモリ13.Ill〜20に記録される。そして、発
呼者のオンフックが検出されると、このときのストップ
アドレスがICメモリ13のインデックスエリアに書き
込まれ、ここに特定発呼者の伝言メツセージの記録が行
なわれるものである。
次に、上記のようにしてICメモリ13.18〜20に
記録された不特定または特定発呼者からの伝言メツセー
ジを再生する動作について説明する。まず、不特定発呼
者からの伝言メツセージの再生について説明する。すな
わち、前述した応答メツセージの試聴と同様に、前記操
作部12の再生用キーφを操作する。すると、前記切換
スイッチ23がスピーカ24側、つまり図示の位置に切
換えられる。このとき、・マイクロコンピュータ11は
ICメモリ13のインデックスエリアから識別コードの
付与されていないスタートアドレス及び該スタートアド
レスに続いて記憶されているストップアドレスを読み出
し、スタートアドレスからICメモリ13゜18〜20
に記憶されているデータを、ストップアドレスに到達す
るまで、順次読み出す。
この読み出されたデータは、前記デルタ変復調回路17
によってアナログ信号に変換され、以下帯域F波回路2
1.再生用増幅回路22及び切換スイッチ23を介して
スピーカ24で再生され、ここに不特定発呼者からの伝
言メツセージの再生が行なわれるものである。
なお、1つの伝言メツセージの再生が終了する毎に、上
記再生用キーφを操作すれば、前述した順序データの順
序で複数の不特定発呼者からの伝言メツセージの再生が
行なわれる。また、一旦再生用キーφを操作すれば、以
上数字用キー0〜9によって順序データを設定するだけ
で、所望の伝言メツセージを再生することもできる。
さらに、伝言メツセージの再生中に、停止用キー0を操
作すると、その時点でマイクロコンピュータ11のアド
レスカウンタの値がホールドされ、再び再生用キーφを
操作するとホールドされたアドレスからデータ読み出し
が開始されるものである。
次に、特定発呼者からの伝言メツセージの再生について
説明する。すなわち、前述した特定メツセージの試聴と
同様に、操作部12の数字用キーO〜9を操作して識別
コードを設定し・た後、再生用キーナを操作する。する
と、マイクロコンピュータ11は、ICメモリ13のイ
ンデックスエリアに記憶された複数の識別コードの中か
ら、設定された識別コードと一致するものを検索する。
そして、マイクロコンピータ11は、検索された識別コ
ードとともにICメモリ13のインデックスエリアに記
憶されているスタートアドレス及びストップアドレスを
読み出し、スタートアドレスからICメモリ13.18
〜20に記憶されているデータをストップアドレスに到
達するまで順次読み出す。
以下、上述と同様に、読み出されたデータがアナログ信
号に変換されスピーカ24で再生されて、ここに特定発
呼者からの伝言メツセージの再生が行なわれるものであ
る。
ここで、特定発呼者に対する特定メツセージ送出終了後
、その特定発呼者からの伝言メツセージを上記特定メツ
セージの記録されていたICメモリ13.18〜20の
記憶エリアに記録するようにすることもできる。すなわ
ち、特定発呼者に送出する特定メツセージは、該発呼者
がそのメツセージの聴取を終了した時点で不要になる場
合が多く、この特定メツセージの記憶エリアに発呼者の
伝言を記録することによシ、同じメモリ容量で複数の情
報交換ができ、メモリ容量の有効利用を図ることができ
るものである。
特に、短かいメツセージの交換を頻繁に行なうような場
合には、小容量のICメモリで多数の情報交換が可能と
なシ経済的に有利となるものである。
すなわち、具体的に言えば、特定発呼者は、特定メツセ
ージを聴取した後、予め定められた時間(実施例では2
秒)経過するまでに、上記特定メツセージを選出した識
別コードと同じ識別コードを設定することによシ、マイ
クロコンピュータ11が上記特定メツセージの記憶され
ていたスタートアドレスとストップアドレスとを、アド
レスカウンタに保持する。そして、特定発呼者が自分の
電話機の記録用キー中を操作して伝言メツセージを送出
することにより、アドレスカウンタに保持されたスター
トアドレスからストップアドレスまでの間のICメモリ
13゜18〜20の記憶エリアに伝言メツセージが記録
されるものである。
なお、この場合の再生は、前述した特定メツセージの試
聴と同様に行なうことができる。
次に、以上説明した電話自動応対装置は、図面に示され
る使用者の電話機41に並列関係となるように接続され
るものであるが、この接続部分に回線切換スイッチ部4
2を設けることにより、前記操作部12を上記電話機4
1の操作部41mで兼用することができる。すなわち、
回線切換スイッチ部42のスイッチ42aをオン状態と
なすことにより、内蔵される電池42bの電力でスイッ
チ42c 、42dが図示と逆の位置に切換えられ、電
話機41及び電話自動応対装置は、電話回線T1.T、
から完全に切離される。また、このとき、スイッチ42
aがオン状態になされたことに連動して、ラインスイッ
チ28がオン状態となされる。
そして、電話回線T1 、T、から切離された電話機4
1は、上記電池42bの電力によりて駆動される。なお
、電話自動応対装置自体は、前述したように、図示しな
い電源回路からの電力供給により駆動されるものである
ここで、電話機41の操作部41gのいずれかのキーを
操作すると、そのキーに対応したダイヤル信号が電話機
41から送出される。このダイヤル信号は、ラインスイ
ッチ28.ライントランス26を介して、高帯域F波回
路29゜低帯域p波回路30.波形整形回路31.32
゜カウンタ回路33.34及び検出回路35で弁別サレ
、マイクロコンピュータ11に供給される。なお、電話
機41がダイヤル式の場合には、ダイヤル信号が波形整
形回路37.3B、カウンタ回路39及びダート回路3
6を介して、マイクロコンピュータ11に供給される。
すなわち、電話機41が押釦式、ダイヤル式であること
を問わず、ダイヤル信号がマイクロコンピュータ11に
判別されるものである。
このため、電話機41の操作部41&を操作することに
よって、不特定発呼者及び特定発呼者に対する応答メツ
セージ及び特定メツセージの記録とその試聴、不特定発
呼者及び特定発呼者からの伝言メツセージの再生等の各
動作が前述と同様に行なわれるようになるものである。
次に、前記マイクロコンピュータ11には、そのバッフ
ァメモリに対するデータ入出力端に、ドライバ回路43
を介してデジタル式の表示器44が接続されている。こ
の表示器44は、例えば7セグメントの日の字形LED
 (発光ダイオード)を複数桁分設けたもので、ドライ
バ回路43はデータラッチ機能及び7セグメントLED
コ一ド変換機能を有している。
ここで、前述した特定メツセージの記録、試聴及び再生
や、発呼者からの特定の伝言メツセージの記録、再生等
の動作に用いられる識別コードは、使用者が設定した9
発呼者から送出されたときに、マイクロコンビ五−タ1
1内のバッファメモリに一時記憶される。そして、この
バッファメモリに記憶された識別コードは、前記記録用
キー傘または再生用キーナを操作したとき、ICメモリ
13のインデックスエリアからの識別コードの検索に供
される。このとき、上記識別コード・は、バッファメモ
リに対する入出力時に、ドライバ回路4j17Cラツチ
され、表示器44で表示されるようになる。
具体的に言えば、上記記録用キー傘または再生用キー◆
が操作されたとき(使用者1発呼者を問わず)に発生さ
れるダイヤル信号をパルス化し、このパルスの立上シ(
または立下シ)でドライバ回路43にバッファメモリの
識別コードを読み込み、該ノ4ルスの立下り(または立
上り)でドライバ回路43に識別コードをラッチさせる
ことにより、識別コードが表示されるようになるもので
ある。
この識別コードの表示は、前記停止用キー0を操作する
か、またはマイクロコンピータ11のアドレスカウンタ
のカウント値と前記ストップアドレスとが一致すること
によシ生成される停止ノJ?ルスの作用で、ドライバ回
路43のラッチがクリアされるまで縦帆される。
なお、上記表示器44には、識別コードだけでなく、使
用者が発信するときに操作部41hの数字用キーを操作
した場合、その数字(つまシ相手側の電話番号)を表示
させるようにすることもできるものである。
したがって、上記実施例のような構成によれば、着信状
態で不特定の発呼者に対する応答メツセージの送出及び
発呼者からの伝言メツセージの記録ができるだけでなく
、識別コードを用いることによシ特定の発呼者に対して
特定メツセージを送出したり、特定の伝言メツセージを
ICメそIJ 13 、18〜20の特定位置に記録す
ることができるので、必要なメツセージの選出や秘密漏
洩防止に効果的となる。
また、回線切換スイッチ部42を使用することによシ、
電話機41の操作部411Lを応答メッセージや特定メ
ツセージの記録、試聴及び伝言メツセージの再生動作等
の操作に兼用することができ、構成の簡易化が図られる
ものである。
さらに、発呼者から送出されるダイヤル信号を弁別する
ための、高帯域F波回路29.低帯域戸波回路30.波
形整形回路31,32.カウンタ回路33.34及び検
出回路35や、波形整形回路37.3B、カウンタ回路
39等を利用して、電話回線’r、、’r、が一定の電
気的状態になったことを検知し、発呼者のオンフックを
検出して伝言メツセージの終了を判別するようにしてい
るので、この点でも構成の簡易化を図9得るものである
また、特定メツセージや特定の伝言メツセージを指定す
る識別コードを表示器44で表示させるようにしたので
、使用者が容易に確認でき誤シ防止に効果的となるもの
である。
さらに、ICメモリ13に識別コード、スタートアドレ
ス及びストップアドレス等を記憶するインデックスエリ
アを設けるようにしたので、ICメモリの増減を回路的
に大幅な変更をすることなく、容易に行なえるものであ
る。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
することができる。
〔発明の効果〕
したがって、以上詳述したようにこの発明によれば、I
Cメモリを記録媒体とする電話自動応対システムにおい
て、不特定発呼者に対する応答メツセージや伝言メツセ
ージの記録再生のみならず、識別コードを用いることに
゛よシ特定発呼者に対する応答メツセージや伝言メツセ
ージの記録再生をも行なうことができるとともに、特に
電話機を電話回線から切り離すことによシ、応答メツセ
ージや伝言メツセージの記録再生のための操作を電話機
の操作部を用いて行なうことができる極めて良好な電話
自動応対装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明に係る電話自動応対装置の一実施例を示
すブロック構成図である。 11・・・マイクロコンピュータ、12・・・操作部、
13・・・ICメモリ、14・・・マイクロホン、15
・・・録音用増幅回路、16・・・帯域F波回路、17
・・・デルタ変復調回路、18〜20・・・ICメモリ
、21・・・帯域−波回路、22・・・再生用増幅回路
、。 23・・・切換スイッチ、24・・・スピーカ、25・
・・待機スイッチ、26・・・ライントランス、27・
・・フォトカプラ、28・・・ラインスイッチ、29・
・・高帯域F波回路、30・・・低帯域ろ波回路、31
゜32・・・波形整形回路、33.34・・・カウンタ
回路、35・・・検出回路、36・・・ff−)回路、
37゜38・・・波形整形回路、39・・・カウンタ回
路、40・・・切換スイッチ、41・・・電話機、42
・・・回線切換スイッチ部、43・・・ドライバ回路、
44・・・表示器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 着信状態で発呼者に応答メッセージを送出し、該応答メ
    ッセージの送出終了状態で前記発呼者からの伝言メッセ
    ージを記録媒体に記録するようにしてなる電話自動応対
    装置において、記録、コード設定及び再生の意味づけが
    なされた操作部を有する電話機と、この電話機を電話回
    線に対して接及び断状態となす回線切換手段と、この回
    線切換手段によって前記電話機が前記電話回線から切り
    離された状態で前記操作部の操作に基づいて前記発呼者
    に対する応答メッセージをデジタル化データに変換しメ
    モリの第1の不特定発呼者用記憶領域及び第1の特定発
    呼者用記憶領域に選択的に記憶させる第1の記憶手段と
    、前記回線切換手段によって前記電話機が前記電話回線
    に接続されかつ着信状態で前記メモリの第1の不特定発
    呼者用記憶領域に記憶されたデジタル化データを再生し
    て前記発呼者に送出するとともに前記発呼者が送出する
    特定コードが着信された状態で前記メモリの第1の特定
    発呼者用記憶領域に記憶されたデジタル化データを再生
    して前記発呼者に送出する送出手段と、この送出手段に
    よる応答メッセージ送出終了状態で前記発呼者からの伝
    言メッセージをデジタル化データに変換し前記メモリの
    第2の不特定発呼者用記憶領域に記憶させるとともに前
    記発呼者が送出する特定コードが着信された状態で前記
    発呼者からの伝言メッセージをデジタル化データに変換
    し前記メモリの第2の特定発呼者用記憶領域に記憶させ
    る第2の記憶手段と、前記回線切換手段によって前記電
    話機が前記電話回線から切り離された状態で前記操作部
    の操作に基づいて前記メモリの第1及び第2の不特定発
    呼者用記憶領域と第1及び第2の特定発呼者用記憶領域
    とに記憶されたデジタル化データを再生する再生手段と
    を具備してなることを特徴とする電話自動応対装置。
JP12920585A 1985-06-14 1985-06-14 電話自動応対装置 Pending JPS61288543A (ja)

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ID=15003732

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63217857A (ja) * 1987-03-06 1988-09-09 Idec Izumi Corp 音声記録読出装置
JPH029254A (ja) * 1988-06-27 1990-01-12 Aiphone Co Ltd 留守番電話機のメッセージ録音再生方式
JPH0313043A (ja) * 1989-06-12 1991-01-22 Pioneer Commun Corp 音声信号記録方法
JPH0314866U (ja) * 1989-06-28 1991-02-14
JPH0588051U (ja) * 1992-04-24 1993-11-26 日本ビクター株式会社 デモンストレーション機能付き電話機

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