JPS6128809Y2 - - Google Patents
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- JPS6128809Y2 JPS6128809Y2 JP15308980U JP15308980U JPS6128809Y2 JP S6128809 Y2 JPS6128809 Y2 JP S6128809Y2 JP 15308980 U JP15308980 U JP 15308980U JP 15308980 U JP15308980 U JP 15308980U JP S6128809 Y2 JPS6128809 Y2 JP S6128809Y2
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- JP
- Japan
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- heat insulating
- decorative layer
- deck plate
- panel
- exterior wall
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、外断熱工法において外型枠兼用とし
て先付け使用される断熱パネルに関するものであ
る。
て先付け使用される断熱パネルに関するものであ
る。
従来鉄筋、鉄骨鉄筋造建物の外断熱工法として
開発されるものは、次の3種類がある。その第一
は躯体に断熱材を張付けて、メタルラスを張つた
後モルタルを塗る工法、第二は断熱レンガをパネ
ル化し、これを先付けして躯体を構築する工法、
第三は躯体に断熱材を張付け、PCパネル乂はア
ルミパネルを取付け化粧化する工法がある。しか
し前記第一の工法は、ラスモルタルのひびわれや
剥落など耐久性に劣るため危険であり、3階以上
の建物には適用困難である。また前記第二の工法
は、断熱性に限界があり壁体の熱抵抗が低く、そ
のため寒冷地における躯体の保温には不向きであ
る。また前記の第三の工法は、従来工法のうち最
もコスト高のものであり、そのため小規模な建物
には適用困難であつて、この工法は省力的でもな
い。
開発されるものは、次の3種類がある。その第一
は躯体に断熱材を張付けて、メタルラスを張つた
後モルタルを塗る工法、第二は断熱レンガをパネ
ル化し、これを先付けして躯体を構築する工法、
第三は躯体に断熱材を張付け、PCパネル乂はア
ルミパネルを取付け化粧化する工法がある。しか
し前記第一の工法は、ラスモルタルのひびわれや
剥落など耐久性に劣るため危険であり、3階以上
の建物には適用困難である。また前記第二の工法
は、断熱性に限界があり壁体の熱抵抗が低く、そ
のため寒冷地における躯体の保温には不向きであ
る。また前記の第三の工法は、従来工法のうち最
もコスト高のものであり、そのため小規模な建物
には適用困難であつて、この工法は省力的でもな
い。
そこで本考案は上記従来工法の欠点を除去する
もので、安価で省力的な工法を可能とする断熱パ
ネルを提供することを目的とするものである。
もので、安価で省力的な工法を可能とする断熱パ
ネルを提供することを目的とするものである。
そして本考案の特徴は、外壁化粧層の内面に断
熱材とリブ付デツキプレートとを積層し、これを
コンクリート造躯体壁を構築するための外型枠に
も兼用するところにある。
熱材とリブ付デツキプレートとを積層し、これを
コンクリート造躯体壁を構築するための外型枠に
も兼用するところにある。
以下図面に基いて本考案の実施例について説明
する。
する。
第1図において外壁化粧層であるコンクリート
板乂はモルタル板(以下化粧層という)1の外面
は化粧仕上げが施してある。化粧層1は、適度の
凹凸模様を付加したり陶磁器タイルなどを先付け
してもよい。化粧層1内には網目状に溶接した鉄
筋2,3が配してある。そして化粧層1の内面
(右側)には断熱材4が接着してあり、この断熱
材は、その断熱性能に応じて適宣選択され適用す
ることができるが、例えば発泡合成樹脂の板体を
選ぶとか、発泡スチロールビーズやパーライトを
骨材とするモルタル、その他気泡モルタル、気泡
コンクリートを水平に形成する化粧層1の上面に
積層して打設するものがある。さらに断熱材4の
内側にはリブ5aを所定間隔にて形成しているデ
ツキプレート5が接合しており、このデツキプレ
ートのリブと鉄筋2,3との間には、座金つきの
ステンレスボルト、スチールボルトなどの連結杵
6の外端を鉄筋2に溶着し、内端はデツキプレー
ト5のリブ5aの位置に臨ませて長ナツト7によ
つてこのデツキプレートに係止させ、全体をパネ
ルPとして構成してある。
板乂はモルタル板(以下化粧層という)1の外面
は化粧仕上げが施してある。化粧層1は、適度の
凹凸模様を付加したり陶磁器タイルなどを先付け
してもよい。化粧層1内には網目状に溶接した鉄
筋2,3が配してある。そして化粧層1の内面
(右側)には断熱材4が接着してあり、この断熱
材は、その断熱性能に応じて適宣選択され適用す
ることができるが、例えば発泡合成樹脂の板体を
選ぶとか、発泡スチロールビーズやパーライトを
骨材とするモルタル、その他気泡モルタル、気泡
コンクリートを水平に形成する化粧層1の上面に
積層して打設するものがある。さらに断熱材4の
内側にはリブ5aを所定間隔にて形成しているデ
ツキプレート5が接合しており、このデツキプレ
ートのリブと鉄筋2,3との間には、座金つきの
ステンレスボルト、スチールボルトなどの連結杵
6の外端を鉄筋2に溶着し、内端はデツキプレー
ト5のリブ5aの位置に臨ませて長ナツト7によ
つてこのデツキプレートに係止させ、全体をパネ
ルPとして構成してある。
上記構成の断熱パネルPは取扱い可能な大きさ
で、長さは階高分、幅は化粧目地間隔とし、一般
にスパンの2分の1〜4分の1とすればよい。
で、長さは階高分、幅は化粧目地間隔とし、一般
にスパンの2分の1〜4分の1とすればよい。
次に本考案にかかる断熱パネルPの使用工法に
ついて、第2〜5図を参照して説明する。
ついて、第2〜5図を参照して説明する。
第2,3図は横断面図であつて、断熱パネルP
を外型枠とし、壁厚を決める内型枠パネル8を対
向させて建込む。内型枠パネル8は縦端太9、横
端太10によつて通常の方法で支持される。すな
わち断熱パネルPの内面のナツト7に螺着される
セパレータ12には、コーンを介して緊締金具1
2が接続している。
を外型枠とし、壁厚を決める内型枠パネル8を対
向させて建込む。内型枠パネル8は縦端太9、横
端太10によつて通常の方法で支持される。すな
わち断熱パネルPの内面のナツト7に螺着される
セパレータ12には、コーンを介して緊締金具1
2が接続している。
デツキプレート5と内型枠パネル8との間には
予め配筋13が施してあり、そこにコンクリート
を打設するものである。この打設コンクリートの
側圧に対する抵抗はデツキプレート5で十分であ
る。コンクリート打設し養生させた後、緊締金具
12、両端太9,10、内型枠パネル8を取外す
と壁体14が完成するのである。
予め配筋13が施してあり、そこにコンクリート
を打設するものである。この打設コンクリートの
側圧に対する抵抗はデツキプレート5で十分であ
る。コンクリート打設し養生させた後、緊締金具
12、両端太9,10、内型枠パネル8を取外す
と壁体14が完成するのである。
そして左右方向に位置する断熱パネルP,P間
は、第3図示のように、断熱材4間には石綿フエ
ルト15が介在し、化粧層1間にはバツクアツプ
材16を介在させシーリング材17によつて目地
仕上げを施してある。また断熱パネルPの上下間
には、第5図に縦断面図に示すようにレベル調整
用の調整片18例えばアングル材を下段のパネル
Pの頂端に設置し、リブ5aに設けたストツパ1
9にて固定してある。
は、第3図示のように、断熱材4間には石綿フエ
ルト15が介在し、化粧層1間にはバツクアツプ
材16を介在させシーリング材17によつて目地
仕上げを施してある。また断熱パネルPの上下間
には、第5図に縦断面図に示すようにレベル調整
用の調整片18例えばアングル材を下段のパネル
Pの頂端に設置し、リブ5aに設けたストツパ1
9にて固定してある。
なお断熱パネルPの周辺をチヤンネル材やアン
グル材などで補強してもよく、このパネルには厚
さ100mmまでの断熱材4が使用できるので我が国
におけるすべての地域に適用できる。
グル材などで補強してもよく、このパネルには厚
さ100mmまでの断熱材4が使用できるので我が国
におけるすべての地域に適用できる。
本考案は外壁化粧層とデツキプレートとを連結
杵によつて連結してあるから、コンクリート躯体
と一体化され、この化粧層の変形、剥落防止がは
かられ、断熱層は強度を負担しないから十分の性
能を発揮する。したがつて外断熱工法の実施にあ
たつて、パネルの取付けなどの施工性を容易に
し、建物の壁面全面に適用すると無足場工法を可
能として工法の省力化やコスト低減に効果的であ
り、そのため寒冷地において躯体の保温による大
きな省エネルギー効果を発揮し、また結露防止や
防湿に効果を有して居住性を向上させ、小規模の
鉄骨、鉄筋造の建物にも適用できるなど全ゆる面
に効果を発揮するものである。
杵によつて連結してあるから、コンクリート躯体
と一体化され、この化粧層の変形、剥落防止がは
かられ、断熱層は強度を負担しないから十分の性
能を発揮する。したがつて外断熱工法の実施にあ
たつて、パネルの取付けなどの施工性を容易に
し、建物の壁面全面に適用すると無足場工法を可
能として工法の省力化やコスト低減に効果的であ
り、そのため寒冷地において躯体の保温による大
きな省エネルギー効果を発揮し、また結露防止や
防湿に効果を有して居住性を向上させ、小規模の
鉄骨、鉄筋造の建物にも適用できるなど全ゆる面
に効果を発揮するものである。
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2〜
5図は本考案の使用法を示す断面図で、第2図は
横断面図、第3図は第2図の一部拡大断面図、第
4図は縦断面図、第5図は第4図の一部拡大断面
図である。 1……外壁化粧層、2,3……鉄筋、4……断
熱材、5……デツキプレート、5a……リブ、6
……連結杵。
5図は本考案の使用法を示す断面図で、第2図は
横断面図、第3図は第2図の一部拡大断面図、第
4図は縦断面図、第5図は第4図の一部拡大断面
図である。 1……外壁化粧層、2,3……鉄筋、4……断
熱材、5……デツキプレート、5a……リブ、6
……連結杵。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 外壁化粧層と、 この外壁化粧層の内面に接着している断熱材
と、 上記外壁化粧層内に配置してある鉄筋と、 上記断熱材に接合し所定間隔にてリブを形成し
てあるデツキプレートと、 このデツキプレートのリブと上記鉄筋とを連結
している連結杵と より構成された断熱パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15308980U JPS6128809Y2 (ja) | 1980-10-28 | 1980-10-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15308980U JPS6128809Y2 (ja) | 1980-10-28 | 1980-10-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5777414U JPS5777414U (ja) | 1982-05-13 |
JPS6128809Y2 true JPS6128809Y2 (ja) | 1986-08-26 |
Family
ID=29512360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15308980U Expired JPS6128809Y2 (ja) | 1980-10-28 | 1980-10-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6128809Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5714743B2 (ja) * | 2014-04-23 | 2015-05-07 | 大成建設株式会社 | 鋼板コンクリート構造体 |
-
1980
- 1980-10-28 JP JP15308980U patent/JPS6128809Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5777414U (ja) | 1982-05-13 |
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