JPS61287476A - 塗布膜の形成法 - Google Patents
塗布膜の形成法Info
- Publication number
- JPS61287476A JPS61287476A JP12966885A JP12966885A JPS61287476A JP S61287476 A JPS61287476 A JP S61287476A JP 12966885 A JP12966885 A JP 12966885A JP 12966885 A JP12966885 A JP 12966885A JP S61287476 A JPS61287476 A JP S61287476A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anhydrous silica
- colored paint
- film
- coating film
- belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は塗布膜の形成法、更に詳しくは、透明板に対し
見切り線の明確な帯状塗布膜を形成、特に特殊な着色塗
料を用いて塗布膜の巾方向端部の境界線が明確となるよ
うに形成する方法に関する。
見切り線の明確な帯状塗布膜を形成、特に特殊な着色塗
料を用いて塗布膜の巾方向端部の境界線が明確となるよ
うに形成する方法に関する。
ここで、「見切り線の明確な」とは帯状塗布膜の巾方向
端部の境界線がノコギリ刃状または蛇行せずに線状とな
っていることを意味する。
端部の境界線がノコギリ刃状または蛇行せずに線状とな
っていることを意味する。
従来技術と解決すべき問題点
近年、自動車の組立てラインにおいてウィンドガラスを
シーリング材を介して窓枠に直接取付けるダイレクトグ
レージング工法が採用されるとともにウィンドガラス周
縁部と車体窓枠の間隙をシールするためフラッシュマウ
ント工法によりモールを取付け、組立コストの低減を図
っているが。
シーリング材を介して窓枠に直接取付けるダイレクトグ
レージング工法が採用されるとともにウィンドガラス周
縁部と車体窓枠の間隙をシールするためフラッシュマウ
ント工法によりモールを取付け、組立コストの低減を図
っているが。
該モールは運転時の視界をより大きくかつ外観上ウィン
ドガラスを大きく見せるという要求から次第に細くなる
傾向にあって、それに伴いウィンドガラス接着のための
上記シーリング材が外部から透視され、外観を阻害する
ので、ウィンドガラスの周縁をマスキングするようにな
っている。かかるマスキングには、従来より不透明な無
機質セラミック塗料をスクリーン印刷で塗布する方法が
採用されているが、700℃以上の高温焼付が必要であ
るなどの理由から、最近ではシランカップリング剤を主
成分とする着色塗料を塗布する方法が適用されつつある
。しかしながら、この着色塗料を上述のウィンドガラス
やその他有機プラスチック製の透明板に対し帯状に塗布
する場合、その塗料の粘度や表面張力に原因するかどう
か定かではないが、形成される塗布膜の境界線が不揃い
となり、外観上望ましくない。
ドガラスを大きく見せるという要求から次第に細くなる
傾向にあって、それに伴いウィンドガラス接着のための
上記シーリング材が外部から透視され、外観を阻害する
ので、ウィンドガラスの周縁をマスキングするようにな
っている。かかるマスキングには、従来より不透明な無
機質セラミック塗料をスクリーン印刷で塗布する方法が
採用されているが、700℃以上の高温焼付が必要であ
るなどの理由から、最近ではシランカップリング剤を主
成分とする着色塗料を塗布する方法が適用されつつある
。しかしながら、この着色塗料を上述のウィンドガラス
やその他有機プラスチック製の透明板に対し帯状に塗布
する場合、その塗料の粘度や表面張力に原因するかどう
か定かではないが、形成される塗布膜の境界線が不揃い
となり、外観上望ましくない。
本発明者らは、この欠点を解消するため鋭意研塗
究を進めた結果、上記着色料に疎水性無水シリカ△
を特定量配合すれば、見切り線の明確な帯状塗布膜を形
成できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
成できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
発明の構成と効果
本発明は、透明板に見切り線の明確な帯状塗布膜を形成
するに当り、疎水性無水シリカ1〜5重量%を配合した
着色塗料を用いることを特徴とする塗布膜の形成方法を
提供するものである。
するに当り、疎水性無水シリカ1〜5重量%を配合した
着色塗料を用いることを特徴とする塗布膜の形成方法を
提供するものである。
本発明で用いる着色塗料は、疎水性無水シリカを配合し
たことを特徴とし、その他の構成成分については1例え
ば特公昭57−33318号公報、特開昭58−114
762号公報等に記載のものが採用されてよい。具体的
には、 (A)シランカップリング剤、好ましくはエポキシシラ
ンとエポキシ基に対して活性な官能基(ヒドロキシル基
、アミノ基、イミノ基、メルカプト基等〕を有するシラ
ン〔以下、エポキシ活性シランと称す〕との反応生成物
、 (B)ポリイソシアネートとイソシアネート基に活性な
官能基〔ヒドロキシル基、アミノ基、イミノ基、メルカ
プト基、エポキシ基等〕を有するシラン〔以下、イソシ
アネート活性シランと称す〕との反応生成物〔以下、ポ
リイソシアネート反応生成物と称す〕、皮膜形成用物質
およびポリイソシアネートの群から選ばれる1種′f:
、たは2種以上の組合せ。
たことを特徴とし、その他の構成成分については1例え
ば特公昭57−33318号公報、特開昭58−114
762号公報等に記載のものが採用されてよい。具体的
には、 (A)シランカップリング剤、好ましくはエポキシシラ
ンとエポキシ基に対して活性な官能基(ヒドロキシル基
、アミノ基、イミノ基、メルカプト基等〕を有するシラ
ン〔以下、エポキシ活性シランと称す〕との反応生成物
、 (B)ポリイソシアネートとイソシアネート基に活性な
官能基〔ヒドロキシル基、アミノ基、イミノ基、メルカ
プト基、エポキシ基等〕を有するシラン〔以下、イソシ
アネート活性シランと称す〕との反応生成物〔以下、ポ
リイソシアネート反応生成物と称す〕、皮膜形成用物質
およびポリイソシアネートの群から選ばれる1種′f:
、たは2種以上の組合せ。
(C)顔料成分。
(D)疎水性無水シリカ、および
(E)有機溶剤
で構成され、特に上記(B)成分においてポリイソシア
ネート反応生成物と皮膜形成用物質の2種を組合せるこ
とが好ましい。
ネート反応生成物と皮膜形成用物質の2種を組合せるこ
とが好ましい。
上記(A)成分におけるエポキシシランとしては、l−
グリシドキシプロビルトリメトキシシラン、l−グリシ
ドキシプロピルメチルジメトキシシラン、3.4−エポ
キシシクロヘキシルエチルトリメトキシシラン、3.4
−エポキシシクロヘキシルエチルメチルジメトキシシラ
ン、l−グリシドキシプルピルメチルジインプロペノキ
シシランなどが挙げられ、これらの1種または2種以上
を使用に供する。
グリシドキシプロビルトリメトキシシラン、l−グリシ
ドキシプロピルメチルジメトキシシラン、3.4−エポ
キシシクロヘキシルエチルトリメトキシシラン、3.4
−エポキシシクロヘキシルエチルメチルジメトキシシラ
ン、l−グリシドキシプルピルメチルジインプロペノキ
シシランなどが挙げられ、これらの1種または2種以上
を使用に供する。
上記(A)成分におけるエポキシ活性シランとしては、
γミノメチルトリエトキシシラン、N−(β−アミノエ
チル〕アミノメチルトリメトキシシラン、アミノメチル
メチルジェトキシシラン、N−(β−アミノエチル)ア
ミノメチルトリブトキシシラン%t−アミラブルピルト
リエトキシシラン、l−アミノプロピルメチルジェトキ
シシラン、l−アミノイソブチルトリメトキシシラン、
1−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、N−ビス
(β−ヒドロキシエチル〕−γ−アミノプロピルトリエ
トキシシラン、N−(β−アミノエチル)−1−アミノ
プロピルトリメトキシシラン、N−〔β−アミノエチル
〕−1−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−
(β−アミノエチル〕−t−アミノーβ−メチルプロピ
ルトリメトキシシランなどが挙げられ、これらの1種ま
たは2種以上を使用に供する。かかるエポキシ活性シラ
ンを通常、エポキシシラン1モルに対し0.3〜1モル
の割合となるように反応させる。この反応はメチルエチ
ルケトンのような有機溶剤中、室温にt′J20時間程
度放置して行なうことができ、要すれば、約50℃に加
温し、三級アミン、金属酸化物、 金M塩、水、フェノ
ール、レゾルシノールなどの触媒を用いてもよい。
γミノメチルトリエトキシシラン、N−(β−アミノエ
チル〕アミノメチルトリメトキシシラン、アミノメチル
メチルジェトキシシラン、N−(β−アミノエチル)ア
ミノメチルトリブトキシシラン%t−アミラブルピルト
リエトキシシラン、l−アミノプロピルメチルジェトキ
シシラン、l−アミノイソブチルトリメトキシシラン、
1−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、N−ビス
(β−ヒドロキシエチル〕−γ−アミノプロピルトリエ
トキシシラン、N−(β−アミノエチル)−1−アミノ
プロピルトリメトキシシラン、N−〔β−アミノエチル
〕−1−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−
(β−アミノエチル〕−t−アミノーβ−メチルプロピ
ルトリメトキシシランなどが挙げられ、これらの1種ま
たは2種以上を使用に供する。かかるエポキシ活性シラ
ンを通常、エポキシシラン1モルに対し0.3〜1モル
の割合となるように反応させる。この反応はメチルエチ
ルケトンのような有機溶剤中、室温にt′J20時間程
度放置して行なうことができ、要すれば、約50℃に加
温し、三級アミン、金属酸化物、 金M塩、水、フェノ
ール、レゾルシノールなどの触媒を用いてもよい。
上記(B)成分におけるポリイソシアネートとしては、
トリメチルへキサメチレンジイソシアネート、ヘキサメ
チレンジイソシアネート、インホロンジイソシアネート
、リジンジイソシアネートメチルエステル、トリレンジ
イソシアネート、デスモジュールN(バイエル社製ポリ
イソシアネート〕。
トリメチルへキサメチレンジイソシアネート、ヘキサメ
チレンジイソシアネート、インホロンジイソシアネート
、リジンジイソシアネートメチルエステル、トリレンジ
イソシアネート、デスモジュールN(バイエル社製ポリ
イソシアネート〕。
コロネートHL(日本ポリウレタン社製ポリイソシアネ
ート)すどが挙げられ、これらの1種または2種以上を
使用に供する。
ート)すどが挙げられ、これらの1種または2種以上を
使用に供する。
上記ポリイソシアネートに反応させるイソシアネート活
性シランとしては、アミノメチルトリエトキシシラン、
N−(β−アミノエチル)アミノメチルトリメトキシシ
ラン、アミノメチルメチルジェトキシシラン、N−(β
−アミノエチル)了ミノメチルトリブトキシシラン、l
−アミノプロピルトリエトキシシラン、t−アミノプロ
ピルメチルジェトキシシラン、l−アミノイソブチルト
リメトキシシラン、t−メルカプトプロピルトリメトキ
シシラン、N−ビス(β−ヒドロキシエチル)−1−ア
ミノプロピルトリエトキシシラン。
性シランとしては、アミノメチルトリエトキシシラン、
N−(β−アミノエチル)アミノメチルトリメトキシシ
ラン、アミノメチルメチルジェトキシシラン、N−(β
−アミノエチル)了ミノメチルトリブトキシシラン、l
−アミノプロピルトリエトキシシラン、t−アミノプロ
ピルメチルジェトキシシラン、l−アミノイソブチルト
リメトキシシラン、t−メルカプトプロピルトリメトキ
シシラン、N−ビス(β−ヒドロキシエチル)−1−ア
ミノプロピルトリエトキシシラン。
N−(β−アミノエチル)−l−アミノプロピルトリメ
トキシシラン、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノ
プロピルメチルジメトキシシラン、N−(β−アミノエ
チル)−l−アミノ−β−メチルプロピルトリメトキシ
シラン、l−グリシドキシプロビルトリメトキシシラン
、l−グリシドキシプロビルメチルジメトキシシラン、
3.4−エポキシシクロヘキシルエチルトリメトキシシ
ラン。
トキシシラン、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノ
プロピルメチルジメトキシシラン、N−(β−アミノエ
チル)−l−アミノ−β−メチルプロピルトリメトキシ
シラン、l−グリシドキシプロビルトリメトキシシラン
、l−グリシドキシプロビルメチルジメトキシシラン、
3.4−エポキシシクロヘキシルエチルトリメトキシシ
ラン。
3.4−エポキシシクロヘキシルエチルメチルジメトキ
シシラン、l−グリシドキシプロビルメチルジイソプロ
ペノキシシランなどが挙げられ、これらの1種または2
種以上を使用に供する。
シシラン、l−グリシドキシプロビルメチルジイソプロ
ペノキシシランなどが挙げられ、これらの1種または2
種以上を使用に供する。
上記(B)成分における皮膜形成用物質としてはポリエ
ステル樹脂、塩化ゴム、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアク
リレート樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、エチレ
ン酢酸ビニル共重合体などが挙げられ、これらの1種ま
たは2種以上を使用に供する。
ステル樹脂、塩化ゴム、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアク
リレート樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、エチレ
ン酢酸ビニル共重合体などが挙げられ、これらの1種ま
たは2種以上を使用に供する。
上記(C)成分の顔料成分としては、カーボンブラック
、ランプブラック、チタンホワイト、ベンガラ、チタン
イエロー、亜鉛華、鉛丹、コバルトブルー、鉄黒、アル
ミ粉などのような無機顔料、ネオザポンブラックRE%
ネオブラックRE、オラゾールブラックCN、オラゾー
ルブラックHa(いずれもチバ・ガイギー社製)、スピ
ロンブル−2BLI(保土谷化学社製)のような有機染
顔料が挙げられるが5本発明の目的には特にカーボンブ
ラックが好ましい。
、ランプブラック、チタンホワイト、ベンガラ、チタン
イエロー、亜鉛華、鉛丹、コバルトブルー、鉄黒、アル
ミ粉などのような無機顔料、ネオザポンブラックRE%
ネオブラックRE、オラゾールブラックCN、オラゾー
ルブラックHa(いずれもチバ・ガイギー社製)、スピ
ロンブル−2BLI(保土谷化学社製)のような有機染
顔料が挙げられるが5本発明の目的には特にカーボンブ
ラックが好ましい。
上記(D)成分の疎水性無水シリカとは、一般に燃焼加
水分解法で得られる親水性無水シリカ(二酸化ケイ素の
エアロゾル〕をジメチルジクロロシラン等と化学反応さ
せ、疎水性乃至超疎水性を呈するよう改質したものを指
称する。具体例としては5日本アエロジル(株)製のA
ERO8IL R972(疎水性)、AERO8IL
R202(超疎水性)等が採用されてよい。かかる
疎水性無水シリカは、所期目的である見切り線の明確化
を果すと共に、塗布膜の流動を抑えることから一定以上
の膜厚を確保することができ、また塗布膜の光沢をなく
すことから1表面反射を防止し、かつ重ね塗り時の違和
感を和げる。
水分解法で得られる親水性無水シリカ(二酸化ケイ素の
エアロゾル〕をジメチルジクロロシラン等と化学反応さ
せ、疎水性乃至超疎水性を呈するよう改質したものを指
称する。具体例としては5日本アエロジル(株)製のA
ERO8IL R972(疎水性)、AERO8IL
R202(超疎水性)等が採用されてよい。かかる
疎水性無水シリカは、所期目的である見切り線の明確化
を果すと共に、塗布膜の流動を抑えることから一定以上
の膜厚を確保することができ、また塗布膜の光沢をなく
すことから1表面反射を防止し、かつ重ね塗り時の違和
感を和げる。
上記(E)成分の有機溶剤としては、メチルエチルケト
ン、アセトンのようなケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチ
ルのようなエステル類、エチルエーテル、テトラヒドロ
フラン、ジオキサンのようなエーテル類、トルエン、キ
シレン、メチレンクロライドなどが挙げられ、これらの
1種または2種以上を使用に供する。
ン、アセトンのようなケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチ
ルのようなエステル類、エチルエーテル、テトラヒドロ
フラン、ジオキサンのようなエーテル類、トルエン、キ
シレン、メチレンクロライドなどが挙げられ、これらの
1種または2種以上を使用に供する。
上記(A)〜(E)成分から成る着色塗料にあって各成
分の配合量は、適宜に選定されてよい力ζ特に(D)成
分の疎水性無水シリカについて考慮する必要がある。即
ち、疎水性無水シリカの配合量は。
分の配合量は、適宜に選定されてよい力ζ特に(D)成
分の疎水性無水シリカについて考慮する必要がある。即
ち、疎水性無水シリカの配合量は。
塗料成分全量中1〜5%(重置%、以下同様)〔疎水性
にあっては1〜4.5%(好ましくは1〜2.5%)、
超疎水性にあっては吸油潰が比較的低いため0.5〜1
0%(好ましくは1〜4.5%)〕の範囲で選定する。
にあっては1〜4.5%(好ましくは1〜2.5%)、
超疎水性にあっては吸油潰が比較的低いため0.5〜1
0%(好ましくは1〜4.5%)〕の範囲で選定する。
下限値に満たないと、所期目的が達成されず、また上限
を越えると、塗料粘度が高くなりすぎ、塗布作業に支障
を来す。なお、(D)成分以外については、通常(A)
成分100部(重量部、以下同様)に対して、(B)成
分10〜200部、(E)成分50〜5000部の範囲
で選定し。
を越えると、塗料粘度が高くなりすぎ、塗布作業に支障
を来す。なお、(D)成分以外については、通常(A)
成分100部(重量部、以下同様)に対して、(B)成
分10〜200部、(E)成分50〜5000部の範囲
で選定し。
(C)成分は(E)成分を除く塗料成分全1100部に
対し5〜200部の範囲で選定すればよい。
対し5〜200部の範囲で選定すればよい。
また必要に応じて通常の添加剤1例えば紫外線吸収剤、
ガラス粉末、ガラスフレーク、モレキュラーシーブス、
粉末シリカゲル、クレーのごとき充填材、増粘剤、脱水
剤、ブチルベンジルフタレート、ジオクチルフタレート
、ジブチルフタレート、塩化パラフィンの如き可塑剤を
適量配合してもよい。
ガラス粉末、ガラスフレーク、モレキュラーシーブス、
粉末シリカゲル、クレーのごとき充填材、増粘剤、脱水
剤、ブチルベンジルフタレート、ジオクチルフタレート
、ジブチルフタレート、塩化パラフィンの如き可塑剤を
適量配合してもよい。
本発明に係る塗布膜の形成法は、上述の疎水性無水シリ
カを配合した着色塗料を用いることを特徴とし、これを
ガラス製や有機プラスチック製の透明板に対し通常の方
法で塗布することにより。
カを配合した着色塗料を用いることを特徴とし、これを
ガラス製や有機プラスチック製の透明板に対し通常の方
法で塗布することにより。
見切り線の明確な帯状塗布膜を形成することができる。
なお、塗布作業は手作業で行ってもよいが、特にロボッ
トによる自動化が好適である。
トによる自動化が好適である。
次に実施例および比較例を挙げて1本発明をより具体的
に説明する。
に説明する。
実施例1
反応容器にl−グリシドキシプロビルトリメトキシシラ
ンのlO%メチルエチルケトン溶液236gおよびN−
β−(アミノエチル)−l−アミノプロピルメチルジメ
トキシシランの10%メチルエチルケトンの溶液206
gを加えて混合し、50℃で20時間放置して反応生成
物の溶液[Alを得る。
ンのlO%メチルエチルケトン溶液236gおよびN−
β−(アミノエチル)−l−アミノプロピルメチルジメ
トキシシランの10%メチルエチルケトンの溶液206
gを加えて混合し、50℃で20時間放置して反応生成
物の溶液[Alを得る。
一方、トリメチルへキサメチレンジイソシアネート(2
,2,4−および2.2.4−異性体の約l:l混合物
)を乾燥窒素雰囲気下で反応容器に仕込み、第1錫オク
テートを添加する。次いで、上記ポリイソシアネートに
対して0.35当量のl−メルカプドブpピルトリメト
キシシランを少量づつ加え、この間の反応温度は93〜
99℃以上に上昇しないようにする。上記シランの添加
後、80〜85℃で60分間以上保持して反応生成物の
溶液(B)を得る。
,2,4−および2.2.4−異性体の約l:l混合物
)を乾燥窒素雰囲気下で反応容器に仕込み、第1錫オク
テートを添加する。次いで、上記ポリイソシアネートに
対して0.35当量のl−メルカプドブpピルトリメト
キシシランを少量づつ加え、この間の反応温度は93〜
99℃以上に上昇しないようにする。上記シランの添加
後、80〜85℃で60分間以上保持して反応生成物の
溶液(B)を得る。
次に、前記製造した溶液(A)100部に対して、溶液
(B)10部、カーボンブラック10部、アクリル樹脂
5部および超疎水性無水シリカ(日本アエロジル(株)
製、AERO8IL R202)3部を密閉容器中で
充分に攪拌混合して、ブラック着色プライマー組成物を
調製する。
(B)10部、カーボンブラック10部、アクリル樹脂
5部および超疎水性無水シリカ(日本アエロジル(株)
製、AERO8IL R202)3部を密閉容器中で
充分に攪拌混合して、ブラック着色プライマー組成物を
調製する。
帯状塗布膜の形成
自動車のウィンドガラス周縁部分に沿って移動するよう
に制御されたマニプレータに塗布手段を連絡し、該手段
にポンプを介してプライマー組成物を供給しながら、ウ
ィンドガラス周縁部に301部m巾で塗布する。
に制御されたマニプレータに塗布手段を連絡し、該手段
にポンプを介してプライマー組成物を供給しながら、ウ
ィンドガラス周縁部に301部m巾で塗布する。
比較例1
実施例1において、超疎水性無水シリカを省略する以外
は同様にプライマー組成物を調製し、次いで塗布膜を形
成する。
は同様にプライマー組成物を調製し、次いで塗布膜を形
成する。
比較例2
実施例1において、超疎水性無水シリカの代わりに親水
性無水シリカ(日本アエロジル(株)製。
性無水シリカ(日本アエロジル(株)製。
AERO8IL 300)3部を用いる以外は同様に
プライマー組成物を調製し1次いで塗布膜を形成する。
プライマー組成物を調製し1次いで塗布膜を形成する。
塗布結果
実施例1および比較例2のプライマー組成物ではいずれ
も、塗布膜の境界線の巾方向端部は乱れず、見切り線は
明確であった。これに対し比較例1の場合では、塗布膜
の境界線の巾方向端部が誇張していえば、ノコギリ刃状
となり、所望の塗布膜状態とならなかった。
も、塗布膜の境界線の巾方向端部は乱れず、見切り線は
明確であった。これに対し比較例1の場合では、塗布膜
の境界線の巾方向端部が誇張していえば、ノコギリ刃状
となり、所望の塗布膜状態とならなかった。
なお、これらのプライマー組成物を密封状態で40℃の
恒温槽に21日間放置して、貯蔵安定性を評価したとこ
ろ、実施例1と比較例1の場合はとんど粘度の上昇や外
観異常もなく良好であったが、比較例2では粘度上昇と
共にゲル化した。
恒温槽に21日間放置して、貯蔵安定性を評価したとこ
ろ、実施例1と比較例1の場合はとんど粘度の上昇や外
観異常もなく良好であったが、比較例2では粘度上昇と
共にゲル化した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、透明板に見切り線の明確な帯状塗布膜を形成するに
当り、疎水性無水シリカ0.5〜10重量%を配合した
着色塗料を用いることを特徴とする塗布膜の形成方法。 2、透明板がガラス製または有機プラスチック製の自動
車の窓ガラスである前記第1項記載の方法。 3、着色塗料が(イ)シランカップリング剤、(ロ)ポ
リイソシアネートとイソシアネート基に対して活性な官
能基を有するシランとの反応生成物、(ハ)皮膜形成用
物質、(ニ)カーボンブラック、(ホ)疎水性無水シリ
カおよび(ヘ)有機溶剤で構成される前記第1項記載の
方法。 4、ロボットによる自動化で帯状塗布膜を形成する前記
第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12966885A JPS61287476A (ja) | 1985-06-13 | 1985-06-13 | 塗布膜の形成法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12966885A JPS61287476A (ja) | 1985-06-13 | 1985-06-13 | 塗布膜の形成法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61287476A true JPS61287476A (ja) | 1986-12-17 |
JPH0326111B2 JPH0326111B2 (ja) | 1991-04-09 |
Family
ID=15015196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12966885A Granted JPS61287476A (ja) | 1985-06-13 | 1985-06-13 | 塗布膜の形成法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61287476A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01218667A (ja) * | 1988-02-29 | 1989-08-31 | Hashimoto Forming Ind Co Ltd | 樹脂製窓の製造方法 |
JPH02184543A (ja) * | 1989-01-12 | 1990-07-19 | Natl House Ind Co Ltd | 色ガラス |
WO2003045866A1 (fr) * | 2001-11-30 | 2003-06-05 | Nippon Sheet Glass Company, Limited | Substrat de verre avec pellicule de couleur, solution contenant des particules destinee a la fabrication d'une pellicule de couleur et procede de fabrication d'un substrat de verre avec une pellicule de couleur |
WO2003045858A1 (fr) * | 2001-11-30 | 2003-06-05 | Nippon Sheet Glass Company, Limited | Procede de fabrication de verre plat a partir de dechets de verre |
US9193880B2 (en) | 2006-12-19 | 2015-11-24 | Dow Global Technologies Llc | Adhesion promotion additives and methods for improving coating compositions |
-
1985
- 1985-06-13 JP JP12966885A patent/JPS61287476A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01218667A (ja) * | 1988-02-29 | 1989-08-31 | Hashimoto Forming Ind Co Ltd | 樹脂製窓の製造方法 |
JPH02184543A (ja) * | 1989-01-12 | 1990-07-19 | Natl House Ind Co Ltd | 色ガラス |
WO2003045866A1 (fr) * | 2001-11-30 | 2003-06-05 | Nippon Sheet Glass Company, Limited | Substrat de verre avec pellicule de couleur, solution contenant des particules destinee a la fabrication d'une pellicule de couleur et procede de fabrication d'un substrat de verre avec une pellicule de couleur |
WO2003045858A1 (fr) * | 2001-11-30 | 2003-06-05 | Nippon Sheet Glass Company, Limited | Procede de fabrication de verre plat a partir de dechets de verre |
US9193880B2 (en) | 2006-12-19 | 2015-11-24 | Dow Global Technologies Llc | Adhesion promotion additives and methods for improving coating compositions |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0326111B2 (ja) | 1991-04-09 |
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