JPH0812903A - 水性被覆剤組成物、およびその製造方法、ならびに水性印刷インキ - Google Patents

水性被覆剤組成物、およびその製造方法、ならびに水性印刷インキ

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JPH0812903A
JPH0812903A JP10522795A JP10522795A JPH0812903A JP H0812903 A JPH0812903 A JP H0812903A JP 10522795 A JP10522795 A JP 10522795A JP 10522795 A JP10522795 A JP 10522795A JP H0812903 A JPH0812903 A JP H0812903A
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隆 三保谷
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慎也 藤松
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 貯蔵安定性、顔料分散性、各種基材への密着
性、印刷適性に優れた水性被覆剤組成物の提供。 【構成】 ビニル基、(メタ)アクリロイル基、エポキ
シ基およびアミノ基から選ばれる少なくとも1種の官能
基を有するシランカップリング剤により表面改質した無
機質粉粒状物質と、シランカップリング剤の官能基と反
応し得る官能基を有する水性樹脂を含むことを特徴とす
る水性被覆剤組成物。 【効果】 本発明の水性被覆剤組成物は、従来の水性被
覆剤組成物では適用できなかった各種、広範囲の用途、
すなわち印刷インキ、塗料、接着剤、繊維処理剤、表面
処理剤などに使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,金属、木材、紙、皮
革、ガラス、繊維、プラスチック、発泡体、コンクリー
トなどの被覆に用いられる、貯蔵安定性、顔料分散性、
各種基材への密着性、印刷適性に優れた水性被覆剤組成
物、その製造方法、ならびに水性印刷インキに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷インキ、塗料、接着剤などの
分野においては、省資源、環境汚染の観点から酸化チタ
ン、磁性粉、ベンガラ、アルミ、シリカ等の無機質粉粒
状物質を含む水性被覆剤組成物が用いられている。しか
し、前記無機物質は有機顔料と比較して比重が大きく、
表面硬度が高いため顔料分散安定性が悪い、版、ドクタ
ー摩耗がひどいなどの欠点を有していた。
【0003】特に無機質粉粒状物質として酸化チタンを
使用した水性白色被覆剤は、隠ぺい力を出現するため顔
料濃度を高くする必要性が生じるが、高濃度にすること
によって顔料分散性、接着付与成分である樹脂含有量の
低下による密着性の著しい低下、また水性被覆剤の潤滑
性に起因する版かぶり現象が発生するなど印刷適性、塗
工適性の低下も認められた。
【0004】そこで、無機質粉粒状物質をシランカップ
リング剤で表面改質し前記欠点を補う方法が提案されて
いる。しかし、この方法では無機質粉粒状物質表面への
樹脂の吸着量が少なく、貯蔵安定性、分散安定性が悪い
等の欠点が認められた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、貯蔵
安定性、顔料分散性、各種基材への密着性、印刷適性、
塗工適性に優れる水性被覆剤組成物、その製造方法、な
らびに水性印刷インキの提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ビニル基、
(メタ)アクリロイル基、エポキシ基およびアミノ基か
ら選ばれる少なくとも1種の官能基を有するシランカッ
プリング剤により表面改質した無機質粉粒状物質と、シ
ランカップリング剤の官能基と反応し得る官能基を含有
する水性樹脂を含むことを特徴とする水性被覆剤組成
物、およびその製造方法、ならびに水性印刷インキであ
る。
【0007】本発明の水性被覆剤組成物は、シランカッ
プリング剤により表面改質した無機質粉粒状物質と水性
樹脂を含むという点では従来のものと類似しているが、
無機質粉粒状物質表面のビニル基、(メタ)アクリロイ
ル基、エポキシ基およびアミノ基から選ばれる少なくと
も1種の官能基を有するシランカップリング剤に、該官
能基と反応し得る官能基を有する水性樹脂をグラフトさ
せることを特徴としている。そのため、水分散性、貯蔵
安定性、顔料分散性、極性基材への密着性だけでなく、
印刷適性も向上させることが可能になったものである。
もし、表面改質無機質粉粒状物質と官能基含有水性樹脂
が反応しないと、貯蔵安定性や印刷適正が悪くなる。す
なわち、無機質粉粒状物質の表面を被覆する層が脱離し
てしまい、硬い無機質粉粒状物質がグラビア印刷の金属
製のドクターブレードに直に接触し、ドクターブレード
が著しく磨耗してしまう。その結果、インキのカキトリ
が不良となり、版かぶり、すなわち非画線部にまでイン
キが付着し、印刷状態を損ねる。
【0008】本発明におけるシランカップリング剤は、
ビニル基、(メタ)アクリロイル、エポキシ基およびア
ミノ基から選ばれる少なくとも1種の官能基を有し、下
記の一般式(1)で示される。 R−SiX3-n Y n (1) ここでRはビニル基または、末端に(メタ)アクリロイ
ル基、エポキシ基およびアミノ基から選ばれる少なくと
も1種の官能基を有するアルキル基、Xはアルキル基、
Yはケイ素原子に結合している加水分解性の官能基でメ
トキシ基、エトキシ基、クロロ基等、nは1〜3の整数
である。
【0009】このようなシランカップリング剤として
は、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、ビ
ニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、
γ−(メタクリロキシプロピル)トリメトキシシラン、
β−(3、4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメ
トキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシ
シラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシ
ラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピル
トリメトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−
アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ−アミノプ
ロピルトリエトキシシラン、その他種々の構造のシラン
カップリング剤が例示される。
【0010】無機質粉粒状物質としては、炭酸カルシウ
ム、カオリン、マイカ、水酸化アルミニウム、酸化チタ
ン、シリカ、ジンクイエロー、鉛丹、ベンガラ、亜鉛
華、タルク、カーボンブラック、硫酸バリウム、炭酸マ
グネシウム、γ−酸化鉄、金属粉、アスベスト、ガラス
繊維などの無機の充填剤や磁性粉、顔料をあげることが
できるが、これらに限定されるものではなく、表面が親
水性を有する物質が広く適用される。この親水性表面を
有する物質とは、表面に水酸基などの親水性官能基や結
晶水を有するものや表面に吸着水が存在しているもので
ある。
【0011】シランカップリング剤により無機質粉粒状
物質の表面を改質する際のシランカップリング剤の使用
量は、無機質粉粒状物質100重量部に対して0.1〜
15重量部の範囲内で選ぶことが好ましく、この使用量
が0.1重量部未満では貯蔵安定性、顔料分散性、各種
基材への密着性、印刷適性、塗工適性の低下等が生じ易
く、またこの使用量が15重量部を越えるものは顔料分
散性、印刷物、塗工物の発色性が低下し易いなどの問題
を生じる。
【0012】シランカップリング剤により無機質粉粒状
物質の表面を改質する方法としては、無機質粉粒状物質
にシランカップリング剤をそのまま、あるいは適当な希
釈剤で希釈して加えて混合機(V型混合機、ヘンシェル
ミキサー等)で処理する方法、水あるいは有機溶媒中に
無機質粉粒状物質とシランカップリング剤を加えたのち
溶媒を除去する方法、水性樹脂−無機質粉粒状物質系に
シランカップリング剤を直接加える方法等が挙げられ
る。
【0013】水性樹脂は、シランカップリング剤の官能
基と反応し得る官能基、例えばカルボキシル基、アミノ
基、ヒドラジン基、エポキシ基を末端、主鎖中あるいは
側鎖中に少なくとも1個有する樹脂で、水性ポリウレタ
ン樹脂、水性アクリル樹脂、水性ポリエステル樹脂等が
挙げられる。なかでも、水性ポリウレタン樹脂および水
性アクリル樹脂が、シランカップリング剤の有する官能
基と反応しえる官能基の導入方法の簡便さの点で好適に
用いられる。
【0014】本発明の水性被覆剤組成物は、ビニル基ま
たは(メタ)アクリロイル基を有するシランカップリン
グ剤で表面改質してなる無機質粉粒状物質と、アミノ基
またはヒドラジン基を有する水性樹脂とを含むか、また
はエポキシ基を有するシランカップリング剤で表面改質
してなる無機質粉粒状物質と、アミノ基、ヒドラジン基
またはカルボキシル基を有する水性樹脂とを含むか、あ
るいはアミノ基を有するシランカップリング剤で表面改
質してなる無機質粉粒状物質と、エポキシ基を有する水
性樹脂とを含むものが好ましい。
【0015】本発明の水性被覆剤組成物中の表面改質し
た無機質粉粒状物質の含量は、水性被覆剤組成物に対し
て、15〜70重量%のものであることが好ましく、こ
の含量が15重量%未満のものは印刷物、塗工物の色の
濃度が低下し易く、一方この含量が70重量%を越す
と、顔料分散性、各種基材への密着性が低下するなどの
問題を生じ易くなる。また水性樹脂の含量は、水性被覆
剤組成物に対して、5〜25重量%のものであることが
好ましい。この含量が5重量%未満のものは相対的に水
性被覆剤組成物中の表面改質した無機質粉粒状物質の含
量が増大することにより、顔料分散性、各種基材への密
着性が低下し易くなり、またこの含量が25重量%を越
すと、相対的に水性被覆剤組成物中の表面改質した無機
質粉粒状物質の含量が減少するので印刷物、塗工物の色
の濃度が低下し易くなる。
【0016】シランカップリング剤により表面改質した
無機質粉粒状物質と水性樹脂のグラフト方法は、室温に
て混合するだけでもよく、特に限定されるものではない
が、必要に応じて加熱やグラフト反応を促進する触媒、
例えばトリエチルアミン、N,N−ジメチルベンジルア
ミン、トリブチルアミン、N,N−ジエチルアニリン、
N,N−ジメチルアニリンなどの三級アミンなどを用い
ることができる。また、グラフト反応は混合のみでも進
行するが、印刷、塗工、含浸、噴霧などの慣用の方法に
て樹脂皮膜を形成することにより進行および完結する。
【0017】本発明の水性被覆剤組成物には、必要に応
じて他の慣用の成分、例えば有機溶剤、着色顔料、染
料、乳化剤、消泡剤、界面活性剤、分散助剤、増粘剤、
熱安定剤、レベリング剤、クレーター防止剤、沈降防止
剤、紫外線吸収剤、難燃剤などを添加することができ
る。
【0018】さらに、通常の架橋剤を本発明の水性被覆
剤組成物に添加することにより、皮膜強度、耐薬品性に
優れた硬化皮膜を形成することができる。例えばシラン
カップリング剤と水性樹脂の組合わせによって異なる
が、カルボキシル基を有する水性樹脂を使用する場合に
は、ポリアジリジン化合物、ポリエポキシ化合物、ポリ
カルボジイミド化合物、金属キレート化合物、ポリオキ
サゾリン化合物、ポリイソシアネート、ブロック化ポリ
イソシアネート、部分的または完全のエーテル化された
アミノ樹脂などが架橋剤として使用できる。これらの架
橋反応は室温で行うこともできるし、加熱や公知の反応
触媒の添加によって促進させることもできる。
【0019】本発明の水性被覆剤組成物は、無機質粉粒
状物質を含む印刷インキ、塗料、接着剤、繊維処理剤、
表面処理剤などとして、紙、木材、金属、ガラス、繊
維、皮革、プラスチック、発泡体などを含む任意の基材
に、印刷、塗工、含浸、噴霧などの慣用の方法にて樹脂
皮膜を形成できるものであり、特に印刷インキに好適の
ものである。
【0020】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳しく説明
するが、本発明の技術思想を逸脱しない限り、本発明は
これらの実施例に何ら限定されるものではない。例中、
「部」とは「重量部」を、「%」とは「重量%」を表
す。
【0021】下記組成物を混合機を用いて1時間混合し
た後、空気雰囲気中、100 ℃で12時間乾燥し、9種類
の表面改質した無機質粉粒状物質を得た。なお、シラン
カップリング剤処理無機質粉粒状物質(A)〜(G)製
造におけるシランカップリング剤の添加量は、無機質粉
粒状物質の重量、比表面積、シランカップリング剤の最
小被覆面積から、理論的に無機質粉粒状物質表面を10
0%被覆する添加量とした。
【0022】 (シランカップリング剤処理無機質粉粒状物質(A)) ルチル型酸化チタン(石原産業社製) 100部 γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン 4.5部 (信越シリコーン社製「KBM403」)
【0023】 (シランカップリング剤処理無機質粉粒状物質(B)) ルチル型酸化チタン(石原産業社製) 100部 ビニルトリメトキシシラン 2.9部 (信越シリコーン社製「KBM1003」)
【0024】 (シランカップリング剤処理無機質粉粒状物質(C)) ルチル型酸化チタン(石原産業社製) 100部 γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン 4.8部 (信越シリコーン社製「KBM503」)
【0025】 (シランカップリング剤処理無機質粉粒状物質(D)) ルチル型酸化チタン(石原産業社製) 100部 N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピル 4.3部 トリメトキシシラン(信越シリコーン社製「KBM603」)
【0026】 (シランカップリング剤処理無機質粉粒状物質(E)) ルチル型酸化チタン(石原産業社製) 100部 ヘキシルトリメトキシシラン 4.0部 (東芝シリコーン社製「TSL8241」)
【0027】 (シランカップリング剤処理無機質粉粒状物質(F)) ベンガラ(赤色酸化鉄) 100部 γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン 4.4部 (信越シリコーン社製「KBM403」)
【0028】 (シランカップリング剤処理無機質粉粒状物質(G)) ベンガラ(赤色酸化鉄) 100部 ヘキシルトリメトキシシラン 4.0部 (東芝シリコーン社製「TSL8241」)
【0029】 (シランカップリング剤処理無機質粉粒状物質(H)) ルチル型酸化チタン(石原産業社製) 100部 γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン 0.1部 (信越シリコーン社製「KBM403」)
【0030】 (シランカップリング剤処理無機質粉粒状物質(I)) ルチル型酸化チタン(石原産業社製) 100部 γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン 15部 (信越シリコーン社製「KBM403」)
【0031】(樹脂の合成例1)温度計、撹拌機、還流
冷却管を備えた四ッ口フラスコに、ポリブチレンアジペ
ートグリコール67.1部、ポリエチレングリコール
7.5部、ジメチロールプロピオン酸14.3部、メチ
ルエチルケトン90部を仕込み、撹拌しながら窒素雰囲
気下で80℃に加熱する。温度が安定したらイソホロン
ジイソシアネート48.0部を滴下した後、ジラウリン
酸ジブチル錫 0.015部とメチルエチルケトン10
部の溶解液を添加し、同温度で 3時間反応させイソシ
アネート基含有ポリマー溶液を得た。さらに反応液の温
度を30℃以下に冷却し、イソホロンジアミン13.0
部と水25部、アセトン 200部の混合液を1時間か
けて滴下後、50℃まで昇温し反応を終了した。次に2
5%アンモニア水 7.2部と水 320部の混合液を
滴下してポリウレタン樹脂の水性分散液を得た。得られ
た水性分散液を減圧下60℃にて脱溶剤を行うことによ
りカルボキシル基および末端にアミノ基を有するポリウ
レタン樹脂の水分散液(1)(固形分30%)を得た。
【0032】(樹脂の合成例2)合成例1と同様にして
イソシアネート基含有ポリマー溶液を得たのち、反応液
の温度を30℃以下に冷却し、イソホロンジアミン1
1.5部とアセトン 150部の混合液を1時間かけて
滴下後、同温度で30分間反応させ、さらに高分子量の
イソシアネート基含有ポリマー溶液を得た。次にアジピ
ン酸ジヒドラジド1.5部、水25部とアセトン50部
の混合液を滴下し、その後50℃まで昇温して反応を終
了した。次に25%アンモニア水 7.2部と水 32
0部の混合液を滴下してポリウレタン樹脂の水性分散液
を得た。得られた水性分散液を減圧下60℃にて脱溶剤
を行うことによりカルボキシル基および末端にヒドラジ
ン官能基を有するポリウレタン樹脂の水分散液(2)
(固形分30%)を得た。
【0033】(樹脂の合成例3)ポリブチレンアジペー
トグリコール67.4部、ポリエチレングリコール
7.5部、ジメチロールプロピオン酸14.3部、メチ
ルエチルケトン90部を合成例1と同様の装置に仕込
み、撹拌しながら窒素雰囲気下で80℃に加熱する。温
度が安定したらイソホロンジイソシアネート48.1部
を滴下した後、ジラウリン酸ジブチル錫 0.015部
とメチルエチルケトン10部の溶解液を添加し、同温度
で3時間反応させイソシアネート基含有ポリマー溶液を
得た。さらに反応液の温度を30℃以下に冷却し、イソ
ホロンジアミン11.5部とジブチルアミン 1.1
部、アセトン 200部の混合液を1時間かけて滴下
後、50℃まで昇温し反応を終了した。次に25%アン
モニア水5.5部と水345部の混合液を滴下してポリ
ウレタン樹脂のの水性分散液を得た。得られた水性分散
液を減圧下60℃にて脱溶剤を行うことによりカルボキ
シル基を有するポリウレタン樹脂の水分散液(3)(固
形分30%)を得た。
【0034】(樹脂の合成例4)メタクリル酸t−ブチ
ル24.2部、アクリル酸n−ブチル15.7部、アク
リル酸2−ヒドロキシエチル 2.4部、アクリル酸ポ
リエチレンオキサイド12.1部、アクリル酸 6.0
部、アゾビスイソブチロニトリル 2.4部、水11.
5部、イソプロピルアルコール 104部を合成例1と
同様の装置に仕込み、撹拌しながら窒素雰囲気下で80
℃に加熱する。温度が安定したら、滴下管にメタクリル
酸t−ブチル24.2部、アクリル酸n−ブチル15.
7部、アクリル酸2−ヒドロキシエチル 2.4部、ア
クリル酸ポリエチレンオキサイド12.1部、アクリル
酸 6.0部、水11.5部、イソプロピルアルコール
104部を入れ1時間かけて反応層に滴下する。同温
度で3時間反応させた後、60℃以下まで冷却し25%
アンモニア水 6.3部、水 311部を添加してアク
リル樹脂の水性分散液を得た。得られた水性分散液を減
圧下60℃にて脱溶剤を行い、その後水26.6部を添
加することによりカルボキシル基を有するアクリル樹脂
の水分散液(4)(固形分30%)を得た。
【0035】(樹脂の合成例5)合成例1と同様の装置
および滴下管にいれた原料にそれぞれメタクリル酸グリ
シジル6.0部を加えた以外は、合成例4と同様にして
カルボキシル基およびエポキシ基を有するアクリル樹脂
の水分散液(5)(固形分30%)を得た。
【0036】
【実施例1】シランカップリング剤処理無機質粉粒状物
質(A)40部に、カルボキシル基および末端にアミノ
基を有するポリウレタン樹脂の水分散液(1)49部、
水6部、イソプロピルアルコール5部を添加し、常法に
より水性印刷インキを得た。
【0037】
【実施例2】シランカップリング剤処理無機質粉粒状物
質(A)40部に、カルボキシル基および末端にヒドラ
ジン官能基を有するポリウレタン樹脂の水分散液(2)
49部、水6部、イソプロピルアルコール5部を添加
し、常法により水性印刷インキを得た。
【0038】
【実施例3】シランカップリング剤処理無機質粉粒状物
質(A)40部に、カルボキシル基を有するポリウレタ
ン樹脂の水分散液(3)49部、水6部、イソプロピル
アルコール5部を添加し、常法により水性印刷インキを
得た。
【0039】
【実施例4】シランカップリング剤処理無機質粉粒状物
質(D)40部に、カルボキシル基およびエポキシ基を
有するアクリル樹脂の水分散液(5)49部、水6部、
イソプロピルアルコール5部を添加し、常法により水性
印刷インキを得た。
【0040】
【実施例5】シランカップリング剤処理無機質粉粒状物
質(B)40部に、カルボキシル基および末端にアミノ
基を有するポリウレタン樹脂の水分散液(1)49部、
水6部、イソプロピルアルコール5部を添加し、常法に
より水性印刷インキを得た。
【0041】
【実施例6】シランカップリング剤処理無機質粉粒状物
質(B)40部に、カルボキシル基および末端にヒドラ
ジン官能基を有するポリウレタンの水分散液(2)49
部、水6部、イソプロピルアルコール5部を添加し、常
法により水性印刷インキを得た。
【0042】
【実施例7】シランカップリング剤処理無機質粉粒状物
質(C)40部に、カルボキシル基および末端にアミノ
基を有するポリウレタン樹脂の水分散液(1)49部、
水6部、イソプロピルアルコール5部を添加し、常法に
より水性印刷インキを得た。
【0043】
【実施例8】シランカップリング剤処理無機質粉粒状物
質(C)40部に、カルボキシル基および末端にヒドラ
ジン官能基を有するポリウレタン樹脂の水分散液(2)
49部、水6部、イソプロピルアルコール5部を添加
し、常法により水性印刷インキを得た。
【0044】
【実施例9】シランカップリング剤処理無機質粉粒状物
質(F)50部に、カルボキシル基を有するアクリル樹
脂の水分散液(4)45部、水5部を添加し3本ロール
で練合わせ水性塗料を得た。
【0045】
【実施例10】シランカップリング剤処理無機質粉粒状
物質(H)40部に、カルボキシル基および末端にアミ
ノ基を有するポリウレタン樹脂の水分散液(1)49
部、水6部、イソプロピルアルコール5部を添加し、常
法により水性印刷インキを得た。
【0046】
【実施例11】シランカップリング剤処理無機質粉粒状
物質(I)40部に、カルボキシル基および末端にアミ
ノ基を有するポリウレタン樹脂の水分散液(1)49
部、水6部、イソプロピルアルコール5部を添加し、常
法により水性印刷インキを得た。
【0047】
【実施例12】シランカップリング剤処理無機質粉粒状
物質(A)15部に、カルボキシル基および末端にアミ
ノ基を有するポリウレタン樹脂の水分散液(1)70
部、水7部、イソプロピルアルコール8部を添加し、常
法により水性印刷インキを得た。
【0048】
【実施例13】シランカップリング剤処理無機質粉粒状
物質(A)70部に、カルボキシル基および末端にアミ
ノ基を有するポリウレタン樹脂の水分散液(1)20
部、水5部、イソプロピルアルコール5部を添加し、常
法により水性印刷インキを得た。
【0049】
【実施例14】シランカップリング剤処理無機質粉粒状
物質(A)69.3部に、カルボキシル基および末端に
アミノ基を有するポリウレタン樹脂の水分散液(1)1
6.7部、水8部、イソプロピルアルコール6部を添加
し、常法により水性印刷インキを得た。
【0050】
【実施例15】シランカップリング剤処理無機質粉粒状
物質(A)15部に、カルボキシル基および末端にアミ
ノ基を有するポリウレタン樹脂の水分散液(1)83.
3部、水1部、イソプロピルアルコール0.7部を添加
し、常法により水性印刷インキを得た。
【0051】
【実施例16】シランカップリング剤処理無機質粉粒状
物質(A)40部に、カルボキシル基および末端にアミ
ノ基を有するポリウレタン樹脂の水分散液(1)49
部、水5.5部、イソプロピルアルコール5部、トリエ
チルアミン0.5部を添加し、常法により水性印刷イン
キを得た。
【0052】
【比較例1】シランカップリング剤による表面改質を行
わないルチル型酸化チタン(石原産業社製)40部に、
カルボキシル基を有するポリウレタン樹脂の水分散液
(3)49部、水6部、イソプロピルアルコール5部を
添加し、常法により水性印刷インキを得た。
【0053】
【比較例2】シランカップリング剤処理無機質粉粒状物
質(E)40部に、カルボキシル基を有するポリウレタ
ン樹脂の水分散液(3)49部、水6部、イソプロピル
アルコール5部を添加し、常法により水性印刷インキを
得た。
【0054】
【比較例3】シランカップリング剤による表面改質を行
わないベンガラ(赤色酸化鉄)50部に、カルボキシル
基を有するアクリル樹脂の水分散液(4)(固形分30
%)45部、水5部を添加し3本ロールで練合わせ水性
塗料を得た。
【0055】
【比較例4】シランカップリング剤処理無機質粉粒状物
質(G)50部に、カルボキシル基を有するアクリル樹
脂の水分散液(4)45部、水5部を添加し3本ロール
で練合わせ水性塗料を得た。
【0056】実施例1〜8、10〜16及び比較例1〜
2において得られた水性印刷インキについて、コロナ放
電処理ポリエステルフィルム及び、コロナ放電処理ポリ
プロピレンフィルムにグラビア印刷を行い、低密度ポリ
エチレンをエクストルーションラミネートした積層体の
180度剥離接着力の測定結果を表1に示す。また、実
施例1〜16及び比較例1〜4において得られた水性被
覆剤組成物の発色性、貯蔵安定性、及び印刷適性(版か
ぶり性)、塗工適性の評価結果を表1に示す。なお、測
定は次のようにして行った。
【0057】(1)エクストルーションラミネートした
積層体の剥離接着力 得られた水性印刷インキを、ザーンカップ#3(離合社
製)を用い、18(25℃)になるよう水45部、エタ
ノール40部及びイソプロパノール15部の混合溶媒で
希釈調整し、コロナ放電処理ポリエステルフィルム(東
洋紡績社製「エステルE5100」、厚さ12μm)、
コロナ放電処理ポリプロピレンフィルム(東洋紡績社製
「パイレンP2161」、厚さ20μm)のコロナ放電
処理面に、版深25μmを備えたグラビア版を用いて乾
燥温度60℃、印刷速度80m/分でグラビア印刷を行
った。得られた印刷物の印刷面に、ポリエチレンイミン
系アンカーコート剤(東洋モートン社製「EL−42
0」)またはポリイソシアネート系アンカーコート剤
(東洋モートン社製「EL−510A/AD RT−8
0」)を塗布し、塗布面上に低密度ポリエチレン(三菱
油化社製「ユカロンLK−30」)をエクストルーショ
ンラミネートし積層体を得た。なお、ポリイソシアネー
ト系アンカーコート剤を使用し得られた積層体について
は40℃で3日間熟成させた。次に積層体を幅15mm
に切断し、25℃、相対湿度65%の条件下、剥離速度
300mm/分で180度剥離接着力を測定した。
【0058】(2)発色性 印刷物、塗工物の外観を濃度、光沢、透明性の観点から
総合的に目視により評価した(○;優、×;劣)。な
お、顔料分散性がよいと発色性は良好であった。
【0059】(3)貯蔵安定性 得られた水性被覆剤組成物の40℃で1週間保存した後
の外観を目視により評価した(○;変化なし、×;変化
あり)。
【0060】(4)印刷適性(版かぶり性)及び塗工適
性 水性印刷インキに関しては、ザーンカップ#3(離合社
製)を用い、18秒(25℃)になるよう水45部、エ
タノール40部及びイソプロパノール15部の混合溶媒
で希釈調整したものを、コロナ放電処理ポリプロピレン
フィルム(東洋紡績社製「パイレンP2161」、厚さ
20μm)のコロナ放電処理面に、版深25μmを備え
たグラビア版を用いて乾燥温度50℃、印刷速度50m
/分で30分間グラビア印刷を行った。次に得られた印
刷物を、画線部と非画線部が重ならないように10枚重
ね、非画線部の状態を目視により評価した(○;版かぶ
りなし、×;版かぶりあり)。また水性塗料に関して
は、スプレーガンを使用しガラス板100枚(1枚の面
積2500cm2) への吹付塗り後のノズルの状態、塗
料のニジミ、たれについての評価を行った(○;優、
×;劣)。
【0061】
【表1】
【0062】
【発明の効果】本発明により、貯蔵安定性、顔料分散
性、各種基材への密着性、印刷適性に優れた水性被覆剤
組成物が提供できるようになった。本発明の水性被覆剤
組成物は、特に異極性基材への密着性に優れるため、従
来の水性被覆剤組成物では適用できなかった金属、木
材、紙、皮革、ガラス、繊維、プラスチック、発泡体、
コンクリートなどの被覆剤として各種、広範囲の用途に
使用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 101/02 C09C 3/08 PBU C09D 11/02 PTG 201/02 PDE

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビニル基、(メタ)アクリロイル基、エ
    ポキシ基およびアミノ基から選ばれる少なくとも1種の
    官能基を有するシランカップリング剤により表面改質し
    た無機質粉粒状物質と、シランカップリング剤の官能基
    と反応し得る官能基を含有する水性樹脂を含むことを特
    徴とする水性被覆剤組成物。
  2. 【請求項2】 前記官能基含有水性樹脂の官能基が、カ
    ルボキシル基、アミノ基、ヒドラジン基およびエポキシ
    基から選ばれた少なくとも1種の官能基である、請求項
    1記載の水性被覆剤組成物。
  3. 【請求項3】 前記官能基含有水性樹脂の水性樹脂ベー
    スが、水性ポリウレタン、または水性アクリル樹脂であ
    る、請求項1ないし2いずれか記載の水性被覆剤組成
    物。
  4. 【請求項4】 ビニル基、(メタ)アクリロイル基、エ
    ポキシ基およびアミノ基から選ばれる少なくとも1種の
    官能基を有するシランカップリング剤により表面改質し
    た無機質粉粒状物質に、該シランカップリング剤の官能
    基と反応し得る官能基を含有する水性樹脂を、3級アミ
    ン触媒の存在下で、グラフトすることを含む、水性被覆
    剤組成物の製造方法。
  5. 【請求項5】 ビニル基、(メタ)アクリロイル基、エ
    ポキシ基およびアミノ基から選ばれる少なくとも1種の
    官能基を有するシランカップリング剤により表面改質し
    た無機質粉粒状物質と、シランカップリング剤の官能基
    と反応し得る官能基を含有する水性樹脂を含むことを特
    徴とする水性印刷インキ。
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