JPS61287049A - 光学的記録再生装置 - Google Patents

光学的記録再生装置

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JPS61287049A
JPS61287049A JP12757485A JP12757485A JPS61287049A JP S61287049 A JPS61287049 A JP S61287049A JP 12757485 A JP12757485 A JP 12757485A JP 12757485 A JP12757485 A JP 12757485A JP S61287049 A JPS61287049 A JP S61287049A
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JP
Japan
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optical
objective lens
movable member
photodetector
track
Prior art date
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Application number
JP12757485A
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English (en)
Inventor
Kunio Yamamiya
国雄 山宮
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は分離型の光ピックアップを用いた光学的記録再
生装置に関する。
[従来の技術] 近年、磁気ヘッドを用いる代りに、光ビームを集光して
光学的記録媒体(ディスク)に照射することによって、
情報を高密度で記録したり、高密度で記録された情報を
迅速に再生したりする光学式情報記録再生装置が注目さ
れる状況にある。
上記光学式の装置においては、一般に任意の目標トラッ
クに情報を記録したり、任意の目標トラックから情報を
再生できるようにトラックアクセス手段が設けられてい
る。又、ディスクに照射される光ビームがスポット状に
なるように保持するためにフォーカスサーボ手段が設け
られると共に、所定のトラック上に光ビームを保持する
ためにトラッキングサーボ手段が設けられている。
ところで、上記トラックアクセス手段は、光ビームをデ
ィスクに集光照射する対物レンズを含む光学系を収納し
た光学ヘッド(光ピックアップ)をディスク半径方向に
ボイスコイルモータ等で移動する粗アクセス(粗動)手
段と、光ピックアップ内の対物レンズをレンズアクチュ
エータで移動する微アクセス(微動)手段を用いて行わ
れ、現在トラック位置から目標トラック位置までの大き
さに応じて粗アクセス手段又は微アクセス手段が作動さ
れるようにしである。しかして、上記粗アクセス手段に
より光ピックアップを目標トラック近辺まで短時間で移
動した後、対物レンズを微動させて目標トラック上に乗
せるアクセス過程が一般的となるが、粗アクセス手段に
よる移動及び引き続く停止の際に対物レンズには逆方向
の力が作用し、対物レンズはディスクの半径方向に加振
されることになる。このように対物レンズが振動すると
、引き続いて対物レンズを微動させて目標トラックにア
クセスする際正確にアクセスすることができなくなるた
め、振動が十分小さくなるまで持ち、その優微アクセス
を行っていた。このようにすると目標トラックへのアク
セス−に時間がかかるという欠点がある。
上記問題を゛解決するため、例えば次のように2つの従
来例がある。特開昭59−193553号公報に開示さ
れている従来例はレーザ出射光の一部を用いて光ピック
アップの対物レンズを含む光学系のラジアル方向の位置
の検出器を設け、この検出器の出力によって粗アクセス
時における対物レンズの振動を防止してアクセス時間を
短くしている。
又、特開昭59−207439号公報の従来例において
も同様の手段を形成し、且つ光ピックアップの動きも位
置検出器の信号で制御する2段す−ボ方式を用いたトラ
ックアクセス装置を開示している。
〔発明が解決しようとする問題点] 上記2つの従来例は光ピックアップ全体を可動して粗ア
クセスを行うが、光ピックアップ全体の重量が大きいた
め、ディスクのラジアル方向に移動するボイスコイルモ
ータ等の粗動手段として大きな負荷に耐え得るものが必
要となり、加速したり停止するのに時間がかかるため必
然的に迅速なシーク動作を行わせることが難しくなり、
アクセスタイムが長くなるという問題点があった。
本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、粗ア
クセス動作を高速度で行うことができるようにしてアク
セスタイムを短くできる光学的記録再生装置を提供する
ことを目的とする。
E問題点を解決するための手段及び作用]この装置では
固定部材4B例に収納された光源の光ビームを可動部材
4A内の対物レンズ17を経て光学的記録媒体としての
ディスク3に集光照射する分離型光ピックアップ4にお
いて、可動部材4A内に対物レンズ17のラジアル位置
検出用の光検出器19と、可動部@4Aと固定部材4B
との相対的な光軸のずれを検出する光検出器14とを設
け、これら光検出器19.14の出力でフォーカス制御
及びトラッキング制御を行えるようにしである。
[実施例] 以下図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図乃至第5図は本発明の第1実施例に係り、第1図
は第1実施例における分離型光ピックアップを示し、第
2図はフォーカスサーボ系を示し、第3図はフォーカス
サーボ及びトラッキングサーボの制御系を示し、第4図
はトラックアクセス時の動作説明用のタイミングチャー
トを示し、第5図はトラッキングサーボの制御系を示す
第1実、施例の光、学的記録再生装置1はその光学系は
、第1図に示すように構造になっている。スピンドルモ
ータ2によって、回転駆動させる円盤状の光学的記録媒
体(ディスク)3のディスク面に対向して光学式の分離
型ピックアップ(光学ヘッド)4の可動部材4Aがボイ
スコイルモータ5によって、ディスク3の半径方向に移
動自在に設けである。
上記可動部材4Aは、キャリッジ6に取付けられ、この
キャリッジ6がボイスコイルモータ(VCM>5によっ
て図示しないカイト棒に沿ってディスク3の半径方向に
移動されるようにしである。
この可動部材4Aの移動方向に対向して、光学式の分離
型ピックアップ4の固定部材4Bが介装部材7を用いる
等して装置1に固定されている。
上記固定部材4Bのハウジング内には、記録又は、再生
用の光源としてレーザダイオード8が取付けてあり、こ
のレーザダイオード8によって発光された例えばP偏光
(紙面内で上下方向に振動)の光はコリメータレンズ9
によって平行光束にされる。この平行光束は整形、偏光
、半透鏡及び臨界角(設定の各)部を備えた1体プリズ
ム11に入射され、整形部11Aで楕円光束の短軸と長
軸とを合わせることにより円光束に整形され、2個の直
角プリズムの接合斜面部分が多層の誘電体膜を蒸着した
ものを介装して形成した偏光プリズム部11BでP偏光
のみが透過し、(S偏光成分があると、この)S偏光成
分は反射される。
上記透過したP偏光の平行光束は、固定部材4Bのハウ
ジングと離間して可動できる可動部材4A内の偏光プリ
ズム12に入射される。この偏光プリズム12は、P偏
光成分を例えば数%通過するもので、(例えば若干回転
した角度で取付ける)この透過したP偏光の光は集光レ
ンズ13を経て4分割光検出器14に入射される。
この4分割光検出器14の4個のフォトダイオードの2
つづつ加算した出力b1.b2.b3゜b4により、固
定部材4Bに対し、可動される可動部材4Aの上下及び
左右の位置ずれが検出されることになり、後述するよう
に両部材間の光軸が一致するように可動部材14A側を
制御できるようにしである。上記偏光プリズム12で反
射された光は、1/4波長板15を通過することによっ
て、常光線と異常光線との間で1/4波長の位相差が生
じ、直線偏光は円偏光となりレンズアクチュエータ16
内の対物レンズ17を通って集光されてディスク3面に
スポット状に照射される。
上記ディスク3面で反射された円偏光の光は、再び対物
レンズ17を通り、さらに1/4波長板15を通ること
によって、偏光面が90度変化したものにされ、偏光プ
リズム12でその一部の光は透過し、集光レンズ18で
集光されて2分割光検出器19で受光される。尚、集光
レンズ18は、光束の面積を小さくし、光検出器19で
の検出ゲインを高くするために用いている。
上記光検出器19によって、対物レンズ17を経てディ
スク3に照射される光スポットのラジアル位置を検出で
きるようにしである。
ところで、上記偏光プリズムで反射されたS偏光の光は
、可動部材4Aと固定部材4Bとの間の光路を通り、固
定部材4B内の偏光プリズム部11Bで反射し、半透鏡
部11Cで分岐され、透過した光は集光レンズ21を経
て光検出器22に入射され、アンプ23を通して情報信
号を得ることができるようにしである。一方、上記半透
鏡部11Cで反射された光は、1/2波長板(省略)を
通過し再びP偏光にされた後、臨界角プリズム部11D
で反射し、集光レンズ24を経て4分割光検出器25に
入射される。尚、上記集光レンズ24は、フォーカスエ
ラー信号内の偽合焦及び合焦点を切り離すために介装し
である。
尚、固定部材4B側の偏光プリズム部11Bは、ディス
ク面からの反射光がレーザダイオード8側に戻らないよ
うに、例えば往路ではP偏光として通し、復路ではS偏
光が入射されるように設定しであるが、ディスク3での
複屈折により数%通過してしまう。この場合上記1/4
波長板15を回転し、レーザノイズが低減される位置に
固定しても良い。
ところで、上記レンズアクチュエータ16は平行に配置
した1対の永久磁石31(図示では一方のみ示す)の両
端部をトラッキングコイル32が巻回された各ヨーク3
3で同極性の磁橋を短絡した4辺の閉磁路の中央に配置
される高透磁率のレンズ枠体34に対物レンズ17を固
着し、このレンズ枠体34は1対の板ばね35で支持さ
れている。1対の板ばね35は、ディスク3の半径方向
に対向して配置され、該板ばね35に逆う力によって、
対物レンズ17を対向する板ばね35方向(ディスクの
ラジアル方向)、に、移動できるようにしである。例え
ば対物レンズ17のレンズ枠体34の外側に中枠36を
設け、この中枠36にラジアル方向への溝等を設けて、
レンズ枠体34の突部を嵌入してラジアル方向に移動で
きるようにしである。又、上記板ばね35及び中枠36
の下端は連結されれ、中枠36の外周にこの中枠36と
連結されたリング状ボビン3゛7にはフォーカスコイル
38が形成されている。このフォーカスコイル38は、
外枠の一部を形成する永久磁石41の両端から延設され
たヨーク420問に介装され、このフォーカスコイル3
8に流す電流によって、中枠36及びレンズ枠体34は
ディスク面に垂直な方向に移動できるようにしである。
尚中枠36は例えば両端が円板状で螺旋状の切欠きを設
けた弾性を有するばね43,44で固定されている。
又、レンズアクチュエータ16の外枠は、これを収納す
る凹部を設けた可動部材4Aの外枠に嵌入され、ねじ4
5で可動部材4Aに固着されている。
上記構造のレンズアクチュエータ16は上記トラッキン
グコイル32に流す電流によって、対物レンズ17をデ
ィスク3のラジアル方向に微動してトラッキング制御を
行うことができると共に、フォーカスコイル38に流す
電流によって、対物レンズ17をディスク面に対し、垂
直方向に移動してフォーカスIIJIIできるようにし
である。
又、上記可動部材4Aはボイスコイルモータ5を可動す
ることによって、短時間で目標トラック近傍に設定でき
るようにしである。この場合の移動は、外部スケール4
6を用いて行われる。
上記第1実施例においては光学式ピックアップ4を可動
部材4A及び固定部材4Bとに分離形成し、固定部@4
B側から出射した光源の光を光路分岐手段として機能す
る偏光プリズム12でその一部を透過させて、固定部材
4Bと可動部材4Aとの間の相対的な光軸のずれ(固定
部材4Bは移動しないので、こ゛の固定部材4Bの正規
の光軸に対する可動部材4Aの光軸ずれ)を4分割の光
検出器14で検出できるよう構成すると共に、前記偏光
プリズム12で反射してディスク3に投射したスポット
光の反射光の一部を前記偏光プリズム  12を通して
2分割の光検出器19で検出してディスク3に対する光
ビームのラジアル方向のずれを検出できるように構成し
である点がその特徴となっている。
上記フォーカスコイル38は、第2図に示すように4分
割光検出125の1対の出力を差動アン75゛1(差動
出力を得る前に加算して1対の出力を得や。)を通した
フォーカスエラー信号FEBを加算器52に入力し、そ
の出力をゲインIIJ61回路53、位相補償回路54
を通して駆動回路55に印加し、この駆動回路55を経
てフォーカスフィル38に流れる電流によって対物レン
ズ17のディスク3に対する距離を制御してフォーカス
状態に保持するようにしである。ところでアクセスモー
・ドがオンとなり、可動部材4Aが半径方向に移動した
際、外部振動等により可動部材4Aと、固定部材4Bと
の間の光軸が(第1図で上下方向に)相対的なずれてフ
ォーカスエラー信号にオフセットが生じてデフォーカス
状態にならないようにするため(このオフセットを打消
すため)、光軸のずれを検出する4分割の光検出器14
の上下方向に1対(左右方向については加算する゛)の
出力bt、b2を差動アンプ56を通して負のオフセッ
ト成分を検出し、この出力をアナログスイッチ57を介
して上記加算器52に入力しである。
ところで、上記分離型のピックアップ4を用い    
 ・た場合の目標トラックへのアクセス制御系は第3 
    ′図に示すようになっている。
固定部材4Bに設けた4分割光検出器25における1対
の(加□算)出力は差動アンプ61を経てトラッキング
エラー信号TERにされ、この信号下、Rはゲイン制御
回路62を経てアナログスイッチ63に入力されると共
に、光ビームのトラック横断速度(又は横断時l1I)
の監視手段を形成するぜロクロスコンバレータ64を経
てタイミングロジック回路65に入力される。
上記アナログスイッチ63を通った信号は上記タイミン
グロジ回路65の出力で切換が制御される切換スイッチ
66の一方の接点66Aに印加されると共に、加算器6
7に印加される。又、第1図に示す可動部材4Aに設け
た対物レンズ17のディスク3の半径方向に関しての位
置検出手段としての2分割光検出器19の出力C++0
2の出力は差動アン768に入力され、この差動アンプ
68の出力はアナログスイッチ69を経て上記加算器6
7に入力される。この加算器67の出力はゲイン制御回
路71、位相補償回路72を経て駆動回路73に入力さ
れる。この駆動1回路73の出力はトラッキングコイル
32に印加され、対物レンズ17のディスク3の半径方
向への微移動量を制御できるようにしである。例えば、
上記トラッキングエラー信号”ERの出力に基づいた駆
動信号でトラッキングコイル32をtIII12Ilす
ると、対物レンズ17のラジアル位M(ディスク3の半
径方向への位置)、つまり対物レンズ16を通り、ディ
スク3にスポット状に照射される光ビームのラジアル位
置はその光ビームが照射している部分で最も近接するト
ラック上に乗り、且つそのトラック上を走査するトラッ
キングサーボ状態に保持されることになる(ディスク3
の偏心が小さい場合)。
一方、上記アナログスイッチ63をオフとし、他方のア
ナログスイッチ69をオンし、上記光検出器19の出力
C1、c2の差動出力を加算器67を通してトラッキン
グコイル32を駆動した場合には、対物レンズ17は平
衡状態の位置に保持する機能が作用することになる。
ところで、可動部材4A全体を移動して速やかに目標ト
ラック近辺に設定するキャリッジシークの場合における
その移動量は外部スケール46を用いて、移動に伴って
出力される正弦波状信号(外部スケール信号46A)出
力を計数し、現在トラックと目標トラックとの差分を外
部スケールのピッチに換算してカウンタにプリセットし
た値に等しくなるまで可動部@4Aは移動される。
このようにして可動部材4Aは目標トラックに対し、外
部スケール46のピッチ1本以内の位置に迅速に設定す
ることができる。
上記可動部部材4A自体を移動するキャリッジシークに
より、所定のトラック近傍に設定した場合、次に微アク
セスモードに設定されて目標トラックにトラックにオン
されることになるがディスク3の偏心の影響を防止する
ために外部スケール信号46Aによってボイスコイルモ
ータ5を外部スケール1ピツチ分以内に保持する制御状
態にするべく先ずキャリッジサーボ状態に切換えられる
(速度制御から位置制御状態の切換えとも呼ばれること
がある。)即ち、第3図に示すように外部スケール信号
46Aの出力は差動アンプ75.ゲイン制御l路76を
経て切換スイッチ66の他方の接点66Bに印加される
。この切換スイッチ66の切換接点66Cから出力され
る信号は位相補償回路77、アナログスイッチ78を介
して駆動回路79に印加される。この駆動回路79の出
力は、ボイスコイルモータ5のボイスコイル(ボイスコ
イルモータコイル)81に印加され、可!11部材4A
の移動が制御される。
上記キャリッジシークからキャリッジサーボに切換えら
れると、第3図において外部スケール信号46Aで(駆
動回路79を介して)ボイスコイルモータ5を駆動する
キャリッジシーク信号SC8はアクセスモード信号SA
Hがローレベルからハイレベルになることによって、イ
ンバータ82を介装したアナログスイッチ83がオフに
され、他方のアナログスイッチ78はオンにされる。又
、切換スイッチ66の接点66B、66Cがオンにされ
て、外部スケール信号46Aの出力に基づいて可動部材
4Aはディスク3等の偏心によらず、所定のトラック近
傍に保持される。
上記キャリッジサーボ状態に切換えられる直前から直後
における光検出器25に基づいたトラッキングエラー信
号TERは1トラツクを横切るごとに正弦波状の波形の
信号を出力するが、ゼロクロスコンパレータ64で構成
したトラック横断速度の監視手段によって光ビームがト
ラックを横断するのに要する時間幅のパルスに変換され
る。さらに、タイミングロジック回路65で立ち上がり
エツジ及び立ち下がりエツジで短い幅のパルスを出力す
るワンショットマルチをそれぞれ通した出力を加算する
等して、エツジ検出波を得、隣接するパルス幅が所定値
、例えばO18[+113ec1以上か否かを検出する
。つまり1トラツクを横断する時間が0.8 [m 5
ec1以上であるが否か、あるいはトラック横断速度が
所定値以下が否かを検出する。このトラック横断速度又
はトラック横断時間の監視手段によりキャリッジサーボ
の後にこの横断速度が所定値以下になった場合、タイミ
ングロジック回路65からオントラック制御信号”TR
0゜、を出力してアナログスイッチ63をオンし、トラ
ッキングエラー信号TERを加算器67等を通り、駆動
回路73を経てトラッキングコイル32に印加し、対物
レンズ17を微動させて光ビームを最近接のトラックに
オントラックさせるようにする。これと同時に、光検出
!119の出力で可動部@4Aが可動あるいは停止され
た場合の加速度によって対物レンズ17が振動してしま
うことを防止し、所定の平衡位置に保持するために粗ア
クセス時以後オンされていたアナログスイッチ69をイ
ンバータ85を介してオフにする。上記トラック横断速
度が所定値以下の場合に、オントラックさせる引込みを
行うことにより、可動部材4Aのキャリッジサーボ時に
おける対物レンズ17に相対的に働く加速度は十分小さ
く、従ってこのタイミングでオントラックの引込みを行
うことによって、対物レンズ17は殆んど振動が生じな
い状態又は振動の発生が最小限度近くに押えられてオン
トラックの引込み開始となる。
尚、上記可動部材4Aの可動又は停止の際の加速度が生
じると、対物レンズ17はディスク3面と垂直方向にも
振動してしまう虞れがあるため、上記可動部材4Aの加
速度が生じる場合ラジアル方向への振動をより確実に防
止するため、第3図に示すようにボイスコイル81を駆
動する駆動回路79の出力の一部は、アナログスイッチ
86を介してトラッキングコイル32側の駆動回路73
にレンズダンプ信号SLoが印加され、可動部材4Aが
可動あるいは停止された場合、対物レンズ17に加速度
が働いて振動が生じないようなレンズダンプさせるレン
ズダンプ手段が形成されるようにしである。ここで上記
アナログスイッチ86はタイミングロジック回路65か
らインバータ87を経てレンズダンプ制御信号CLDに
よってオン。
オフがIIIIIIされる。上記レンズダンプ信号SL
Dは粗アクセスと共にオンされる。
第4図は第3図に示す制御系のタイミングを示す。第4
図(a)は可動部材4Aを可動して目標トラック近傍に
移動する粗アクセスを示し、オフからオンされた場合は
、何も対策を施さないと対物レンズ17は同図(1))
に示すように振動が生じるので、タイミングロジック回
路65はアナログスイッチ69をオンし、上述のように
対物レンズ17の平衡位置からのずれを検出するための
光検出器19の出力c1 、c2に基づいて対物レンズ
17を平衡位置に保持させる。(この状態を第4図(C
)のレンズ平衡位置サーボで示している。
)又、上記レンズ平衡位置サーボの制御ループはあまり
高いゲインで動作させると、解除した場合の反動が大き
くなるため、適′最のゲインで行われる。従って、大き
な加速度が作用すると、依然として撮動が生じる虞れが
あり、従って、上記可動部材4Aの可動時には可動部材
4Aを可動するためにボイスコイル81に流す電流の一
部をオンされたアナログスイッチ86を介してトラッキ
ングコイル32側の駆動回路73にレンズダンプ信号S
LDとして印加することによ、す、可動部材4Aの可動
時(及び停止時)に、対物レンズ17に(該可動部材4
Aに関し)、相対的に逆方向に働く加速度を打消して振
動を生じないようにしである。
(上記レンズダンプ信号SL、は第4図(d)に示  
  □すように粗アクセスのオンと共にオンされる。)
又、上記粗アクセス時には第2図に示すアナログ   
 ′スイッチ57がオンされ、光検出器25によるフォ
ーカスサーボの他に、光検出器14の出力bt。
b2によって、可動部材4Aが可動されている場合にも
フォーカス状態に保持することになる。
しかして、上記粗アクセスからキャリッジサーボに移り
、トラック横断速度の監視手段の出力が所定値以下にな
ると、オントラック制御信号TTRACtlでアナログ
スイッチ69がオフにされてレンズ平衡位置サーボがオ
フにされると共に、アナログスイッチ63がオンされて
トラックエラー信号”ERによって光ビームはオントラ
ックされる引込み開始になり、間もなくオントラックに
なる。このようにオントラック制御信号” TRACK
は第4図(ei)に示すように、粗アクセス終了時より
若干後にオンすることになる。
しかして、上記オントラック制御信号T TRACKが
作動して引込みが完了後以降にタイミングロジック回路
65は切換スイッチ66に切換信号■1RACKを出力
して切換スイッチ66の接点66B。
66Gをオフにし、接点66A、66Gをオンさせると
共に、アナログスイッチ86をオフにしてレンズダンプ
を解除する。第4図(f)に示すように上記オントラッ
ク制御信号T   がオンさTRACに れた後、一定時間tl後切換信号V   がオンTRA
Cに になる。
上記接点66B、66Gがオンされると、トラッキング
エラー信号”ERに基づいて、ボイスコイルモータ5(
又はボイスコイル81)はその駆動が制御されることに
なると共に、トラッキングコイル32はレンズダンプが
解除された状態でのトラッキングエラー信号”ERによ
ってトラッキングサーボ状態になる。
上記トラッキングエラー信号TER1Sづいてボイスコ
イルモータ6を駆動することによって、ディスク3が偏
心して回動している場合にボイスコイルモータ5でその
偏心を吸収しながら、上記トラッキングエラー信号’E
Rに基づいてトラッキングコイル32により対物レンズ
17を駆動して光ビームをトラック上に保持する2段サ
ーボ状態にする。
上記2段す−ボ方式でのトラッキング状態に引き込むタ
イミングでレンズダンプを解除することによって、第4
図(g)に示すように対物レンズ17の振れを非常に少
くできる。
ところで上記2段サーボ状態にされる場合、トラッキン
グコイル32及びボイスコイル81は第5図に示すよう
に、4分割光検出器14の出力により、可動部材4Aと
固定部材4B間の光軸ずれに伴うオフセットを解消する
ようにしである。
第3図に示すゲイン制御回路62の前段に、加算器91
が設けられ、この加算器91には光検出器25の差動ア
ンプ61を通したトラッキングエラー信号TERの他に
可動部材4Aに設けた4分割光検出器14の左右方向に
関する1対の出力b3゜b4を差動アンプ92を通して
入力されるようにしである。しかして、上記出力b3.
b4をトラッキングコイル32及びボイスコイル81側
に印加し、固定部材4Bの正規の光軸に対する可動部材
4Aの相対的ずれに基づくオフセットを解消している。
第5図は、第3図におけるアナログスイッチ63.69
等を省いて示している。
尚、第5図に示す構成を一部変更した第6図に示す構成
の制御系にすることもできる。
即ち、トラッキングエラー信号VERは加算器91に入
力され、この加算器91には光検出器19の出力CI 
、c2の差動アンプ68を通した出力と、光検出器14
の差動アンプ92を通し、加算器93を通した出力とが
入力され、この加算器91の出力をゲイン制御回路62
を通した信号に基づいて、トラッキングコイル32及び
ボイスコイル81を制御している。
第7図は本発明の第2実施例の光学形を示す。
この第2実施例ではマルチ発光のレーザダイオード8′
を用いた分離型のピックアップ4′の場合を示す。固定
部材4B”内のレーザダイオード8′の主ビーム及び副
ビームからなる複数ビームは、コリメータレンズ9で平
行光束にされ、整形プリズム部11Aで円形光束にされ
、可動部材4/Mに収納された干渉プリズム95又はダ
イクロイックミラー等によって、主ビームは反射され、
副ビームは通過し、この通過した光束はレンズ13を経
て4分割光検出器14で受光される。この光検出器14
の出力によって、上記第1実施例と同様に、キャリッジ
6に取付けられた可動部材4/Mの走行方向に体する上
下、左右のずれを検出できる。
上記干渉フィルタ95で反対された主ビームは、上記第
1実施例と同様の光路を経て、光検出器19.22.2
5で受光される。
又、上記光学系の制御系は上記第1実施例と略同様のも
のを用いることができる。
尚、上述の各実施例において、例えば第1実施例ではデ
ィスク3面からの戻り光は、可動部材4Aの偏光プリズ
ム12を一部通過し、2分割光検出器19で受光される
。しかして、可動部材4Aは、ディスク3の偏心分を補
正するため、対物レンズ17を駆動するトラッキングコ
イル32に供給される信号成分の低域成分がボイスコイ
ル81に供給されてフィードバックされる2段す−ボ動
作をしている。この場合、対物レンズ17側への信号成
分の直流分を検出し、これで可動部材4Aを移動するよ
うに重畳しても良いし、直流分が所定値以上の場合にサ
ーボループが機能するように重畳しても良い。
尚、2分割光検出器19及び4分割光検出器14を用い
た分離型の光ピックアップ4,4′の使用例は上述した
ものに限定されるものでない。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、分離型のピックアッ
プにおける可動部材側に対物レンズの平衡位置からのず
れを検出する手段と、固定部材に対する可動部材の光軸
のずれを検出する手段とを設けてあ゛るので、小さい容
最の可動部材の駆動手段によって可動部材を迅速に可動
でき、各制御系を機能させることによって短時間で目標
トラックにアクセスすることができる。又、可動部材の
始動時及び停止時の対物レンズに及ぼす衝撃を小さくで
きることからもトラックアクセス時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の第1実施例に係り、第1図
は第1実施例における分離型ピックアップの構造を示す
構成図、第2図はフォーカスサーボの制御系を示す構成
図、第3図は第1実施例におけるトラックアクセスの際
の制御系を示す構成図、第4図は第1実施例における制
御系の動作を示すタイミングチャート図、第5図はトラ
ッキングサーボの制御系を示す構成図、第6図は他のト
ラッキングサーボの制御系を示す構成図、第7図は本発
明の第2実施例における分離型ピックアップを示す構成
図である。 1・・・光学的記録再生装置 3・・・ディスク 4・・・分離型ピックアップ 4A・・・可動部材    4B・・・固定部材5・・
・ボイスコイルモータ 8・・・レーザダイオード 12・・・偏光プリズム1
4・・・4分割光検出器 17・・・対物レンズ19・
・・2分割光検出器 25−4分割光検出器32・・・
トラッキングコイル 38・・・フォーカスコイル 81・・・ボイスコイル 第1図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定部材内に収納された光源の光ビームを可動部
    材の対物レンズを経て円盤状の光学式記録媒体に集光照
    射する分離型の光ピックアップを用いて、前記記録媒体
    に情報を記録又は記録された情報の再生を行うための光
    学的記録再生装置において、前記可動部材に、記録媒体
    の半径方向に対する対物レンズの位置検出用光検出器を
    設けると共に、走行方向に関して正規の光軸からのずれ
    量を検出する光検出器を設けたことを特徴とする光学的
    記録再生装置。
  2. (2)前記位置検出用光検出器は、その出力で対物レン
    ズの振動発生を除去する手段を形成したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の光学的記録再生装置。
JP12757485A 1985-06-12 1985-06-12 光学的記録再生装置 Pending JPS61287049A (ja)

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