JPS61284995A - セラミツク配線板とその製造方法 - Google Patents

セラミツク配線板とその製造方法

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JPS61284995A
JPS61284995A JP12605185A JP12605185A JPS61284995A JP S61284995 A JPS61284995 A JP S61284995A JP 12605185 A JP12605185 A JP 12605185A JP 12605185 A JP12605185 A JP 12605185A JP S61284995 A JPS61284995 A JP S61284995A
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JP
Japan
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substrate
wiring board
ceramic substrate
ceramic
volume
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Application number
JP12605185A
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English (en)
Inventor
昌作 石原
毅 藤田
中 横野
昭一 岩永
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、セラミック配線板の製造方法に関する。
〔発明の背景〕
炭化ケイ素よ)なる基板は熱伝導率が高く、線膨張係数
がICチップの材料であるシリコンに近く、熱衝撃に強
く、強度が大きいと込うすぐれた特性を有するため配線
基板に使用されはじめた(USP3955636)。
そして、上記配線基板に配線パターンを形成するには、
導体金属をがラスで接着していた。しかし、この方法で
はガラス自体の強度が弱かったシ。
ガラスと基板との接着力が小さいため、接着強度が弱か
った。
〔発明の目的〕
本発明の目的は上記した従来技術の欠点をなく[7、配
線パターン(導体路とスルホール中の導電体)の接着強
度の大きいセラミック配線板とその製造方法を提供する
にある。
〔発明の概要〕
上記目的は、導体路、スルホール充填用導電体に用いる
金属粉末とセラミック基板とを接着する材料に、焼成に
よって基板と同一成分になる有機重合体を用いることで
達成される。
次に本発明で使用する材料などについて説明する。上記
の焼成によってセラミック基板と同一材し、n=100
〜50000、側鎖けC,H,O。
N等によ多構成されている)で表わされる有機ケーゝ1
1− (但し、 n=100〜50000.側鎖はC,H。
0、N等により構成されている)で表わされる有機ケイ
素重合体を用いる。上記ポリカルボシラン。
ポリシラザンは、それぞれ単独もしくは二種類以上混合
して用いる。
金属は、有機ケイ素重合体の分解・接着温度以上の融点
を有するものが使用できる。具体的には、W、 Mo、
 Pt等がある。これら金属は単独もしくけ二種以上混
合して用いる。
上記金属粉末の平均粒径けcL1μrn〜10#mが良
く、好ましくけα1jIm〜5μm、更に好ましくは3
μmと0.5μmの上記金属粉末を重量比で6:4に混
合したもの、2smとα5smの上記金属粉末を重量比
で5:5に混合したものである。
導電ペーストは、上記金属粉末と、焼成によって基板と
同一材質になる有機重合体と、有機溶剤、有機バインダ
の少なくとも一方を混合して作成する。上記金属粉末と
焼成によって基板と同一材質になる有機重合体の配合割
合は、焼成後の体積で上記金属粉末が50〜98 vo
1%、上記の焼成によ勺基板と同一材質になる有機重合
体が50〜2vo1%が良い。上記の焼成によシ基板と
同一材質になる有機重合体が2 volによ勺少ないと
基板の接着強度が悪くなり、50vo1%よル多いと焼
成によう形成した配線パターンの電気抵抗が実用的でな
くなシ、いずれの場合も好ましくない。
上記有機ケイ素重合体は、トルエンなどの有機溶剤に溶
解して使用するのが好ましい。配合割合は、上記有機ケ
イ素重合体10〜30溶量%、上記有機溶剤90〜70
溶量%が良い。
有機ビヒクルは、上記ケイ素重合体が少ない時には添加
した方が導電ペーストのセラミック基板への粘着性が良
好となる。具体的にはエチルセルロースのジエチレング
リコール溶液等である。その配合割合はエチルセルロー
ス10〜30容量%。
ジエチレングリコール90〜70容量%である。
導電ベース)Kは、粘度調整剤を添加しても良い。具体
的には、ブチルカルピトール等を用いる。
添加量は、導電ペースト100容量部に対して5〜30
容量部である。
セラミック配線板は、上記のようにして作成した導電ペ
ーストを、セラミック基板表面の少なくとも一方に所望
のパターンに印刷し、スルーポールがあればその中に導
電ペーストを充填し、1200℃〜1600℃、好まし
くは1500℃で焼成して製造する。焼成時開け10分
〜1時間である。
なお、焼成は窒素、水素、水蒸気の混合雰囲気中で行な
う。その配合割合は容積比で1:1:1〜1:[L5:
cl、5である。そして、上記焼成温度では、上記有機
ケイ素重合体が分解してセラミック基板と同一材質にな
る。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を実施例によって更に詳細に説明する。
実施例1 セラミック基板には1表面粗さ約1μmの縦40mm、
横A Omm、厚さ15 mmの炭化ケイ素基板を用い
た。
導電ペーストは、平均粒径3μm、0.5Jmのモリブ
デン粉末を重量比で6=4の割合に配合し、この金属粉
末70容量部に、ポリカルボシランの20%トに:r−
7溶液2 o容i部、エチルセルロース2容量部、ジエ
チレングリコール8容貴部を配合し、らいかい機で3時
間混練した。ついで、この混練物1に3本ロールで更に
30分間混練し、ブチルカルピトールを10容量部加え
印刷に適した粘度に調整し、導電ペーストとした。
上記セラミック基板表面に、上記導電ペーストを印刷し
2 mm角の導体パターンを含む未焼成の導体路を形成
し、乾燥した。
ついで、導体路を印刷したセラミック基板を。
箱型電気炉(発熱体はモリブデン)′It用い、窒素。
水素、水蒸気を1:1:1の割合で混合した混合ガス雰
囲気中で、1500℃で1時間かけて焼成して炭化ケイ
素配線板を得た。
形成された導体路上には、ニッケルめっき、金めつきを
行ない、ビンを銀ろう付けした。このピンを引張シ、導
体路の基板に対する接着強度を測定した。100回測定
したところ、4〜7 kg/m/と良好であった。
また、ポリカルボシランが分解して生成した炭化ケイ素
とモリブデンとの体積比け1:9.であった。
実施例2 金属粉末に平均粒径2βm、 0.5μmのタングステ
ン粉末を重量比で5:5の割合に配合した以外は、実施
例1と同様にして炭化ケイ素配線板を得た。
また、実施例1と同様KL、−r導体路の基板に対する
接着強度を測定したところ、35〜5 kg/rntr
?と良好であった。
なお、カルボシランが分解して生成した炭化ケイ素とモ
リブデンとの体積比け1:9であった。
実施例3 実施例1の導電ペーストにコージェライト粉末を添加し
た場合について述べる。すなわち、平均粒径3μmと0
5μmのモリブデン粉末を重量比で6:4の割合に配合
し、この金属粉末65容量部に、平均粒径3μmのコー
ジェライト粉末5容量部、ポリカルボシランの30%ト
ルエン溶液20容景部、エチルセルロース2容量部、ジ
エチレングリコール8容量部を配合し、これを用いて実
施例1と同様にして導電ペーストを得た。
そして実施例1と同様にして炭化ケイ素配線板を得、実
施例1と同様にして導体路の基板に対する接着強度を測
定したところ、2〜4 kg7’mvr?という良好な
接着強度を得た。
実施例4 実施例3のモリブデン粉末のかわシに、平均粒径2j1
m、[1,5μmのタングステン粉末を重量比で5=5
の割合に配合したものを用いた以外は、すべて実施例1
と同様にして炭化ケイ素配線板を測定し、導体路の接着
強度を測定した。その結果接着強度は、2〜5kg/m
−と良好であった。
実施例5 セラミック基板の材質が窒化ケイ素であシ、ポリカルボ
シランの代わシにポリシラザンを用いた以外は、すべて
実施例2と同様にして窒化ケイ素配線板を得た。そして
、導体路の基板に対する接着強度を実施例1と同様にし
て測定したところ、2.0〜4.0 kg/mm’と良
好であった。
実施例6 セラミック基板の材質が窒化ケイ素であり、ポリカルボ
シランの代わシにポリシラザンを用いた以外は、すべて
実施例1と同様にして窒化ケイ素配線板を得た。そして
、導体路の基板に対する接着強度を実施例1と同様にし
て測定したところ。
2.0〜3.0kg7’m−と良好であった。
比較例1 導電ペーストの組成が、平均粒径5pm、α5μmのモ
リブデン粉末を重量比で6:4に配合したもの72容量
部、平均粒径5μmのコージェライト粉末8容量部、エ
チルセルロース25容量部。
ジエチレングリコール17.5容量部である以外はすべ
て実施例1と同様にして炭化ケイ素配線板を得た。そし
て実施例1と同様にして導体路の基板に対する接着強度
を測定したところ、05〜18kg/m−であった。
比較例2 モリブデン粉末の代わシに平均粒径2μm、 05jm
のタングステン粉末を重責比で5=5の割合に配合した
ものを用いた以外はすべて実施例1と同様にして炭化ケ
イ素配線板を作製し、実施例1と同様にして導体路の基
板に対する接着強度を測定したところ、05〜1.5 
kg/mm’であった。
比較例5 セラミック基板が窒化ケイ素であり、導電ベーストに比
較例1と同じものを用いた以外はすべて実施例1と同様
にして窒化ケイ素配線板を得た。
そして、実施例1と同様にして導体路の基板に対する接
着強度を測定したところ、cL5〜to kg/mm’
であった。
比較例4 セラミック基板が窒化ケイ素であり、導電ペーストに比
較例2と同じものを用いた以外はすべて実施例1と同様
にして窒化ケイ素配線板を得た。
そして、実施例1と同様にして導体路の接着強度を測定
したところ、CL5〜19 kg、7w−であった。
〔発明の効果〕
以上述べたごとぐ本発明によれば、導体路の基板に対す
る接着強度のすぐれたセラミック配線板が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、セラミック基板と、この基板表面の少なくとも一方
    に形成された導体路からなっていて、前記導体路が導電
    物質およびセラミック基板と同一材質の混合物よりなる
    ことを特徴とするセラミック配線板。 2、スルーホールを形成したセラミック基板と、この基
    板のスルーホール内に充填された導電体と前記基板表面
    の少なくとも一方に形成された導体路からなっていて、
    前記導電体と前記導体路が、導電物質およびセラミック
    基板と同一材質の混合物よりなることを特徴とするセラ
    ミック配線板。 3、セラミック基板表面の少なくとも一方に、導電物質
    粉末、焼成によってセラミック基板と同一材質になる有
    機重合体、および有機溶剤、ビヒクルの少なくとも一方
    よりなる導電ペーストを印刷し、焼成することを特徴と
    するセラミック配線板の製造方法。 4、セラミック基板表面の少なくとも一方と、このセラ
    ミック基板に形成されたスルーホール内に導電物質粉末
    、焼成によってセラミック基板と同一材質になる有機重
    合体、および有機溶材、ビヒクルの少なくとも一方より
    なる導電ペーストを印刷し、充填し、焼成することを特
    徴とするセラミック配線板の製造方法。
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