JPS61283514A - 繊維強化プラスチツクの製造方法 - Google Patents

繊維強化プラスチツクの製造方法

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JPS61283514A
JPS61283514A JP60125564A JP12556485A JPS61283514A JP S61283514 A JPS61283514 A JP S61283514A JP 60125564 A JP60125564 A JP 60125564A JP 12556485 A JP12556485 A JP 12556485A JP S61283514 A JPS61283514 A JP S61283514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
laminate
shrinkable
layer
bag
Prior art date
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Pending
Application number
JP60125564A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Futakuchi
二口 通男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS61283514A publication Critical patent/JPS61283514A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は繊維強化プラスチックの製造方法に関するもの
である。
〔従来の技術〕
繊維強化プラスチックの製造方法として、ガラス繊維等
の繊維と樹脂の積層物をバッグ材により型に押付けて成
形するバッグ成形法がある。このようなバッグ成形法に
は真空バッグ法、加圧バッグ法、およびバッグを用いた
オートクレーブ加圧法などが含まれる(例えば「高性能
複合材料の最新技術」(植村他著、CMC発行)表3.
1.1.0(a)参照)。− 第3図は例えば「強化プラスチックハンドブック」 (
強化プラスチックス技術協会IW)に開示されたバッグ
成形法の代表としての従来の真空バッグ法を示す断面図
である。図において、(1)は積層物、(2)はバッグ
材、(3)は成形型であり、円筒側面の成形状態を示し
ている。この方法では、積層物(1)をバッグ材(2)
により成形型(3)に押付けることにより、成形型(3
)の形状に成形、硬化し。
繊維強化プラスチックが製造される。この場合バッグ材
(2)の端部をクランプ(4)により密封し、吸用材(
5)に設けられた真空吸引孔(6)によりバッグ材(2
)の内部を真空にして、積層物(1)に約1気圧の外圧
をかけることによりバッグ成形される。他のバッグ成形
法の場合もほぼ同様である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のバッグ成形法による繊維強化プラスチックの製造
方法は以上のように構成されているため、球、角柱1円
柱、円錐等の立体形状の成形型(3)を使用し、それに
対応した形状に成形する場合、第4図に示すように、バ
ッグ材(2)にしわ(7)が形成され、これに対応した
しわ(8)が製品に形成されるという問題点があった。
この発明は上記の問題点を解決するためのもので、従来
しわが発生した立体形状の製品をしわの発生なしにバッ
グ成形法により製造することができる繊維強化プラスチ
ックの製造方法を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明による繊維強化プラスチックの製造方法は、繊
維および樹脂の積層物をバッグ材により成形型に押付け
て成形し、繊維強化プラスチックを製造する方法におい
て、積層物とバッグ材との間に熱収縮性材料層を設け、
熱収縮性材料が収縮した状態でバッグ材を押付けて成形
し、繊維強化プラスチックを製造する方法である。
本発明で使用可能な熱収縮性材料層としては。
熱収縮性を有する層状の材料であればよく、例えば熱収
縮性のポリエステルフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム
、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリエチレンフィルム
、ポリプロピレンフィルム、ポリスチレンフィルム、シ
リコンゴム等を用いることができる。
熱収縮性材料層と積層物との間には、当業者において通
常用いられるボイドや樹脂を吸収するブリーダ一層が存
在していてもよい。また熱収縮性材料層とバッグ材との
間には、マット層やクロス層が存在していてもよい。
本発明の熱収縮性材料層は、積層物が加熱硬化    
  ゛□クランプ場合、あらかじめ熱収縮性材料層を加
熱する工程を省略し、積層物の加熱硬化時に同時に収縮
させることもできる。
本発明に用いられる積層物としては、基材には一方向ク
ロス、チョップ等の繊維を用いたものや、粒子、フレー
ク等を用いたものなどがあり、また樹脂には、通常用い
られるエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂等がいずれも用
いることができる。
本発明は真空バッグ法、加圧バッグ法およびバッグを用
いたオートクレーブ加圧法などのバッグ成形法のすべて
に適用することができる。
〔作 用〕
この発明による繊維強化プラスチックの製造方法におい
ては、成形型の上に積層された繊維および樹脂の積層物
の上に熱収縮性材料を巻付けまたは貼付けて加熱すると
、熱収縮性材料層はその状態で加熱されて収縮し、積層
物に密着した状態となる。この後全体をバッグ材で覆い
、内部を減圧したり、あるいは外部を加圧してバッグ材
を押付は成形する。この時バッグ材にしわは生じるが、
その下層の熱収縮性材料層は収縮による引張り応力がし
わを作ろうとする力に打ち勝つためしわが生じず、これ
によりさらに下層の積層物にもしわが生じることなく成
形が行われる。
C実施例〕 第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、第2図はそ
のしわ部の拡大断面図であり、真空バッグ成形法に適用
した場合を示す。図において、(1)〜(7)は第3図
および第4図と同一または相当部分を示し、(9)は熱
収縮性材料層、(lO)は成形定盤である。
繊維強化プラスチックの製造方法は、積層物(1)とし
てのガラスクロスプリプレグを立方体形状の。
成形型(3)上に積層し、その上を熱収縮性材料層(9
)としてのテープ状の熱収縮性ポリエステルフィルムを
巻付けて、あらかじめ加熱することにより収縮させ、こ
れらを成形定盤(10)の上に置き、全体をバッグ材(
2)としてのPVAフィルムで覆い、端部をクランプ(
4)で密封し、吸引材(5)としてフェルトを用い、そ
の部分より真空吸引孔(6)によりバッグ材(2)の内
部を真空に引き、全体を約1気圧に加圧して成形を行う
。このときバッグ材(2)の四隅にしわ(7)が生じる
が、積層物(1)は熱収縮性材料層(9)が収縮状態で
覆っているので、バッグ材(2)のしわ(7)は積層物
(1)に転写されない。こうして積層物(1)はバッグ
材(2)により成形型(3)に押付けられ、しわ(8)
が発生することなく成形が行われ、sl維強化プラスチ
ックが製造される。
〔発明の効果〕
以上2述べてきたように、本発明によれば、熱収縮性材
料層を積層物とバッグ材との間に設は収縮状態で成形す
るようにしたため、従来しわを生じることなしにバッグ
成形ができなかった立体形状の製品を、しわを発生させ
ることなく製造でき、これにより、バッグ成形品の長所
であるボイドが少なく、繊維含有率の高い立体形状の繊
維強化プラスチツク製品を容易に製造することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図はその
しわの部分の拡大断面図、第3図は従来の真空バッグ成
形法を示す断面図、第4図はそのしわの部分の拡大断面
図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し、(1)
は積層物、(2)はバッグ材、(3)は成形型、(7)
。 (8)はしわ、(9)は熱収縮性材料層である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繊維および樹脂の積層物をバッグ材により成形型
    に押付けて成形し、繊維強化プラスチックを製造する方
    法において、積層物とバッグ材との間に熱収縮性材料層
    を設け、熱収縮性材料が収縮した状態でバッグ材を押付
    けて成形することを特徴とする繊維強化プラスチックの
    製造方法。
  2. (2)熱収縮性材料層が熱収縮性のポリエステルフィル
    ム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィ
    ルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム
    、ポリスチレンフィルム、またはシリコンゴムからなる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の繊維強化
    プラスチックの製造方法。
JP60125564A 1985-06-10 1985-06-10 繊維強化プラスチツクの製造方法 Pending JPS61283514A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007525345A (ja) * 2004-02-25 2007-09-06 ザ・ボーイング・カンパニー エラストマの当て板を用いて、複合構成材を処理するための装置および方法
JP2015013475A (ja) * 2013-07-02 2015-01-22 ザ・ボーイング・カンパニーTheBoeing Company 適合可能な真空バッグアセンブリを使用した複合部品の真空バッグ処理
JP2020066435A (ja) * 2018-10-22 2020-04-30 東洋製罐株式会社 酸素吸収性フィルム包装体

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