JPS61283380A - 防食方法 - Google Patents
防食方法Info
- Publication number
- JPS61283380A JPS61283380A JP12436085A JP12436085A JPS61283380A JP S61283380 A JPS61283380 A JP S61283380A JP 12436085 A JP12436085 A JP 12436085A JP 12436085 A JP12436085 A JP 12436085A JP S61283380 A JPS61283380 A JP S61283380A
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- JP
- Japan
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- film
- coat film
- paint
- corrosion
- applying
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- Pending
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は構造物の防食方法に関し、特に退色ろるいは色
の変化などに↓つで製品価値が減退する屋外設置の構造
部材及び構造物の防食方法及び紫外線劣化に1って鋼板
素地の腐食が促進する耐候性製品の防食方法に関する。
の変化などに↓つで製品価値が減退する屋外設置の構造
部材及び構造物の防食方法及び紫外線劣化に1って鋼板
素地の腐食が促進する耐候性製品の防食方法に関する。
(従来の技術)
常時屋外に設置されている構造物および製品では素材の
腐食防止のため、紫外線や風雨など環境遮断のため、塗
装を施工する。
腐食防止のため、紫外線や風雨など環境遮断のため、塗
装を施工する。
従来の耐候性塗装の主なものは、ウレタン系、アクリル
ウレタン系、ビニール系お工びエポキシ系の塗料t−第
2図に示すような塗り重ねによって耐候性を維持してい
る。
ウレタン系、ビニール系お工びエポキシ系の塗料t−第
2図に示すような塗り重ねによって耐候性を維持してい
る。
第2図において、金IR素材1に防錆塗料膜2t−1〜
2回、中塗膜3を1回、上塗膜4t′2回の塗シ重ねと
なるが、上塗膜4が耐候性塗料であってウレタン系、ア
クリルウレタン系、ビニール系お工びエポキシ系の塗装
となる。
2回、中塗膜3を1回、上塗膜4t′2回の塗シ重ねと
なるが、上塗膜4が耐候性塗料であってウレタン系、ア
クリルウレタン系、ビニール系お工びエポキシ系の塗装
となる。
しかしながら、このような塗装では、下記のような欠点
がめった。
がめった。
fi+ 屋外の環境では紫外線によって塗装膜の表層
から次第に化学的劣化音生じてくる。
から次第に化学的劣化音生じてくる。
(2) 化学的劣化によって退色や変色音生じ、美観
を主とする製品では全く違った色となシ、あるいは汚れ
が劣化膜にしみこむなど商品価値全消失する。
を主とする製品では全く違った色となシ、あるいは汚れ
が劣化膜にしみこむなど商品価値全消失する。
(3)化学的劣化によって、環境遮断による防食目的の
塗装膜は大気中の水分または腐食性ガスが浸透し、金属
素地面からのさびやふくれなどの塗膜欠陥によって剥離
を生じてくる。
塗装膜は大気中の水分または腐食性ガスが浸透し、金属
素地面からのさびやふくれなどの塗膜欠陥によって剥離
を生じてくる。
(4) 従来の上塗塗料ではこの現象は早いもので約
1年、耐候性が優れている塗料でも長くて5〜6年で劣
化は著るしくなり、この寿命に達すると塗シ替工事の対
象となる。
1年、耐候性が優れている塗料でも長くて5〜6年で劣
化は著るしくなり、この寿命に達すると塗シ替工事の対
象となる。
(5)小型構造物では塗り替え工事は容易であるが、大
型構造物例えば橋梁、煙突などでは塗シ替工事は長期に
わたり、工事費は膨大となる。
型構造物例えば橋梁、煙突などでは塗シ替工事は長期に
わたり、工事費は膨大となる。
(発明が解決しようとする問題点]
本発明は、特に屋外ばく露環境塗装構造物及び製品のメ
インテナンスフリーの美観・防食を意図し、塗り替え工
事を延長することによってコスト低減を図りうる防食方
法を提供しようとするものである。
インテナンスフリーの美観・防食を意図し、塗り替え工
事を延長することによってコスト低減を図りうる防食方
法を提供しようとするものである。
(問題点全解決するための手段]
すなわち、本発明は構造物の表面に順に防錆塗料膜、塗
料層間の付着向上のための中塗膜を塗布した後、上記中
塗膜の表面に四フッ化エチレンとエチレンの共重合体の
水素原子2個を′水酸基で置換した変性フッ素樹脂塗料
液とイソシアネート液とを混合して塗布すること全特徴
とする構造物の防食方法である。
料層間の付着向上のための中塗膜を塗布した後、上記中
塗膜の表面に四フッ化エチレンとエチレンの共重合体の
水素原子2個を′水酸基で置換した変性フッ素樹脂塗料
液とイソシアネート液とを混合して塗布すること全特徴
とする構造物の防食方法である。
本発明方法は船舶、橋梁、煙突、自動車、電化製品その
他屋外設置の構造物及び機器の塗装に有利に適用するこ
とができる。
他屋外設置の構造物及び機器の塗装に有利に適用するこ
とができる。
以下、本発明が一実施例を第1図に従って詳述する。第
1図において、1は金属素材、2は下塗膜となる防錆塗
料膜、3は下塗膜2と後記の上塗膜5間の付着性向上の
念めの中塗膜、5は四フフ化エチレンとエチレンの共重
合体の水素原子2個を水酸基で置換した変性フッ素樹脂
塗料液とイソシアネート液とを混合して塗布した上塗膜
(以下、これをフッ素樹脂系塗膜という]である。
1図において、1は金属素材、2は下塗膜となる防錆塗
料膜、3は下塗膜2と後記の上塗膜5間の付着性向上の
念めの中塗膜、5は四フフ化エチレンとエチレンの共重
合体の水素原子2個を水酸基で置換した変性フッ素樹脂
塗料液とイソシアネート液とを混合して塗布した上塗膜
(以下、これをフッ素樹脂系塗膜という]である。
第1図の塗装膜の塗膜系の具体例を第1表に示す。
Wc 1 表
第1表において、金属素材1の素地は鋼板以外に、ステ
ンレス鋼、銅合金などすべての金属材が適用できる。
ンレス鋼、銅合金などすべての金属材が適用できる。
下塗膜2は防錆顔料が、ジンククロメート以外にベンガ
ラ、鉛系などの防錆顔料からなる合成樹脂系の市販品防
錆塗料が適用できる。
ラ、鉛系などの防錆顔料からなる合成樹脂系の市販品防
錆塗料が適用できる。
中塗膜3は合成樹脂系塗料のほか、M工0(Miaac
eous 1ron 0xide )顔料系、フェノー
ル系あるいはエポキシ系塗料が適用できる。
eous 1ron 0xide )顔料系、フェノー
ル系あるいはエポキシ系塗料が適用できる。
上塗膜5は、四フフ化エチレンとエチレンの共重合体の
水素原子2個を水酸基で置換した変性フッ素樹脂に顔料
、溶剤を加えて塗料化した液にイソシアネート液を混合
し、この混合液を塗装し、下記のような反応式によって
硬化させた膜である。
水素原子2個を水酸基で置換した変性フッ素樹脂に顔料
、溶剤を加えて塗料化した液にイソシアネート液を混合
し、この混合液を塗装し、下記のような反応式によって
硬化させた膜である。
変性フッ素樹脂全塗料化したものとしては、旭硝子(株
)裂の常温硬化型フッ素樹脂を塗料化した大日本、塗料
(株]裂のレフロンが市販されている。
)裂の常温硬化型フッ素樹脂を塗料化した大日本、塗料
(株]裂のレフロンが市販されている。
イソシアネートとしては、ポリイソシアネートのうち、
De8mOdur−Rとして知られているトリフェニル
メタントリイソシアネートの20%メチレンクロライド
溶液ま九はDesmodur−THとの50%酢醸エチ
ル溶液などが使用できる。
De8mOdur−Rとして知られているトリフェニル
メタントリイソシアネートの20%メチレンクロライド
溶液ま九はDesmodur−THとの50%酢醸エチ
ル溶液などが使用できる。
第1表において、塗装系No、 1は常温硬化フッ素樹
脂系塗料膜(乾燥膜210μ、No、 2は20μ、N
o、 5は40μで、No、4は合成樹脂系の従来型塗
装系である。
脂系塗料膜(乾燥膜210μ、No、 2は20μ、N
o、 5は40μで、No、4は合成樹脂系の従来型塗
装系である。
(本発明の効果ン
第1表塗装系の耐候性試験(紫外線蛍光結露試験)及び
塩水噴霧試験結果を第2辰に示す。
塩水噴霧試験結果を第2辰に示す。
第 2 表
4゜
上塗シに使用する常温硬化製フッ素樹脂系塗料は四フッ
化エチレンとエチレンの共重合体の水素原子2個t−O
Hで置換することで常温では硬化しないフッ素樹脂を常
温硬化型に変性し、紫外線への耐久性は第2辰に示すよ
うに促進耐候試験においても光沢度、色に殆んど劣化が
なく、化学的に安定している。
化エチレンとエチレンの共重合体の水素原子2個t−O
Hで置換することで常温では硬化しないフッ素樹脂を常
温硬化型に変性し、紫外線への耐久性は第2辰に示すよ
うに促進耐候試験においても光沢度、色に殆んど劣化が
なく、化学的に安定している。
塗装系NO63は上塗塗料として必要最低限とされてい
る40μに対し、No、 2は20μ、No。
る40μに対し、No、 2は20μ、No。
1は10μに減じたもので、品質的に遜色はなく、合成
樹脂塗装系N014と比較すれば非常に優れている。
樹脂塗装系N014と比較すれば非常に優れている。
以上の結果から、上塗塗料の乾燥膜厚は10μ以下と薄
ければピンホールが多くなって効果も薄くなシ、20μ
以上と厚くすることは有効であるが、経済的でないので
フッ素樹脂系塗膜の厚さは10〜20μの範囲が好まし
い。
ければピンホールが多くなって効果も薄くなシ、20μ
以上と厚くすることは有効であるが、経済的でないので
フッ素樹脂系塗膜の厚さは10〜20μの範囲が好まし
い。
No、13@装系によっての品質向上と膜厚域によって
のコスト低減の効果が確証された。
のコスト低減の効果が確証された。
第1図は本発明の一実施態様の防食塗装の模式図、第2
図は従来の防食塗装の模式図である。 復代理人 内 1) 明 復代理人 萩 原 亮 − 復代理人 安 西 篤 夫
図は従来の防食塗装の模式図である。 復代理人 内 1) 明 復代理人 萩 原 亮 − 復代理人 安 西 篤 夫
Claims (1)
- 構造物の表面に順に防鏡塗料膜、塗料層間の付着向上の
ための中塗膜を塗布した後、上記中塗膜の表面に四フッ
化エチレンとエチレンの共重合体の水素原子2個を水酸
基で置換した変性フッ素樹脂塗料液とイソシアネート液
とを混合して塗布することを特徴とする構造物の防食方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12436085A JPS61283380A (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | 防食方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12436085A JPS61283380A (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | 防食方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61283380A true JPS61283380A (ja) | 1986-12-13 |
Family
ID=14883471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12436085A Pending JPS61283380A (ja) | 1985-06-10 | 1985-06-10 | 防食方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61283380A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018135645A (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-30 | 日本車輌製造株式会社 | 鋼構造物および鋼構造物の建造方法 |
CN110964429A (zh) * | 2019-12-24 | 2020-04-07 | 淮阴工学院 | 一种防腐涂层及其制备方法和应用 |
-
1985
- 1985-06-10 JP JP12436085A patent/JPS61283380A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018135645A (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-30 | 日本車輌製造株式会社 | 鋼構造物および鋼構造物の建造方法 |
CN110964429A (zh) * | 2019-12-24 | 2020-04-07 | 淮阴工学院 | 一种防腐涂层及其制备方法和应用 |
CN110964429B (zh) * | 2019-12-24 | 2021-05-25 | 淮阴工学院 | 一种防腐涂层及其制备方法和应用 |
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