JPS61282572A - パワ−ウインドモ−タの駆動回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車、特に乗用車におけるパワーウィンド
のモータ駆動方式に関するものである。

〔従来技術〕

自動車のドアにはウィンドガラスが設けられており、そ
のウィンドガラスの開閉を電動モータと付属機構により
行なうものが電動パワーウィンド又は単にパワーウィン
ドと呼ばれている。第３図に右ハンドル４ドアの乗用車
の概要を示す上面図であり１図示するように乗用車には
、前“右側ドア、すなわち運転席ドアＦＲ，前左側ドア
ＦＬ、後右側ドアＲＲ，後左側ドアＲＬの４個のドアが
設けられている。運転席ドアＦＲと他のドア、ＦＬ。

ＲＲ，ＲＬのパワーウィンド制御方法は若干異なる。一
般に前左側、ドアＦＬと後左右側ドアＲＬ。

ＲＲのパワーウィンドの制御には下記の制御機能が頁末
される。

ａ、運転席操作パネルスイッチでドア毎にパワーウィン
ドの開閉ができる（ウィンドガラスの開閉はＵＰ、ＤＯ
ＷＮで表示されている）、この制御を以下リモート制御
と称する。

ｂ、ドア毎についているスイッチでパワーウィンドのＵ
Ｐ／ＤＯＷＮ制御ができる。この制御を以下ローカル制
御と称す。

上記機能を満足させる従来技術としては、例えば、ＡＣ
ＣＯＲＤサービスマニュアル構造偏、本構造器工業株式
会社、ＰＩＶ−１０〜ＩＶ−１３に記載されたものがあ
る。第４図は上記機能を満足させるパワーウィンドモー
タの駆動装置を示す図で、第５図は運転席ドアに設けら
れた操作パネルの実装例を示す、なお、第４図は１つの
ドアのパワーウィンドモータの駆動装置を示す。

第４図において、１は直流電動モータで付属機構と組合
せてドアのウィンドガラスの開閉（ＵＰ。

ＤＯＷＮ）を行う（直流モータは電圧の極性を逆に接続
することによりウィンドのＵＰおよびＤＯＷＮをするこ
とができる）、２はドアに設けられた前記ローカル制御
用のローカルスイッチ、３は運転席ドアＦＲに取付けら
れた操作パネルに設けられた前記リモート制御用のリモ
ートスイッチである。リモートスイッチ３は第５図に示
すように。

波動双方向ノンロックのスイッチが用いられる。

また、ローカルスイッチにも同様な波動双方向ノンロッ
クスイッチが用いられる。４は運転席ドアＦＲの操作パ
ネルに設けられたメインスイッチで、ローカルスイッチ
２およびリモートスイッチ３の操作を無効または有効と
するスイッチである。該メインスイッチ４には第５図に
示すようなスライドスイッチを用いる。なお、第５図に
おいて、３′はリモートおよびローカル兼用スイッチで
ある。

第４図において、メインスイッチ４をＯＮとしローカル
スイッチ２またはリモートスイッチ３をＵＰまたはＤＯ
ＷＮに押下している間、直流電動モータ１にバッテリー
（ＢＡＴＴ）から電流が流れウィンドガラスが指定され
た方向（上方向又は下方向）に移動する。なお、第４図
のローカルスイッチ２．リモートスイッチ３、メインス
イッチ４は全てＯＦＦ状態を示す、また、バッテリーの
一方端（一端子）は車体に接続されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら上記従来のパワーウィンドモータの駆動装
置は、運転席ドアＦＲと他の各ドアＦＬ。

ＲＲ，ＲＬ毎に３本ないし４本の配線を必要としワイヤ
ハーネスの小型・軽量化を阻害すると共に。

スイッチによる直接制御のため制御の多機能化がはかり
にくい等の欠点があった。

本発明は上述の点にかんがみてなされたもので、上記欠
点を除去し、電子化されたパワーウィンドモータの駆動
回路を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記問題点を解決するため、本発明は、ウィンド開閉用
駆動モータと、該駆動モータを運転席より駆動制御する
リモート操作スイッチおよび各座席より駆動制御するロ
ーカル操作スイッチと、該リモートスイッチおよびロー
カルスイッチを有効あるいは無効にするメインスイッチ
とを具備するパワーウィンドモータ駆動回路において、
駆動モータにウィンド開閉の起動電流を供給する回路切
換素子と、メインスイッチおよびリモートスイッチから
の信号を受は回路切換素子を作動させる論理回路とを設
けたパワーウィンドモータ駆動回路とした。

【作用〕

上記のように構成することにより、前記回路の出力を伝
送するための２本の配線を配設するだけで駆動モータの
リモート制御が可能となり配線数の減少を図ることが可
能となる。また、論理回路を用いることによりパワーウ
ィンド制御の多機能化を図ることが可能となる。

〔実施例〕

以下１本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は、この発明に係るパワーウィンドモータ駆動回
路の構成を示す回路図で、第２図はその動作を示すスイ
ッチ入力と出力との真理値関係を示す図である。第１図
において、直流電動モータ１、−ローカルスイッチ２お
よびメインスイッチ４は第４図の直流電動モータ１、ロ
ーカルスイッチ２およびメインスイッチ４と同じ機能部
品であり、１同じ場所に実装される。アースは、バッテ
リーの負極端子であり、自動車においては車体に接続さ
れている。リモートスイッチ３は、第４図にリモートス
イッチ３と同じ場所に実装されたもので、同じ機能を有
するスイッチでも、また１回路少ない同機能のスイッチ
でもよい。

５は論理回路、６および７は回路切換素子であり、論理
回路５は第２図に示すスイッチを入力と、出力との真理
値関係を実現するためのもので、回路切換素子６および
７は論理回路５の出力を受は直流電動モータ１の駆動制
御を行うものであり。

本実施例ではリレーＡとリレーＢを用いている。

ａおよびｂは、リレーＡおよびＢの接点である。

上記構成のパワーウィンドモータ駆動回路において、メ
インスイッチ４がＯＦＦの時はリモートスイッチ３およ
びローカルスイッチ２のＵＰもＤＯＷＮも無効とする。

すなわち、リモートスイッチ２の操作をしてもリレーＡ
およびリレーＢいずれもＯＦＦのままとし、またローカ
ルスイッチ２を操作しても直流電動モータ１に電流は供
給されず直流電動モータ１は駆動されない、メインスイ
ッ４がＯＮでリモートスイッチ３のＵＰもＤＯＷＮもＯ
ＦＦの時は、リレーＡおよびリレーＢいずれもＯＮとし
、接点ａおよびｂがバッテリー側（閉じる。ここでロー
カルスイッチ２をＵＰまたはＤＯＷＮ側に入れることに
より、直流電動モータ１をＵＰ方向あるいはＤＯＷＮ方
向に駆動できる。

また、メインスイッチ４がＯＮでリモートスイッチ３の
ＵＰがＯＮ　（ＤＯＷＮが０ＦＦ）の時は、リレーＡを
ＯＦＦ、リレーＢをＯＮとするからバッテリーから接点
すを通して直流電動モータ１に電流が供給され、ＵＰ方
向に駆動する。さらにメインスイッチ４がＯＮでリモー
トスイッチ３のＤＯＷＮがＯＮ　（ＵＰが０ＦＦ）（７
３時は、ＩＪＬ／−ＡをＯＮ、リレーＢをＯＦＦとする
からバッテリーから接点ａを通して直流電動モータ１に
電流が供給され、ＤＯＷＮ方向に駆動する。論理回路５
は上記の処理を実行するものであればゲート素子（集積
回路等）でもよいが１本実施例では、マイクロコンピュ
ータによるプログラム制御により複数の機能の一部とし
て実現する。

上記第１図に示すパワーウィンドモータの駆動回路とは
全く同じ操作により同じ機能を実現した場合の例である
。他の機能を追加する場合は、スイッチ入力の条件を増
やし、第２図に示す真理値表を変更するだけで実現でき
る。

以上、上記実施例では、パワーウィンドを駆動する為の
配線をドア１つにつき従来の３本ないし４本から２本に
減少している。第１図と第４図を比較すると配線を１本
減らす為に論理回路５や回路切換素子６，７が増えてい
る様にもみえるが、論理回路５はパワーウィンド駆動制
御だけに設けられたものではなく、他の制御機能を実現
するために設けられたマイクロコンピュータを共同使用
するものである。また回路切換素子６および７は半導体
スイッチを使用し、論理回路５と同一ユニットに組み込
むことも可能である。

また、論理回路５をマイクロコンピュータによるプログ
ラム制御することにより、従来実施できなかったパワー
ウィンド駆動の自動制御が容易に行なうことができる。

例えば、（１）、高速走行時のウィンド開閉禁止、（２
）、離車時の窓締め、（３）。

子供乗車時のウィンド開閉禁止等が容易に実現できる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、各スイッチから
の信号を論理処理する論理回路を設け、該論理回路の出
力で駆動モータを制御するようにしたので、配線数の軽
減化を図ることができ、かつパワーウィンド制御の多機
能化を図ることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るパワーウィンドモータの駆動回路
の構成を示す回路図、第２図は該駆動回路の動作を示す
スイッチ入力と出方との真理値関係を示す図、第３＠は
乗用車の概要上面図、第４図は従来のパワーウィンドの
駆動回路図、第５図は運−転席ドアの操作スイッチの実
装例を沃す斜視図である。 図中、１・・・直流電動モータ、２・・・ローカルスイ
ッチ、３・・・リモートスイッチ、４・・・メインスイ
ッチ。 ５・・・論理回路、６，７・・・回路切換素子。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ウインド開閉用駆動モータと、該駆動モータを運転席よ
   り駆動制御するリモート操作スイッチおよび各座席より
   駆動制御するローカル操作スイッチと、該リモートスイ
   ッチおよびローカルスイッチを有効あるいは無効にする
   メインスイッチとを具備するパワーウインドモータ駆動
   回路において、前記駆動モータにウインド開閉の起動電
   流を供給する回路切換素子と、前記メインスイッチおよ
   びリモートスイッチからの信号を受け、前記回路切換素
   子を作動させる論理回路とを設けたことを特徴とするパ
   ワーウインドモータの駆動回路。