JPH0118998Y2 - - Google Patents

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JPH0118998Y2
JPH0118998Y2 JP1984155030U JP15503084U JPH0118998Y2 JP H0118998 Y2 JPH0118998 Y2 JP H0118998Y2 JP 1984155030 U JP1984155030 U JP 1984155030U JP 15503084 U JP15503084 U JP 15503084U JP H0118998 Y2 JPH0118998 Y2 JP H0118998Y2
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JP
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air conditioner
seat
window glass
gate
detection signal
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JP1984155030U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はエアコン(エアコンデイシヨナ)の
作動時において窓ガラス(サンルーフも含む)の
閉め忘れを防止する装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に夏期熱せられた状態にある自動車を運転
することは運転者に余りにも過酷な運転条件を強
いることになり、事故に繋りかねない。このた
め、近時はエアコンを装備した自動車の普及に目
覚ましいものがあつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来はエアコンの作動に連動して窓ガラスの開
閉状況を監視する装置がなかつたため、エアコン
の作動に際し、窓ガラスを意識的に開けておく場
合は別として窓ガラスが閉まつているかどうかを
確認する必要があるが、例えば運転中のように後
部座席側の窓ガラスが開いているかどうかの確認
が困難な場合や窓ガラスの開閉状況の確認をし忘
れた場合には、エアコンによる空調効果が現われ
ず、エネルギーを無駄に消費してしまうという問
題点があつた。
この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、エアコン作動時で、しかも窓
ガラス開放時には警報を発するか、又は開放状態
の窓ガラスを閉じるようにしてエアコン作動時の
窓ガラスの閉め忘れを防止し、エネルギーの無駄
な消費をなくして効果的な空調を行わせるように
した装置を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案におけるエアコン作動時の窓ガラス閉
め忘れ防止装置はエアコンが作動状態にあること
を検出するエアコン作動検出回路から出力される
検出信号に基づいて、いずれかの窓ガラスが開放
状態にあるときに警報を発する警報手段又は開放
状態の窓ガラスを自動的に閉じる駆動手段を作動
させるものである。
〔作 用〕
このように構成することにより、エアコン作動
検出回路から出力される検出信号に基づいて警報
手段又は駆動手段を作動させて、空調のためのエ
ネルギーを無駄に消費しないようにした。
〔実施例〕
以下、この考案を図面を参照して詳細に説明す
る。第1図はこの考案の一実施例を示す回路であ
る。
まず、構成を説明すると、1はエアコン作動時
にオンとなるエアコンスイツチ、2は窓ガラス閉
成時にオンとなる窓ガラススイツチ、3はいずれ
かの窓ガラススイツチ2がオフのとき、Hレベル
信号を出力するナンドゲート、4はこのナンドゲ
ート3の出力とエアコンスイツチ1の出力1aと
の論理積をとるアンドゲート、5はベース抵抗、
6はアンドゲート14からハイレベルの信号が出
力されたときオンする駆動用トランジスタで、こ
のトランジスタ6のコレクタには常開リレー8が
接続されており、さらに該リレーによつて制御さ
れ、窓ガラスの開閉成せしめるためのパワーウイ
ンド開閉システム9が接続されている。10はシ
ートスイツチで、運転席以外のシートの夫々に設
けられており、誰かが着座していれば、着座して
いることを検出してオンとなり、その検出信号は
オアゲート11を介してランプ点灯用アンドゲー
ト12の一方の入力端子およびインバータ13を
介してパワーウインド駆動用アンドゲート14の
一方の入力端子に供給されるようになつている。
また、エアコンスイツチ1の出力1aと複数の窓
ガラススイツチ2のナンドゲート出力との論理積
をとるアンドゲート4よりのゲート出力はパワー
ウインド駆動用アンドゲート14の他方の入力お
よびランプ点灯用アンドゲート12の他方の入力
に供給されるようになつている。そして、前記イ
ンバータ13によつて反転された反転出力はパワ
ーウインド駆動用アンドゲート14の他方の入力
に供給されるようになつている。
次に、作用について述べる。いま、エアコンが
作動状態にあることをエアコンスイツチ1が検出
し、オン状態になると、アンドゲート4の一方の
入力にはハイレベルの検出信号1aが供給される
ことになる。この状態で、複数の窓ガラスのうち
にいずれか1つでも開放状態にあると、その開放
状態の窓ガラスに対応したスイツチ2がオフ状態
になるので、ナンドゲート3はアンドゲート4の
他方の入力にハイレベルの信号を供給することに
なる。また、運転席以外のシートに誰も座つてい
ないと、オアゲート11の出力はローレベルにな
り、さらに、インバータ13で反転されハイレベ
ルの信号がアンドゲート14に供給されると、ア
ンドゲート4はハイレベルの制御信号をアンドゲ
ート14を介してベース抵抗5を介して駆動用ト
ランジスタ6のベースに供給する。したがつて、
トランジスタ6は順方向にバイアスされるので、
導通し、その結果リレー8が閉成され、パワーウ
インド開閉システム9が作動状態に制御され、窓
ガラスの全てが全閉状態にされることによつて開
放されていたスイツチ2が閉成され、ナンドゲー
ト3の出力がローレベルになる。
その結果、アンドゲート4の出力が、ローレベ
ルであるので、トランジスタ6がオフ状態にな
り、リレー8はオフとなり、パワーウインド開閉
システム9は動作を停止する。また、運転席以外
のシートに誰かが座つていると、そのシートに設
けられたスイツチ10がオンし、インバータ13
にハイレベルの信号が供給されるので、その結果
アンドゲート14は、ローレベルになる。また前
記シートに座つている人が窓ガラスを開放してお
くと、その窓ガラスに対応するスイツチ2がオフ
するので、アンドゲート4の出力がハイレベルに
なるので、アンドゲート12の出力からハイレベ
ルの信号が出力され、トランジスタ6がオンし、
ランプ7が点灯し、運転席以外の窓ガラスが開放
されていることを知らせ、警告する。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、この考案によればそ
の構成をエアコンが作動状態にあることを検出し
て検出信号1aを出力するエアコン作動検出回路
1と、運転席以外のシートに設けられて、乗員の
着座の有無を検出し、着座しているとき検出信号
を出力するシートスイツチ10と、窓ガラスが開
放状態にあるときに警報を発するための警報手段
7と、開放状態の窓ガラスを自動的に閉じるよう
に駆動するための駆動手段8,9とを備え、かつ
前記エアコン作動検出回路1及びシートスイツチ
10の夫々から検出信号が供給されることによつ
て前記警報手段7を作動せしめ、また前記エアコ
ン作動検出回路1からのみ検出信号が供給される
きとによつて前記駆動手段8,9を作動せしめる
切換制御手段12,13,14を備えてなること
を特徴とするエアコン作動時の窓ガラス閉め忘れ
防止装置としたため、エアコン作動時に運転席以
外のシートに乗員等が着座し、かついずれかの窓
ガラスが開いているときには、運転者に対して警
報を行い、また、運転席以外のシートに誰も着座
しておらず、かついずれかの窓ガラスが開いてい
るときには、パワーウインドを自動的に閉成制御
するようになることからエネルギーを無駄に消費
してしまうことなく、エアコンの空調効果を低下
させることがないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るエアコン作動状態の窓ガ
ラス閉め忘れ防止装置の第1実施例を示す回路図
である。 1……エアコンスイツチ、1a……検出信号、
7……警報表示ランプ、8……リレー、9……パ
ワーウインド開閉システム、15……オートエア
コンアンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エアコンが作動状態にあることを検出して検出
    信号1aを出力するエアコン作動検出回路1と、
    運転席以外のシートに設けられて、乗員の着座の
    有無を検出し、着座しているとき検出信号を出力
    するシートスイツチ10と、窓ガラスが開放状態
    にあるときに警報を発するための警報手段7と、
    開放状態の窓ガラスを自動的に閉じるように駆動
    するための駆動手段8,9とを備え、かつ前記エ
    アコン作動検出回路1及びシートスイツチ10の
    夫々から検出信号が供給されることによつて前記
    警報手段7を作動せしめ、また前記エアコン作動
    検出回路1からのみ検出信号が供給されることに
    よつて前記駆動手段8,9を作動せしめる切換制
    御手段12,13,14を備えてなることを特徴
    とするエアコン作動時の窓ガラス閉め忘れ防止装
    置。
JP1984155030U 1984-10-16 1984-10-16 Expired JPH0118998Y2 (ja)

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JPS6171844U JPS6171844U (ja) 1986-05-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5865110U (ja) * 1981-10-29 1983-05-02 三菱自動車工業株式会社 空調補助装置

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JPS6171844U (ja) 1986-05-16

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