JPS61282413A - 織物フイラメント案内装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔従来の技術〕 本発明は、フィラメント束または束にされたフィラメン
トを形成するために個々のフィラメントを樋状の案内部
により集める工程と、フィラメント束等を集めた点にお
いて製織準備油導でぬらす工程とを含む製織準備に関連
してポリマー、たとえばポリエステル、ポリエチレン等
の融解紡糸された織物フィラメントをボビン巻取装置へ
案内する装置に関するものである。

〔従来の技術および問題点〕

十分に冷却されて凝固した融解紡糸されるフィラメント
のような化学繊維に、後処理のための希望の性質を持た
せるように、それら個々のフィラメントを束にまとめ、
または束にされたフィラメントにして、束にされたフィ
ラメントを巻取装置等へ導く前に、いわゆる製織準備済
等によりぬらすことは通常行われている。それと同時に
、フィラメント束中の個々のフィラメントの間の張力を
無くさなければならない。これに関連して、フィラメン
トを束にまとめる場所、すなわち、束にされたフィラメ
ントを支持する樋状の案内部において、束にされたフィ
ラメントの製織準備をすることも知られている。作業の
初めには、個々のフィラメントを手で全体として一緒に
とって束を形成する。フィラメント束すなわち束にされ
たフィラメントが、製織準備油が供給されである種の案
内が実現される案内部の樋に達すると、樋状の案内部へ
与えられた対応する数の個々のフィラメントが直ちに自
動的に更に束にされる。手作業によりフィラメントを束
にすることはかなり面倒である。

更に、フィラメント束は案内部の樋により不完全につか
まれることがあり、その結果として、製織′準備油導に
よる湿潤と、後処理において得られる製品とに悪影響を
及ぼすことになる。更に、フィラメント束を巻取装置ま
たはその他の処理部へ送っている間にフィラメント束等
が切れる危険があり、装置全体が、たとえば糸モニタ等
により停止させられる前に、更に準備されたフィラメン
トが製作される。装置が停止させられた時には、かなり
の量の準備されたフィラメントが既に供給されているこ
とがあるが、融解紡糸等のために、融解されている紡糸
原料のために回収して使用することはもうできない。そ
のような供給されたフィラメントはかなり高くつくむだ
であると考えられる。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の別の目的は、融解紡糸された織物フィラメント
を製織準備点に案内し、それらのフィラメントに特殊の
条件および必要条件を課し、かつ他の諸条件がまさって
いるならば、それらのフィラメントを簡単かつ確実に製
織準備点の範囲から引離しておくことである。本発明は
、明細書の初めにおいて述べた装置において、樋状の案
内部はフィラメント束等の範囲から動くことができ、樋
状の案内部の上方ｌこ案内部材が装着され、案内部と案
内部材は、フィラメント束子ナワの範囲から一緒に動く
ようにされる。

この装置はそのように構成されているから、いくつかの
目的を達成できる。相互に間隔をおいた関係で製織準備
点に到達した個々のフィラメントを自動的に組合わせる
ため、およびそれらのフィラメントを束にされたフィラ
メントに変えるために、案内板等で構成できる案内部材
を使用できる。

それと同時に、フィラメント束または束められたフィラ
メントが案内部の樋まで安全かつ確実に案内され、束を
形成するためｌζ与えられた個々のフィラメントの全て
が製織準備油により実際に覆われる。その結果として油
脂による製織準備が一様かつ確実に行われ、それにより
後処理により製品が得られることになる。樋状の案内部
と案内部材は相互に接続すべきである。両方の要素はフ
ィラメント束子ナワから一緒に動かすことができ、した
がって、装置が停止させられるまでは、製織準備を行う
ことなしにフィラメント束を動かす可能性を容易に得る
ことができ、樋状案内部と案内部材は傾けられる。その
間に製織準備されることなしに送られる融解紡糸織物の
量はもはやむだにされる材料ではなく、容易に再使用で
きる。案内部　′材たとえば案内板は樋状案内部に対し
て調整できる。したがって、その案内部材により、樋状
案内部に到達するフィラメント束等が製織準備油などに
より十分にぬらされていることに注意できる。

案内部材の前方に角形の切欠きを設け、その切欠きの中
央部に案内部のくぼみに一致するくぼみを設けると有利
である。更に、案内部材はフィラメント束から離れる向
きに傾けることもできる。

樋状案内部を有し、横に並べられた一連の案内部材の場
合には軸を回すことにより、それら全ての案内部材をフ
ィラメント束などの範囲から除去できる。

本発明の別の特徴に従って、フィラメント束が樋などか
らとび出すことを防ぐために、樋状案内部の前方に可動
安全要素を設けることができる。

その安全要素は長手方向に移動できるように配置できる
。案内部材の位置に応じてその安全要素を作動させるこ
とができる。

可動安全要素は、動作位ａｔこある時に案内部の樋の前
方に移動できるピンとすべきである。それと同時に、完
全に製織準備するため、または製織準備の範囲に影響を
及ぼすために、フィラメント束または束にされたフィラ
メントを安全要素により、案内部の樋の中に多少とも押
しこむことができる。ピン形の安全要素を平行に移動さ
せる代りに、回転できるようにして位置させられるヨー
クを用いることもできる。そのヨークは、フラップなど
を介して調整ロッドにたわむことができるようにして連
結できる。

案内要素は案内部を支持するハウジングｌこ固定できる
。駆動装置たとえば圧力流体により作動させられるピス
トン−シリンダ装置により、リンク機構を介して動作さ
せることができる共通軸にそのハウジングはとりつけら
れる。リンク機構およびピストン−シリンダ装置は、フ
ィラメントの張力を監視する装置、たとえば糸ガードな
どにより適当に制御されて、糸が切れた時に、フィラメ
ント束などの動く経路を案内要素および樋状案内部から
動かしてフィラメント束などの製織準備をなくす。中間
スイッチにより、樋状案内部と案内要素を、糸切れの発
生きは無関係に傾けることもできる。

案内要素と樋状案内部および関係する動作手段がブラス
ト区画内に位置させられ、またはいわゆルフォール軸（
ｆａｌｌ　５ｈａｆｔ　）内でブラスト区画の真下に位
置させられる。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

融解紡糸織物フィラメントを案内する装置１は樋状案内
要素２を有する。この樋状案内要素はなるべくセラミッ
クで構成する。フィラメント束４または束Ｃζされたフ
ィラメントを受けるために上方Ｉこ拡げられた樋３がハ
ウジング５の端部側に連結される。そのハウジングは軸
６に回転しないようにして連結される。その軸６は、ピ
ストン−シリンダ装置９のピストン棒８を結合するため
のフラップ７を含む。ピストン−シリンダ装置９の他端
部は装漫部１０に枢着される。その装着部１ｏはレバー
装置１２　、１３により支持される。そのレバー装゛　
置は、相対的に垂直に延びて、相互に調整させられるレ
ールより成る。レール１３は区画１５の壁に固定される
。その区画はゲラスト区画とすることもできれば、ブラ
スト区画の下側に配置される冷却型または重力型区画の
１つとすることができる。

樋状案内部２を支持するハウジング５に案内部材１７が
調節できるようにして連結される。その案内部材は角ば
った切欠き１８を前方側に含む。その切欠き１８の中央
くぼみ１９は、装置１が動作中は樋状案内部２の樋３に
一致する。なるべく、案内部材１７はハウジング５にね
じ加により止められた案内板で構成する。しかし、その
案内板の代りに、案内板１０の形のワイヤ構造を用いる
こともできる。

ピストン−シリンダ装置９が動作すると、樋状の案内部
２と案内部材１７を有するハウジング５を、第３図に示
す動作位置から第４図に示す不動作位置へ回動させるこ
とができる。動作位置においては、個々のフィラメント
４が角ばった切欠き１８により受けられ、樋状案内部２
の樋３の中に同時に置かれることにより、中央くぼみ１
９の中に入れられ、それにより一緒に保持されてフィラ
メント束を形成する。フィラメントの湿潤は製織準備油
により行われる。そのために、連結パイプ器を介して前
方開口冴まで延長する供給機麓が設けられる。

その前方開口から製織準備用の油または脂が供給されて
フィラメント束をぬらす。過剰な製織準備油は受は部δ
に集められ、パイプ３を通じて排出される。樋状案内部
２と案内部材１７を有するハウジング５が傾斜させられ
た位置にある時は、フィラメント束または個々のフィラ
メントは、それ以上の製織準備がそれ以上性われないよ
うに、樋状案内部２の範囲から離れる。

フィラメント束４または束にされたフィラメントが樋３
または樋状案内部２からとび出すことを防ぐために、装
置１は安全装置路を含む。この安全装置は、樋状案内部
２の樋３の前方内に動かすことができるピン四で１ｌｔ
５にすると有利である。そのピンは連結棒３ｏの所に配
置される。その連結棒は保持棒３１に固着できる。別の
連結棒３０ａが外側へ延ばされてピストン−シリンダ装
置３２に連結される。これにより、保持棒３１と、それ
に設けられている全ての連結棒間および関連する安全ピ
ン四を長手方向に動して、安全ピン四に樋状案内部２の
案内樋３を開放させる。保持棒３１はブロックあの中に
移動できるようにして配置される。ピン四とホルダー３
４をハウジング５とともに傾斜させることができるよう
に、全レバー系はホルダー箕により軸６へ回転しないよ
うにして連結される。ある輪郭を有するバーあをブロッ
クあまたはホルダー讃に隣接させることができる。バー
あの横断面はなるべくＣ形とする。バー莫は製織準備油
をパイプ謳を通じて送るための収集管として機能させる
ことができる。

軸６に固定されているハウジング５および関連する要素
の傾斜運動はスイッチ関により制御される。そのスイッ
チあにより、圧力流体を逃すためにピストン−シリンダ
装置９をシリンダの一方の向きまたは他方の向きにセッ
トできる。その結果として、関連する要素を含んでいる
ハウジング５は第３図に示す動作位置へ動かされ、また
は第４図に示す回された動作位置に動かされる。制御ス
イッチ羽は、ピストン−シリンダ装置諺を動作させるこ
とにより、安全要素器を第３図の動作位置、すなわち樋
状案内部の樋３の前方の位置へ移動させ、またはそれら
の要素を前記領域から第４図の休止位置へ移動させるよ
うに構成される。

更に、それぞれの下方へ延びる束にされたフィラメント
４ａに応答してピストン−シリンダ装置９と３２の動作
が行われるようにする自動制御が行われる。その自動制
御は、フィラメン）４ａの張力の制御部材に応答して、
たとえば、制御線３９によりスイッチボックス４０に接
続されている糸モニタ謔により行われる。したがって、
糸切れなどが生じた時は、樋状案内部および案内部材１
７は樋状案内部２の範囲から動かされる。その結果、融
解紡止されたフィラメントは製織準備をされず、原料と
して使用される。

本発明の装置により、樋状案内部におけるフィラメント
の製織準備はとくに制御され、束にされたフィラメント
が製織準備樋から離れることができないように注意が払
われる。糸切れまたはフィラメントの張力の急減の場合
には製織準備は自動的に中断され、全ての案内部材はフ
ィラメントの範囲から動かされる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の装置の概略正面図、第２図は第１図に
示す装置の概略平面図、第３図は動作状態にある要素を
示す第１図の■−■線に沿う横断方図、第４図は案内部
材が傾斜させられているシュート型案内部を示す第３図
に対応する横断面図、第５図は第４図の矢印Ｖの向きに
見た第４図の装置の正面図である。 ２・・・樋状案内要素、３・・・樋、５・−・ハウジン
グ、６・・・軸、９．３２・・・ピストン−シリンダ装
置、１７・・・案内部材、１８・・・切欠き、１９・・
−くぼみ、昂・・・安全装置、四・・・ピン、羽・・−
スイッチ。

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. （１）フィラメント束または束にされたフィラメントを
   形成するために個々のフィラメントを樋状の案内部によ
   り集める工程と、フィラメント束等を集めた点において
   製織準備油導でぬらす工程とを含む製織準備に関連して
   、ポリマー、たとえばポリエステル、ポリエチレン等の
   融解紡糸された織物フィラメントをボビン巻取装置へ案
   内する装置において、樋状の案内部（２、３）はフィラ
   メント束等の範囲から動くことができ、樋状の案内部の
   上方に案内部材（１７）が装着され、案内部（２）と案
   内部材（１７）は、フィラメント束子ナワ（４、４ａ）
   の範囲から一緒に動くようにされることを特徴とするポ
   リマーの融解紡止された織物フィラメントをボビン巻取
   装置へ案内する装置。
2. （２）特許請求の範囲第１項記載の装置であって、案内
   部材（１７）の前方側は角ばった切欠き（１８）を含み
   、その切欠きの中央くぼみ（１９）は樋状案内部（２）
   の樋（３）に一致することを特徴とする装置。
3. （３）特許請求の範囲第１項または第２項記載の装置で
   あって、案内部材（１７）は案内板であり、その案内板
   は、樋状案内部（２）を保持するハウジングに調整でき
   るようにして固定されることを特徴とする装置。
4. （４）特許請求の範囲第１〜３項のいずれかに記載の装
   置であって、案内部（２）およびハウジング（５）の案
   内部材は軸に固定されて、フィラメント束のコースから
   下方へ傾けることができるようにされることを特徴とす
   る装置。
5. （５）特許請求の範囲第１〜４項のいずれかに記載の装
   置であって、フィラメント束等が飛びはねてコースから
   外れることを阻止するために、可動安全要素（２９）が
   樋状案内部（２）の前方に設けられることを特徴とする
   装置。
6. （６）特許請求の範囲第５項記載の装置であって、可動
   案内要素（２９）は長手方向に移動できるようにされ、
   かつ案内部（２）と案内部材（１７）の位置に応答して
   動作できることを特徴とする装置。
7. （７）特許請求の範囲第５項または第６項記載の装置で
   あって、可動安全要素はピン、傾くことができるロッド
   等であることを特徴とする装置。
8. （８）特許請求の範囲第１〜７項のいずれかに記載の装
   置であって、案内部と案内部材を受ける複数のハウジン
   グ（５）が軸（６）上に設けられ、その軸は共通のリン
   ク機構（７、８）を介して共通の駆動装置、たとえばピ
   ストン−シリンダ装置により動作できることを特徴とす
   る装置。
9. （９）特許請求の範囲第１〜８項のいずれかに記載の装
   置であって、フィラメント束などの張力を監視する手段
   （２９）、たとえば糸モニタ等に応答して駆動機構（７
   、８、９）を制御できることを特徴とする装置。
10. （１０）特許請求の範囲第１〜９項のいずれかに記載の
    装置であって、環状の案内部（２）と、案内部材（１７
    ）と、調整装置を有する安全要素（２９）とはブラスト
    区画内に配置されることを特徴とする装置。
11. （１１）特許請求の範囲第１〜９項のいずれかに記載の
    装置であって、樋状の案内部（２）と、案内部材（１７
    ）と、作動装置が組合わされる安全手段（２９）とは閉
    じたハウジング内に納められることを特徴とする装置。