JPS6128115Y2 - - Google Patents

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JPS6128115Y2
JPS6128115Y2 JP13240481U JP13240481U JPS6128115Y2 JP S6128115 Y2 JPS6128115 Y2 JP S6128115Y2 JP 13240481 U JP13240481 U JP 13240481U JP 13240481 U JP13240481 U JP 13240481U JP S6128115 Y2 JPS6128115 Y2 JP S6128115Y2
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brake
cam member
axis
brake shoes
pair
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JP13240481U
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は収縮式ブレーキ装置におけるブレーキシ
ユの開閉動操作装置に関するものである。
この種ブレーキシユ開閉動操作装置は、第4,
5,6図に示す如く、ペダル等ブレーキ操作起動
部材とリンク等連動部材を介して連結したカムレ
バ61の回動作用によつてカム部材51を回転さ
せ、この回転力を、ブレーキドラム11を周回挾
持すべく配設された一対のブレーキシユ21の自
由端部21Aにそれぞれ取り付けられた間隔調整
杆71の自由端側円板部71Aに伝達し、両円板
部71A,71Aの間隔を拡大することによつて
ブレーキシユ21をブレーキドラム11より離隔
させ、ブレーキ解除を行ない、カム部材51によ
る前記両円板部71A,71Aへの拡張力を解く
ことによつてブレーキシユ21をブレーキドラム
11に圧接しブレーキをかけていた。
しかし前記両調整杆71,71の軸心X′,
Y′がカム部材51の軸心Oと同一軸心線上に対
向して配設されているがために、ブレーキシユ2
1に取り付けられているブレーキライニング31
が摩耗して前記円板部71A,71A間の間隔が
変わると、その間隔を元の間隔に復帰させる為に
は、間隔調整杆71を回転させることによつて円
板部の間隔を調整しなければならなかつた。従つ
てカム部材51に接触する円板部71Aは円形状
でなければならず、かつその径も少なくとも調整
杆71の軸心X′,Y′からカム部材51との接触
点までの距離の2倍の長さにほぼ等しい径を必要
とし、かつその長さもカム部材51の軸心Oを中
心にして振り分けられていた。
それがゆえに円板部71Aに隣接するブレーキ
圧を調整する圧力調整杆41の軸心及びカムレバ
ー61から間隔調整杆71の軸心X′,Y′までの
間隔A,Bは、前記円板部71Aの径によつて拘
束され、ブレーキシユ自由端21A,21Bの張
出し量も、前記間隔A,Bに相当する長さを必要
とし、ブレーキ装置収縮空間も無駄の多い広いス
ペースを必要とした。またカム部材51と前記円
板部71Aとの干渉点が、間隔調整杆71の軸心
X′,Y′から離れた位置にあるため、カム部材か
らの押圧力は該調整杆71に曲げモーメントとし
てかかり、調整杆71ならびに調整杆71とブレ
ーキシユ自由端21A,21Bとの連結部の折
損・摩耗をきたした。
そこで本案は、間隔調整杆の円板部とカム部材
との干渉箇所が限られた範囲のみであるところに
着目し、該調整杆の軸心をその干渉範囲内に位置
するようにカム部材の軸心より上下に偏心配設さ
せることによつて上記欠点の解決を図つた。
以下本案実施例を図に基づき詳説すると、ブレ
ーキドラム1の外周を挾持すべく配設された一対
のブレーキシユ2A,2Bの対向する自由端部2
a,2bには、前記シユ2A,2Bに取り付けら
れたブレーキライニング3A,3Bのブレーキド
ラム1への圧接力を調整する圧力調整杆4が同心
にて取り付けられている。図中5は、カム部材で
あつて、前記ブレーキシユ2A,2Bの前記自由
端部2a,2b間に配設されており、ブレーキペ
ダル等ブレーキ操作起動部材(図示せず)と連結
部材(図示せず)を介して連結したカムレバー6
によつて回転させられる。
以上の各構成は、周知のブレーキ装置構成であ
つて何等新規な構成を有するものでないことから
取付状態等の詳細な説明は省略する。
本案の主要旨は、以下に詳説する前記ブレーキ
シユ2A,2Bの前記自由端部2a,2bに取り
付けられる間隔調整杆7A,7Bの配設位置にあ
る。
すなわちこの調整杆7A,7Bのうち一方のブ
レーキシユ2Aの自由端部2a(図において左
側)に取り付けられる一方の調整杆7Aは、その
軸心Xが、カム部材5の支持軸8軸心Oより上方
位置すなわちカム部材5を回転させた時そのカム
部材5の一方の作動端5Aと調整杆7A,7Bの
自由端とが常時接触する範囲内の適宜位置に配設
されており、他方のブレーキシユ2Bの自由端部
2b(図において右側)に取り付けられる他方の
調整杆7Bは、その軸心Yがカム部材5の支持軸
8軸心Oより下方位置すなわちカム部材5の他方
の作動端5Bと常時接触する範囲内の適宜位置に
配設されている。
以上のことから両調整杆7A,7Bの軸心X,
Yは、カム部材5の支持軸8軸心Oに対して直交
する垂直面上において上下で、しかもその自由端
がカム部材5と常接する位置に偏心して配設され
ていることが理解されるであろう。
本案は上記の如く構成されているので、カムレ
バー6によつてカム部材5を軸心Oを中心にして
第2図において反時計方向へ回転させると、カム
部材5の両作動端5A,5Bがカム部材5の回転
軌跡内に位置する間隔調整杆7A,7Bの自由端
部と干渉し、両調整杆7A,7Bを押し広げ、圧
力調整杆4の付勢力に抗してブレーキシユ2A,
2Bを拡張方向へ回転させて制動を解除する。
また逆にカム部材5を時計方向へ回転させるこ
とによつてカム部材5の両作動端5A,5Bは間
隔調整杆7A,7Bから離隔し、ブレーキシユ2
A,2Bは収縮方向へ回動して制動をかける。
本案は、収縮式ブレーキ装置における一対のブ
レーキシユ自由端に取り付けられる間隔調整杆7
A,7Bの配設位置を、その軸心X,Yが、該調
整杆7A,7Bとカム部材とが常接し、かつカム
部材の軸心Oに対して直交する垂直面上において
上下方向に偏心すべく位置に配設することによつ
て間隔調整杆の調整時に、該調整杆を回転させて
もその回転中心がカム部材との干渉点位置近傍に
あるので該調整杆の干渉点位置の変動は小さく、
間隔調整杆の自由端すなわちカム部材との干渉側
端部の径は、カム部材との干渉に必要な径のみと
いう小径でよくなつた。
従つて、圧力調整杆の軸心及びカムレバーから
間隔調整杆の軸心までの間隔A,Bを狭くするこ
とができ、ブレーキシユ自由端部の張出し量もそ
れにつれて小さくなり、ブレーキ装置収納空間も
無駄の少ないコンパクトなスペースで済むととも
にカム部材からの押圧点(干渉点)は常に間隔調
整部材の軸心近傍にあることから該調整部材にか
かる曲げモーメントは小さく、該調整部材ならび
にその部材とブレーキシユ自由端部との連結部分
の損耗が少なくなる等実用上優れた効果が発揮さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置を装備したブレーキ装置の平
面図、第2図は第1図−断面矢視図、第3図
は第1図−断面矢視図、第4図は従来装置を
装備したブレーキ装置の平面図、第5図は第4図
−断面矢視図、第6図は第4図−断面矢
視図である。 1……ブレーキドラム、2A,2B……ブレー
キシユ、2a,2b……ブレーキシユ自由端、5
……カム部材、5A,5B……カム部材作動端
部、6……カムレバー、7A,7B……間隔調整
杆、O……カム部材軸心、X,Y……間隔調整杆
軸心。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブレーキドラムの外周を挾持すべく配設された
    一対のブレーキシユ2A,2Bの対向する自由端
    に、ブレーキペダルによつて回転させられるカム
    部材5の両作動端部とそれぞれ干渉して前記ブレ
    ーキシユの開閉動を司どる一対の間隔調整杆7
    A,7Bをそれぞれ取り付けてなる収縮式ブレー
    キ装置において、前記ブレーキシユ2A,2Bの
    自由端に取り付けられる一対の調整杆7A,7B
    のうち一方の調整杆7Aは、その軸心Xがカム部
    材軸心Oより上方で、かつその自由端がカム部材
    5の一方の作動端5Aと常接すべく位置に配設す
    るとともに他方の調整杆7Bは、その軸心Yが、
    カム部材軸心Oより下方で、かつその自由端がカ
    ム部材5の他方の作動端5Bと常接すべく位置に
    配設したことを特徴とするブレーキシユ開閉動操
    作装置。
JP13240481U 1981-09-04 1981-09-04 ブレ−キシユ開閉動操作装置 Granted JPS5836641U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13240481U JPS5836641U (ja) 1981-09-04 1981-09-04 ブレ−キシユ開閉動操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13240481U JPS5836641U (ja) 1981-09-04 1981-09-04 ブレ−キシユ開閉動操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5836641U JPS5836641U (ja) 1983-03-10
JPS6128115Y2 true JPS6128115Y2 (ja) 1986-08-21

Family

ID=29925938

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13240481U Granted JPS5836641U (ja) 1981-09-04 1981-09-04 ブレ−キシユ開閉動操作装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
MY186634A (en) * 2013-09-30 2021-07-31 Honda Motor Co Ltd Longitudinally interlocking vehicle brake device

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Publication number Publication date
JPS5836641U (ja) 1983-03-10

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